結婚式の二次会はやるべき?基本情報や費用からメリット・デメリット、準備の流れまで一挙紹介
音声で聴く!
「結婚式の二次会って、やるべき・・・?」
と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そんな人のために、今回は、二次会をするメリット・デメリットについて詳しくまとめてみました。
また、先輩カップルの二次会の開催状況について、アンケート結果もご紹介。
さらに、二次会の準備スケジュールについても解説します。
ぜひ参考にしてくださいね!
二次会のキホンをチェック!
まずは、そもそも二次会ってどんなものなのか、どれくらいの費用がかかるのかについて確認しておきましょう。
そもそも二次会ってどんな感じ?
二次会の基本的な流れはこちら。
1 開場・受付
2 新郎新婦入場
3 ウェルカムスピーチ
4 乾杯
5 ケーキカット
6 食事・歓談(1回目)
7 余興(ゲームなど)
8 歓談(2回目)
9 新郎新婦謝辞
10 お開き
だいたい2時間くらいかかるのが一般的。
誰を招待するかにもよりますが、披露宴よりもカジュアルな雰囲気になることが多めです。
二次会の費用はどれくらい?
二次会にかかる主な費用項目はこちら。
・会場代
・飲食代
・招待状代
・新郎新婦の衣裳代
・余興や景品の備品代
・音響・映像設備代
・プチギフト代
結婚スタイルマガジントレンド調査2018によると、二次会の会場に支払った平均費用はこちら。
人数 | 費用(万円) |
10人未満 | 10.3 |
10~30人未満 | 15.0 |
30~50人未満 | 25.8 |
50~70人未満 | 32.5 |
70~100人未満 | 46.3 |
100人以上 | 56.7 |
結婚スタイルマガジントレンド調査2018より
ゲストの人数が10~30人未満の場合、二次会の会場に支払った平均費用は15.0万円。
一方、30~50人未満の場合は25.8万円です。
二次会にかかる費用はゲストの人数によっても大きく変わるようです。
人数が増えると、その分、飲食代がかかるのが主な理由ですよ。
これらの費用について、二次会ではゲストの会費でまかなうことがほとんど。
総額費用や参加人数によって会費は変わりますが、二次会の平均会費は、男性が5,704円、女性が5,000円くらいです。
※結婚スタイルマガジントレンド調査2018より
二次会費用の内訳やそれぞれの相場については、こちらの記事も参考にしてみてください。
【結婚式二次会】費用はどれくらいかかる?項目ごとの相場や予算の考え方を紹介します
みんなは二次会をした?
挙式・披露宴を実施したカップルに、二次会を実施したかどうか聞いたところ・・・
※結婚スタイルマガジントレンド調査2018より
このように、「二次会をした」人が57.3%と、やや多い結果になりました。
ちなみに、同じアンケートでは二次会の参加人数も聞いています。
その結果がこちら。
※結婚スタイルマガジントレンド調査2018より
こちらもバラつきはありますが、10~20人のアットホームな二次会と、30~50人の中規模な二次会が多いようですね。
「ゲストは何人くらい呼ぶべき」といった決まりは特にないので、参考程度に考えてくださいね。
二次会のキホンや、先輩カップルの開催状況はわかりましたね。
それでは次に、二次会をするメリット・デメリットについて見ていきましょう!
二次会をするメリット
二次会をするメリットはこんな感じ。
それぞれ詳しく見ていきましょう!
