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招待状はWEB・紙どっちにする?利用状況やみんなの本音、メリットやデメリットを紹介!

結婚式の招待状には、紙とWEBの2種類がありますが・・・
どちらが主流なのでしょうか?
また、ゲストにはどちらが喜ばれるのでしょうか?
この記事では、招待状の実態やゲストの本音をアンケートつきでお届け!
紙とWEBそれぞれのメリット・デメリットも解説しますよ。
みんなは紙とWEBどっちを選んでいる?
まずは、紙の招待状とWEB招待状のどちらが多く選ばれているのかを見てみましょう。
先輩カップルに、選んだ招待状のスタイルについて聞いてみたところ、次のような結果になりました。
「結婚スタイルマガジンSNSアンケート(※1)」より
「相手によって紙とWEBを使い分けた」という人が40%と最も多くなっています。
続いて、WEB招待状だけを送った人が33.3%。
使い分けた人と合わせると、70%以上の人がWEB招待状を取り入れているようです。
最近では、WEB招待状を取り入れるのも一般的な選択肢と言えそうですね。
では次に、最も多くの人が選んでいる「紙とWEBの送り分け」について掘り下げてみていきましょう。
紙とWEBはどう送り分けられているの?

先輩カップルは紙とWEBをどのように送り分けたのか、友人ゲスト、親族ゲスト、職場ゲストそれぞれについて聞いてみました。
まずは友人ゲストの結果からご紹介しますね。
「結婚スタイルマガジンSNSアンケート(※2)」より
WEB招待状のみを送ったという人が8割以上!
相手によって紙とWEBを使い分けた人も14.5%と少数派ですがいました。
友人相手に送る場合は、WEB招待状が主流になっていると言ってよさそうですね。
続いて、親族ゲストの結果を見てみましょう。
「結婚スタイルマガジンSNSアンケート(※3)」より
半数以上が、相手によって変えたと回答しています。
いとこのような若い親族にはWEB、祖父母のようにインターネットになじみが薄い人には紙、というように送り分ける人が多いのかもしれませんね。
最後は、職場ゲストの結果です。
「結婚スタイルマガジンSNSアンケート(※4)」より
WEB招待状のみを送った人がもっとも多く、45.5%。
続いて、相手によって使い分けた人が38.6%、紙の招待状のみを送った人は15.9%でした。
最近では職場ゲストにも、WEB招待状を送る人が多いんですね。
目上の人には紙の招待状でフォーマルに、親しい同僚にはWEB招待状というように立場に合わせて送り分ける人もいるようですよ。

ここまでの結果をまとめると、このような感じです。
友人ゲスト
・・・WEB招待状のみを送るのが主流
親族ゲスト
・・・相手によって紙とWEBを使い分けるのが主流
職場ゲスト
・・・WEB招待状のみを送る人が多数派だが、相手によって紙とWEBを使い分ける人も一定数いる
親族ゲストや職場ゲストについては、相手の年齢や立場に合わせて送り分けるパターンも多いようでした。

以上、招待状の実態について、アンケートデータをもとにお届けしました。
WEB招待状を使う人が多いということはわかりましたが・・・
「具体的にはどんなメリットがあるの?」
「紙の招待状とはどう違うの?」
といった疑問をもっている人もいるのではないでしょうか。
次は、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。

WEB招待状のメリット・デメリット
まずは、WEB招待状から!
WEB招待状のメリット
WEB招待状のメリットとしては、このような点が挙げられます。
・作成や送信が簡単にできる
・節約になることが多い
・出欠管理がしやすい
・ゲスト側の手間も省ける
それぞれご説明しますね。

作成や送信が簡単にできる
WEB招待状は、スマホやタブレット、PCがあれば簡単に作ることができます。
テンプレートの種類も様々なので、デザインに頭を悩ませることも少ないよう。
あまり手間がかからずに作れるので、「送る相手によってデザインや文章を変えたい」という場合も便利です。

また、ゲストに送るときはLINEやSNSなど普段やりとりしているツールで専用URLを送るだけでOK。
紙の招待状を送るときに必要な、ゲストの住所を事前に確認する、宛名を書く、招待状を封入して切手を貼るといった手間が一気に省けますよ。
節約になることが多い
WEB招待状は、無料で作成できるサイトが多く、基本的に何通送っても料金は変わりません。

