結婚式二次会の準備で幹事が注意したいポイント7つ

1 新郎新婦の希望が最優先

「新郎新婦とゲストが楽しめる二次会にすること」が幹事の最も大切な役目です。

二次会の主役はあくまでも、「新郎新婦」。

「幹事を任されたからには成功させるぞ！」

という意気込みを持つのは素晴らしいことですが、それゆえに幹事のカラーに染まりすぎてしまうケースもあるので、そこは少し注意が必要です。

ステキな二次会を実現させるためには、まず始めに、新郎新婦の意見を聞いておくことが大切。

幹事全員と新郎新婦で顔合わせを行い、新郎新婦がどんな二次会を望んでいるのかをしっかり共有しておきましょう。

他にも、ゲストの予想人数や予算、会費の上限、誰にどんな役割を頼みたいかなど、具体的な希望も聞ければベスト。

最初に色々と確認しておくことで、幹事としてどんな二次会を目指せばいいのかビジョンがハッキリするので、内容も決めやすくなります。

二次会での具体的な幹事の役割や新郎新婦との役割分担については以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

結婚式二次会の幹事を頼まれた！幹事の役割って？準備・当日にやることも紹介

2 打ち合わせは効率的に行う

二次会当日までに、幹事は何度か集まって打ち合わせをし、それぞれに役割を割り振って準備を進める必要があります。

でも仕事の都合などで、そう何度も幹事全員の予定を合わせるのは大変ですよね。

そのため打ち合わせの時には、できるだけ効率よく必要事項を決めていきましょう。

特に幹事が皆友人同士の場合、打ち合わせがいつの間にかいつもの飲み会のノリになって、気が付けば何も決まっていない・・・なんてことにもなりがち。

限られた打ち合わせの時間を有効に使うためにも、「今日はゲームと景品の内容を決める」などきちんとテーマを決めて話し合うといいですね。

また、幹事同士で意見が割れて話し合いが進まないというパターンも。

先ほどお話ししたように新郎新婦の希望を聞いておき、それに沿って物事を決めていくことで、もめ事を防ぐことができるかもしれません。

3 会場選びは早めに＆的確に

会場選びはまず、「早めに」会場を押さえることがポイント！

特に大安の土日など縁起のいい日取りや、忘年会・新年会など宴会の多いシーズンは、人気の会場がすぐに予約で埋まってしまいます。

「まだちゃんと人数も決まっていないし」
「色々あって迷う・・・」

なんて先延ばしにしている間に、会場がどこも予約でいっぱい！なんてことになるかもしれません。

二次会当日の5ヶ月前くらいから会場を検討し始め、4～3ヶ月前くらいまでには決定しておくといいでしょう。

次に大切なポイントが、会場選びを「的確に」すること。

・新郎新婦の求める雰囲気に合うか
・どんな設備があるか
・披露宴会場からの近さ
・駅からのアクセスの良さ

など、色々と確認をしておきましょう。

素敵な雰囲気の会場でも、実際に行ってみると、会場の奥からは新郎新婦の姿が死角になってしまった、なんてことがある場合も。

設備面では、トイレが綺麗で充実しているかなど、ゲスト全員が気持ちよく楽しめる会場を選びたいですね。

以上のような点を確認するためにも、会場を決定するのは「下見をしてから」がおすすめです。

二次会の会場選びでチェックすべきポイントについては、以下の記事でまとめています。

ぜひあわせてご覧ください。

【幹事向け】結婚式二次会の会場決めのチェックポイントとは？

4 ゲスト全員が楽しめる演出にする

二次会での演出や余興は、皆に楽しんでもらえるものにするのが大前提。

悪い例としては、男性が裸同然になるような余興を入れたり、罰ゲームで一気飲みをしたり・・・

そういったノリが平気な人もいれば、快く思わない人もいるでしょう。

そのほかにも、内輪ネタやムチャぶり、難しすぎて盛り上がりづらいゲームなど、ゲスト全員で楽しみにくい演出は避けるようにしましょう。

以下の記事では二次会で失敗した余興のエピソードをまとめて紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

ウケなかった！二次会の余興大失敗エピソード

「じゃあ、どんな演出や余興にすればいいの・・・？」

と迷ったら、こちらの記事を読んでみてください！

これでハズレなし！？二次会の定番余興

盛り上がる余興がしたい人必見！結婚式二次会で使える余興のアイデアを一挙紹介

いままで出た二次会で一番感動した余興は？ゲストから聞いた体験談を紹介！

ゲストもびっくり！？結婚式二次会のサプライズ演出アイデア集

結婚式の二次会にぴったり！みんなで楽しめるゲーム特集

結婚ラジオでは、二次会で定番の余興から、感動、サプライズの演出、楽しめるゲームまでまんべんなく紹介しています！

5 余裕のあるプログラムを立てる

二次会当日は進行内容が盛りだくさん。

・新郎新婦入場
・ウェルカムスピーチ
・乾杯
・ケーキカット
・食事
・余興
・新郎新婦謝辞

などなど。

あまりに内容を詰め込みすぎると、当日に進行がうまくいかずグダグダになってしまうかもしれません。

そのため、準備段階では「余裕のあるプログラム」をつくるようにしましょう。

会場によっては、お開きが遅れると延長料金がかかることもあるので、注意が必要です。

また二次会当日までに、プログラムを時間ごとに書いた「進行表」を準備しておくと進行しやすくおすすめです。

二次会当日のさらに詳しい進行例やスムーズな進行のためのポイントは以下の記事で紹介しています。

ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。

結婚式の二次会の流れって？進行例をもとに内容をチェック！

6 景品には喜ばれるものを選ぶ

二次会では、景品をかけてなんらかのゲームを行うことが多いですよね。

ゲストが「欲しい！」と思えるような景品があれば、より一層盛り上がります。

そんな景品を買うときの注意点としては、予算が少ない場合でもできるだけ100円均一ショップなどでは選ばない方がベター。

「景品代をケチったのかな」なんて思われたら、新郎新婦にも申し訳ないですよね。

限られた予算の中でも、センスを活かしてゲストに喜んでもらえそうなものを選べるといいですね。

また、ゲストによっては喜ばれない可能性がある品物を避けたり、家電など重い景品は配送したりするなどの配慮ができればベスト。

以下の記事では二次会のゲームの景品のアイデアや豪華景品も紹介しています。

景品選びの参考にしてみてくださいね。

二次会のゲーム、どんな景品がある？ジャンル別に一挙紹介！

今までの二次会で一番豪華だった景品は？

7 備品の準備はぬかりなく

マイクなどの音響設備、余興に使う道具、ゲームの景品、受付で使う出席者リストなど・・・。

二次会を滞りなく行うためには、色々な備品が必要です。

ひとつでも忘れてしまうと、当日に誰かが急いで買いに走るハメになったり、最悪、予定していた余興やゲームができなかったりといったトラブルにもなりかねません。

そんなことにならないためには、前もって必要な備品を書き出し、リストを作っておくことが大切。

リストに書いた備品の中で、会場で借りられるもの、購入しないといけないものを確認し、幹事で分担して用意しましょう。

購入したものについては、領収書やレシートをもらうのも忘れずに。

すべての備品がそろったら、可能な場合、二次会の前日までに会場に持ち込んでおくと安心。

当日に慌てることのないよう、リストの確認はしっかりしたいですね。