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結婚式ゲストのスピーチ!避けたい話題や言葉遣いって?
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結婚式の披露宴でのスピーチ。
そんなお祝いの場にはふさわしくない、スピーチでNGな話題がいくつかあります。
今回はスピーチで避けたい話題と言葉遣いをピックアップしてまとめました。
「悪気はないのについつい・・・」とならないように、しっかりチェックしておきましょう!
避けたい話題1「暴露話」
まず気をつけたいのが、新郎新婦の暴露話です。
披露宴には、新郎新婦の親族はもちろん、会社の上司や同僚、友人などいろいろな立場のゲストが出席します。
立場がいろいろということは、考え方・感じ方も分かれるということ。
暴露話を不快に感じる人もいるかもしれないので、たとえ新郎新婦が許可したとしても、避けた方がいいですよ。
暴露話とひとくちに言っても内容はさまざまですが、中でも特に気をつけたいものを3つ紹介します。
過去の異性関係について
例えば、学生時代のエピソードを話すときの失敗として挙げられるのが
「新郎はあのころ、○○ちゃんのことが好きで・・・」
「新婦は昔○○くんと付き合っていて・・・」
と新郎新婦の過去の異性関係についてうっかり話してしまうことです。
新郎新婦はもちろん、新郎新婦の両親にも不快な思いをさせてしまうかもしれないので、話さないようにしましょう。
新郎新婦の話題にも注意
新郎新婦のエピソードであっても、たとえば
「ふたりの出会いは合コンで・・・」
などと話すのはやめた方が良さそう。
新郎新婦の両親や親族は、そこまで知らないかもしれませんからね。
「ゲストには新郎新婦の友人が多いし、みんな知っているだろう」
といった安易な考えはキケンですよ。
失敗のエピソード
場を盛り上げることはもちろん大切ですが、新郎新婦のお酒やギャンブルの話など、失敗のエピソードは控えましょう。
面白いエピソードや、失敗をばねに成長した話であっても、新郎新婦の親族が不安に感じてしまうかもしれません。
自分のスピーチのせいで両家が疎遠に・・・なんてことは避けたいところ。
また、浪人した話、仕事上での失敗なども、新郎新婦はこちらが思っているよりも気にしているかもしれません。
上司として、友人代表としてなど、どのような立場でスピーチを頼まれたとしても、触れない方が無難ですよ。
避けたい話題2「プライベートな情報」
新郎新婦の話をするときに、それぞれの収入や具体的な学校名、年齢などのプライベートな話は控えましょう。
収入はふたりのプライベートに関わること。
自分が会社の同僚で、想像がつくから・・・と思ってもやめておきましょう。
学歴も人によっては公の場で話されたくないケースもあるでしょう。
具体的な学校名ではなく、「学生時代は~」という言い方をしてください。
年齢は、新郎と新婦の間で年の差を気にしている場合も考えられるので、具体的な数字は出さないほうが無難です。
そして、あわせて気をつけたいのが「新郎新婦の呼び方」。
披露宴の最中、新郎新婦を呼ぶときは「○○くん」、「○○さん」が基本です。
直接ふたりへ話しかける場合は普段のあだ名でも大丈夫ですが、その場合は
・身体的特徴からきているあだ名
・一部の人しか分からないようなあだ名
は避けたいところ。
「ひろくん」や「はるちゃん」のように名前を使ったあだ名なら、みんなも誰のことか分かるので大丈夫そうです。
避けたい話題3「子どもについて」
次に、子どもに関する話題です。
新郎新婦へ
「ぜひ早く子どもを授かって・・・」
といったお祝いの言葉を贈ることを想像してみてください。
子どもに関する話題はとてもデリケートなものですし、考え方も人それぞれ。
「結婚したから子どもを・・・」のような言い回しは、新郎新婦だけでなく、ゲストの中にも快く思わない人がいるかもしれません。
「ふたりで温かい家庭を・・・」といった言葉を贈るのがいいですよ。
また、ふたりが結婚する前に子どもを授かっている「授かり婚」の場合。
子どもを授かること自体はもちろん喜ばしいのですが、結婚前の妊娠となるとデリケートな話です。
たくさんのゲストが聞いているスピーチでは、触れない方が無難かもしれませんね。