メリット1 結婚式に呼べない人を招待できる
結婚式に呼べなかった人を招待できるのは、二次会の大きなメリット。
結婚式・披露宴には、いくらでも人を呼べるわけではありません。
たとえば「神前式」などの和の挙式スタイルでは「出席者は親族だけ」と決まっていることも。
他にも、招待できる人数を超えてしまい、「呼びたいけど呼べない」ゲストは出てくるもの。
そこで、結婚式に呼べなかった人を中心に招待した二次会を開けば、呼べなかった人にもふたりの結婚を祝ってもらうことができます。
「ふたりの結婚をお祝いしたい」
というゲストの気持ちと、
「みんなに結婚を報告したい」
というふたりの気持ち。
両方を叶えてくれるのが二次会なのです。
メリット2 友人に結婚相手を紹介できる
結婚式には参加できなかった友人を二次会に招待すれば、その場で結婚相手を紹介できるというメリットも。
二次会をしない場合は、ハネムーンのお土産を渡すときなどに、結婚相手を紹介する人もいるよう。
それはそれで楽しい時間ですが、紹介したい相手が多いとかなりの手間に・・・。
そのため一度に結婚相手を紹介できることも、友人が多い人にはうれしいポイントと言えそうです。
メリット3 友人同士の交流の場になる
新郎・新婦それぞれの友人同士が交流することもできるのが「二次会の場」。
お互いの友人が顔見知りになれば、今後、友人を集めて一緒に遊びに行く、なんてことも計画しやすくなりますよね。
さらに、二次会での出会いから結婚・・・という話もよく聞きます。
大切な友人同士に仲良くなってもらえるのは、ふたりにとっても喜ばしいことですよね。
メリット4 ゲストとゆっくり話す時間を作れる
結婚式・披露宴はスケジュールがタイトで、ゲストと話す時間がなかなかとれないことも。
その点、二次会では比較的ゆっくりとゲストとの歓談を楽しむことができます。
「一人ひとりのゲストとゆっくりおしゃべりを楽しみたくて、二次会を開いた」
という先輩カップルもたくさんいます。
ゲストからしても、せっかくお祝いに来たのに、新郎新婦と話す時間がないのは悲しいもの。
二次会でゆっくりと話す時間があるのは、ゲストにとってもうれしいことですよ。
メリット5 ゲームや演出で盛り上がれる
二次会は、友人を中心に招いて、くだけた雰囲気で行われることが多いです。
みんなでわいわいと盛り上がれるのも、かけがえのない結婚式の思い出になりますよ。
「結婚式は上司もいるからフォーマルな感じで、そのぶん二次会はカジュアルに。
ゲームやカラオケで、思いっきり盛り上がろう!」
という風に、結婚式と二次会でメリハリをつけるのもGOOD。
みんなでワイワイ盛り上がり、ゲストにも楽しんでもらいたいカップルは、二次会をするのがオススメです。
二次会をするデメリット
次は、二次会をするデメリットについて詳しく見ていきましょう。
4つのデメリットとその対処法をあわせてご紹介します。
デメリット1 二次会の準備が必要になる
二次会をするとなると、会場選びや費用設定、ゲストへの案内など、準備することがたくさん出てきます。
結婚式の準備で忙しいカップルは、二次会の準備までなかなか手が回らないようです。
二次会をする場合、多くの先輩カップルは、他の人に二次会の幹事を頼んで、準備や当日の進行をお願いしているよう。
・親しい友人
・二次会幹事代行業者
などに頼むパターンがほとんどですよ。
ただ、友人に頼む場合は、丸投げせずに新郎新婦も手伝った方がいいですし・・・
業者に頼む場合はお金がかかります。
「手間」や「お金」がかかると思うと、負担が気になる人もいるかもしれませんね。
対処法
「手間」と「お金」、どちらを優先するかを、まずはふたりで相談しましょう。
「節約を優先したい!」という場合は友人に頼んで協力しながら進めるのがオススメ。
「忙しくて準備に手間をかけられない・・・」という場合は、お金を払って業者に依頼するとベターですね。
デメリット2 ゲストの解散時刻が遅くなる
二次会を開くと、その分、ゲストの解散時刻が遅くなるというデメリットがあります。
結婚式が終わってから二次会がスタートするまでの時間は、約2時間が目安と言われています。
そう考えると、午後6時に結婚式がお開きになった場合、二次会が始まるのは午後8時。
二次会にかかる時間が大体2時間とすると、終わるのは夜の10時・・・
終電に乗るために、余韻に浸る間もなく、バタバタと帰っていくゲストがいるかも。
時間が遅くなってしまう分、せわしなくなってしまうのは悲しいポイントですね。
また、その日は楽しくても、夜が遅いと次の日まで疲れが残りがち。
次の日が仕事だと、ゲストも気にしてしまって、楽しみ切れないかもしれません。
対処法
その1「土曜日に結婚式を挙げる」
二次会の翌日が日曜日なら、仕事が休みの人も多いはず。気兼ねなく楽しんでくれるゲストが増えそうです。
土曜日ではなくても、ゲストの仕事の都合がよさそうな曜日を選ぶと良いですね。
その2「二次会もできる式場を選ぶ」
結婚式が終わって、同じ場所でそのまま二次会ができれば、会場の移動が不要。その分、二次会のスタート時刻を早められますよ。
