結婚指輪ってつけっぱなしでも大丈夫なの?手を洗う時やお風呂は?
「結婚指輪って、ずっと指につけているイメージがあるけど・・・手を洗うときやお風呂でも、つけたままでいいの?」
結婚指輪をつけっぱなしにしても大丈夫かどうか、メリットとデメリットをご紹介。
さらに、指輪を外した方がいい場面や、つけっぱなしに向いている指輪の特徴、気をつけたいことなど、情報満載です!
つけっぱなしのメリット・デメリット
結婚指輪は、日常的に身につけることを前提として作られています。
そのため手を洗うときやお風呂など、日常生活でつけていても基本的には大丈夫なつくりの指輪がほとんど。
ずっとつけていることで、夫(妻)との絆をつねに感じられる、紛失のリスクが減る、などのメリットもあります。
とはいえ、本当に24時間、肌身離さずつけるものと決まっているわけではありません。
つけっぱなしにしていると、傷ついたり汚れたり、変形したりしやすいというデメリットもあります。
「なるべくずっとつけていたい!」という人も、「外すべき場面」はおさえておいた方が良さそうです。
では、どんなときに指輪を外せばいいのでしょうか?
外すのはどんなとき?お風呂はどう?
料理をするとき
料理をするときは、食材や調味料などで指輪が汚れるかもしれません。
また、食品を扱うには衛生上気になるという人もいます。
迷うなら、生ものに触れたりハンバーグをこねたりするときなどは、外しておいた方が良さそうです。
水回り・・・お風呂や温泉は?
手を洗うときや食器を洗うときなど、水に濡れたから指輪がダメになるということはありません。
ポイントさえおさえれば、つけていても大丈夫です。
注意したいのは、指輪が流されないようにすること。
ハンドソープや洗剤を使っていると指輪がすべりやすくなって、スルッと抜け落ち排水口へ・・・そのまま流されてしまった!なんてことも。
特に緩めのサイズで指輪をつけている人はすべりやすいので、気をつけましょう。
「水回りっていうと、お風呂はどうなの?」
と気になった人。
先輩夫婦へのアンケート(※)によると、22.7%の人が「お風呂や洗顔のときは結婚指輪を外す」と答えています。
裏を返せば、8割弱の人は指輪をつけっぱなしにしていることになりますが、お風呂に入浴剤を入れる場合や温泉に入るときは注意が必要なことも。
入浴剤や温泉に含まれる成分と、指輪に使われている金属の種類によっては、指輪が変色するおそれがあります。
また、せっけんや入浴剤などが指輪の内側やダイヤ周りなどに残っていると、指輪の汚れや肌荒れの原因になるのできちんとすすぎましょう。
そのほか、温泉や海、プールなどでは、指輪が人にぶつかると危ないため、着用禁止の場所も多いです。
こういった場所では盗難の可能性もあるので、指輪は貴重品ロッカーや貴重品ボックスに預けるか、自宅に置いておいた方が安心ですね。
力仕事、スポーツをするとき
引っ越しなどで重い荷物を運ぶときや、テニスなど手に強い力がかかるスポーツをするとき。
結婚指輪の素材であるプラチナやゴールドは金属ですから、大きな力を加えれば変形します。
負荷がかかって歪んでしまわないよう、指輪は外しておいた方が安心です。
つけっぱなしに向いているのはどんな指輪?
ひとくちに結婚指輪といっても種類はいろいろ。
「つけっぱなしにしやすい指輪」とはどんなものなのか、選ぶときのポイントを見ていきましょう。
素材
結婚指輪の素材に使われる金属で一般的なのは、プラチナとゴールドです。
プラチナでおすすめなのは、純度95%や純度90%のプラチナである「Pt950」や「Pt900」。
ゴールドでは、純度75%のゴールドである「18K(金)」で、こちらは「750」と表記されることもあります。
と、ここまで聞いて「純度100%じゃダメなの?」と疑問に思った人もいるかもしれませんね。
プラチナやゴールドは、他の物質と反応して変化したりすることの少ない、物質としての安定性の高さを誇る素材です。
ただ、延びやすく、加工しやすい性質もあるため、純度100%になると柔らかく、結婚指輪としては強度が足りない・・・。
そこで、他の金属を混ぜ合わせ強度を出したのが、「Pt950」や「Pt900」、「18K」などの合金なんです。
一方で、純度を下げすぎると、変色の可能性が高まるなどの問題が出てきます。
プラチナやゴールド自体は変色に強くても、混ぜ合わせている他の金属の量が多いと、そのせいで変色してしまう場合があるんです。
こういった点を考えると、「強度があって、変質もしにくい」Pt950やPt900、18Kなどは結婚指輪をつけっぱなしにしたい人にぴったりだと言えます。
素材について知りたい人は、こちらの記事も参考にしてくださいね。
婚約・結婚指輪の素材「プラチナ」「ゴールド」「ピンクゴールド」って何?
