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結婚式スピーチを成功させる!友人代表スピーチの作り方
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結婚式での「友人代表スピーチ」を頼まれたけれど、何を話せばいいのか分からない!
そんなあなたに、スピーチの基本的な構成と、ステップごとの文例をご紹介します。
スピーチ成功のためのコツもあわせてお話しするので、ぜひ参考にしてくださいね。
基本的な構成
友人代表スピーチの基本的な構成は、簡単に言うと次の4ステップです。
1 導入
スピーチの導入部分では、新郎新婦へのお祝いを述べます。
披露宴に招いてくれたことへの感謝も伝えると丁寧ですよ。
2 自己紹介
自分が新郎新婦とどういう関係なのか、ゲストにわかりやすいように簡単に自己紹介をしましょう。
3 新郎新婦とのエピソード
自分が知っている、新郎新婦に関するエピソードを話します。
友人代表のスピーチで一番大切な部分ですね。
4 新郎新婦へのはなむけ・締め
最後に、新郎新婦へ応援の言葉を贈り、そして締めの言葉でスピーチを終えます。
簡単な構成と内容はわかりましたか?
では次に、ステップごとの具体的な文例とポイントを見ていきましょう!
【導入】文例とポイント
文例
太郎君、花子さん、ご結婚おめでとうございます。
ならびにご両家の皆様、本日は誠におめでとうございます。このような素晴らしい席にお招きいただき、心より感謝申し上げます。
太郎君、花子さん、ご結婚おめでとう。こんな素敵な結婚式で、幸せな二人をお祝いすることができてすごく嬉しいです。
ポイント
導入部分は簡単に、お祝いの言葉とお礼の言葉を伝えましょう。
この部分はお決まりの定型文でもOK。
もし新郎新婦やご両親が起立して聞いている場合は、「皆さま、どうぞご着席ください」と一言添えるのを忘れずに。
【自己紹介】文例とポイント
文例
ただいまご紹介にあずかりました、山本と申します。私は新婦花子さんの、高校時代からの友人です。
ただいま司会の方よりご紹介いただきました、新郎友人の中村です。新郎とは小学生からの幼馴染で、高校時代はバスケ部で3年間、共に戦ったチームメイトでもありました。
ポイント
司会から紹介を受けてからのスピーチとなるので、その流れで先に自己紹介、次に導入の祝辞やお礼でもOKですよ。
また、自己紹介の後に、
「ご指名により、誠に僭越(せんえつ)ではございますが、ひと言ご挨拶を述べさせていただきます」
というような言葉を入れると、自分よりも目上に当たる先輩や年長者への気遣いもできてベター!
ただし自己紹介は長くなりすぎず、簡潔に済ませるのもポイントです。
主役は新郎新婦。
自分の話はほどほどにしましょう。
【新郎新婦とのエピソード】文例とポイント
文例
○新婦の友人花子さんと私は同じバレー部だったこともあり、高校の青春時代をずっと一緒にすごしました。花子さんは努力家で、1年生のときからレギュラーとして活躍していました。
自分も厳しい練習をこなしながら、なかなかレギュラーになれなかった私をいつも応援してくれて、自主練習にも付き合ってくれました。時にはケンカをしたこともあったけど、いつも花子さんの方から仲直りのきっかけを作ってくれて、またいつも通り仲良くしてくれましたね。あのときは意地になって言えなかったけど、そんな花子さんに、本当はすごく感謝してました。ありがとう。いつだったか、将来の夢を聞いた時、花子さんは少し恥ずかしそうに、「○○くんと結婚すること」と言っていました。
普段あまり恋人の話をしない花子さんの夢としてはちょっと意外で驚いたけど、結婚の報告を聞いた時、「あの時の夢を叶えたんだ」と、自分の事のように嬉しくなりました。
○新郎の友人太郎君はいつも穏やかで、みんなに優しくて、クラスの中でもいつもにこにこ笑っていましたね。
でも実はとても熱いところがあって、困った人がいると進んで力になりに行くような人でした。そういう僕も友人関係で悩んでいた中学時代、何時間でも話を聞いてくれて、一緒に解決法を考えてくれた太郎君にすごく救われました。優しくて頼りになる太郎君は、みんなに一目置かれる存在で、太郎君の周りにはいつの間にか人が集まっていましたね。
このように太郎君は人望が厚く、僕にとっても自慢の友人です。
○職場の同僚花子さんとは、同期入社ということですぐに仲良くなりました。右も左もわからない新入社員時代、励まし合って頑張ってきました。
いつもにこやかに笑っている花子さんの明るさに、何度も助けられたことがあります。そして私達にも後輩ができ、指導する側になった今、花子さんの新たな一面に気付きました。後輩が何回も失敗をして、みんなが呆れてしまった時も、花子さんだけは嫌な顔ひとつせず、根気強く指導にあたっていました。
本当は誰よりも優しい花子さんが、後輩のために時に厳しく、一生懸命がんばってくれたこと、私はよくわかっています。本当に相手のためを考えて行動できる花子さんは、私にとって尊敬する同僚であり、最高の友人です。
ポイント
この部分は、スピーチの中でとっても重要な部分!
