結婚指輪として普通のペアリングを買った人はいる?どんな理由で選んだの?
結婚指輪は、ジュエリーショップなどで結婚指輪として販売されているものを購入するのが一般的。
でも、アクセサリーショップで売られている、普通のペアリングを結婚指輪として購入する人はいるのでしょうか。
いったいどんな理由で、ペアリングを結婚指輪として選んだのでしょう?
先輩カップルの声をもとにお届けします。
ペアリングを結婚指輪として買う人はいる?
ショッピングモールやデパートのアクセサリー売り場などにある、アクセサリーショップ。
お手頃な価格の商品が多くあり、気軽に立ち寄りやすい雰囲気が魅力です。
結婚指輪といえば、ジュエリーブランドやブライダルリング専門店などで買う人が多いイメージがありますが・・・
アクセサリーショップで、結婚指輪代わりにカップル向けの数千円~3万円ほどの低価格なペアリングを買う人はいるのでしょうか。
先輩カップルの例を見てみると、「全くいない」というわけではないようです。
ペアリングを結婚指輪として買う理由は、カップルによってさまざま。
理由別に6つのエピソードをご紹介します。
ペアリングのデザインが気に入ったから
ショッピングモールでひと目惚れしたのは、とあるアクセサリーショップのペアリング。ゴールドの繊細な細身のデザインで、わたしのカジュアルなファッションにぴったり!
本当は結婚指輪を買う予定だったのですが、これと似たデザインが見つからず、結局ペアリングを結婚指輪として購入しました
こちらは気に入るデザインの指輪がたまたまアクセサリーショップのペアリングだったという例です。
ペアリングのデザインは、流行のものやファッション性を重視したものが多いです。
結婚指輪ほど耐久性が求められないので、ファッションリングは極端に華奢なものもあります。
また、結婚指輪のようにずっとつけっぱなしにすることも少ないので、つけ心地よりも見た目が重視されていたりします。
長く使うには不向きなものも多いですが、その分デザインの幅も広いので、好みのデザインを見つけやすいのかもしれません。
結婚指輪とペアリングの違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
あわせて読んでみてくださいね。
結婚前に買ったペアリングを結婚指輪として使って良い?違いはある?
経済的な都合で…
私たちは20代前半で結婚したので、当時は二人とも貯金もなく式も挙げられませんでした。でも指輪だけは記念に欲しかったので、無理のない範囲で買えるペアリングを選びました。ウェディングフォトを撮ったときにお揃いの指輪をつけられたのがよかったです。
結婚には結婚式や新婚旅行など、なにかとお金がかかるので指輪代はなるべく節約したいと思い、シルバーのペアリングを購入しました。ただ、うっかり指輪をつけたまま温泉に入ったら真っ黒になってしまったので、生活が落ち着いたら結婚指輪を買い直したいと思っています。
「結婚指輪を用意したいけど、予算的に手が届かない」
という場合、お手頃価格の指輪が揃っているアクセサリーショップを利用する人もいるようです。
指輪1本あたりの相場を見てみると、結婚指輪の場合、妻の平均額が17.1万円、夫の平均額が14.1万円となっています。
(※結婚スタイルマガジントレンド調査2024より)
一方、ペアリングだと、数千円~3万円ほどで買えるものが多いですよ。
ペアリングは男女お揃いのデザインのものも多いので、とりあえず二人で婚礼衣裳を着てウェディングフォトを撮るために買ったという人も。
ただ、2つめの例にあったシルバーなど、低価格なファッションリングの素材としてよく使われる金属の中には、変質や変色が起こりやすい性質のものもあります。
シルバーの場合、あまりつけずに放置したりすると、黒ずんでしまうことも・・・。
懸念点もふまえつつ、お財布と相談しながら検討するといいかもしれませんね。
好きなアクセサリーショップがあるから
