結納とは?最近の結納事情や当日の流れ、金額をわかりやすく解説します
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「結納」とはいったいどういうものなのでしょうか?
この記事では、結納の流れや費用、実施している人の割合など、結納について徹底解説!
顔合わせ食事会との違いについても紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
そもそも結納とは?
ふたりが婚約した後は、「結納」や「顔合わせ食事会」といった、両家の親睦を深めるためのセレモニーを行うのが一般的です。
そのうち「結納」とは、決められた作法に従って「結納品」のやりとりをすることで、結婚の約束を両家で確認するという儀式。
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結納式では、贈る側が口上(こうじょう)という特別な言い回しを述べて、結納品を渡します。
そして受け取る側は「結納品の目録」を確認して、お礼の口上を述べますよ。
だいたい20分程度の短い儀式です。

具体的な結納のやり方については、後ほど詳しくご紹介しますね。
このような伝統的な儀式を行うことで、両家の交流が深まるだけでなく、結婚に向けて気持ちが改まるというメリットもありますよ。
顔合わせ食事会との違いって?
両家の親睦を深めるためのセレモニーとしてはもう一つ「顔合わせ食事会」があるんでしたね。
結納は結納品を贈ることでふたりの結婚の約束を固めるという意味がありますが・・・
顔合わせ食事会は、両家の親族が交流を深めることそのものが目的。

なので、顔合わせ食事会は決まった形式はなく、比較的自由なスタイルで行われることが多いですよ。
料亭やホテル、レストランなどに集まって、食事をしながら交流するという流れが多いようです。
結納よりも気軽に実施しやすいので、最近は顔合わせ食事会のみ実施するというケースも増えています。

詳しい違いが気になる人は、こちらの記事も参考にしてください。
「結納」と「顔合わせ食事会」の違いって?メリット・デメリットは?
結納は日本の伝統的な儀式ですが、結納をする人は減ってきていると言われています。
実際、どれくらいの人が結納を行ったのか、アンケート結果を見てみましょう。
みんな結納はしたの?最近の結納事情
では、結納を行ったカップルは、どれくらいいるのでしょうか。
結婚スタイルマガジンが実施したアンケート結果を見てみましょう。
※1 結婚スタイルマガジントレンド調査2025より
結婚スタイルマガジンが行った調査によると、「結納のみ」を行った人は5.2%、「結納と顔合わせ食事会の両方」を行った人は9.8%。
合計すると、結納を行った人は15.0%と少なめです。

一方で、顔合わせ食事会を実施している人は半数以上。
最初にもお伝えしたように、最近は、よりカジュアルな顔合わせ食事会のみで済ませる人も増えているようですね。
ただ、結納をする・しないは地域差も大きいので、地域によっては高い割合で行われていることも。
家の意向もあるので、お互いの家族との関係を良好にするためにも、結納をするかどうかは両家で話し合って決めると良いですよ。


結納する?しない?両家でもめないためには?決め方や体験談、顔合わせとの違いを紹介
【徹底解説】結納のキホンをチェック
それでは、結納のキホンについてより詳しく見ていきましょう。
結納の形式
結納には地域や家のしきたりによってさまざまな形式がありますが、大きくわけると
・正式結納
・略式結納
の2つに分けられます。

「正式結納」とは?
「正式結納」とは、「仲人」が両家を行き来して結納品や受書を受け渡す形式。

両家が直接会う場は設けず、仲人を介して物品のやりとりをしますよ。
最近ではあまり見ない形式ですが、格式高い結納の形とされています。
「略式結納」とは?
一方の「略式結納」は、新婦側の家やホテル、料亭などの会場に両家が集まって、直接、結納品や受書を受け渡す形式。
現代の結納では一般的なやり方です。

