手作りした結婚式招待状はどこで印刷する?相場は?宛名書きはどうする?
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最近は、招待状を手作りして、ふたりの個性を発揮する人が増えています。
招待状を手作りするときに気になるのが、「どうやって印刷するのか」。
どんな印刷方法があるのか、相場と併せてご紹介します。
また、自宅で印刷するときのポイントや宛名書きはどうするのかなど、招待状作りの参考にしてください。
招待状を手作りしたときの印刷方法は?
招待状のデザインができあがったら、次は印刷ですが、印刷する方法は大きく分けて3つあります。
順番にみていきましょう。
方法1 自宅で印刷する
もっとも手軽なのが、自宅にあるプリンターで印刷する方法。
かかる料金は材料費だけで済みます。
方法2 手作りキット販売業者に頼む
こちらは、招待状の手作りキットを購入した人に限りますが、手作りキットを購入した業者に印刷も頼めることがあります。
こうすれば、式場に頼むのと同じく手間が省け、値段は少し安くなりますよ。
料金は1部ごとにプラス150円ほどです。
方法3 ビジネスコンビニなどを利用する
「ビジネスコンビニ」に行けば、プリンターとパソコンを貸してくれます。
「ビジネスコンビニ」とは、オフィスコンビニとも呼ばれ、印刷や製本などのサービスを取り扱う店舗のこと。
ビジネスコンビニでは、自分で印刷する場合と、データを渡して店舗の方で印刷してもらえる場合があります。
自分で印刷する場合の相場は、カラー印刷で1部30~40円ほど。
店舗で印刷してもらう場合の相場は、1部100円程度のようです。
お店によって違うので確認するといいですね。
おすすめの印刷方法は?
費用面でいうと、材料費だけで済む「自宅で印刷」がお得です。
ただ、中には
「最終的な総額に換算すると、業者に頼んだときと価格にそんなに違いが出なかった」
という意見もあります。
例えば、手作りキットを購入して、印刷に失敗し、キットを買い足さないといけなくなった場合。
買い足すキット代に加え、インク代や手間もかかってしまいますね。
手作りキットを購入した業者に印刷までお任せすれば、プロの印刷機を使用するので仕上がりもきれいですし、安心かもしれません。
キットを購入していない人も、業者に相談すれば、安いプランを提案してくれることもあるので、聞いてみてもいいかもしれませんよ。
自分で印刷するか、業者に印刷までしてもらうか、自分に合った方法を選んでみてくださいね。
それでは、自宅での印刷を考えている人に、自宅でペーパーアイテムの印刷をするときのポイントをご紹介します!
自宅できれいに印刷するポイントは?
紙の選び方
プリンターに合った専用紙を選ぶときれいに仕上がります。
両面印刷をするなら、ある程度厚みのある紙の方がおすすめ。
薄い紙だと、裏面の印刷が透けて見えるからです。
ただし紙を折る場合は、紙が厚すぎると折れないこともあるので、何種類か比較して適した紙を選びましょう。
プリンターの設定
「インクジェットプリンター」を使う場合は注意が必要です。
と言うのも、こちらはインクを直接用紙に噴きつけて印刷する仕組みなので、
・プリンター内部の汚れが紙の表面や角についてしまう
・文字がにじむ
ということがあるかもしれません。
内部の汚れがつかないよう、事前にプリンターの自動クリーニング機能などを使って、汚れを取り除いておきます。
また、文字がにじんで印刷されることもあるので、まずは試し刷りを。
どうしてもにじんでしまう場合は、専用の防水スプレーを用紙に吹きかけてから印刷すると、にじみが抑えられますよ。
他には、用紙に余白ができないように印刷する「フチなし印刷」にも注意。
用紙がきちんとセットできていない状態で「フチなし印刷」をすると、用紙の裏面に汚れがついてしまうことがあるようです。
印刷位置がずれないように、用紙ガイドを使ってしっかりと用紙をトレイにセットしてくださいね。
他のペーパーアイテムも自宅で印刷する場合
「席次表や席札など、他のペーパーアイテムも招待状とお揃いのデザインにするため、自宅で印刷したい」
そんな人に注意してほしいことがあります。
サイズ
家庭用のプリンターはA4サイズまでしか対応していないものが多いです。
招待状は心配ありませんが、席次表はA4よりも大きなサイズのものがほとんど。
A4サイズまでしか対応していないプリンターで席次表を印刷するなら、A5(A4の二つ折り)サイズで作ることになり・・・
やや小さくなってしまいます。
もし大きいサイズにこだわるなら、希望のサイズに対応しているプリンターを買うか、業者に頼むか、印刷所を利用するのが良いですね。
式直前の作業が増える
招待状は、結婚式のおよそ2ヶ月前に発送するため、それに間に合うよう、結婚式の3~4ヶ月前に作るのが一般的です。
この時期はまだ時間に余裕がある頃なので、多少手間のかかる印刷方法でも大丈夫。
招待状は印刷する内容もすべて同じなので、自分で印刷してもそんなに大変ではないはずです。
ただ、席次表や席札を作るのは、ゲストの出欠が確定してからなので式の1~2週間前。
式直前の忙しい時期なので、それまでに済ませておける式準備は済ませておき、席次表や席札の印刷の為の時間を確保しておくと良いですね。
では、最後に宛名書きはどうすればいいか見ていきましょう。
宛名書きはどうする?
宛名書きの方法はこちらの3通りあります。
・筆耕を頼む
・手書きする
・印刷する
それぞれの特徴を紹介しますね。
筆耕を頼む
文字を書くプロである筆耕に頼むと、何よりも字が美しいです。
1枚につき150~400円ほどかかりますが、格式高くなるので、年配のゲストが多い人にはおすすめです。
手書きする
手書きは、心がこもっている感じがしますし、字に自信がある人はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
ただし、ゲストの人数が多いとかなり時間がかかることも・・・。
また、人名や地名には書き慣れない漢字が多いことも。
書き間違いには注意してくださいね。
印刷する
印刷は、招待状を発注した業者がサービスか格安でしてくれることもあります。
また、自宅プリンターを使ってもインク代だけで宛名書きができます。
ただし、ひとりずつ入力しながら印刷するので、時間は結構かかります。
また、人の手で書いたものではないので、少し無機質で冷たく感じる人もいるかもしれません。
まとめ
手作り招待状の印刷方法についてまとめました。
自宅で印刷する以外にも、手作りキットを購入した業者で印刷してもらったり、印刷所を利用したりする方法があるんですね。
自宅で印刷する場合は、きれいに印刷するためのポイントがいくつかあるので、印刷前に確認してくださいね。
また、招待状を印刷まで業者に頼んだ場合も、封筒の宛名書きは別料金のことが多いです。
宛名書きの方法は3つ。
・筆耕を頼む
・手書きする
・印刷する
結婚式までどのくらい時間の余裕があるのかも考えて、最適な方法を選んでくださいね。
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