結婚式お呼ばれのコサージュの正しい付け方＆選び方は？

コサージュって何？どこにつけたらいいの？

「コサージュ」とは、ドレスや服につける花をモチーフにした飾りのこと。

素材も生花から布、レースやリボンまでさまざまです。

つけるだけで洋服やドレスを華やかに見せてくれるので、結婚式お呼ばれにピッタリのアイテム！

どこにつけたらいいの？

基本的に、ファッションに合っていれば、髪以外ならどこにつけてもかまいません。

髪につけるのがダメとされる理由は後でご紹介するとして・・・

ドレスに合わせる時は、左胸のやや高めの位置、鎖骨の下辺りにつける人が多いよう。

「右胸につけるのはダメなの・・・？」

右胸につけてもマナーに反しているわけではないので、大丈夫ですよ。

左胸につける理由は、「印象に残りやすいから」。

人の目線は一般的に、まず右に向けられるという説があります。

相手から見たときに右にあったほうが、コサージュが目につきやすい、ということで左胸につけることが多いようですね。

コサージュは顔のそばにつけることで、顔がパッと華やかに見えるという効果も！

ドレスのデザインや自分の背の高さも考えて、見栄えが良くなるように調節しましょう。

正面から見たときにあまり茎の部分が目立たず、花が少し上を向いているくらいがキレイなつけ方です。

つけにくいと感じたら、ドレスを着る前に先にコサージュを付けてしまえば簡単ですよ。

髪にコサージュをつけるのはNG？なぜ？

どこにつけても素敵なコサージュですが、唯一避けた方がいいのは、「髪に飾ること」。

結婚式で髪に花を飾るのは、花嫁の特権です。

造花などでできた小さめのものを、頭の下の方につけるくらいなら、実際している人も見かけますが・・・

基本は避けておいた方が無難。

特に、親族が髪にコサージュを飾るのは、小さめのものであってもNGとされています。

親族は新郎新婦と一緒にゲストをお迎えする側なので、マナーを意識したコーディネートにする必要があるんです。

結婚式には避けた方がよいコサージュ

では、結婚式お呼ばれにふさわしくないと言われるコサージュを3つご紹介します。

1 黒・白のコサージュ

真っ黒のコサージュは、お祝い事には少し暗いイメージに。

特にドレスも暗い色の場合、まるでお葬式のような服装になりかねません。

合わせるドレスの色味によっては避けたほうが良いですね。

また、「白」は言うまでもなく、花嫁の色。

基本的に小物は白を身に着けてもOKですが、コサージュは花をモチーフにした飾り。

花嫁の髪飾りやブーケとかぶってしまうと、ちょっと気まずいですよね・・・

白や、白に見える色は、つけて行かないほうが無難です。

2 生花でできたコサージュ

生花のコサージュって、とっても鮮やかでキレイですよね。

でも結婚式で生花を飾るのは、基本的に新郎新婦だけ。

ですので、コサージュをつけるときは「造花」を選ぶといいですね。

ただ、造花であっても、生花に見えるようなリアルなものは控えておいた方が安心です。

3 大きいもの、奇抜・派手なデザインのもの

あまりに大きすぎるコサージュや、デザインが奇抜なコサージュは悪目立ちしてしまうおそれが・・・

コーディネートからも浮いてしまいかねません。

フォーマルな場では、あくまでドレスに「添える」気持ちでコサージュを選びましょう。

結婚式にふさわしいコサージュの選び方

では、どんなコサージュが結婚式にふさわしいのか、「大きさ」「色」「デザイン」「素材」に分けて見ていきましょう！

大きさ

大きさはあまり大きすぎず、控えめなものが上品です。

ドレスとのバランスも考えながら、品よくキレイに見える大きさのものを選びましょう。

大きさは12センチまでを目安に。

それ以上は「大きい」という印象が強くなるようなので、控えたほうが良さそうです。

色

色はコサージュだけが目立ってしまう原色よりも、淡い色味がオススメ。

決まった色はありませんが、ベージュ（ゴールド）系やピンク、イエローなど、明るい色味が結婚式にはピッタリ！

グレー（シルバー）系やブルーなど、大人な色味を合わせても素敵ですよ。

一色使いのものの他、何色かのグラデーションになったものもキレイで素敵！

デザイン・素材

コサージュには色々なデザインのものがあります。

花が一輪のものから、小さな花が束になった華やかなもの、キュートなつぼみのコサージュなど・・・

同じコサージュでもデザインによってイメージはさまざま。

素材は、シルク・レース・サテンなどドレッシーなものが結婚式にピッタリです。

ビーズでできたコサージュも、上品に輝いて可憐な印象に。

ネックレスとコサージュが一体化したものや、リボンがついたものも華やかです。

自分のイメージに合ったものを選んでくださいね。

全体のバランスを意識して合わせよう

コサージュを選ぶときは、ドレスだけでなく髪型や、ほかのアクセサリーとのバランスも大切。

コサージュをコーディネートのポイントにするのなら、ほかのアクセサリー類は控えめなものを選ぶとGOOD。

すべてが主張して、なんだかゴテゴテしたファッションになってしまわないように気をつけましょう。

ドレスと同系色のコサージュを合わせると、とても落ち着いた大人のイメージになります。

例えば、ベージュのドレスにピンクベージュやイエローのコサージュを合わせれば・・・

落ち着いた雰囲気の中に、さり気ない可愛さのあるコーディネートに。

地味さが気になるなら、ビジューやビーズ、パールなどがあしらわれたコサージュを使ってみてはいかがでしょう。

上品な輝きをプラスしてくれますよ。

コーディネートにメリハリをつけたいなら、ドレスと違った色味のコサージュを合わせましょう。

例えば、紺色のドレスに淡いベージュのコサージュをつければ、一気に華やかな印象に！

淡い色を選べば悪目立ちすることもなく、華やかで結婚式にもピッタリです。