仲人を立てて司会や結納品の受け渡しの役割をお願いする場合もありますが、最近では「仲人なし」のパターンが主流のようです。

地域ごとの違い
結納は地域ごとにもやり方が異なり、主に「関東式」と「関西式」の二つに分かれています。

「関東式」では、両家がどちらも結納品を用意し、その場で贈り合います。
一方、「関西式」では、男性の家が結納品を用意し、女性の家が受け取るのがキホン。
また、結納では、男性の家から女性の家へ「結納金」を贈ります。
「関東式」では女性側はもらった結納金の半額程度をお金や品物でお返しするのが一般的。
これを「結納返し」と言います。

「関西式」ではそもそも結納返しは行わないか、あるいは結納金の1割程度にとどめておくことが多いようです。
地域によって異なるので、結納を実施する場合は両家の認識を擦り合わせると良いでしょう。

結納品
基本的に、結納品は9品目揃えるのが正式とされています。
ただし、現代では主流の「略式結納」の場合は7品目や5品目でもOK。
用意する品目は、さきほど紹介した「関東式」「関西式」のどちらかによって変わります。
【関東式の場合】
①家内喜多留(やなぎだる)
②末広(すえひろ)
③友白髪(ともしらが)
④子生婦(こんぶ)
⑤寿留女(するめ)
⑥勝男節(かつおぶし)
⑦金宝包(きんぽうづつみ)
⑧長熨斗(ながのし)
⑨目録(もくろく)
「関東式」では、1つの台に結納品すべてをまとめてのせます。

7品目にする場合は①家内喜多留と⑥勝男節を、5品目にする場合はさらに④子生婦と⑤寿留女を除きますよ。
⑦金宝包は、さきほど紹介した「結納金」のことですよ。

【関西式の場合】
①家内喜多留(やなぎだる)
②末広(すえひろ)
③小袖料(こそでりょう)
④子生婦(こんぶ)
⑤寿留女(するめ)
⑥松魚料(まつうおりょう)
⑦高砂(たかさご)
⑧熨斗(のし)
⑨結美和(ゆびわ)
「関西式」の場合は、結納品をそれぞれ分けて台に置きます。

7品目にするなら④子生婦と⑤寿留女を、5品目にするならさらに⑦高砂と⑨結美和を省略するよう。
③小袖料が結納金に該当します。
品目数や内容に関しても、両家で相談して決めてくださいね。

結納品は何をいくつ用意する? 品目ごとの意味や地域による違いを分かりやすく解説します!
結納にかかる金額
どれくらい豪華な結納にするかにもよりますが、両家合わせて100~200万円ほどのお金がかかるよう。

詳しく内訳を見てみると、こんな感じです。(※2,3)
【男性の家】
・結納品(※結納金以外) 平均29.3万円
・結納金 平均69.2万円【女性の家】
・結納品(※結納返し以外) 平均27.1万円
・結納返し 平均26.9万円【両家で分担】
・結納式(会場代や食事代など) 平均29.1万円
「関西式」では女性の家は結納品を用意しなかったり、結納返しをしないことが多かったりするので、女性側の出費は抑えられそう。
会場代や食事代など結納式そのものにかかる費用については、どう分担するかは両家で相談するといいですよ。

結納金はいくら用意する?
相場は100~150万円程度とされていますが、地域によって幅があります。
「100万円」というように、キリのいい数字で用意する人が多いようですね。
明確な決まりはないので、まずは贈る側である新郎の家で話し合ってみるといいでしょう。

新婦側もお返しを用意しなくてはいけないので、最終的には両家ですり合わせておくと◎
中には両家で話し合った上で「結納金なし」とするケースもあるようですよ。

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当日の流れ
結納の当日の流れも押さえておきましょう。
一般的な「略式結納」の流れをまとめるとこんな感じ。