その3「アクセスのよい会場を選ぶ」
結婚式場から近い場所で二次会を開けば、移動時間が減る分、二次会を早く始められることも。
さらには、最寄駅からアクセスの良い場所にするのもGOOD。二次会が終わったあと、ゲストがスムーズに帰宅できます。
二次会の時間については、こちらの記事でくわしく紹介しています。
二次会の開始時間は?披露宴の何時間後?結婚式の時間とあわせて考えよう
デメリット3 ゲストに金銭的な負担がかかる
二次会を開くことで、ゲストの金銭的な負担は増えてしまいます。
二次会は会費制がほとんどとお伝えしましたね。
結婚式にも出席したゲストなら、ご祝儀をもらった上に、さらに二次会の会費をもらうことになります。
「それはちょっとなあ・・・」と気になる人もいるかもしれませんね。
対処法
新郎新婦も一部を負担して、ゲストの支払いを減らすとGOOD。
あるいは、結婚式から参加するゲストの会費は少し安く設定するというのもアリです。
会費の決め方についてはこちらの記事が参考になりますよ。
デメリット4 当日のスケジュールがタイトになる
二次会を開くと、当然ながら、ふたりの当日のスケジュールが長引きますよね。
みんなにお祝いしてもらえて幸せいっぱいの一日ですが・・・
「朝から晩まで拘束されるので、二次会が終わる頃にはもうヘトヘトでした・・・」
なんて声も挙がっています。
他にも
「結婚式の翌日も仕事なので、できれば早めに休みたい」
「翌日にハネムーンに出発するから、結婚式が終わったらすぐ準備に取りかかりたい!」
などなど、式が終わったらゆっくりしたい事情がある場合もあるようです。
そんな人にとっては、二次会で夜遅くまで拘束されてしまうのはデメリットと言えるかもしれないですね。
対処法
「当日は二次会まで体力が持たなさそう」「早めに休みたい・・・」と思う人は、別の日に二次会風のパーティーを開くのもアリ!
以上、二次会をするメリット・デメリットをご紹介しました。
とはいえ、準備のスケジュールのイメージがつかないと、いざやろうと思っても不安ですよね。
それでは次に、二次会の準備の始まりから当日まで、おおまかな流れをご紹介しますよ。
二次会の準備スケジュール
ここからは、二次会の準備スケジュールについて、時期別に紹介していきます。
【4~5ヶ月前】二次会の準備スタート!
幹事を決める(新郎新婦)
まずは、二次会のカギとも言われる幹事を選びましょう。
知り合いに頼む場合、新郎側と新婦側から1、2名ずつの計2~4人を選ぶのが一般的。
お金のやりとりもあるので、信頼できる友達や会社の同僚、後輩にお願いするケースが多いよう。
他には、先ほどデメリットのところでもお話ししたように「二次会幹事代行業者」に依頼する選択もアリですよ。
お金がかかるものの、企画から当日の運営まで任せられるので手間がかからず済みます。
どんな人にお願いしたらよいか迷ったら、こちらの記事も参考にしてみてください。
二次会の幹事、司会、受付の依頼の仕方・選び方【新郎新婦向け】
二次会のテーマを決める(新郎新婦)
二次会のテーマも早めに決めておく必要があります。
「みんなで盛り上がる楽しい雰囲気にしたい!」
「ゲストとじっくり話せるパーティーがいいな」
など、テーマが決まっていると、幹事もプログラムや演出をスムーズに決めることができます。
二次会のプログラムや演出の選び方についてはこちらをどうぞ。
結婚式二次会、演出やプログラムはどう決める?成功させるためのコツをご紹介
他には、招待するゲストのリストアップもこの時期に行いますよ。
【3~4ヶ月前】会場を決める(新郎新婦・幹事)
人気の会場はすぐに予約が埋まってしまう可能性があります。
3~4ヶ月前から下見をはじめ、会場を予約できるとベター。
立地、料理、サービス・・・
重視したいポイントを確認しながら希望する会場をいくつかピックアップしていきます。
会場選びのポイントは、こちらの記事で詳しく紹介していますよ。
【結婚式の二次会】会場の選び方と探すときのチェックポイント7選をご紹介!
他には、幹事との顔合わせもこの時期に行います。新郎新婦と幹事で顔合わせをして、二次会の大まかなイメージなどをすり合わせておきましょう。
その内容を踏まえて、幹事が二次会のプランニングを行ってくれますよ。
【1~2ヶ月前】招待状を送る(幹事)
招待状は2ヶ月前に送るのが目安。
最近はメールやSNSを使って送るケースが増えているよう。
幹事がゲスト全員分の連絡先を集めるのは大変なので、新郎新婦がゲストの連絡先をまとめるなど協力する必要がありますよ。
招待状を送るときのポイントについては、こちらの記事で確認してみてくださいね。
結婚式二次会の招待状はどう送る?はがき、LINE、WEB招待状…おすすめはどれ?
そして返信の期限がきたら、ゲストからの出欠の返事を幹事が取りまとめます。
【二次会直前&当日】最終確認をして、いざ本番!(新郎新婦・幹事)
当日の3~4日前に、幹事は会場にゲストの人数の報告や予約内容の最終確認をします。
新郎新婦は、ゲストへ感謝を伝える「プチギフト」の手配などを最終チェック。
そして、いよいよ当日!
