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海外挙式の準備って何をすればいい?段取りやスケジュール、注意点について紹介
海外挙式をしようと考えているものの、
「何から準備を始めればいいの?」
「いつまでに何をすればいい?」
といった疑問を抱えている人は多いかもしれませんね。
そこで今回は、海外挙式に必要な準備スケジュールを、挙式までの期間別にご紹介します!
到着~式当日までの流れや、海外挙式で注意しておきたいポイントについても紹介するので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
海外挙式に向けて必要な準備は?
海外挙式をすることが決まったら、さっそく準備に取り掛かりましょう。
必要な準備は、だいたいこんな感じです。
【~6ヶ月前】
・エリア・日取りを決定する
・手配会社に申し込む
・挙式会場を選ぶ【6~3ヶ月前】ゲスト選び・招待状の発送
・ゲストを選んで打診する
・帰国後のパーティーについても検討する
・招待状を発送する【3~1ヶ月前】詳細の決定・書類用意
・衣裳を決める
・挙式の具体的な内容を決める
・挙式以外のアクティビティを決める
・必要書類を揃える【1ヶ月~】最終チェック・ゲストへの連絡
・持ち物リストを作る
・ゲストへ最終確認する
・ブライダルエステやネイルをする
やることがたくさんありますね!
当日までの準備スケジュールについて、順を追って見ていきましょう。
海外挙式の段取り・準備スケジュール
【~6ヶ月前】エリアの決定・申し込み
まずは、挙式をしようと考えている時期から半年前くらいまでに進めたい準備を紹介します。
エリア・日取りを決定する
まずは、希望の挙式エリアを考えます。
「ハワイやモルディブなどのリゾート地」「ヨーロッパでおしゃれに」
「以前ふたりで行った思い出の国で」
など、ふたりが希望するエリアを決めましょう。
また挙式の時期によっても予算や都合が変わるため、日取りについても話し合っておくようにします。
国によっては雨季や乾季がある場合も。
悪天候を避けたいなら乾季に、旅費を抑えたいなら雨季にするなど、希望に合わせて時期を検討するといいでしょう。
手配会社に申し込む
挙式エリアと旅行日程も含む日取りが決まったら、手配会社に申し込みます。
海外ウェディングを手配できる会社は、大きく分けて2種類。
挙式と旅行がセットで予約できる「旅行会社」と、結婚式の総合プロデュースを行っている「プロデュース会社」です。
挙式の内容にこだわりたい!という人は、結婚式の経験値が高いプロデュース会社がおすすめ。
旅行の手配や挙式後のアクティビティなども重視したい!という人は旅行会社が合いそうです。
それぞれのメリット・デメリットはこちらの記事を読んでみてくださいね!
【海外挙式】手配会社はどこがいい?プロデュース会社と旅行会社の違いを一挙解説!
挙式会場を選ぶ
希望の挙式会場が決まっている場合は、手配会社に申し込むタイミングで、その会場を取り扱っているところを探すのがおすすめ。
「会場をどう選んだらいいかわからない」「予算に合わせて選びたい」
という場合は、先に手配会社を決め、それから会場選びをするといいですよ。
また、現地で挙式後にパーティーを予定している人は、合わせて手配が必要です。
挙式会場に併設しているパーティー会場を選んでもOK。
せっかくなら現地のレストランを楽しみたい!という人は、好みのレストランを探して予約しましょう。
パーティー会場の選定も合わせて、手配会社にお願いしてもいいですね。
【6~3ヶ月前】ゲスト選び・招待状の発送
続いては、挙式の3ヶ月前までに済ませる準備について紹介します。
ゲストを選んで打診する
挙式の日程と場所が決まったら、次はゲスト選びです。
海外挙式の場合、国内で挙式する場合より招待人数が少なめで、家族・親族中心になるのが一般的。
家族、親族はどこまで招待するのか、友人はどうするのかなどを検討します。
ゲストには予定を調整してもらう必要があるので、誰を招待するかは早めに決めましょう。
また旅費などの金銭的な話は、特に早く伝えることが重要。
ゲストにモヤモヤさせないよう、出席を打診するタイミングで伝えるのがおすすめです。
・新郎新婦が全額負担する
・新郎新婦が一部を負担する
・ゲストが全額負担する
など、負担方法についてはふたりで話し合って決めておきましょう。
ゲストの旅費については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
なお、挙式に招待しない場合でも職場の方や親しい友人には結婚報告をしておくのが◎。
特に職場関係の人には、海外挙式のために仕事を代わってもらうなどお世話になる場合も。
早めに結婚報告をして、海外挙式の日程を伝えておくといいでしょう。
帰国後のパーティーについても検討する
海外挙式では、招待するゲストは少なめとお伝えしました。
打診したものの予定が合わずに参加してもらえない、ということもしばしば。
そこで、帰国後にお披露目パーティーを開き参加できなかったゲストを中心に招待するという人も多いようです。
親しい人だけを集めた二次会のようなカジュアルなパーティーでもいいですし、もう少し結婚式らしい要素を取り入れた1.5次会にするのも素敵!
