誰もが引いた！ダメな友人代表の結婚式スピーチに共通すること6つ！

1 過去の暴露話

スピーチを頼まれるほどの間柄なら、新郎新婦の過去についてもある程度くわしいもの。

だからといって、新郎新婦の言われたくないような過去を暴露する・・・なんていうのは絶対にNG！

気を付けた方がいいのは、例えばこんな話題です。

過去の失敗談

高校の頃は、しょっちゅう授業をさぼって、街で一緒に遊んでたよね

あの頃は子供だったから、つい部活の後輩に意地悪したりしていたけど、そんな私たちも大人になりましたね

昔にくらべて成長した、ということを伝えたいのはわかりますが・・・

両親や親戚、会社関係の人などが聞いたら、新郎新婦への悪い印象を持たれかねません。

過去にヤンチャしていた話や失敗談は、控えておくのが無難です。

過去の恋愛話

前の彼氏の時は心配してたけど、今回はとてもいい人を選んだなと安心しています

毎晩のように合コンをしてた時代が懐かしいです

新郎新婦の間はもちろん、会場にも気まずい空気が流れそうな話題ですね・・・。

会場にはもしかしたら、当時の関係者が来ているかもしれません。

ゲストにも新郎新婦にも嫌な思いをさせないように、過去の恋愛話はタブーです！

スピーチで話したい内容が決まったら、新郎新婦に「あのこと話してもいい？」と軽く確認しておくといいかもしれませんね。

2 長すぎる or 短すぎる

友人代表のスピーチは、3～4分程度にまとめるのが基本。

あれもこれも話したい！という熱い思いがあるのはわかりますが、長いスピーチはゲストをうんざりさせてしまうかもしれません。

逆に短くまとめなきゃ！と思い過ぎて、内容が薄っぺらになってしまうのもNG。

せっかく友人代表に選ばれたのに、内容が薄いと「あまり親しくない友達なのかな・・・？」とゲストに思われてしまうかも。

長すぎて披露宴の進行を邪魔してしまったり、短すぎて味気ない、なんてことにならないように、適度な長さを心がけましょう。

だいたい原稿用紙3枚程度を目安に考えると、3～4分におさまりますよ。

書きあがったら、タイムを計って何度か練習してみましょう。

3 くだけすぎた話し方＆内容

新郎新婦とは気心の知れた仲。
いつも通りのノリで話した方が気持ちが伝わるはず・・・

でもちょっと待ってください！

会場には、新郎新婦の友人だけでなく、両親や親族、会社関係の人もいますよね。

下ネタや内輪ネタを話したり、敬語を少しも使わず乱暴に話したり・・・

これでは年配のゲストに不快感を与えてしまうかもしれません。

おめでたい席ではタブーとされている「忌み言葉」も気をつけたいところ。

・「別れる」「切れる」「終わる」など、関係が離れることを連想させる言葉

・「度々」「久々」「重ね重ね」など、離婚や再婚を連想させる重ね言葉

こういった言葉は、若い人はそこまで気にしないかもしれませんが、縁起を重んじる人にとっては気になります。

前もって調べて、忌み言葉は他の言葉に言い換えて使いましょう。

友人のスピーチはそこまで堅苦しくなる必要はありませんが、「みんなの前でスピーチしている」ということは忘れずに話したいですね。

4 新郎新婦をけなす

ウケを狙って新郎新婦をけなす！
飲み会の場ならいいかもしれませんが、友人代表のスピーチではNGです。

例えばこんな感じ。

△△ちゃんは料理も掃除も苦手ですが、二人の愛があれば大丈夫ですよね！

○○は酒グセが悪く、酔うとからむのでいつもみんなを困らせています

面白がるのは一部の友人だけで、新郎新婦本人も周りもドン引き・・・なんてことになったら大変！

誰が聞いてもクスッと笑えるような、軽いジョークで済む話題に留めておきましょう。

5 酔っぱらってグダグダ

これはスピーチ以前の問題ですね。

どんなにいいスピーチを考えて行っても、ちゃんと読めなければ台無し。

緊張してお酒が進むのはわかります。
でも、スピーチという大役が済むまでは深酒は禁物！

真っ赤な顔で滑舌も悪く・・・なんてグダグダのスピーチでは、聞いているゲストもシラけてしまうかも。

もし周りにお酒を勧められても、「この後スピーチが控えているんです」と断ればOKです。

お酒はスピーチが終わってからゆっくり楽しみましょう。

6 自分の話ばかりする

新郎新婦と自分との関係を一生懸命まとめているうちに、いつの間にか自分の話が中心になっていませんか？

それ、要注意なんです！

美紀ちゃんとはバレー部で3年間一緒でしたね。あの頃私は部長だったから、皆をまとめるのがとても大変でした。試合の前はケンカになったりして、いつも私は仲裁に入って・・・

僕は近い将来、起業して人の役に立つような仕事をしようと思っています。智也君は、いつもそんな僕の良き相談相手になってくれました。智也君の助言もあり、今、新しい目標に向かってすでに動き始めているところです。僕も智也君のように志を高く持って、向上心を忘れずに・・・

新郎新婦の話をしているつもりが、いつの間にか自分の苦労話や自慢話になっていますね。

これでは聞いているゲストも、「あれ？コレなんの話？」となってしまいます。

当日の主役は新郎新婦。
それを忘れずに、話題の中心は新郎新婦にしましょう。