有料のオプションもあるようですが、無料サービスだけでこと足りる場合は、招待状にかかるお金をすべて節約できます。
紙の招待状のように切手代がかからないのも大きいですね。
出欠管理がしやすい
WEB招待状は、出欠の管理もサイト上で行えるのが一般的。
そのため、見落としや集計ミスもおこりにくいと言えそうです。

ゲスト側の手間も省ける
WEB招待状を受け取ったゲストは、サイト上で出欠の返事をするだけでOK。
返信ハガキを書いてポストに投函する手間を省くことができます。

結婚式当日も、スマホで招待状の内容を確認できるので、紙の招待状のように持ち歩く必要がなく、紛失の心配もありません。
WEB招待状のデメリット
反対に、デメリットとしてはこのような点が挙げられます。
・招待状が手元に残らない
・インターネットを使わない人にとっては不便
・失礼だと感じる人がいるかも
招待状が手元に残らない

WEB招待状は、記念として手元に残すことはできません。
処分に困らないというメリットもありますが、記念に置いておきたい人にとっては少し寂しいかもしれませんね。
インターネットを使わない人にとっては不便
特に年配ゲストの場合は、普段スマホやインターネットを利用しないという人もいますよね。
そういう人にWEB招待状を送っても、操作が分からず困らせてしまうことも。

そのため相手によっては紙の招待状の方が無難と言えそうです。
失礼だと感じる人がいるかも
WEB招待状はマナー的には問題ありませんが、上司や恩師などの目上の人に送る場合は、印象が気になるという人も多いよう。

正式な招待状とはいえ、封筒に入った紙の招待状に比べると、ちょっとカジュアルな印象になるという声もチラホラ聞かれます。
気になる場合は、
・相手によって紙とWEBを使い分ける
・送る前にWEB招待状であることを伝えておく
など、気を配るといいかもしれませんね。

このようにメリットもデメリットもあるWEB招待状。
紙とどちらにするか迷う・・・という人のために、次は紙の招待状のメリットとデメリットをご紹介します。
紙の招待状のメリット・デメリット
WEB招待状のメリット・デメリットと裏返しになっているところも多いですが、簡単に見ていきましょう。

紙の招待状のメリット
記念に残せる
紙の招待状なら、ゲストはもちろんふたりの手元に招待状が残せます。
それだけでなく、返ってきた返信ハガキも記念に残せるのが嬉しいポイント!
返信はがきには祝福のメッセージが書かれていたり、中にはイラストやシールなどでデコレーションされていたりすることもあるので、いい記念になりそうです。

特別感や丁寧さが伝わりやすい
結婚式のテーマに合わせて選ばれたデザインに、上質な素材の紙・・・
そんな特別感のある招待状は、結婚式へのワクワク感を高めてくれるアイテムとも言えそう。
またひとりひとり住所を記載して封書で送られてくる招待状からは、丁寧さが伝わってくるとの声もありますよ。

目上の人や年配の人にも安心して送れる
紙の招待状は、親世代にとってはなじみが深いもの。
礼儀を重んじる人や、インターネットを普段使わない人にも受け入れてもらいやすいという意味で、安心感がありますね。
紙の招待状のデメリット
続いて、デメリットを見ていきましょう。
コストや手間がかかる

紙の招待状は、自作するにしても紙代や印刷代、切手代などがかかります。
そして宛名書き、切手貼り、封入作業、投函など、手間もかかるのは事実です。
そのぶん特別感はありますが、忙しいふたりにとっては大変な作業かもしれませんね。
管理ミスが起こることも
紙の招待状の場合は、基本的にゲストから返ってきた返信ハガキで出欠の管理をします。
万が一届いた返信ハガキをなくしてしまったら、大変!管理ミスのないよう、気を付けて集計する必要がありますよ。

以上、紙の招待状のメリット・デメリットでした。紙とWEBそれぞれにメリット・デメリットがあるんですね。
ちなみに、
「DIYが好きだから紙で送りたいけど、ゲストの返信の負担は減らしたい」
「目上の人が多くて紙で送るのが安心だけど、集計の手間は省きたい」
といった場合は、「招待状は紙で送り、返信だけWEBでもらう」という方法をとることも可能です。
この場合は、紙の招待状を送るときに、回答フォームにアクセスできるQRコードを印刷した紙を同封すればOK!