お気に入りのアクセサリーブランドがあり、学生の頃からネックレスやピアスなど色々集めていました。結婚指輪もそのお店で買いたかったのですが、結婚指輪は取り扱っていないとのことで、代わりにペアリングをチョイス。彼は、指輪に興味がないらしく、「何でも良いよ」と言ってくれたので良かったです。
手持ちのアクセサリーともよく馴染み、コーディネートがしやすいので満足しています
このようにお気に入りのアクセサリーショップに結婚指輪が売られていないことを理由に、ペアリングを選ぶこともあるようです。
オシャレにこだわる人ならではの理由ですね。
一方、あまり指輪にこだわりのない人が、普通のペアリングを選んだ例もあります。
続けて見てみましょう。
結婚式の指輪交換で使うために
普段からアクセサリーをつける習慣のない私達。
結婚指輪もきっとつけないだろうと買わない予定だったのですが、結婚式で指輪交換をする際に必要と気づき、あわてて指輪を買うことに。一日のためだけなら安いペアリングで充分と判断し、一人1万円ほどのペアリングを購入しました。指輪交換も無事にできたので、問題ありませんでした。
中にはこんな合理的な考えでペアリングを選ぶカップルもいるんですね。
気に入る結婚指輪が見つからなかったから
毎週末彼と頑張ってジュエリーショップを回ったのですが、たくさん見過ぎたのか、最後はどの結婚指輪も同じように見えてきて、次第によく分からなくなってしまいました。
結婚式の準備も忙しいし、「すぐには決められない!」とギブアップ。ひとまずアクセサリーショップのペアリングを結婚指輪代わりに購入しました。結婚指輪はまた時間のあるときにゆっくり探したいと思います。
結婚指輪はブランドも商品も数が多いので、やみくもに探すと時間がかかって大変です。
運命の結婚指輪を見つけるためには、指輪選びの段取りが大切ですよ。
飽きやすい性格だから
何事にも飽きっぽい性格の私。きっと結婚指輪を買っても途中で飽きてしまうだろうと思い、高くないペアリングを1~2年ごとに買い替える案を彼に持ちかけました。
最初はきちんとした宝石店の結婚指輪にしなくてよいのかと不安そうでしたが、そのとき特に彼が気に入っている結婚指輪がなかったこともあり、流行りのペアリングを購入。今後、もし結婚指輪で二人とも気に入るデザインがあったら買うかもしれません。
結婚指輪は長年にわたって同じ指輪を身につけることが一般的。
でも指輪を途中で買い替えることに抵抗がないのであれば、その時々で気に入るペアリングを買うのもアリなのかもしれません。
ただし、買い替える頻度にもよりますが、指輪にかかるコストは結婚指輪を使い続けるより高くなる可能性も・・・。
長い目で見て、指輪にかかるコストを比べてみるといいかもしれませんね。
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2024」
結婚指輪に関するWEBアンケート調査
調査対象:直近1年以内に結婚指輪を購入した20代~40代の男女
調査時期:2024年6月
対象人数:189人
調査方法:QiQUMOを利用して調査
ksmresearch_2024_03
まとめ
ジュエリーショップなどで買う人が多い結婚指輪ですが、中にはアクセサリーショップでカップル向けのペアリングを結婚指輪代わりに買う人もいます。
主な理由は以下のとおり。
・ペアリングのデザインが気に入ったから
・結婚指輪を買う余裕がないから
・気に入る結婚指輪がなかったから
・お気に入りのアクセサリーショップに結婚指輪がないから
・指輪は結婚式でしか使わないから
・飽きやすい性格だから
二人が納得しているのであれば、ペアリングを購入するのも一つの方法です。
ただ先ほども少し触れたとおり、ペアリングと結婚指輪はつくりや素材が違っていることが多く、ずっとペアリングを結婚指輪代わりに使うのは難しいもの。
そのあたりも含め、どちらにするか二人でよく話し合って決めてくださいね。
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