結納が終わった後は、そのまま会食を行うことが多いですよ。
受け渡しの際の「口上」や、進行の流れをしっかり覚えて当日を迎えられるといいですね。


略式結納ってなに?当日の流れや服装・マナー、結納式にかかる費用を解説!
結納に参加する人
結納式に参加するのは、結婚するふたりと両家の親がキホン。

仲人を立てる場合は、仲人も同席しますよ。
また、明確な決まりがあるわけではないので、両家の合意のもと兄弟姉妹や祖父母などの親族が参加することもあります。
地域や家ごとに習慣が異なりますが、人数や構成を揃えて両家のバランスをとるのが大切なようです。
結納の日取りや場所はどう決める?
最後に、結納の日取りや場所、服装など、実際に結納をするときに気になるポイントを見ていきましょう。
日取り
結納は、家族の都合を優先しつつ、お日柄のよい日の午前中におこなうのがよいとされます。
お日柄は、「大安」、「友引」などだと縁起が良いとされていますよ。

とはいえ、近年ではお日柄はあまり気にせず、両家の都合を優先して予定を組むケースが増えています。
お日柄をどの程度気にするかは、地域や家庭によって差があるところなので、念のため両家ですり合わせておくと安心ですよ。

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場所・料理
結納は、もともと新婦の家で行うのがキホンでした。
最近では、ホテルや専門式場、料亭、レストランなどでおこなうケースが増えています。
先輩カップルへのアンケート(※2)によると、「ホテル」で行った人が38.5%と最多。

その次に多かったのが「料亭」で行った人で、全体の32.8%でした。
ホテルか料亭で結納を執り行うカップルが多いようですね。
結納のあとに顔合わせ食事会をおこなう場合は、午前中に結納を済ませてそのまま移行するのがスムーズです。

結納後の会食で食べる料理の内容には特に決まりがないので、両家で相談して選ぶといいですね。
コース料理であれば、何を頼むかその場で検討しなくていい分、気兼ねなく会話を楽しめますよ。
ちなみに、結婚スタイルマガジンの「顔合わせ・結納会場」ページでは、料理だけでなく結納プランや部屋の雰囲気など、会場の魅力をたっぷり紹介しています。
結納会場を選ぶ際には、ぜひチェックしてみてくださいね!


服装
結納の服装は、両家で格を揃えることが大切。
一般的には、このような服装が多いよう。
新郎:ブラックスーツやダークスーツ
新婦:振袖や黒以外のワンピース
両家の父:ブラックスーツやダークスーツ
両家の母:訪問着や黒以外のワンピース

和装・洋装を揃える必要はありませんが、フォーマル度は揃うように両家ですり合わせておくとGOODですよ。

結納で何を着る?ふさわしい服装マナー完全版【ふたり、親、兄弟姉妹】の具体例も!
※1 「結婚スタイルマガジントレンド調査2025」
結納に関するWEBアンケート調査
調査対象:2023~2025年に入籍した男女
調査時期:2025年9月
対象人数:3416人
調査方法:QiQUMOを利用して調査
ksmresearch_2025_06
※2 「結婚スタイルマガジントレンド調査2025」
結納に関するWEBアンケート調査
調査対象:直近5年以内に入籍し、結納を実施した20~30代の男性
調査時期:2025年9月
対象人数:247人
調査方法:QiQUMOを利用して調査
ksmresearch_2025_07
※3「結婚スタイルマガジントレンド調査2025」
結納に関するWEBアンケート調査
調査対象:直近5年以内に入籍し、結納を実施した20~30代の女性
調査時期:2025年9月
対象人数:312人
調査方法:QiQUMOを利用して調査
ksmresearch_2025_06
まとめ
「結納」とは、決められた作法に従って結納品のやりとりをすることで、「結婚の約束」を両家で確認するという儀式。
とはいえ、最近では、結納をする人は少なくなってきているよう。
結納をするかどうかは、地域や家庭によって考え方が異なるので、両家ですり合わせて決めるといいですよ。
最近では、両家が直接集まる「略式結納」という形式が主流です。
地域によっても違いがあり、「関東式」では両家がどちらも結納品を用意し、「関西式」では男性の家のみが結納品を用意するのがキホン。
結納のやり方や日取り、場所についても、両家で相談して決めていくといいですね。
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