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感動の渦!泣ける結婚式の友人代表スピーチ文例集
音声で聴く!
友人代表として、スピーチをお願いされた!
どうせなら期待に応えて、感動を誘うようなスピーチをしたい・・・
そんな人のために、今回はスピーチの基本的な構成や文例を、感動してもらえるポイントもあわせてご紹介します。
スピーチの基本的な構成
友人代表のスピーチ、まず何から書けばいいのかもわからない!という人のために、基本的な構成をご紹介します。
1 導入(招待のお礼や祝辞)
2 自己紹介
3 新郎新婦とのエピソード
4 新郎新婦へのはなむけ・締め
この4つのステップに沿って組み立てれば、きっちりとしたいいスピーチになります。
では次に、実際のスピーチ例の全文を見ていきましょう。
友人代表スピーチ全文
新郎友人スピーチ
健二君、奈津美さん、ご両家ご親族の皆様、本日は誠におめでとうございます。ただ今ご紹介にあずかりました、新郎友人の松田 浩介と申します。
どうぞ皆様、ご着席ください。
新郎とは幼稚園からの付き合いなので、本日もいつも通り健二、と呼ばせていただきたいと思います。健二と僕は子供の頃からいつも、同じ遊びをして、同じスポーツをして、ずっといいライバルでしたね。でも何かあったとき、一番に頼るのもお互いでした。僕が仕事のことで落ち込んで涙を流してしまった時も、健二はバカにすることなく、ずっと隣で一緒にお酒を飲んでくれました。
あの夜のことは、今でも忘れられない思い出です。普段はこんなこと言葉にしないけど、健二ほど信頼できる男はいないと思っています。勝負の勝敗はつねに五分五分だったけど、僕より先にこんなに素敵な奥さんをもらうなんて、今回ばかりは負けを認めざるをえません。幸せそうな二人の姿を、心から嬉しく思います。奈津美さん、健二は自信を持っておすすめできるいい男です。
二人で、末永く幸せな家庭を作って下さい。健二、結婚してもたまには飲みに行こうな。本日は誠に、おめでとうございます。
新婦友人スピーチ
健二さん、奈津美さん、ご結婚おめでとう!
このようなおめでたい席で一緒にお祝いできること、心から嬉しく思います。私は、新婦の高校時代からの友人で、鈴木 香織と申します。
ご指名により、誠に僭越(せんえつ)ではございますが、友人代表としてお祝いの言葉を述べさせていただきます。また、新婦のことは普段、奈津美ちゃん、と呼んでいるので、本日も親しみを込めてそう呼ばせていただくことをお許しください。奈津美ちゃんと私は、高校3年間をずっと一緒に過ごしました。学校ではもちろん、放課後も休みの日も、いつも一緒だった気がします。
何時間話しても話が尽きないのは、今でも変わりませんね。でも奈津美ちゃんは楽しいだけじゃなく、私にダメなところがあればきちんと叱ってくれる存在でもありました。たとえば高校時代、バレー部でレギュラーを外された私がすっかりやる気をなくしていた時。奈津美ちゃんは私がいつも通り遊びに誘っても、「今の香織には他にやることがあるでしょう」と、静かにたしなめてくれました。そのおかげで私は逃げることなく、3年間バレーを続けることができたんです。
強くて優しい気持ちをもった奈津美ちゃんが、私は本当に大好きです。そんな奈津美ちゃんに健二さんを紹介された時は、自分の事のように嬉しく思いました。奈津美ちゃんが話しているとき、その横顔に穏やかな笑顔を向ける健二さんを見て、素敵な人なんだなと、心から安心しました。奈津美ちゃん、お嫁にいってしまうのは少し寂しい気もするけど、これからもずっと、一番の友達でいて下さい。健二さん、奈津美ちゃんは我慢強いところがあるので、ムリしすぎないように見守ってあげてくださいね。
末永くお幸せに!ありがとうございました。
感動を誘うスピーチにするには?
スピーチ内容のポイント
スピーチの中で、友人である新郎新婦のことは、いつもどおりの呼び方にするのがポイント!
普段は呼び捨てなのに、「○○さん」ではなんだか感情移入もしにくいですよね。
「いつも通り○○と呼ばせてください」と一言添えて、親しみのある呼び方で話すといいですよ。
そしてエピソードは、スピーチの中でも一番の感動ポイントです。
「新婦は美人で人柄も良く・・・」など、誰でも話せるような話ではなく、もっと具体的なエピソードを語るのが感動を誘うコツ。
自分と新郎新婦の間柄だからこそ、という思い出を選んで、気持ちを込めて話しましょう。
「これからも応援している、見守っているよ」というあたたかい気持ちを伝えて締めれば、じんわりと感動を誘うスピーチになりそうですね。
話し方も大切!
素敵なスピーチを考えても、ずっと下を向いて話していたり、小さな声で聞こえにくい・・・
なんてことになったら、ゲストも新郎新婦も感動しにくいですよね。
早口にならないよう、意識してゆっくり、そしてハッキリ話すことを心がけて。
言葉に詰まったり、緊張が伝わっても大丈夫。
友達のために一生懸命慣れないスピーチをするあなたの姿に、きっと新郎新婦もゲストも心を打たれるでしょう。
落ち着いて、新郎新婦に話しかけるような気持ちで喋るといいですよ。
とにかく喜びを伝える
新郎新婦の幸せを、自分がどんなに喜んでいるか、祝福しているかをしっかり伝えましょう。
心からの祝福が伝われば、上手な言葉じゃなくても、心に響くスピーチになります!
サプライズ演出も素敵!
例えば、スピーチの内容と関係するような思い出の品を持っていき、それを見せながら話すのも素敵。
その時の思い出がよみがえって、より感動を誘います。
新郎新婦へ何か小さなプレゼントを用意したり、仲間からの寄せ書きや手紙をスピーチの最後に渡すという演出も。
思いがけないサプライズに新郎新婦は感動、ゲストもほっこりしそうですね。
スピーチの後に握手やハグを求めるのも、感情が伝わっていいかもしれません。
ただし、あくまでスピーチがメイン。
あまり横道にそれないように、あくまでスピーチのおまけ程度のサプライズにとどめておきましょう。
まとめ
友人代表のスピーチは、「導入」「自己紹介」「エピソード」「はなむけ・締め」に分けて考えると作りやすいんですね。
ゲストへの気遣いも盛り込みつつ、エピソードでは自分にしか話せないような具体的な話をするのが感動のポイント!
新郎新婦への思い、今日の日を迎えた喜びをストレートな言葉で伝えましょう。
話すときは、ゲストが聞きやすい話し方を意識して。
ちょっとしたサプライズ演出を取り入れるのも、意外性があっていいかもしれません。
自分の思いを素直に伝えれば、きっとみんなの心に響くスピーチになりますよ。
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