つけ心地
結婚指輪をつけっぱなしにしたいときは、指輪のつけ心地も重要です。
いくらつけっぱなしにしたくても、そもそも指輪のつけ心地が悪いとすぐ外したくなったり、痛くて長時間つけられなかったりします。
つけ心地の良さは、指輪の幅や厚み、ダイヤの有無にもよりますが、全般的に言えるのは、指輪の内側と外側の両方が滑らかであること。
指にあたる指輪の内側の角が丸く仕上げられていたり、外側の面の凹凸が少なく滑らかなら両隣の指へのあたりも気にならず、つけ心地が良いです。
結婚指輪を探す際に、お店で試着をして確かめてみてくださいね。
つけっぱなしに向いていない指輪もある?
結婚指輪では小粒のメレダイヤモンドが入ったデザインも人気ですが、選ぶときはダイヤの「爪留め」の品質に注意が必要。
「爪」とはダイヤを留める金属の部分のことで、留め方にもいくつか方法があります。
ここでは代表的な留め方の1つである「彫り留め」の指輪を例に見ていきましょう。
ダイヤ入りの指輪をつけっぱなしにしていると、ダイヤを留めている「爪」が何かに引っかかる場面があるかもしれません。
このとき爪留めの品質が低い指輪だと、品質の高い指輪に比べ、爪が持ち上がってダイヤが緩み、取れてしまうということが起こりやすいです。
そんなことにならないためには、きちんと爪がダイヤに沿って留められた指輪を選ぶことが大切。
逆に、次のような問題がある指輪は避けたいところ。
・爪がダイヤから浮いていて、ダイヤとの間に隙間が生じている
・爪が薄くぺらぺらで、強度が低い
こういった細部の品質の差は、目で見てもわかりにくいですが、指輪の価格差に反映されているもの。
ですから、「格安」をうたっているような低価格帯の結婚指輪よりは、品質にこだわっていることがわかるブランドの方が安心ですよ。
つけっぱなしにする場合の対策
つけっぱなしに向いている指輪を選ぶポイントをご紹介しました。
とはいえ、指輪はつける時間が長ければ長いほど傷がつきやすくなります。
けれども、結婚指輪の傷は、夫婦ふたりの歩みを表すものとして肯定的にとらえることが多いようです。
もし傷をなるべくつけたくないなら、家事をするときは外すなどメリハリをつけて使うといいかもしれませんね。
「外すとなくしそうで不安だなあ」という人は、指輪の置き場所を決めるようにしましょう。
「家の中ではこのリングケースに入れる!」
「外で外すときは携帯用のジュエリーポーチに!」
という風に習慣づければ、紛失のリスクは格段に減ります。
下記の記事では指輪をなくさないコツを他にも紹介しているので、気になる人は読んでみてください。
また、つけっぱなしにするなら、小まめに指輪を拭いたり、洗ったりなどのお手入れをしましょう。
指輪のクリーニングはどのジュエリーブランドでも、基本のアフターサービスとして無料で行っていることが多いです。
汚れを溜めこまないうちに、普段から利用すると良いでしょう。
また、クリーニングの時に宝石のゆるみチェックを無料でしてくれるブランドだと、さらに安心です。
それから、クリーニング以外のアフターサービス全般についてもチェックしておきましょう。
指輪の傷や変形などにもきちんと対応してくれそうなブランドだと、将来も安心ですよ。
ジュエリーブランドNIWAKA(ニワカ)では、指輪を購入した後も生涯満足して使ってもらえるよう、最高水準のアフターサービスを提供しています。
詳しくはこちらも読んでみてくださいね。
アフターサービスのチェックポイントについてはこちらをどうぞ。
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2019」
婚約指輪・結婚指輪に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍5年以内の男女
調査時期:2019年1月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
結婚指輪は普段使いを前提に作られたものがほとんど。
そのため、日常生活でつけっぱなしにしていても、基本的には問題ありません。
ときどき外してお手入れしたり、指輪のお店でクリーニングしてもらったりすると、より良いですね。
ただ、料理や力仕事、スポーツ、洗い物やお風呂などのときには、外した方がいい場面もあります。
つけっぱなしにしたければ、Pt950やPt900、18Kなどの素材で、つけ心地が良く、ダイヤの留め方などの品質にもこだわった指輪がおすすめ。
Pt950やPt900、18Kは、シルバーなどほかの素材や極端に純度の低い素材と比べると、性質が安定していて変色・変質が起きにくく、世界中のブライダルジュエリーで一般的に使われています。
大切な結婚指輪をより快適に、安心して身につけられるよう、ご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
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