新郎新婦と自分の、思い出に残るエピソードを語りましょう。
友人代表スピーチをお願いされたくらいですから、新郎新婦はあなたに特別な信頼をおいているということ。
自分と新郎新婦の間柄だからこそ、という思い出を選んで、自分の気持ちを込めて話すといいですよ。
「思いやりがある」「しっかりしている」など、新郎新婦のいいところがわかるようなエピソードをチョイスするとベター!
話してほしくないことがないか、事前に確認しておくと安心ですよ。
でもあれもこれもと詰め込み過ぎると、スピーチが長く、聞きにくくなってしまうことも。
「これ!」というエピソードにしぼって話すようにしましょう。
【はなむけ・締め】文例とポイント
文例
いつまでも笑顔いっぱいの二人でいて下さい。
これからは家族ぐるみでお付き合いができることを、楽しみにしています。本日は誠に、おめでとうございます。
二人ならきっと、皆が羨むようなあたたかい家庭を築いていけると思います。でも、もし壁にぶつかったときは、いつも力になりたいと思っている友達がいること、忘れないでください。これをもちまして、お二人へのはなむけの言葉とさせていただきます。ありがとうございました。
ポイント
新郎新婦への希望、応援の言葉を入れると、あたたかいスピーチになりますね。
最後は、聞いてくれたゲストへのお礼の言葉や、改めてのお祝いの一言でビシッ!と締めましょう。
スピーチ成功のコツ
最後に、スピーチ成功のコツを3つご紹介します。
礼をするタイミング
スピーチをする際は、頭を下げて礼をする場面がたくさん!
どこで礼を入れるべきなのか、覚えておきましょう。
1 司会者に名前を呼ばれた時、同じテーブルのゲストへ一礼、起立して全ゲストへ一礼
2 マイクの前に立って一礼
3 スピーチの冒頭、新郎新婦や両家への祝辞を述べた後に一礼
4 スピーチ終了後、新郎新婦とゲストに一礼
5 席に座る時、同テーブルのゲストへ一礼
これらをきちんと入れると、とても丁寧な印象になりますよ。
一呼吸して落ち着いて!
緊張して声が震える・・・
早口になって噛んでしまいそう・・・
そんな気持ちを落ちつかせるためには、意識して呼吸をいれるといいでしょう。
一呼吸置くことで、聞いているゲストにも落ち着いた印象を与えてくれます。
焦らなくていいので、ゆっくりハッキリ話しましょう。
手紙形式でもOK
原稿を暗記して話すのはカッコイイですが、そんなの無理!という人は、手紙形式にしてはいかがでしょうか?
「本日は新郎新婦へのお祝いの気持ちを、手紙に書いてまいりました」と一言添えてから読めばOK!
でもたまには顔を上げて、新郎新婦やゲストに目をやるといいですよ。
まとめ
友人スピーチの基本的な構成と、文例ごとのポイントをご紹介しました。
導入の祝辞や自己紹介、締めの言葉は決まり文句でも大丈夫。
エピソードやはなむけは、自分の言葉でしっかりと気持ちを伝えたいですね。
スピーチの作法をきっちりとすると、年配者にも好印象!
緊張する人は呼吸をはさんで、スピーチも手紙形式にするなど工夫するといいですよ。
ポイントをおさえて、友人代表のスピーチを成功させましょう!
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