「結婚式ならではのお金の仕組み」って?資金や費用など、結婚式のお金の仕組みをチェック!
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結婚式を挙げる上でどうしても気になってしまうのが、「結婚式にかかる費用」。
まずは予算を立てたいところですが、
「結婚式の費用って、ふたりの貯金だけでやりくりするの?」
「結婚式ならではの費用がいろいろあってややこしそう・・・」
と不安やギモンでいっぱいの人も多いのではないでしょうか?
こちらの記事では、「結婚式ならではのお金」の仕組みを分かりやすく解説!
結婚式の予算決めや資金準備にも役立つので、ぜひ読んでみてくださいね。
結婚式ならではの「資金」って?
結婚式を挙げるにあたって必要になる「資金」。
「理想の結婚式を挙げられるように、しっかり貯金するぞ!」
・・・と意気込む前に知っておきたいのが、その内訳についてです。
実は、結婚式の資金には、自分たちで準備する以外のお金も含まれます。
これが結婚式ならではの特徴の一つです。
結婚式に使うお金の内訳
結婚式の資金の内訳は、
「結婚式資金の総額」
=「ふたりの負担額」+「親からの援助額」+「ゲストからのお祝い金」
となります。
このうち、「ふたりの負担額」と「親からの援助額」を足したものが、「両家の負担額」になります。
図にしてみるとこのようになります。
これらのうちの、「ふたりの負担額」が、ふたりが貯金などで用意する金額になるんですね。
先輩カップルに、いくら負担したかアンケートをしてみたところ・・・
(「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」より。以下、出典は同じ)
「50万円未満」が最も多く26.3%、次いで「50~100万円」が21.6%でした。
また、20.4%のカップルは結婚式でのふたりの負担額がなんと0円。
ご祝儀や親からの援助が多くもらえたりすると、ふたりの負担がないケースもあるようです。
ふたりの負担額については、こちらの記事でさらに詳しくまとめていますよ。
結婚式費用の「自己負担額」はいくら?ご祝儀と一緒に考えよう!
ふたりの負担額がだいたいわかれば、結婚式の予算や貯金の計画が考えやすくなりますね。
ちなみに、結婚式の予算を決めるにあたって、結婚式以外にも考えておきたい出費があります。
・結婚指輪
・新婚旅行
・新生活の準備
などなど。
結婚式の予算を立てるときは、結婚式以外の費用のことも考えるようにしましょう。
以下の記事では、結婚式の予算を立て方についてさらに詳しく解説しています。
ぜひあわせて参考にしてみてくださいね。
「ゲストからのお祝い金」とは?
さきほど紹介した「ゲストからのお祝い金」。
広く知られているのは「ご祝儀」ですが、もうひとつ、「会費」というものもあります。
それでは、「ご祝儀」と「会費」の違いをご紹介しましょう。
ご祝儀制
「ご祝儀」は、ゲストにお祝いの気持ちを包んでもらうもの。
金額はゲストにお任せです。
相場は「親族」が5万円、「友人」が3万円ですよ。
会費制
「会費」の場合だと、新郎新婦が具体的に金額を設定するのが基本です。
会費の平均額は、ゲスト1人あたり5,000円~1万5,000円くらい。
ふたりで金額を決められるので、総額が計算しやすく、予算を立てるときもスムーズなようです。
ちなみに、「会費制」はゲストが来やすいカジュアルなパーティーにするため、金額を低めにすることが多いよう。
その分、大がかりな演出やゲストへの引き出物を用意することも少ないのが特徴です。
「会費制結婚式」についてもっと知りたい方はこちらの記事をチェックしてみてくださいね。
「会費制結婚式」とは?メリット・デメリットを徹底調査!会費の相場や費用、引き出物についても解説
ご祝儀制が主流
先輩カップルに、「ご祝儀制」と「会費制」のどちらを選んだか尋ねたところ・・・
「ご祝儀制」を選んだ人 85.5%
「会費制」を選んだ人 9.9%
となっていて、「ご祝儀制」がほとんどでした。
「会費制」は、北海道や青森など一部の地域では人気のようですが、全国的に見ると少数派です。
特に、年配のゲストには「会費制」は耳慣れないもののよう。
格式を気にするゲストが多そうなら、「ご祝儀制」の披露宴にした方が良いかもしれません。
結婚式ならではの「費用」って?
ふたりが支払う「費用」の項目にも、「結婚式ならでは」があります。
代表的なものがこちらの「費用」。
・サービス料
・介添料
・引き上げ料
・持ち込み料
どれも普段の生活ではあまり聞かない費用ですよね。
それぞれ見ていきましょう。
サービス料
サービス料とは、料理や飲物を運ぶスタッフにかかる人件費のこと。
「飲食代×10%」で計算することが多いようですが、会場によっては他にもこんな項目にサービス料がかかることも。
・会場使用料
・控室使用料
・席料
・介添(かいぞえ)料
見積書の「サービス料」に書かれているのは基本的に合計額だけなので、気になる人は詳細を聞いてみても良さそうです。
介添料
結婚式では、花嫁のそばに付き添い、様々なサポートをしてくれるスタッフがいます。
このスタッフのことを「介添人」(かいぞえにん)と言い、介添人に払う料金が「介添料」です。
「アテンダー料」と言われることもあります。
介添人の主な役目は、衣裳の乱れを直したり、動きにくい花嫁のためにイスを引いたりしてくれるなどの細かいサポート。
結婚式場のスタッフが担当するのが一般的です。
引き上げ料
花嫁は結婚式当日、結婚式用のヘアセットやメイクをしてもらいますよね。
「引き上げ料」とは、披露宴がお開きになった後、髪型やメイクを元に戻してもらうための費用です。
持ち込み料
新郎新婦が自分たちで用意したアイテムを式場へ持ち込むときにかかるのが「持ち込み料」。
「衣裳」や「引き出物・引き菓子」などでかかることが多いようです。
自分たちで手に入れたアイテムが安くても、持ち込み料をプラスすると結果的に高くなることもあるので注意が必要ですね。
「持ち込み料」についてはこちらの記事もあわせてどうぞ。
以上で紹介した結婚式ならではの費用は、結婚式の見積書で確認できますよ。
見積書の全体図はこちらでまとめているので、ぜひあわせて見てみてくださいね。
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
結婚式ならではのお金の仕組みについて、お伝えしました。
結婚式の資金の内訳はざっくり言うと、
・ゲストからもらうお祝い金
・親からの援助
・ふたりの負担
の3つ。
このうち、「ゲストからもらうお祝い金」は、「ご祝儀」と「会費」の2つがありました。
また、「サービス料」や「介添料」「持ち込み料」など、結婚式には独特の費用がありましたね。
結婚式ならではのお金のことをおさえた上で、予算を立ててみましょう。
ただし、このときに結婚式以外にかかってくる資金も合わせて考えたいところ。
結婚式以外の費用も含めた金額の話は以下の記事で詳しくまとめているので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
結婚費用はどのくらい必要?先輩カップルの平均をもとに必要な金額・内訳を解説!
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