結婚式の引き出物や引き菓子、みんなはどこで手配しているの？

みんなはどこで手配している？

引き出物や引き菓子を手配する方法はいくつかありますが、先輩カップルたちはそれぞれどのように手配したのでしょうか。

さっそく見ていきましょう。

引き出物の手配先

「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」調べ（※）によると、引き出物の手配先は次のようになりました。

利用した会場や、会場提携のショップで購入した人を合わせると、9割を超えていますね。

インターネット通販や外部のショップで購入した人は、ほぼ同じくらいの割合となりました。

続いて、引き菓子の手配先を見てみましょう。

引き菓子の手配先

引き出物と同じく、利用した会場で購入した人と会場提携のショップで購入した人が1位、2位を占め、合わせて約8割となっています。

引き出物と比べると、外部のショップで購入したという人が少し多くなっていますね。

アンケート結果を見てみると、引き出物も引き菓子も、利用した会場や、会場が提携するショップで購入した人が多いよう。

それに比べると割合は少ないですが、外部のショップやインターネット通販を利用した人もいます。

それぞれの手配方法にはどんな特徴があるのでしょうか。

その方法を選んだ理由もあわせてご紹介します。

1 利用する会場で購入

利用する会場オリジナルの商品がある場合、それを購入するという方法です。

例えばホテルブランドの上質なタオルや、会場オリジナルスイーツ、グルメなど、会場によっては引き出物にピッタリの品物が見つかることもあるようですね。

「会場で買えば持ち込み料がかからないから」

「手配が楽」

という理由で選んだ人も多く、結婚準備で忙しいカップルにとっては一番手軽な方法かもしれません。

会場で手配した商品なら、急な人数変更やトラブルにも、会場のスタッフが迅速に対応してくれますよね。

安心な上、会場オリジナルの引き出物や引き菓子を持ち帰ってもらうことで、当日の楽しかった余韻に浸ってもらえるかもしれませんね。

2 会場が提携するショップで購入

続いて多い回答だったのが、会場が提携するショップで購入したという方法。

多くの結婚式場は、引き出物や引き菓子を扱ういくつかのショップと提携しています。

プランナーから提携ショップの紹介を受け、そこで商品を選んだ人が多いよう。

「持ち込み料もかからないし、提携先なら割引があったので」

「手配が楽だし安心」

「引き菓子は外部のショップでも提携ショップでも価格がそこまで変わらなかったので」

と、提携ショップで購入した理由は、式場オリジナル商品を購入したカップルと似たような理由のようですね。

また、会場が提携するショップなら割引サービスがある場合も。

ただ、引き菓子は引き出物に比べて単価が低いので、外部のショップで購入するのとそこまで価格が変わらないという意見もありました。

式場や式場提携のショップで購入した場合、商品によっては外部で購入するよりも少し割高になることがあります。

でもその分手配が楽だったり、トラブルが起きても会場のプランナーに対応をお任せできたりと、メリットもたくさん。

また、

「引き出物を提携ショップで購入することを条件に、引き菓子の持ち込み料を無料にしてもらって外部ショップで購入した」

「引き出物は外部業者で選び、単価の低い引き菓子は提携ショップで購入しました」

という風に、引き出物と引き菓子で購入方法を分けたという人もいます。

希望の品物や予算に合った方法を選びたいですね。

3 外部のショップで購入

会場が提携していない外部の業者を自分で探し、購入するという方法です。

「同じ品物でも外部のショップの方が安く購入できるから」

「提携ショップに気に入ったものがなかったから」

「引き菓子はお気に入りのお店のスイーツにしたかった」

などの理由で外部のショップを選んだ人が多いよう。

外部のショップで購入すると、会場で手配するよりもお得な品物も多いんです。

でも注意したいのが、外部のショップで購入した引き出物や引き菓子を持ち込む場合、保管料として「持ち込み料」といわれる料金が発生することがあるということ。

品物の価格の差で外部ショップを選んだ人は、持ち込み料が無料の式場だったり、持ち込み料を含めても外部ショップで購入する方が安く済んだから、というケースが多いようです。

また、提携ショップでは選べる品物の種類が限られていることも多いもの。

でも外部のショップなら、自分の好きな商品を、納得するまで探すことが可能。

引き菓子に関しては、普段から行きつけのお菓子屋さんがあったり、親戚がやっているお菓子屋さんで注文したりと、「どうしてもここのお菓子がいい！」とこだわる人もいるよう。

引き出物・引き菓子にはこだわりのものをチョイスしたいという二人は、外部ショップを選ぶ傾向があるようですね。

4 インターネット通販で購入

外部ショップの中でも、インターネットの通販ショップで購入するという方法です。

「自由に選べるので好みの品が見つかる」

「リーズナブルなショップが多い」

など、選択肢の広さと価格の安さが魅力のよう。

インターネット通販なら、遠くて行けないようなショップでも買い物ができますし、インターネット限定の商品なんかもありますよね。

幅広い選択肢の中から、じっくりと引き出物を選ぶことができます。

また、ショップによっては会場への持ち込み料を負担してくれたり、引き出物用の紙袋を無料でつけてくれたりと、お得な特典がある場合も。

メリットは多いようですが、急な人数変更や、万が一届いた商品に間違いがあった場合などの対応は、自分たちでしなければいけないという注意点もあります。

時間に余裕をもって手配するといいかもしれませんね。

5 手作りした

少数意見ですが、引き出物や引き菓子を「手作りした」というカップルも。

「引き出物は人と違う物を贈りたかったので、陶芸教室に通って手作りしました！」

「お菓子作りが得意なので、引き菓子は手作りのパウンドケーキに」

など、とことんこだわりたい二人や、得意分野がある、というのが理由のようです。

ゲストの数だけ必要な引き出物・引き菓子を手作りするのはとても大変なこと。

引き菓子は特に消費期限の関係もあり、結婚式の直前に作る必要がありますし、そもそも食品の持ち込み自体が制限されているという会場もあります。

その上、手作りは心がこもっていて嬉しいという人もいる反面、敬遠する人も少なからずいるもの。

ゲストの人数や顔ぶれを考えて選びたい方法ですね。

※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象：入籍3年以内の男女
調査時期：2018年7月
対象人数：男性500人　女性500人