結婚式で雨が降ると縁起がいいってホント?
音声で聴く!
天気予報を見ると、式当日はあいにくの雨模様。
「青空の下で結婚式を挙げたかったのに残念・・・」
と、しょんぼりしてしまうかもしれませんね。
でもちょっと待ってください。
結婚式に雨が降るって、実は縁起がいいって言われているんです。
なぜ、結婚式で雨が降ると縁起がいいのか。その理由を2つ紹介します。
【理由1】神様が涙を流してくれる?
「神様が涙を流してくれる」
ってなんとも素敵な表現ですよね。
これはどういう意味なんでしょうか?
フランスには、
「雨の日の結婚式は幸運をもたらす」
という言い伝えがあります。
新郎新婦が一生涯に流す涙を、神様が代わって流してくれるという素敵な言い伝え。
また、雨粒は神様が遣わした天使だという伝説もあるようです。
神様に祝福してもらった二人は、生涯幸せに暮らせるとか。
思わず空を見上げて、天使の姿を探したくなってしまいますね!
とはいえ、あまりにもたくさん降りてこられると困りますが。
【理由2】雨降って地固まるのことわざも…
日本にも昔から、「雨降って地固まる」ということわざがあります。
雨が降ると地面はもろくなりますよね。
でも、雨が止んで地面が固まれば、降る前よりも強固なものに。
しっかりした地盤の上で二人の人生が歩めると思うと、なんだか安心できますよね。
また、
雨が「降る」→「降り込む」→「振り込む」→「幸せが振り込む」
という言い替えもあるそうです。
まるで連想ゲームみたいですね!
結婚式当日に雨が降ったときの対応は?
結婚式は、天候が悪いからといって日程や時間の変更はできないもの。
でも、屋外でのガーデン挙式やバルーンリリースなどの演出は晴れの日を想定したものですよね。
もし雨が降ったらどう対応すればよいでしょうか?
結論から言うと・・・心配しなくてOK!
ほとんどの会場は、雨が降ったときに備えて、会場や演出の変更を準備しています。
急な変更で焦らないためにも、プランナーさんと雨天時の対応について事前に相談しておけば万全です。
ではどんな対応があるのか、具体的に見てみましょう。
挙式について
雨天に備えて屋内のチャペルをおさえてある会場がほとんど。
他の屋内スペースやロビーなどで挙式を行う場合もあります。
挙式会場の変更がどうしても気になるなら、ガーデンでも屋根がついているなど、お天気に左右されない全天候型の挙式会場を選ぶと良いですね。
ガーデン演出について
ガーデンを使った屋外のパーティーや演出も、雨が降ると基本的に屋内スペースに変更になります。
ロビーやエントランス、ガーデンが見えるテラスなどで行うことが多いようですよ。
バルーンリリースや花火は?
バルーンリリースや花火など室内で行うのが難しい演出は、中止か別の演出に変更になります。
バルーンは会場の装飾に使うことも多いようです。
花火は当日の中止にはキャンセル料がかかることも。
当日雨が降りそうなときは事前にキャンセルできるか、会場に聞いておいたほうが良いですね。
雨の日だからこそ楽しみたい演出
結婚式で雨が降ると縁起がいい・・・
とはいえ、雨模様の空を眺めているとやっぱり落ち込んでしまうもの。
ここからは発想を転換して、雨の日の結婚式だからこそ楽しめる演出を3つご紹介します。
オシャレな傘を活かしたウェディングフォト
雨が降っても、オシャレな傘をさせば気分も上がります。
ウェディングフォトを撮影するときにオシャレな傘を使えば、ドレスや会場との相乗効果で幻想的な写真が撮れるかも!
また、相合傘で入場するふたりの姿はほほえましいもの。
傘にこだわって、ふたりだけのオリジナル傘を作るのもステキですね。
@yukiko_wedding_0501
雨粒越しに、ロマンティックショットを撮影できるのも雨の日だけ。
そんな特別な1枚をカメラに収められるといいですね。
傘を使って会場をデコレーション!
会場全体を傘で装飾するのもステキです。
@yukiko_wedding_0501
天井から吊るされた傘とライトが幻想的なこちらの演出。
まるでシャンデリアみたいですね♡
カラフルな傘を使えば、ポップな印象になります。
雨模様で沈みがちな気分も吹き飛ばしてくれそうですね♪
テントを使えば屋外での結婚式も可能
雨が降っても、テントを使えば屋外での開放感ある結婚式もできちゃいます。
ゲストとの距離が近くて、アットホームな雰囲気になりそうですね。
ウェルカムスペースも雨をテーマに!
てるてる坊主や小さな傘など、雨にちなんだアイテムをウェルカムスペースに飾ってみるのはいかがでしょう?
雨に濡れた色とりどりのあじさいなんかもおすすめ。
雨の日を楽しくしてくれるグッズのお出迎えに、式場に到着したゲストもきっと喜んでくれますよ。
雨の日でもアイデア次第で、よりステキな結婚式に。
雨の結婚式でおすすめの演出は以下でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
雨の日に気遣いしたいこと
雨の日の結婚式で最も大変なのは、式場に来てくれるゲストです。
自宅から結婚式場まで徒歩や公共交通機関で移動することが多いので、雨に濡れてしまうこともあるでしょう。
そんな雨の日には、新郎新婦がゲストをサポートしてあげましょう。
どのようなサポートがあると良いのか、2つご紹介します。
タクシーチケットを準備しておく
式場が最寄り駅から遠い場合は、ゲストのためにタクシーチケットを用意するなど、移動手段に気配りを。
細やかな気遣いで、雨のなか来てくれたゲストへの感謝を伝えたいですね。
雨で濡れたとき用のアイテムを用意
式場へ来る途中で急に雨が降り出すと、傘を持っていないゲストは濡れてしまいますよね。
傘がある場合でも、大雨だと足元は濡れてしまったり・・・
そんなときのために、式場に頼んでゲスト用のドライヤーやタオルを準備してもらうとGOOD。
また、ゲストへの引出物を紙袋で渡す場合には、濡れないようにビニールカバーをかけておくとより親切です。
まとめ
気分が沈んでしまいがちな雨の日ですが、国内外で「雨の日の結婚式は縁起がいい」という言い伝えがあることがわかりました。
雨が降っても憂鬱だと思わずに、むしろポジティブな方向に考えられるとよいですね。
さらに雨の日ならではの演出をすれば、新郎新婦だけでなく、ゲストにとっても印象深い結婚式になるかもしれませんね!
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