幹事は早めに会場に入って事前準備。
新郎新婦のふたりも余裕をもって二次会会場へ向かいます。
二次会を思いっきり楽しんだ後には、協力してくれた幹事やスタッフへお礼を伝えますよ。
商品券などのギフトを渡したり、後日に食事会を設けたりと、ふたりらしく感謝の気持ちを伝えます。
二次会の幹事をしてくれた友人へのお礼について詳しくはこちら。
結婚式二次会の幹事・司会をしてくれた友人へ!お礼はどうしたらいい?
以上のように、二次会の準備はふたりと幹事との連携がとっても大事なんです!
ぜひ、こちらの記事も参考にスムーズに準備を進めてくださいね。
【新郎新婦向け】結婚式の「二次会準備」でやること&スケジュール
1.5次会という選択肢も!
「二次会はしないけど、フォーマルな披露宴だけっていうのもなあ・・・」
と悩んでいる人。
披露宴や二次会の代わりに「1.5次会」を挙げるという選択肢もアリ!
1.5次会とは、フォーマルな披露宴と、カジュアルな二次会のちょうど中間にあたるウェディングパーティーのこと。
例えば、海外挙式をするカップルや親族のみの式を挙げたカップルなどは、挙式とは別の場所で行うパーティーとして、1.5次会を開くケースも増えています。
また二次会とは異なり、新郎新婦が主催することが多いようです。
1.5次会について詳しく知りたい人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
【結婚式の1.5次会】費用相場や準備、当日の流れまで基礎知識がまるわかり!
二次会にまつわるQ&A
衣裳は何を着るの?
新婦は披露宴で着たウェディングドレスやカラードレス、新郎はダークスーツやタキシード、ディレクターズスーツなどを着る人が多いようです。
カジュアルな会場であれば、パーティードレスとジャケット&パンツスタイルなど、カジュアルな服装を選んでもステキ。
新郎新婦の衣裳に決まりはないので、会場の雰囲気や参加者の顔ぶれに合わせて自由に選べますよ。
二次会の衣裳について詳しくはこちら。
白?カラー?パーティードレス?結婚式二次会、花嫁は何を着る?
余興やゲームはどんなことをするの?
二次会の余興で定番なのは、歌やダンス、漫才などのみんなで盛り上がれる演出。
多くの人が知っている内容だと盛り上がりやすいです。
ゲームもルールが分かりやすく、みんなで楽しめるものがピッタリ。
借り物競争やビンゴなどが人気ですよ。
余興やゲームのアイデアについては、こちらの記事で詳しく紹介しています!
盛り上がる余興がしたい人必見!結婚式二次会で使える余興のアイデアを一挙紹介
先輩カップルの後悔エピソードは?
・ドタキャンが増えてしまい、新郎新婦の費用負担が大きくなってしまった
・出費が思ったより多く、ゲームの景品に予算を十分に回せなかった
などなど、後悔エピソードもちらほら。
先輩カップルの体験談を参考にしたいという人もいるかもしれませんね。
そんな人には、こちらの記事がおすすめ。
やらなきゃよかった…と後悔しないために!結婚式二次会の失敗エピソード6選を紹介
費用にまつわる失敗談から、機材トラブルや新郎新婦の遅刻など、参考になるエピソードを紹介していますよ。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート実施
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
結婚式の二次会について詳しくご紹介しました。
二次会をするメリットは
・結婚式に呼べない人を招待できる
・友人に結婚相手を紹介できる
・友人同士の交流の場になる
・ゲストとゆっくり話す時間を作れる
・ゲームや演出で盛り上がれる
一方、デメリットは、
・二次会の準備が必要になる
・ゲストの解散時刻が遅くなる
・ゲストに金銭的な負担がかかる
・当日のスケジュールがタイトになる
といった点が挙げられます。
二次会の開催については、結婚式の翌日に予定があるかどうか、二次会の準備やスケジュールなど、ふたりとゲストの事情も考えて決めるのがよさそうです。
1.5次会という選択肢もアリですよ。
二次会をする場合は、ご紹介したスケジュールも参考に準備を進めてくださいね。
「結婚式二次会」の他の記事
「結婚式二次会」
の次に知っておきたいこと
- 結婚に関する疑問を解決したい方へお役立ち記事2100本!「結婚ラジオ」
- 結婚のあれこれ、スキマ時間に楽しく読みたい方へイメージ膨らむ♪「結婚準備の基礎知識」
- 結婚式場を決めたい、お得に結婚式を挙げたい方へ全国約2000式場をご紹介「結婚式場を探す」