結婚式二次会の会費はどうやって決めればイイの?
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会費は、結婚式の二次会で幹事が悩みがちなポイントの1つ。
どうやって決めればいいのでしょうか?
新郎新婦・ゲストみんなが納得できる「会費の決め方」をわかりやすく解説します。
予算オーバーした時の対処法や、知っておきたい注意点も紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
会費の決め方
それではさっそく、会費の決め方を見ていきましょう。
会費の決め方は大きく分けて2つあります。
決め方1 相場に合わせて会費を設定する
1つ目は、お住まいの地域の会費の相場を、そのまま会費とする方法です。
で紹介している「地域別の会費の相場」を使ってみましょう。
(「結婚スタイルマガジン」トレンド調査2018 より)
たとえば首都圏に住んでいるなら、会費の平均額は
男性 1人 5,795円
女性 1人 5,121円
端数は四捨五入して、「男性5,800円」「女性5,100円」として考えてみましょう。
これに「ゲストの人数」をかけます。
男女30名ずつ呼ぶのであれば、
男性5,800(円)×30(名)=174,000…①
女性5,100(円)×30(名)=153,000…②
①+②=327,000円
となるので、327,000円の予算内で、二次会の内容を決めていきます。
この方法のメリットは、次の2つ。
・あらかじめ予算を決めておくことで、予算に合う会場を選べる・平均額なので、ゲストにも納得してもらえる金額になりやすい
デメリットは、予算内でしか会場を選べないということ。
限られた予算のなかで良い会場を選ぶためには、会場探しのポイントを知っておくことが大切です。
会場を決めるときのポイントについては、こちらの記事を読んでみてください。
決め方2 予算を人数で割って会費を決める
2つ目は、二次会の内容を先に決めて、それにかかる費用から会費を算出する方法です。
次のような計算で、「1人当たりの会費」を出します。
(①会場に支払う料金+②会場に払う以外の費用)÷ゲストの人数
①と②の費用には、具体的に何が含まれるのでしょうか?
それぞれ見ていきましょう。
①会場に支払う料金
・会場料
・飲食代
・演出代
・設備使用料
・ケーキ代
「会場料」は飲食代に含まれることもあります。
②会場に払う以外の費用
・ゲーム景品
・ゲーム備品
・宴会グッズ
・会計に使う金庫
・芳名帳(ほうめいちょう)
・演出機材レンタル料(会場以外で借りる場合)
・幹事へのお礼
「芳名帳(ほうめいちょう)」とは、ゲストに名前や住所を書いてもらう「出席簿」のようなものです。
この方法なら、先に「二次会でやりたいこと」を決めるので、二人のイメージ通りの二次会ができそうですね。
ただ、あれもこれもと希望を詰め込んで、会費が高くなりすぎるのは避けたいところ。
「ゲストに喜んでもらえるか?」をきちんと考えて、お金のかけどころを決めましょう。
こちらの記事では、二次会にかかる費用の内訳や人数別の相場を紹介しています。
ぜひあわせて参考にしてみてくださいね。
新郎新婦・幹事も負担する?
二次会の費用は、新郎新婦や幹事も負担するべきなのでしょうか?
「決め方2」の場合ですが、二次会にかかる費用のすべてを予算に含めると、会費が高くなりすぎてしまうことも。
ゲストのことを考えて、新郎新婦もある程度、費用を負担する方が良いかもしれません。
次の項目は、新郎新婦が負担することが多いようです。
・ふたりの衣裳代など、新郎新婦だけにかかる費用
・会場で用意される以外の装花代
・ウェルカムボードなどの装飾代
・招待状
・プチギフト
幹事の費用負担についてですが、特に決まりはありません。
方法としては以下のようなものがあります。
・幹事の負担はなしにする
・会費ありでお礼をする
いずれにしても、頑張ってくれた幹事への感謝が伝わる形にしたいですね。
二次会の幹事のお礼についてはこちらの記事でより詳しく解説しているので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
結婚式二次会の幹事・司会をしてくれた友人へ!お礼はどうしたらいい?
予算オーバーした場合どうする?
「みんなに喜んでもらえる二次会にしようとすると、どうしても予算オーバーになってしまう・・・」
これもよくある話です。
予算オーバーのときは、どうしたらいいのでしょうか?
対処法を3つお伝えします。
①ゲームの景品や演出にかかる費用を見直す
まず考えたいのが、費用の見直しです。
費用節約のためには、たとえばビンゴゲームなどの景品を「景品サイト」で買うという方法が。
セットで買えば大幅な値引きになることがあります。
また、演出で使う映像や音響の機材を自分たちで用意して、レンタル料を浮かすという手もあるので、工夫してみましょう!
②ゲストの会費を高くする
費用を削っても予算が足りなければ、会費を上げるのも1つの手。
ただし、あまりに高くすると、ゲストが参加をためらうかもしれません。
会費を上げるときは、お住まいの地域の会費の相場と比べて、あまり差が出すぎないようにした方が良さそうです。
③新郎新婦がオーバー分を負担する
基本的に、2次会は新郎新婦をお祝いする場なので、これは最終手段ですが・・・
2人の希望で会場や料理のランクを上げる場合は、予算オーバー分については新郎新婦が負担するというのも1つの方法です。
会費を決めるときに知っておきたい注意点
最後に、会費を決めるときの注意点を2つご紹介します。
1.ドタキャンも計算に入れておく
二次会では当日のキャンセルが出ることもよくあるようです。
ゲスト全体の10~15%くらいが当日キャンセルしてもいいように、余裕を持って会費を設定しておくと安心。
2.消費税を忘れずに
実際に幹事をした人からは、
「予算を立てるときに消費税を入れるのを忘れていて、予算オーバーになってしまった・・・」
なんて声も挙がっています。
会場料や飲食代は金額が大きい分、かかる消費税もかなりの額に。
予算を立てるときは消費税の計算を忘れないようにしましょう。
※「結婚スタイルマガジン」トレンド調査2018
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
会費の決め方は、
1. 相場に合わせて会費を設定する
2. 予算を人数で割って会費を決める
の2つの方法があります。
また、新郎新婦と幹事の費用負担については事前に決めておきましょう。
予算オーバーのときは、まず費用をおさえられないか考えます。
その後で、会費を上げるか、新郎新婦が負担するか考えましょう。
ドタキャンや消費税のことも考えた上で、みんなが納得できる会費にしてくださいね。
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