未婚の友達や先輩への結婚報告で気をつけたいことって?
音声で聴く!
結婚を迎える人が悩みがちなのが、未婚の友達・先輩への結婚報告。
今回は、「こんな結婚報告は引っかかる」というリアルな声をもとに、気をつけたいポイントをまとめてみました。
なるべく好印象な報告ができるように、ぜひ参考にしてください!
上から目線に気をつけよう
モヤッとされがちな例としてよくあるのが、「上から目線」な結婚報告。
たとえば、会社の後輩からこんな風に報告された人がいます。
「私、結婚して退職することにしたんです。
すみません、先になってしまって」
言われた側は、「先に」という言葉にモヤっとしたそうです。
たしかに、結婚は人と比べて「先か後か」なんて話ではありませんよね。
「お先に失礼」的な言い方は上から目線に取られがちなので、うっかりでも口にしないよう気をつけましょう。
結婚相手のことを喋りすぎるのもキケン!
「彼は大企業の○○職で、趣味はサッカー。すごく上手なんだよ。それに優しくて頼りになる人で、この間も~」
などなど、いくら素敵なパートナーであっても褒めすぎると「自慢?」と思われてしまいます。
特に職業や年収などのステータスを細かく話すと自慢に聞こえがち。
結婚相手については「聞かれたことだけ答える」「褒めすぎない」を基本にしておいた方が良さそうですね。
浮かれずサラッと伝えよう
結婚報告では浮かれすぎにも注意。
ちょっと浮かれすぎちゃった花嫁さんのエピソードがこちらです。
とある友達が、私を含む高校時代の友達を何人か食事に誘って、その場で結婚報告。「結婚することになりました」までは良かったんですが、そこからプロポーズのエピソードが始まり、おしゃべりが止まらない!個人的には楽しく聞いていたけれど、婚活中の友達は笑顔が少し引きつっているように見えました・・・。
仲良しの友達にたくさん喋りたい!という気持ちも分かりますが・・・
少なくとも、婚活中の人や、恋人と別れたばかりの人の前では、配慮が必要かもしれませんね。
報告のコツは、「必要なことを簡潔に伝える」こと。
結婚が決まった、ということに加えて、結婚式に招待したい人へは式の日時と場所まで伝えられるとスムーズです。
親しい友達や先輩への報告なら、「○○さんには先に伝えておきたくて」と一言加えると、真心が伝わります。
喋るときのテンションも、幸せオーラは抑えて、落ち着いて。
婚約指輪の自慢をする、なんていうのも控えたほうが無難です。
特に、職場で浮かれた空気を出していると「公私混同」ですから、普段通りの振る舞いを心がけてくださいね。
気遣いのつもりが逆効果?
結婚の報告をスパッと切り出しにくくてこんな風に言ってしまう人も。
「そんなに大切な話じゃないんだけど、実はその・・・結婚することになって。なんかごめんね・・・」
気遣いは必要ですが、あまりに言いにくそうな雰囲気を出したり、謝ったりしてしまうと逆に相手は傷つくかも。
「きちんと報告すれば、祝福してくれるはず」と相手を信頼して伝えることも大切です。
それから、「がんばって早くいい人見つけてね!」と言うのも避けた方が良さそう。
そもそも結婚する気のない人や、今まさに婚活中!という人からすると、「放っといてください」って感じかも。
いずれにせよ、考え方や事情は人それぞれですから、「押しつけ」と思われそうなことは言わない方がいいですね。
報告の手段も考えて
報告手段を何にするかもポイントです。
今後もお付き合いを続けていきたい相手には、「自分の口から伝える」のが基本。
直接会うのが一番ですが、なかなか会えなければ電話でも。
「人数を考えると全員に電話するのはちょっと・・・」
という人はメールでもOKですが、メールの場合は一斉送信ではなく、一人ひとり個別に送った方が丁寧な印象になりますよ。
メールでの報告については、こちらの記事をどうぞ。
メールで結婚報告をしたい!職場の人や友達、恩師など相手別に例文&注意点を紹介
タイミングにも注意!