こうした方法があることも頭にいれつつ、紙にするかWEBにするか検討してみてくださいね。
さてここまで、紙とWEBそれぞれについて、一般的に言われているメリットやデメリットを挙げてきましたが、実際のところゲストはどう思っているのでしょうか?
次は、招待状に対するゲストの本音を覗いてみましょう。

ゲストに聞いた!紙とWEBどっちが嬉しい?
結婚式の招待状は紙とWEBのどちらが嬉しいかをSNSで聞いてみたところ、次のような結果になりました。
「結婚スタイルマガジンSNSアンケート(※5)」より
一番多かったのは「どちらでもいい」という回答。
少し意外かもしれませんが、紙とWEBどちらで招待状をもらっても、特に気にならない人が多いようです。
続いて多かったのが、WEB派の人で33.5%。
詳しく理由を聞いてみたところ、こんな声が集まりました。

招待状をなくす心配がなくて安心だからです。いつでも確認できるのが便利だし、見るのも楽しい!

サイト上でいつでも返信ができるので、うっかり返信を忘れてしまう心配が少ないです。

紙だとなんとなく捨てられなくて、結婚式後の扱いに困ってしまうので、手元に残らないWEB招待状のほうが気楽です。
スマホでいつでも確認できる点や、なくしたり返信を忘れたりする心配が少ない点が支持されているみたいです。
手元に残らないことはWEB招待状のデメリットとしてご紹介しましたが、かえってそれが気楽で良いという意見もありました。
紙派の人も、23.0%いましたね。
同じように理由を聞いてみると、このような答えが返ってきました。

紙の方が届いたときにワクワクするからです。

手元に残すことができるから!結婚式の記念になります。
やはり、届いたときの特別感や、手元に残せる点が支持されているんですね。
手元に残るのが嬉しいという人もいれば、残らない方が気楽という人も。
紙の方がワクワクするという意見もあれば、WEBの方が楽しいという声もありました。
どう感じるのかは、本当に人それぞれなんですね。

でも繰り返しになりますが、「紙とWEBどちらでもいい」と答えた人が多数派。
あまり深くは悩まず、自分たちに合った方を選べば大丈夫と言えそうですね。
参考:WEB招待状の作り方・送り方
最後に、WEB招待状の作り方や送り方をおさらいしておきましょう。
送るときに添えたいメッセージ文例もご紹介しますよ。

WEB招待状の作り方
サイトによって作り方は若干変わりますが、大体こんな感じです。
1.好みのWEB招待状作成サイトやアプリを選び、登録する2.デザインや使う写真を選ぶ3.結婚式の日取りや会場・時間・文章などの必要事項を入力する4.入力が完了すると、専用URLが発行される
基本的に、サイトの指示に従って進んでいけば簡単に作成できるようですよ。

WEB招待状の送り方
発行されたURLを、普段使っているメールやSNSでゲストに送信すれば完了!
ただし、見過ごされないためにも、丁寧なメッセージをつけて送るといいでしょう。
具体的には、
「結婚式の正式な招待状であるということ」「URLを開いて出欠の回答をしてほしいこと」
を伝えるようにします。
例えば、こんな文章を添えるとGOODです。

この度 結婚式を挙げることになりましたつきましては いつもお世話になっている皆様をお招きし 〇月〇日に結婚式を執り行います以下URLのWEB招待状にて 詳細をご連絡させていただきます(URL)こちらが正式な招待状ですので
ご多用中とは存じますが △月△日までに出欠のご入力をお願い申し上げます
こちらの記事では、WEB招待状を送るときに添えるメッセージを紹介しています。
WEB招待状を送る時に添えるメッセージ文例!そのまま使える文例を相手別に紹介
「結婚スタイルマガジン」SNSアンケート
調査時期:2025年7月
回答人数:(※1)105人、(※2)132人、(※3)126人、(※4)125人、(※5)161人
まとめ
結婚式の招待状の実態を、アンケートデータとあわせてお届けしました。
最近では主流となりつつあるWEB招待状。
実際は、年配の親族には紙の招待状、友人にはWEB招待状・・・というように、相手に合わせて使い分ける人が多いようでした。
WEB招待状のメリット・デメリットはこんな感じです。
【メリット】
・作成や送信が簡単にできる
・節約になることが多い
・出欠管理がしやすい
・ゲスト側の手間も省ける
【デメリット】
・招待状が手元に残らない
・インターネットを使わない人にとっては不便
・失礼だと感じる人がいるかも
紙の招待状のメリットとしては、特別感や記念になること、
デメリットとしてはコストや手間がかかること、管理が大変であることが挙げられました。
デメリットをカバーするために、招待状は紙で出して、回答はWEBで集めるという人もいるようです。
それぞれのメリットやデメリットを踏まえて、ふたりやゲストにとってベストな形で招待状を出せるといいですね!
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