【自分の親への結婚報告】いつ、どのタイミングで切り出す?電話でもいい?流れや伝え方を解説
プロポーズされて(して)結婚を決めたら、まずはそれぞれ自分の親に「結婚報告」するのが流れ。
「いつ、どうやって切り出せばいいの?」
「電話やLINEじゃだめ?」
「そもそも恋人がいることを言っていないんだけど・・・」
今回は、自分の親に結婚報告するときのポイントや伝えたいこと、反対されてしまったときの対処法について解説!
彼(彼女)の存在を親が知っている場合、知らない場合、授かり婚の場合それぞれの例文もご紹介します。
自分の親へ結婚報告するときのポイント4つ
自分の親へ結婚報告する際に、知っておきたいポイントはこちら!
・なるべく対面で報告しよう
・タイミングは彼(彼女)と話し合おう
・両親が揃っているときの報告がベスト
・切り出すタイミングも大事
詳しくみていきましょう。
1 なるべく対面で報告しよう
子どもの結婚は、親にとっても人生で大きな節目になるもの。
たとえ自分の親への報告であっても、きちんと会って直接自分の口で伝えるのが理想です。
でも親が遠方に住んでいる場合など、どうしても会えないときは電話やビデオ通話でももちろん大丈夫。
ただし、言いにくいからといってLINEやメールでの報告は避けた方が無難です。
LINEやメールで気軽に報告してしまうと、ふたりの真剣度が親に伝わらない可能性も。
「本当に大丈夫なの?」と心配をかけてしまわないように、自分の言葉でしっかりと伝えるといいですね。
2 タイミングは彼(彼女)と話し合おう
プロポーズされて(して)結婚の意思が決まったら、親への結婚報告はできるだけ早い方がいいでしょう。
それぞれ自分の親に報告した後は、ふたりそろって、両家の親へ結婚挨拶に出向く必要があります。
結婚したい時期が決まっている場合は、それまでに挨拶を済ませられるよう、早めの行動がベスト。
ただし、勝手に先走って報告するのではなく、ふたりで足並みを合わせることも大切。
結婚を決めたらまずふたりで話し合い、親に報告する時期を決めるといいでしょう。
3 両親が揃っているときの報告がベスト
結婚の報告をするなら、両親が揃っているときにするのがベスト。
でも、どうしてもどちらか片方に言いにくい・・・など理由がある場合は、話しやすいほうの親にまず話してから、もう片方の親に話すという流れでも大丈夫です。
実際、母親に先に話してから父親に話した、という人も結構多いみたいですよ。
4 切り出すタイミングも大事
親に話を切り出すときは、例えばみんなでご飯を食べているとき、くつろいでいるときなど、家族団らんの時間がおすすめ。
リラックスした雰囲気でなら、お互い緊張せず話しやすいからです。
親と同居でない場合は、実家に遊びに行くか、レストランでの食事に誘ってもいいですね。
では実際に、どんな言葉で親に結婚報告をすればいいのでしょうか?
次は、状況別の例文を見ていきましょう!
