写真なしでもいい?結婚報告はがき・年賀状の作り方とデザインをご紹介!
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はがきや年賀状で結婚報告をする場合、どのように準備したらいいのでしょうか?
この記事では、結婚報告はがきや結婚報告年賀状の作り方をステップごとにご紹介。
送る相手のリストアップからデザインの決め方、自作・業者それぞれの場合の手順まで、分かりやすく解説します。
「写真なしでもいいの?」
「いつまでにポストに入れればいい?」
といった気になるポイントも解決します!
手順① 送る相手や手配方法を決める
はがきの作成に取りかかる前に、まずは誰に送るか・どう手配するかを決める必要があります。
さっそく見ていきましょう。
送る相手をリストアップする
まずは誰に送るかを決めます。
送る相手は、だいたいこんな感じ。
・結婚式に参列した人
・結婚式に招待したが来られなかった人
・お祝いをくれた人
・職場の上司や同僚
・年賀状でのやりとりがある人
そもそも、結婚の報告は直接会ってすることが望ましいもの。
そのうえで親しい人や、普段お世話になっている人などには改めてはがきを送るのもいいですね。
結婚式に参列した人については、結婚式のときのゲストの名簿があれば、それでリストアップすると便利です。
反対に、
・仕事だけの付き合いで、プライベートの話をほとんどしない
・何年も会っておらず、年賀状などのやりとりもしていない
など疎遠な人へは送らなくても大丈夫。
特に、遠い親戚や親の友人などは、普段あまり付き合いが無いのにはがきを送ると、お祝いの催促と思われてしまう可能性もあるので送らなくてもいいでしょう。
自作するか、業者に依頼するか決める
送る相手のリストアップが終わったら、はがきの手配方法を考えます。
手配方法は大きく分けると、自作するか業者に依頼するかの2種類。
自作する場合は、さらにこちらの2つの方法があります。
・デザイン作成から印刷まですべて自分で行う
・デザイン作成は自分で行って、印刷だけ業者やコンビニプリントなどを利用する
自作のメリットは、費用が安く抑えられる場合が多いこと。
とくに印刷まで自宅で行う場合は、PC・プリンター・インクなど、必要なものが揃っていれば、はがき代だけで済むことも。
業者に頼む場合は、業者を決めて用意されているテンプレートからデザインを選べば、あとは印刷まで業者がしてくれます。
費用はかかりますが、手間が省けて印刷の仕上がりも綺麗な点がメリットといえるでしょう。
・仕上がりのクオリティにこだわりたい
・プリンターやインクなどを持っていない
・送る枚数が100枚など多め
といった場合は、印刷だけコンビニプリントや業者を利用するか、初めから業者に依頼する方が費用や手間を抑えられる可能性もありますよ。
大量発注で単価が安くなる業者もありますし、年賀状として送る場合は10月や11月の発注であれば、「早割」などの割引があるところも多いので気になる人は調べてみてくださいね。
続いて、はがきに入れる写真やデザインについて解説します。
手順② 写真やデザインを決める
写真やデザインは、送る相手によって変えるのがおすすめ。
まずは写真について見ていきましょう。
写真は入れる?写真選びのポイントは?
そもそも写真は入れる?入れない?
写真は入れても入れなくてもどちらでもOKです。
友人や親戚など身近な相手には写真入りにして、仕事関係の人やプライベートのことをあまり話さない人には写真なしにする・・・
というように、送る相手に合わせて写真を入れるかどうかを決める人が多いようです。
このほか、相手の状況や付き合いの深さなども考慮して決めるといいですよ。
どんな写真を選べばいい?
結婚報告はがきに向いているのは、ふたりの仲の良さが伝わるようなツーショット。
前撮りや結婚式当日などに撮った写真を使う人が多いようです。
@m_baby_days
写真は送る相手に合わせて選ぶのがおすすめ。
結婚式に出席してくれた人には、結婚式当日の写真を選ぶ人が多いようです。
もちろん、前撮りや旅行のときなどの写真でもいいですよ。
結婚式に出席していない人に送るなら、結婚相手の顔を知ってもらうためにも、ふたりの顔がよく分かる写真にするとGOOD。
@mana__life.95
「結婚式には招待したけど、都合が合わなくて来られなかった」という人には、結婚式の写真を選ぶと喜ばれるかもしれません。
結婚式へ招待していなかった人へ送る場合は、気を遣って結婚式の写真は使わない人もいるようです。
前撮りの写真や、ふたりで旅行をしたときの写真、引っ越したのであれば新居でのツーショットなどを選ぶのが無難かもしれません。
写真の選び方についてもっと知りたい人はこちらの記事も参考にしてくださいね。
はがきのデザインはどうする?