報告のタイミングによっては受け入れてもらいにくいことも。
注意したいパターンを3つ見ていきましょう。
1 忙しいときに報告
特に職場の先輩への報告では、忙しくてピリピリしている時を避けるのが基本。
ランチのときなど、相手がリラックスしているときにサラッと伝えるといいでしょう。
2 恋人と別れたばかりの人へ報告
恋人と別れたばかりの人については、
「明らかにまだ落ち込んでるなあ・・・」
という場合は、相手の気持ちが落ち着くまで、少し間を置いた方が良いかもしれません。
ただそれでも、あなたが親友だと思っている人なら話は別。
「いくら気遣いでも、大切な友達から結婚報告を後回しにされるのは寂しい」
という声は多いもの。
判断の難しいところですが、本当に大切な友達であれば、勇気を出して早めに伝えた方が良さそうですね。
3 遅すぎる報告
「自分から言わなくても、きっと他の人から伝わるよね」
「聞かれたときに答えたらいいかな」
なんて思っているうちにタイミングを逃して、結婚式が終わってしまった・・・という人も。
たとえ式に呼ばない相手でも、付き合いのある人には事前に自分から報告することが大切です。
ただ、「もう何年も連絡すら取っていない」という人には突然連絡すると逆に戸惑われそうなので、無理に報告しなくても良さそう。
そういう人たちに報告したい場合は、年賀状や暑中見舞いなどのはがき、またはSNSでサラッと済ませるとスマートかもしれません。
はがきやSNSでの結婚報告について詳しく知りたい人は、下記の記事を読んでみてくださいね。
結婚報告はがきは送った方がいいの?費用や作り方、送る時期は?【デザイン・文例あり】
【例文あり】SNSでの婚約・入籍・結婚報告をする前に注意すべき点5つ!
微妙な反応をされたときは・・・?
どれだけ気を遣っても、微妙な反応が返ってくることもありえます。
そんなときはくよくよせず、気持ちを切り替えるように努めましょう。
たとえば、「ふーん、そうなんだ」とあまり興味のなさそうな反応をされた場合は・・・
「結婚への価値観は人それぞれ。『おめでとう!と言ってもらえるのが普通』とは思わない方がいいのかも」
ちょっと嫌味っぽいことを言われたら、その場はサラッと受け流して・・・
「デリケートな話だし、素直に喜んでくれない人がいるのも仕方ない。その分、快くお祝いしてくれる人への感謝の気持ちを忘れないようにしよう!」
こんな風に前向きな気持ちで結婚へ進んでいけるといいですね。
まとめ
未婚の友達や先輩への結婚報告では、次のようなことを避けましょう。
・「お先に」など上から目線な言葉
・浮かれたオーラで喋りすぎる
・「ごめんね」という余計な気遣い
結婚に関する考えや価値観は人それぞれ。
結婚願望のない人、まだ結婚したくないと考えている人、婚活中の人などさまざまです。
くれぐれも、価値観の押しつけにならないよう気を付けましょう。
報告の際は、浮かれすぎたり、変な気遣いをしたりせず、要件をサラッと伝えられるといいですね。
報告手段は「なるべく自分の口で伝える」、タイミングは「遅すぎず、かつ相手の状況を考えて判断する」ことが大切です。
「できる限り気遣って報告したけれど、微妙な反応だった・・・」
という場合も悩みすぎず、これからのことを考えて気持ちを切り替えた方が良いかもしれませんね。
友達へ結婚報告をするときには他にもマナーがあります。
詳しくはこちらを読んでみてくださいね。
【友達への結婚報告】完全ガイド!タイミングや伝え方、注意点などを分かりやすく解説
結婚報告全般については、こちらの記事で紹介しています。
結婚報告のキホン!親、職場、友人別に、タイミング・内容・方法を文例付きで紹介
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