【結婚式のストッキング】黒はNG?タイツはOK?お呼ばれマナーや伝線対策も紹介!
結婚式へお呼ばれした、女性ゲストのみなさん。
「結婚式にストッキングを履いていくとき、守らなきゃいけないマナーってある?」
「どんなストッキングを選べばいいの?」
「タイツは履いてもOK?」
そんな疑問を持っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、結婚式でのストッキングのマナーについて解説します!
さらに、ストッキングが苦手な人におすすめの服装や、伝線しにくい方法なども紹介していきます。
マナーを守りつつ、オシャレに決めて新郎新婦をお祝いしましょう!
結婚式での基本的なストッキングマナー
結婚式のお呼ばれには「自分の肌の色やドレスの色に合ったベージュ系のストッキングを着用する」のが基本です。
「夏の結婚式は暑いから、素足で出席してもアリかな」
・・・なんて思っている人もいるかもしれませんが、フォーマルな場での素足はマナー違反だと思われてしまいます。
結婚式に出席するときは、暑くてもきちんとストッキングを履いていきましょう。
なお、会場の雰囲気によってはそこまでマナーを気にしなくていい場合もあります。
例えば「出席者のほとんどが友達!」というようなカジュアルなパーティーや二次会の場合は、オシャレを楽しんだ方が場の雰囲気に合うことも。
会場に合わせて、さりげないラメやワンポイントが入ったものなど、華やかな印象になるストッキングを選んでも良いかもしれませんね。
会場がどんな雰囲気か事前にわからない場合は、ベージュのシンプルなストッキングにしておくと安心です。
女性の服装マナーについては、こちらの記事も参考になるので読んでみてくださいね。
【女性の服装マナー】結婚式お呼ばれのOK・NGって?年代別の服装やゲスト実例もご紹介
【女性ゲスト向け】知らないと恥をかく?結婚式で気を付けたい服装5つ!
避けた方が良いストッキングは?
続いては、結婚式で避けた方が良いストッキングを紹介します。
黒ストッキング
黒のストッキングは大人っぽい印象で、ドレスにも合わせやすいですよね。
しかし、黒いストッキングはお葬式を連想させるという理由から、結婚式にはふさわしくないとされています。
特にマナーを重視しなければならない次のような場面では、黒ストッキングを避けるのがおすすめです。
いずれも、マナーを守ったフォーマルな服装や立ち振る舞いが大切になる場面。
特に神前式では神殿に上がる際にゲストも靴を脱ぐため、足元が見えやすくなります。
ベージュのストッキングを着用して、穴や伝線がないかにも注意してくださいね。
カジュアルな結婚式で黒ストッキングを履く場合でも、ラメやワンポイントが入ったものを選んで華やかさをプラスすることを忘れずに。
さらに、肌がまったく見えないような色の濃いものではなく、透け感のあるものを選ぶと良いですよ。
また、黒いドレスに黒いストッキングを合わせると「全身黒」に見えてお葬式感が増してしまいます。
そんなときは、差し色や光沢感のあるアイテムを取り入れられると良いですね。
派手過ぎるもの
結婚式の主役は新郎新婦ですので、派手すぎるものはゲストの服装としてふさわしくありません。
ベージュ系以外の色のストッキングやレースなどの大きな柄が入ったストッキング、網タイツなどは特に目立ってしまいそうなので避けましょう。
様々な方が参列するので、マナー違反に思われてしまうかもしれないものはできるだけ避ける方が安心です。
タイツ
ストッキングと同じく脚に着用するものですが、「タイツ」も結婚式にふさわしくないとされます。
「タイツ」と「ストッキング」の違いは、ズバリ「厚さ」。
厚さを表す単位は「デニール」といい、デニールの数字が大きくなればなるほど分厚いものになります。
一般的には30デニール未満が「ストッキング」、それ以上が「タイツ」です。
タイツはストッキングに比べ生地が分厚くカジュアルな印象を与えるので、色に限らず結婚式のようなフォーマルな場にはふさわしくないとされています。
とはいえ、
「寒い季節に薄手のストッキングはつらい」
「防寒のために厚いタイツを履きたい」
という人もいますよね。
そんな人は、少し面倒に思うかもしれませんが「会場までタイツを履いていき、着いたらストッキングに履き替える」という方法がおすすめ。
会場内は空調が効いているので、ストッキングでも大丈夫でしょう。
足先が冷える人は、靴用カイロなどを使ってコッソリ防寒するのもアリ。
マナーを守りつつ、上手く防寒ができるといいですね!
