顔合わせ食事会にふさわしいお店選びのコツは?
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結婚するふたりの両親の初対面の場となる、「顔合わせ食事会」。
食事会を成功させるために大切なことのひとつが、「お店選び」です。
ここでは、顔合わせにぴったりなお店を選ぶためのポイントを6つご紹介。
「食事会のお店、何から決めたらいいかわからない!」
そんなあなたのギモンを解消します。
先輩カップルに人気のお店は?
まず、実際に顔合わせ食事会をした人がどんなお店を選んだのか、データを見てみましょう。
一番多いのは「料亭」で、36.9%
続いて「レストラン」36.3%、「ホテル」13.3%となっています。
これら3つを合わせると、全体の8割以上を占めることに。
「食事会」というだけあって、料理にこだわった「料亭」や「レストラン」などのお店を選んでいる人が多いようですね。
とはいえ、これだけではどんなお店を選べばいいのか、まだよく分からないと思います。
ここからはもう少し具体的に、「お店選びのポイント6つ」を見ていきましょう!
ポイント1 雰囲気が大切!
顔合わせ食事会は「両家が親睦を深めるための会」だと言われます。
お互いの両親に打ちとけてもらうことが目的なので、食事会では「和やかな雰囲気」を大切にする人が多いよう。
もちろん、「両家がそろう改まった席なんだから、きっちりした雰囲気にしたい!」という人も。
どんな雰囲気にしたいかによって、会場選びは変わってきます。
たとえば、きちんと感を大切にしたい場合は、フォーマル度の高い料亭やホテルをチョイス。
少しカジュアルにしたい人は、くつろぎ感のあるレストランなど。
温かみのあるウッド調の内装のお店なんかが良いかもしれません。
ただ、カジュアルといっても、「にぎやかなお店」は避けましょう。
顔合わせでは、お互いの家族の紹介をしたり、今後の結婚式について話し合ったりすることが多いもの。
そんなときに周りが騒がしいと、話がしにくいですよね。
「落ち着いて話せそうなお店」を選ぶのがおすすめです。
ポイント2 個室を予約しよう
先ほどお伝えしたとおり、顔合わせで大切なポイントの1つは、「落ち着いて話せる雰囲気」。
落ち着いた雰囲気を確保するためにオススメしたいのが、お店の「個室」を予約することです。
個室であれば周りの音や視線を気にせず、スムーズに会話が進むはず。
また、席のスタイルについても考えておきましょう。
顔合わせは大体2~3時間かかるので、年配の方がいる場合、席が「座敷」だと足が疲れてしまうかもしれません。
年配でなくても、「正座がつらい」という人はいると思います。
そんなときは、「椅子」や「掘りごたつ」など、長い時間座っていても足が疲れないスタイルを選ぶと良いですね。
ポイント3 立地・アクセス
お店の場所はどこにすれば良いのでしょうか?
ふたりの地元が近い場合は、「どちらかの地元」の会場にすることが多いようです。
地元が離れている場合は、交通費や宿泊費の負担が両家のどちらかに偏らないよう、「お互いの地元の中間地点」を選ぶのがおすすめ。
お金が絡んでくるポイントなので、両親とも話しあって、両家が納得した上で決めましょう。
また、駅や空港からのアクセスの良さも大切。
徒歩圏内の会場や、バスなどの公共交通機関で行きやすい会場がオススメです。
当日、道に迷わないよう、道順もなるべく分かりやすい方がいいですね。
駅から少し遠い会場や、道が分かりにくい会場の場合は、事前にタクシーを手配しておくと親切ですよ。
遠方の会場で泊まりがけになる場合は、近くに宿泊施設があるかもチェックしておきましょう。
ポイント4 料理の種類
顔合わせ「食事会」ということで、お料理もチェックポイント!
まずは料理の種類を考えましょう。
和、洋、中、フレンチ、イタリアン、折衷料理などいろいろありますが・・・
顔合わせでは和食が人気のようです。
顔合わせで大きいのがやはり「両親」の存在。
年配の両親には和食好きの人が多いので、和食を選ぶ人が多いのかもしれません。
もちろん、「和食にすべき」と決まっているわけではありません。
お互いの両親の好みを聞いて決めるのが一番です。
料理については種類だけでなく、アレルギーや好き嫌いがないかなどについても、両親に確認しておきましょう。
お酒の好みも聞いておくとベター。
お酒が苦手な人がいる場合は、ソフトドリンクの品ぞろえも見ておくといいですよ。
ポイント5 費用はいくら?
費用が予算内に収まるかどうかもポイントです。
先輩カップルの費用の相場はこちら。
2~6万円ほどの人が多いようですね。
こちらの記事では会場タイプ別の費用も取り上げているので、参考にしてみてください。
【両家顔合わせ食事会の費用】いつ・誰が支払う?相場や食事代以外に必要な費用も紹介
会場が地元から離れている場合は、食事代に加えて交通費・宿泊費もかかるのでご注意を。
予算を立てるときは交通費・宿泊費まで考えて、両家の費用の負担がアンバランスにならないよう気をつけましょう。
ポイント6 プランやサービス
食事会をスムーズに進めるためには、お店のサービスの良さも大切です。
料理を出すタイミングなどについて、こちらから希望を伝えてみて、快く対応してくれるお店ならGOOD。
お店によっては顔合わせ用のお得なプランを用意しているところもあります。
料理代・部屋代がセットになって、プラン特典の乾杯用ドリンクも無料でサービス・・・といった内容が多いようです。
こういった「顔合わせプラン」のあるお店は、顔合わせでの利用に慣れていて対応もスムーズなはず。
サービスを重視したい人は、プランでお店を探してみても良いかもしれませんね。
以上、お店選びの6つのポイントをお届けしました。
下見に行くのもおすすめ!
近くの会場であれば、決める前に下見へ行ってみても良さそうです。
下見で特に見ておきたいチェックポイントはこちら。
・お店の雰囲気
・店内がバリアフリーか
・道が分かりやすいか
・スタッフの対応
・料理の味や見た目
お店の雰囲気については、騒がしくないか、内装がどんな感じかなどを確認しましょう。
これらのポイントは、お店のホームページを見ただけでは分かりにくい部分。
下見に行けない場合は、知人やインターネット上の口コミを参考にすると良いかもしれません。
また、結婚式場の下見を兼ねて顔合わせ会場を選ぶ人もいるようです。
この場合は、式場選びのポイントについても一緒にチェックすれば一石二鳥!
式場選びについてはこちらをどうぞ。
自宅でする人も
そもそもお店ではなく自宅で顔合わせする人もいます。
顔合わせの会場で自宅を選んだ人は、
・妻の家 5.7%
・夫の家 3.8%
の合わせて9.5%いました。
家で顔合わせをするメリットは、お店と違って、時間を気にしなくて良いということ。
人目もないので、落ち着いて過ごせるのも良いところです。
デメリットは、掃除や食事の準備・片付けを自分たちでしなければならないこと。
お店にするか、自宅にするか、メリット・デメリットを考えて、両家で話しあって決めるのが良さそうです。
※「結婚スタイルマガジン」トレンド調査2018
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
顔合わせのお店選びにはいろいろなポイントがありますが、共通して大切なのが「両親への心配り」です。
顔合わせは、これから長いお付き合いをしていく両家の初対面の場。
大切な部分は両親に相談して、全員が快く過ごせるようなお店選びができると良いですね。
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