はがきのデザインも、相手によって分けるのがおすすめ。
たとえば、友人や仲の良い人には、イラストやスタンプが入ったカジュアルなデザイン、
@hana.wedding_0309
目上の人や関係が深くない人には、シンプルで落ち着きのあるフォーマルなデザイン、といった感じにするといいですよ。
@_wedding2022.11.11_
@wd_yk1221
また、はがきの向きについては、最近の主流は横書きのようですが、一般的には縦書きの方がフォーマルとされています。
送る相手の立場や関係性を考えて決めるといいですね。
続いては、自作する場合と業者に依頼する場合、それぞれの必要なものや簡単な手順を紹介します。
手順③ 必要なものを準備し、作成する
まずは自作する場合について見ていきましょう。
自作する場合の作り方
必要なもの
印刷まですべて自分でする場合に必要なものはこちら。
・パソコン(スマートフォン)
・はがき(年賀状)を作るためのアプリやソフト
・プリンター、インク
・はがき
印刷だけコンビニで行ったり業者に頼んだりする場合は、パソコン(スマートフォン)とアプリやソフトがあれば大丈夫ですよ。
ソフトについては、はがき(年賀状)作成用のソフトのほか、アプリや一般の画像編集ソフトを使う人も。
無料のもの、有料のもの、機能もさまざまなので、必要に応じて選びましょう。
はがきは、印刷に適した「インクジェット紙」や、光沢のあるもの、マットな質感のものなど色々な種類があるので、こだわりに合わせて選ぶといいでしょう。
基本的な作り方
テンプレートやデザインについては、
①作成ソフトに入っているものを使う
②インターネットからダウンロードする
③自分でイラストなどを描いて作る
といった方法があります。
はがき全体のデザインは自分で作って、「謹賀新年」などの賀詞(がし)だけインターネットでダウンロードする、というように必要に応じて①~③を組み合わせるのもありですよ。
賀詞(がし)
デザインができたら、文面や宛名を入れて、あとは印刷するだけです。
印刷を業者に依頼する場合は、自作デザインを持ち込む「データ入稿」に対応している業者を探してみましょう。
続いて、業者に依頼する場合について説明します。
業者に依頼する場合の作り方
必要なもの
業者によって違いますが、多くの場合、パソコン(スマートフォン)とはがきに使う写真のデータがあればOK。
写真を入れず、業者のテンプレートだけを使うのであれば、データは必要ありません。
基本的な流れ
こちらも業者によって変わりますが、大体こんな流れになります。
①業者のホームページでレイアウトを作成
「用意されているテンプレートを選ぶだけでOK!」
「イラストやスタンプを自由に加えて、オリジナリティを出せる」
など、業者によって作り方は違うので、好みの方法を選びましょう。
②レイアウトが出来たら、プレビューやサンプルで確認
料金の見積もりもチェックして、OKなら発注します。
③業者に印刷・発送をしてもらう
印刷されたはがき(年賀状)は、まとめて自分の家へ発送してもらえることが多いよう。
業者によっては「投函代行」といって、ポストに入れるところまでやってくれるサービスもあるので、気になる人は調べてみてくださいね。
作り方については以上です。
最後に、「いつまでに出せばいいのか」を見ていきましょう。
結婚報告はがき・年賀状を出す時期って?
一般的な結婚報告はがきは、結婚式の後1~3ヶ月以内に送るのが基本です。
ただ最近では、時期にとらわれず翌年の年賀状を兼ねて送る人も多いよう。
寒中見舞いや暑中見舞いとあわせて出す人もいます。
それぞれ、いつまでに送るべきなのか見ていきましょう。
年賀状の場合
郵便局のHPでは、元日に年賀状が届くようにするには、12月15日ごろから25日の各ポストの最終集荷までにポストに投函するよう推奨されています。
25日までに出す、というのは例年同じらしく、この期間に出せば、年賀状は1月1日・元旦に相手の元へ届くようです。
毎年、HPに「この時期に年賀状を出してください」というお知らせが出ているので気になる人は調べてみるといいですよ。
もし、元旦に間に合いそうにない場合は、「松の内」(1月1日~7日)までに届くよう送りましょう。
「松の内」とはお正月飾りを飾っておく期間のことで、この間であれば元旦に遅れても、年賀状を出してOKです。
松の内を過ぎてしまう場合は、年賀状ではなく寒中見舞いとして送りましょう。
年賀状で結婚報告する場合のマナー全般や文例については、こちらで紹介しています。
寒中見舞いの場合
先ほどお話ししたように松の内までに年賀状を送れない場合や喪中の場合は、結婚報告は「寒中見舞い」でするといいですよ。
寒中見舞いを送る期間は大体1月8日~2月3日ごろ(立春の前日)まで。
寒中見舞いでの結婚報告についてはこちらでご紹介しています。
暑中見舞いの場合
5月~6月に結婚した場合は、暑中見舞いと兼ねて送ってもOK。
その場合は、7月中旬~下旬ごろから、「立秋(りっしゅう)の前日」である8月6日ごろまでに届くようにしましょう。
暑中見舞いでの結婚報告についてはこちらで解説しています。
まとめ
結婚報告はがきや結婚報告年賀状の作り方を解説しました。
基本的な準備の手順はこのような感じ。
① 送る相手や手配方法を決める
② 写真やデザインを決める
③ 必要なものを準備し、作成する
手配方法は大きく分けると「自作する」「業者に頼む」という2つがありましたね。
デザインは自作して、印刷だけコンビニで行ったり業者に頼んだりする方法もありました。
入れる写真やはがきのデザインは、必要に応じて送る相手ごとに変えるとよさそうです。
はがきを出す時期は、結婚式の後1~3ヶ月以内が一般的ですが、年賀状や季節の挨拶状と合わせて出す人も多いよう。
出したい時期に間に合うように余裕をもって準備を進められるといいですね。
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