写真なしでもOK?結婚報告はがきの相手別デザイン・文例集!
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結婚式が終わって、
「お世話になった人たちへ『結婚報告はがき』を送ろう!」
と思っている人。
「写真やデザイン、文面はどうしたらいいんだろう・・・?」
と気になっていませんか?
そんなお悩みを解決すべく、はがきを送る相手ごとのデザイン・文例をまとめました。
ぜひ参考にしてください!
写真はどうする?
結婚報告はがきといえば、
「結婚式での新郎新婦のツーショット写真」
を思い浮かべる人が、多いのではないでしょうか?
写真は必ずしも必要ではないのですが・・・
おすすめなのは、送る相手によって内容を変えること。
ということで、
1 結婚式に来られなかった人
2 結婚式に招待しなかった人
3 結婚式に来てくれた人
の3通りに分けて説明していきますね。
1 結婚式に来られなかった人
「結婚式へ招待したけれど、事情があって来られなかった」
という人へは、式当日の様子がわかる、「結婚式の写真入り」の報告はがきを送るのがおすすめ。
写真は「ふたりの顔がわかるもの」だとベター。
式へ来ていない人は、あなたの結婚相手の顔を知らないかもしれないので、写真入りのはがきで覚えてもらいましょう。
2 結婚式に招待しなかった人
「そもそも結婚式へ招待しなかった人については、どうすればいいんだろう・・・?」
招待しなかった人へは、式の後にはがきだけでいきなり報告をすると、気を悪くされるかもしれません。
式の前に、
「身内だけの式なので」
「会場の人数の問題で」
など、「招待できない理由」を伝えた上で、結婚式のかわりに二次会へ来てもらうなどするのが基本。
先にその報告をしていれば、式の後に写真入りの結婚報告はがきを送っても、快く受け止めてもらえそうですよね。
「先に報告をせずに、式を挙げてしまった」
という場合は、相手の気持ちを考えると、なるべくさりげなく報告した方が良さそう。
方法としては次の2つがあります。
・「年賀状」や「暑中見舞い」などの季節の挨拶状と兼ねて報告する
・「結婚報告」ではなく、「入籍報告」としてはがきを送る
この場合、結婚報告は
「私たち結婚(入籍)しました ご報告が遅れて申し訳ございません」
といった一言で簡潔に済ませましょう。
「結婚式を挙げました」とは書かない方が良いですね。
写真も入れない方が無難。
写真を使うなら、
・ふたりで旅行に行ったときの写真
・新居でのツーショット
など、あまり「幸せオーラ」が出すぎないものを。
年賀状や暑中見舞いでの結婚報告については、下記の記事も参考にしてみてくださいね。
ちなみに、関係の薄い人については、結婚報告はがきを送ると
「結婚祝いを贈った方がいいのかな・・・?」
と相手に気を遣わせてしまうことも。
プライベートのことをほとんど話さないような人であれば、そもそもはがきは送らない方が良いかもしれません。
3 結婚式に来てくれた人
結婚式に参加してくれた人については、写真はあってもなくても構いません。
「写真を入れたいけど、式に来てもらって、さらに式の写真だとしつこいと思われそう」
と気になるのであれば、新婚旅行のときの写真などにしましょう。
ただ、式当日の写真を使う場合、ふたり以外のゲストが写っているものにはご注意を。
自分が写っている写真をはがきに使われるのはちょっと・・・というゲストもいるかもしれません。
その人との間柄や性格を考えて写真を選びましょう。
無難なのは、ふたりのツーショットを使うことですね。
はがきのデザインは?
はがきのデザインも、相手との関係性によって変えるとベター。
上司や親族など、目上の人には落ち着いたデザインを。
和風デザインや、花のイラストが入ったシンプルなものなどが良さそうです。
仲の良い友人や知人には、ポップなイラストが入ったデザインを選んだり、たくさん写真を入れてみたりしてもOK。
ふたりのツーショットの他、ウェディングケーキや式場の小物の写真でバリエーションを出しても。
リゾート地での挙式なら、青い海や豊かな緑が広がる、きれいな景色の写真を入れるのも素敵!
はがき裏面の文例
続いて、はがき裏面の文面についてお届けします。
基本の文例
※画像クリックで全体が見られます。
結婚を機に引っ越した人は、
「下記の住所にて新生活を始めましたので お近くまでお越しの際は ぜひお立ち寄りください」
といった文面でもOK。
縦書きか横書きかについては、最近の結婚報告はがきのデザインとしては、横書きの方が主流になってきているようです。
ただ、フォーマルとされるのは縦書きの方なので、目上の人には縦書きの方が良いかもしれませんね。
目上の人の場合は、文面も変えた方がベター。
続けて見ていきましょう。
目上の人向けの文例
※画像クリックで全体が見られます。
やはり目上の人なので、基本的にかしこまった言葉づかいをするのがオススメ。
「拝啓」「敬具」などの「頭語・結語」も忘れずに。
「頭語・結語」には、拝啓や敬具以外にもこんなものがあります。
また、「頭語」の後には季節のあいさつ文である「時候の挨拶」を入れるのが一般的。
3月なら「早春の侯」、4月なら「春日の侯」といったように、月ごとにいろいろな言葉があります。
各月の言葉の例を知りたい人は、こちらの記事の「時候の挨拶(書き出し)の文例」という章を見てみてくださいね。
一言添え書きの文例
ここまでご紹介した文面の部分は、印刷する人が多いようです。
もちろん、それで完成!としてしまっても構わないのですが・・・
「より心のこもった印象にしたい」ということで、送る相手ごとに手書きで「一言添え書き」をする人も。
一言添え書きの文例を相手別にお届けします。
結婚式に来てくれた人
次のように、結婚式に参加してくれたことへのお礼を伝えましょう。
「お忙しいなか結婚式にお越しいただき ありがとうございました」
「おかげさまで 素晴らしい一日になりました」
人数が多ければ、手書きではなく、印刷の文面に含めてしまってもOKです。
披露宴でスピーチや余興をしてくれた人へは、
「心に残るスピーチ(余興)をありがとうございました」
と個別に感謝を伝えるとGOOD。
結婚式に来ていない人
「これからもよろしくお願いします」など、今後のお付き合いをお願いする一言が良さそうです。
結婚祝いをくれた人
結婚祝いとして贈り物をくれた人へは、こんな添え書きを。
「ご丁寧なお祝いをいただき 誠にありがとうございました」
「大切に使わせていただきます」
宛名書きの例
最後に、はがき表面の「宛名書き」についてもさらっと見ておきましょう。
※画像クリックで全体が見られます。
夫婦宛に出す場合は、このように夫婦連名にします。
差出人であるふたりの名前も、結婚して夫婦になったのですから連名で書きましょう。
()で旧姓も添えると良いですね。
宛名は印刷でも手書きでもかまいませんが、どちらかというと、手書きの方が丁寧な印象になるはずです。
筆記用具は、特に目上の人宛であれば、格調高い毛筆か筆ペンがおすすめ。
書き慣れていなければボールペンでも良いと思いますが、その場合は字が細く弱々しくならないようご注意を。
くっきり太く書けるペンを選びましょう。
まとめ
結婚報告はがきの写真や文面は、送る相手によって変えるのが良さそうです。
目上の人にはきっちりと、友人には多少くだけた感じでもOK。
手書きで「一言添え書き」もすると、きっと喜んでもらえますよ!
結婚報告はがきの作成スケジュールや送る時期、はがきや切手の選び方についても知りたい人は、こちらをどうぞ。
結婚報告はがきは送った方がいいの?費用や作り方、送る時期は?【デザイン・文例あり】
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