冬の結婚式の服装については、こちらの記事でくわしく紹介しています。
ストッキングが苦手な人向けの対処法
結婚式ではストッキングを履くのが基本とのことでした。
しかし腰まで覆うパンストタイプだと、
「おなかのほうまで締め付けられて苦しい!」
「夏場の結婚式には暑くてつらい!」
といった理由でストッキングを履きたくない人もいるのではないでしょうか。
この場合、靴下タイプのストッキングを選ぶという手もあります。
靴下タイプのストッキングを履く場合は、露出部分が小さいロングドレスやパンツスタイルを選ぶのが吉。
脚を露出させたくない人にも選びやすいスタイルかもしれませんね。
なお、靴下タイプのストッキングを履くときは丈に注意して選びましょう。
丈が短すぎるとドレスの裾からストッキングと素肌の境目が見え、はしたない印象を与えてしまうかもしれません。
また着席時など裾が上がって思いがけず足元が見えるシーンもあるので、十分に気をつけたいところ。
ドレスの裾ギリギリではなく、できるだけ長めの丈のものを選ぶといいですよ。
ロングドレスやパンツドレスが気になる方は、こちらの記事もどうぞ!
結婚式お呼ばれの服装でロングドレスはアリ?マナーと着こなしは?
結婚式お呼ばれ!パンツドレスのマナーって?着こなしのコツやコーデ実例もご紹介
ストッキングの伝線対策
マナーに合わせてストッキングを選べたら、次に気になるのは「伝線対策」ですよね。
もし当日伝線してしまったら、隠すのに必死で式に集中できない・・・なんてことになってしまうかも。
そこで最後に、実践できる伝線対策について紹介していきます!
予備を準備しておく
伝線してしまったら、すぐ予備に履き替えましょう。
基本ですが、やっぱりこれが重要!
二度目の伝線に備えて、二、三個予備を用意しておくと安心ですよ。
万が一持ってくるのを忘れてしまっても、焦らなくて大丈夫。
最近はコンビニなどに売っていることも多いので、忘れたことに気づいたら確保しておきましょう。
正しく履く
伝線を防ぐ方法として、まず大切なのは「正しく履く」こと。
ストッキングはデリケートな素材で出来ているので、丁寧に扱わないと伝線が起こる可能性も。
正しい履き方をマスターして、伝線を予防しましょう!
①椅子に座る
ストッキングを履くときは、椅子などに座ることが重要!
立ったまま履くと片足だけに負荷がかかり、伝線の原因になるので要注意です。
急ぎの時こそ、座って履くようにしましょう。
②ストッキングを爪先部分まで手繰り寄せる
ウエスト部分から爪先部分までしっかり手繰り寄せてから、足を入れます。
爪先部分を合わせた後、かかとの部分も合わせておくのがポイントです。
片方の足を入れたら、もう片方も同じように合わせます。
③膝、太もも、腰へとゆっくり引き上げる
両手の親指をストッキングの内側に入れて、ゆっくり引き上げていきます。
このとき、シワができないよう注意しながら、左右交互に上げていくのがポイント。
膝から太ももへ、太ももから腰へと、隙間がないことを確認しながら上げていきましょう。
爪を切り、手足の保湿をする
ストッキングを履くときは、爪や手足のケアをしておきましょう。
爪がとがったままだとストッキングがひっかかりやすくなるので、爪を切るか手袋をするなどの工夫が必要です。
また、肌のささくれも伝線の原因に!
寒く乾燥する季節は特に、脚や手の保湿をしっかりしておくとGOODです。
適切な方法で洗濯をする
ストッキングの繊維を傷めないためには、「水での手洗い」がベストです。
洗濯機の場合はネットに入れ、ドライコースで洗いましょう。
脱水するときは、絞ると型崩れしやすいのでタオルで挟んで脱水すると良いでしょう。
干すときは、熱に弱いため天日干しは避けて日陰で干しましょう。
爪先を下に、お尻側を上にするといいですよ。
伝線した場合の応急処置は?
「対策していたけど、伝線してしまった・・・!」
そんなときのための応急処置もご紹介します!
透明マニキュアやトップコートを塗る
破れている箇所に透明なマニキュアやトップコートを塗ることで、繊維のほつれを食い止めることができます。
伝線箇所のまわりに、少し広めに塗るのがポイントです。
ただしかぶれの原因になる場合もあるので、肌が弱い場合は避けたほうが良いでしょう。
まとめ
結婚式に素足で出席するのは、マナー違反とされています。
一番まちがいないのは、ベージュ系でパンストタイプのものを履いていくこと。
黒ストッキングや派手な柄のストッキングは避けた方が無難です。
タイツは分厚くカジュアルな印象を与えるので、寒い日は会場でストッキングに履き替えるか、カイロで防寒対策という手もあります。
また、ストッキングを伝線させないためには、正しい洗濯と正しい履き方が大事!
伝線してしまったときのために、予備を持っていくと安心ですよ。
足元も場に合わせたマナーを意識して、新郎新婦を祝福したいですね!
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