状況別!結婚報告の切り出し方【例文付き】
親に結婚報告をするときは、
「大事な話があるんだけど、ちょっといいかな?」
「伝えたいことがあって・・・」
などと切り出し、「話を聞いてほしい」ということを伝えるとスムーズ。
その後は、「結婚したい相手がいる」ということを丁寧に話します。
ただし状況によって、伝えるべきことは少し変わってくるもの。
状況別の例文はこちらです。
彼(彼女)の存在を親が知っている場合
付き合っている相手がいるということを親に話してあった場合は、
〇プロポーズされた(した)こと
〇相手が挨拶に来たいと言っていること
これらを伝えましょう。
子どもに付き合っている相手がいると前もって知っていれば、結婚の話が出てもそこまで驚かないかもしれません。
必要なことを伝え、挨拶の日取りを決めるといいですね。
例文
「この前、〇〇さんからプロポーズされたんだ。改めて挨拶に来たいって言ってるんだけど、いつがいいかな?」
「実は〇〇さんと結婚しようと思ってる。今度〇〇さんが挨拶に来たいって言ってくれてるんだけど、時間作ってもらえる?」
彼(彼女)の存在を親が知らない場合
付き合っている相手がいることすら話していなかった場合は、まずそこから話す必要があります。
〇付き合っている人がいること
〇プロポーズした(された)こと
〇相手が挨拶に来たいと言っていること
突然の報告に驚く親御さんもいるかもしれないので、聞かれた質問には丁寧に答えて、安心させてあげるといいでしょう。
例文
「実は2年前から付き合っている人がいて、この前プロポーズしたんだ。今度相手に会ってほしいんだけど、いつなら都合がいい?」
「今お付き合いしてる人がいて、結婚しようって話になってるの。結婚の前に一度彼と会ってほしいんだけど、近いうちに時間作ってもらえるかな?」
授かり婚の場合
お腹に赤ちゃんを授かってから結婚する「授かり婚」の場合は、少し慎重に、丁寧に報告することが大切。
反対されそうで言いにくい・・・と思うかもしれませんが、誠実に、そして早めに報告するほうがいいでしょう。
〇付き合っている人がいること
(話してなかった場合)
〇プロポーズした(された)こと
〇赤ちゃんを授かったこと
〇相手が挨拶に来たいと言っていること
恥ずかしくても茶化して話したりせず、親になる覚悟、結婚する覚悟が固まっていることをわかってもらいましょう。
例文
「この前〇〇さんにプロポーズして、了承してもらった。あともう一つ報告があって、〇〇さんのお腹の中にふたりの子どもがいるんだ。改めて○○さんが挨拶に来たいそうなんだけど、いつならいいかな?」
「付き合っている人がいて、その人にプロポーズされたんだ。それともうひとつ、お腹の中に新しい命を授かったの。今度彼が挨拶に来たいって言っているんだけど、いつが都合いいかな?」
状況別の例文はこんな感じです。
自分の言葉に置き換えて、誠実に伝えるといいですね。
では結婚報告と同時に、親に伝えておきたいこともチェックしていきましょう!
結婚報告のときにあわせて伝えたいこと
「結婚したいと思っている」と伝えるのが結婚報告ですが、そのとき、同時に話しておきたいことはこちら。
パートナーの紹介
結婚相手がどんな人物なのかは、親にとって一番気になるポイントだと思います。
パートナーに関する細かい情報も、親に伝えておくようにしましょう。
例えばこんな項目です。
〇名前
〇年齢
〇職業
〇家族構成
〇出身地・現住所
〇交際期間
これらに加えて、出会い方や相手の人柄など、ふたりの仲の良さや相手のいい点が伝わるエピソードも伝えられたらベスト。
パートナーに対していい印象を持ってもらえたら、結婚挨拶に来る際もスムーズに進みそうですよね。
ただし、
〇再婚である
〇前の結婚相手との間に子どもがいる
〇自分との間にかなり年齢差がある
・・・など、重要な情報については先に伝えておくことが大切。
挨拶の場で知るよりも、前もって知っておいた方が冷静になる時間や、心の準備ができるからです。
結婚挨拶の候補日
それぞれの親に結婚報告が済んだら、次はふたりで、お互いの親に結婚挨拶をしに行くのが流れ。
自分の親に結婚報告をする際に、結婚挨拶の日程調節もできればスムーズですよね。
そのためには、前もってふたりで候補になる日程をいくつか決めておくのがおすすめ。
ふたりの都合がいい日をいくつか決めておき、その中で親の都合に合わせて選んでもらうといいでしょう。
親に時間を作ってもらう立場なので、両家の親の都合を優先して、ふたりが合わせられるのがベスト。
日程には余裕を持って、できるだけ多く候補日を決めておくと安心です。
以上、自分の親に結婚報告をするときのポイントや伝える内容についてご説明しました。
次は、反対されたときの対処法も見ておきましょう。
反対されてしまったらどうすればいい?
