マタニティウェディングではどんなドレスを選べばいい?妊娠中のドレス選びの注意点を解説します
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妊娠中にウェディングドレスを着るとなると、やはり体への負担が気になる人もいるのでは。
せっかくの晴れの日を、母子ともに快適に、そして安全に過ごすためにはどんなドレスを選べばいいのでしょうか?
そんな疑問にお答えすべく今回は、妊娠中のドレス選びで気を付けたいポイントをまとめました。
インナーや靴などドレス以外についてもお話ししますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
妊娠中はどんなドレスを選べばいい?
妊娠中は体型が劇的に変化したり、感覚がいつも以上に敏感になったりと、妊娠前と同じようにはいかないことが色々ありますよね。
そんな妊娠中に着るドレスは、こんなポイントをおさえたものがいいですよ。
1 お腹・胸にゆとりがある
2 重たくない
3 肌への刺激が少ない素材が使われている
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1 お腹・胸にゆとりがある
まずはお腹の締め付け感を確認し、お腹への負担が少ないドレスを選びましょう。
挙式当日のお腹の大きさを想定してゆとりのあるサイズを選ぶか、ストレッチ素材など伸縮性のあるドレスを選ぶといいですね。
また披露宴中は着席している場面も多いので、ドレスを試着する時は、立ち姿だけでなく座ってみてお腹周りが苦しくないかもチェックしておきましょう。
ここでお腹周りの負担が少ないドレスを具体的に3つご紹介します。
エンパイアライン
ドレスラインの中でも特にマタニティの花嫁におすすめなのが「エンパイアライン」。
ウエストの切り替えを胸下に持ってくることでお腹への負担も少なくなり、すっきりと見せることができますよ。
肩紐のあるドレス
肩紐の無いビスチェタイプのドレスは、ウエストなど上半身の締め付けでドレスを支えることになりますが・・・
肩紐がついているドレスなら、肩でドレスを支えることができます。
つまりドレスの重みを肩で受け止めることになるので、お腹周りの負担が少なくなるということですね。
シャーリングドレス
背中が編み上げになっている「シャーリングドレス」なら、胸やウエストを体型にあわせて自在に調整することができます。
これなら予想していたよりお腹が大きくなってしまったときでも対応しやすいため、安心して結婚式当日を迎えられそうですね。
2 重たくない
挙式当日は長時間ドレスを着ることになります。
妊娠中はホルモンの関係で疲れやすくなる人が多いもの。
重みがあるドレスだと疲れて気分が悪くなってしまうかもしれないので、なるべく軽いドレスを選んだほうがいいでしょう。
具体的には次のようなドレスがおすすめです。
・装飾が少ないもの
・何層にも生地が重なっていないもの
・トレーン(後ろに長く引きずったスカートの裾の部分)が短いもの
また、厚みとハリ感のある生地のドレスは重さがあるものが多いため、負担を感じやすいかも。
シルクやタフタなど、できるだけ軽い素材のドレスを選ぶといいですよ。
3 肌への刺激が少ない素材
人によっては妊娠中に、肌がデリケートになることがあります。
そのため肌への刺激が少ない柔らかな素材のウェディングドレスを選ぶと安心です。
例えば、ドレスの素材として定番のシルク(絹)は、やわらかくて手触りがなめらか。
肌にやさしくて、軽い素材なので妊娠中に着るドレスにはぴったりと言えそうです。
一方「レース」は、同じようにドレスによく使われている素材ですが、デザインによっては刺激になることも。
実際に試着してみて、気にならないか確認しておくといいですよ。
以上、妊娠中のドレス選びでおさえておきたいポイントをご紹介しました。
締め付け感、重さ、素材の面で、妊娠中の身体に負担が少ないものを選ぶとよさそうですね。
続いて、ドレスを選ぶ時に気を付けたいポイントを解説していきます!
妊娠中のドレス選びで気を付けたいポイント
ドレスを選ぶ時には、こんなことを意識しておくといいですよ。
サブのドレスも選んでおく
繰り返しになりますが、妊娠中は劇的に体型が変化するものです。
式直前にサイズ合わせをしたら、予想以上にお腹が大きくなっていてドレスが全く入らない・・・なんてことも起こりえます。
そのような事態に備え、サブのドレスを選んでおくとGOOD。
サブで選ぶドレスは、「結婚式当日の体型を想定して選んだサイズ」よりも1サイズ上のものを選ぶといいでしょう。
お直しについて確認しておく
お腹の膨らみ具合によっては、ドレスを着ることはできても、ドレスの丈がお腹に引っ張られて短くなってしまうというパターンも。
このような場合、スカート丈の調整をしてもらう必要があります。
式前日の最終試着や、当日のお直しにも対応してくれるショップなら、そんなときも安心です。
またお直しが発生した場合、費用はどれくらいかかるのかもあらかじめ確認しておくといいですよ。
ほかにもこんなことに気を付けると安心
そのほかの注意点はこんな感じ。
ブライダルインナーはマタニティ用のものを
マタニティ向けのブライダルインナーは通常のものと少し違って、お腹に負担をかけることなく、ドレス姿をキレイに見せてくれる優れもの。
安心して当日を過ごすためには、このマタニティ用のブライダルインナーを着用するのがおすすめです。
マタニティ用のブライダルインナーについて詳しく知りたい人は、こちらの記事をどうぞ。
マタニティ用のブライダルインナーにはどんな種類がある?選び方や注意点も詳しく解説!
靴は低いヒールのものを
ウェディングドレスを着る時は、スタイルを良く見せるために10cm以上の高いヒールを履くこともありますが・・・
妊娠中は危険が伴うので低いヒールを履くのが無難と言えそう。
というのも妊娠中はお腹が重く、ヒールを履いていなくても転倒しやすい状態。
もし転んだときにお腹をぶつけてしまったら・・・と考えると心配になってしまいますよね。
高いヒールを履いてスタイルアップしたいかもしれませんが、無理は禁物。
3~5cmくらいで、ピンヒールではなく太めのヒールのものは足元が安定しやすくておすすめです。
ちなみに最近ではおしゃれなウェディング用のフラットシューズもあるので、そのようなシューズを選んでみるのもいいですね。
まとめ
妊娠中のドレス選びでおさえておきたいポイントは次の3つ。
1 お腹・胸にゆとりがある
2 重たくない
3 肌への刺激が少ない素材が使われている
また挙式近くになって想定以上にお腹が大きくなることもあるので、1サイズ大きいドレスをサブとして選んでおくといいでしょう。
他には、お腹に引っ張られてスカート丈が短くなることもあるので、式直前のお直しについても確認しておくといいですね。
ドレスの中に着るブライダルインナーはマタニティ用のものを選ぶのがおすすめ。
靴も転びにくいよう、低めのヒールのものを選ぶと安心ですよ。
体調を考慮しながらあなたのペースでドレス選びを始めてくださいね。
マタニティウェディングのドレス選びについては、これらの記事も参考になりますよ。
おめでた婚の花嫁必見!妊娠周期別ウェディングドレスの選び方
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