避けたい話題4「価値観の押し付け」
披露宴にはさまざまな立場、いろいろな考えの人が出席しているので、政治や宗教に関する話題には触れないほうが無難です。
政治や宗教のような個人の価値観に関する話題はデリケートなもの。
内容によってはお祝いの席が険悪なムードになってしまうかもしれません。
また、たとえ政治や宗教に関する話題でなくとも、思わぬところで個人の価値観を押し付けてしまうこともあります。
例えば、さきほどの「結婚したらすぐに子どもを・・・」や、「男性は仕事を頑張って、女性は家庭を守って・・・」など。
スピーチの原稿を作ったときは「押し付けになってしまっているところはないかな?」と意識して見直すようにしましょう。
避けたい話題5「下ネタ」
スピーチを任される人の中には、場を盛り上げようと下ネタを話す人がいます。
披露宴は新郎新婦の結婚をお祝いするフォーマルな場です。
仲のいい友人だけで集まった飲み会とは事情がまるで異なる場だと心得ましょう。
年齢や立場など、いろいろな人がいることを考えると下ネタのような下品な話題は控えてください。
避けたい話題6「自慢話」
スピーチの冒頭で話す内容として、自己紹介があります。
自己紹介の後に新郎新婦へのお祝いの言葉が続くのかと思ったら、自分の自慢話ばかり・・・というのは避けたいところ。
自己紹介はもちろん必要ですが、披露宴の主役は新郎新婦です。
ふたりの披露宴を盛り上げることを意識してスピーチの内容を組み立てましょう。
避けたい話題7「一部の人にしか分からない話」
身内ネタは知っている人にとっては面白くても、知らない人にとっては何の事だかさっぱり。
知らない人にもきちんと説明できればいいのですが、限られた時間の中では難しいので、やめておいた方が無難かもしれませんね。
また、新郎新婦の仕事の話をするときに、専門用語ばかりになってしまうと、他のゲストは話についていけないかもしれません。
新郎新婦がどのような仕事をしているのか他のゲストに紹介するのは大切ですが、会場にいるみんなに伝わる内容を意識してくださいね。
以上が結婚式のスピーチで避けるべき話題になります。
最後に、結婚式にふさわしくない言葉遣いについて押さえておきましょう。
避けたい「言葉遣い」
結婚披露宴のようなフォーマルな場では、「言葉遣い」には十分気をつけましょう。
例えば、自分のことは「わたし」「わたくし」と呼ぶのが一般的です。
職場を指すときは「わたくしどもの~」といいます。
また、仲の良い友人相手であっても、
「あの時はマジで楽しかったよね」
「今日の○○ちゃん、ガチでキレイだよ」
など、くだけた表現で話してしまうとゲストからの印象は良くないかも。
スピーチのせいで新郎新婦への印象まで下がるなんてことがないよう、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。
さらに、「忌み言葉」も使わないようにしましょう。
忌み言葉の例としては、「別れる」「切れる」といった縁起の悪い言葉や、「くれぐれも」「久々」といった重ね言葉など。
「また」などのようについつい使ってしまいそうな言葉もたくさんあるので、事前に調べておきましょう。
こちらの記事で詳しくまとめているのでチェックしてみてくださいね。
「忌み言葉」とは?結婚式で避けたいNGなワードまとめ&言い換え一覧
まとめ
結婚式のスピーチで控えたほうがいい話題は次のとおり。
1 暴露話
2 プライベートな情報
3 子どもについて
4 価値観の押し付け
5 自慢話
6 下ネタ
7 一部の人にしか分からない話
披露宴は新郎新婦の結婚を祝福するための場です。
新郎新婦やほかのゲストの気持ちを考えて、お祝いの気持ちをしっかり伝えるのが何よりも大切なこと。
それができれば、話題選びや言葉遣いも自ずと正しいものになるはずです。
ふたりが自分を大切な役割に選んでくれたことを意識して、スピーチに臨んでくださいね。
以下の記事では、結婚式のスピーチの基本構成や正しいマナーを例文付きで解説しています。
ぜひこちらを参考にステキなスピーチを考えてみてくださいね!
例文付き【結婚式祝辞の完全版】主賓の挨拶、乾杯、友人代表スピーチの基本構成やマナー
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