しっかり準備して誠実に報告しても、さまざまな理由で親に結婚を反対されてしまうこともありますよね。
せっかく「結婚したい」という気持ちが盛り上がっているときに反対されたら、「どうして祝福してくれないの!」と悲しくなったり、腹が立ったりするかもしれません。
でも、感情的になるのは待って!
そこで親と喧嘩になってしまっても、結婚話がよけい進まなくなってしまいます。
まずは、親がなぜ反対するのか、親の気持ちを冷静に聞いてみましょう。
親がこの結婚のどこに不安を抱いているのか、どこに問題点があると感じているのかをきちんと聞いて、それから対処法を考えます。
「自分たちはこんな風に考えている」と将来のビジョンを明確にして、親が不安に思っている点を取り除いていければベスト。
その場で冷静な話ができない場合は、時間や日にちを置き、改めて話し合いの場を設けてもいいでしょう。
結婚に賛成してくれている兄弟姉妹などがいる場合は、親にパートナーのいい点を伝えてもらうのも効果的!
とにかく感情的になるより、冷静に親の意見に耳を傾ける姿勢を見せることが大切ですよ。
では最後に、結婚報告が済んだ後、相手の親に結婚挨拶をする前の準備についてもチェックしておきましょう。
【おまけ】相手親への結婚挨拶、準備することは?
結婚報告が終わったら、いよいよお互いの親への結婚挨拶!
日程調整はもちろん、手土産や服装の準備や相手の親に関する情報収集など準備することはたくさんあります。
どんなことをしたらいいのか、ざっくりご説明しますね。
結婚挨拶の日程調整
先ほどお伝えしたように、前もって候補日をいくつか決めておき、その中で親の都合に合わせて選んでもらうとスムーズです。
一般的には、女性の家へ先に行き、次に男性の家へ挨拶に行くことが多いよう。
どうしても都合がつかないということでなければ、この順番で行くと無難です。
手土産を準備する
日取りが決まったら、持参する手土産を用意します。
お菓子やお酒など、日持ちするものがおすすめ。
親の好みに合うものを選びたいところなので、相手の親が好きなものをリサーチしておくといいですよ。
手土産についてはこの記事で詳しく解説しています。
服装を考える
結婚挨拶に行くときは、男女ともに清潔感ときちんと感のある服装で行くようにします。
女性の場合は、派手すぎる色柄の服は避け、ワンピースやブラウス×スカートなど、上品な服装がおすすめ。
ヘアスタイルやメイクも、ナチュラルにしておくと好印象です。
男性の場合は、スーツが無難。
髪型やひげも整え、清潔感のある見た目を心掛けましょう。
服装について詳しくはこちらの記事をどうぞ。
【女性編】彼の親への結婚挨拶!好印象な服装・身だしなみをイラストで解説
情報交換しておく
挨拶当日、会話が途切れてしまうと緊張してしまいますよね。
和やかに会話を進めるためにも、お互いの親について情報を交換しておきましょう。
親の家族構成や職業、趣味、性格など、親の情報を相手に教えておきます。
そうすることで共通の話題が見つかったり、会話が盛り上がったりするきっかけになりそう!
会話が弾めば、結婚挨拶の本題も切り出しやすくなりますね。
相手の親との話題についてはこちらの記事も参考になりますよ。
【結婚挨拶】おすすめの話題や親から聞かれることを一挙ご紹介!会話を盛り上げるコツも解説します
結婚挨拶についてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事をどうぞ!
親への結婚挨拶【完全ガイド】服装、手土産、当日の流れからNGワード・失敗談まで紹介!
まとめ
自分の親への結婚報告について、お話ししました。
結婚報告は、なるべく対面で行います。
無理な場合は電話でもいいですが、LINEやメールは避けましょう。
報告のタイミングは彼(彼女)と話し合い、できるだけ早めに。
両親が揃っていて、家族団らんのリラックスした時間に伝えるのが理想です。
結婚報告と合わせて、パートナーの紹介や、結婚挨拶の日取りも決められるようにしましょう。
報告の仕方は状況によっても少し変わるので、例文を参考にしてください。
きちんと親に結婚報告を済ませ、結婚を祝福してもらいたいですね!
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