帰国後すぐにパーティーを開く場合は、挙式準備と同時進行でパーティーのゲスト選びや会場選び・予約を進めていきましょう。
帰国からパーティーまで少し期間を空ける場合は、そこまで急がなくても大丈夫ですよ。
帰国後のパーティーについて詳しく知りたい人は、こちらの記事をどうぞ!
海外挙式のあとの国内披露宴って?お披露目パーティーのスタイルや費用について解説!
招待状を発送する
招待状を用意する場合は、このタイミングで送りましょう。
招待状には、会場へのアクセス、旅費の負担についてなどを、わかりやすく記しておきます。
前もって伝えてあることでも、間違いのないようにすべて記載しておきましょう。
ドレスコードなどのゲストが迷いがちなことも、載せておくと安心です。
帰国後にパーティーをする場合は、その招待状も用意・発送しましょう。
【3~1ヶ月前】詳細の決定・書類用意
続いては、挙式の1ヶ月前までには終わらせておきたい準備についてです。
衣裳を決める
衣裳は、レンタルと購入の2パターン。
提携ショップでレンタルする場合、国内で試着して選んだものを現地で用意してもらう方法と、現地で試着してその場で選ぶ方法があります。
他に、提携していないショップでレンタルする場合や購入して国内から持って行く場合は、式場への持ち込みがOKかどうか前もって確認が必要です。
持ち込み料の有無なども聞いておくと安心ですよ。
もしドレスをオーダーメイドする場合は、期間が必要なので半年前くらいから準備しておきましょう。
挙式の具体的な内容を決める
挙式やパーティー、撮影などの具体的な内容や流れを決めます。
手配会社で申し込んだ場合、演出などはプランに含まれることもありますが、
「せっかくだからこんなロケーションで撮影がしたい!」
「現地ならではの演出を取り入れたい」
などプラン外の希望があれば、オプションで追加できるか調べて申し込みましょう。
・ヘアメイクリハーサルをするかどうか
・リハーサルをする場合は現地か国内か
なども、詳細を決めておけるといいですよ。
挙式以外のアクティビティを決める
ハネムーンを兼ねている場合、挙式前後の過ごし方も考えていく必要があります。
どこを観光するか、どんなアクティビティをするかなどのプランをたてましょう。
友人ゲストや家族と過ごす日を設ける場合は、前もって何をするのか話し合い、必要であれば予約もしておくと安心です。
必要書類を揃える
海外ウェディングのスタイルには、
・法的効力のあるリーガルウェディング
・法的効力のないブレッシングウェディング
・宗教色のない人前式(セレモニー)
の3つがあります。
このうちリーガルウェディングとブレッシングウェディングには、準備が必要な書類があります。
リーガルウェディングは独身のふたりしか挙げられないので、未婚を証明するための書類を提出する必要があります。
・婚姻要件具備証明書
・戸籍謄本
の2点を日本で発行し、挙式をする国に持ち込みます。
発行してもらった後に必要な手続きがあったり、あまり古いものだと無効になったりする場合があるので、どちらも挙式の2ヶ月前くらいに発行しておくと安心です。
リーガルウェディングに必要な手続きについては、こちらの記事を読んでみてくださいね。
【海外挙式】海外でリーガルウェディングを挙げるときに必要な手続きって?
一方、ブレッシングウェディングは「すでに結婚したふたりを祝福する儀式」。
そのため、入籍後に発行できる「婚姻届受理証明書」を提出して、既婚である証明をする必要があります。
@gonchi_wedding
ブレッシングウェディングに必要な手続きは、こちらの記事をどうぞ。
海外挙式でブレッシングウェディングを挙げるための手続きって?
【1ヶ月~】最終チェック・ゲストへの連絡
最後は、挙式の直前にしておきたいことについて紹介します。
持ち物リストを作る
パスポートや必要書類のような重要な持ち物だけでなく、衣裳小物なども忘れたくないもの。
旅行先で買えるものもありますが、海外での貴重な時間をただの買い物に使うのはもったいないですよね。
忘れ物を防ぐためにも、持ち物リストを作ってチェックしていきましょう!
海外挙式に持って行くべき荷物については、こちらの記事を読んでみてくださいね。
海外挙式に持っていくべき手荷物は?スーツケースには何を入れる?
ゲストへ最終確認する
国内挙式と海外挙式では勝手が違うもの。
たとえ招待状の返事を貰っていたとしても、出発の日が近づいたら最後にもう一度ゲストへ最終確認の連絡をしましょう。
ふたりがゲストの分も航空便や宿泊の手配をした場合は、詳細も改めて伝えてあげると親切。
ゲスト自身が手配している場合は、乗る飛行機の便や泊まるホテルなどを聞いて控えておくと安心です。
現地での連絡手段や会場までのアクセス、何か不安に思っていることはないかなどについても、事前にヒアリングしておけると丁寧ですよ。
ブライダルエステやネイルをする
ブライダルエステは、挙式1ヶ月前くらいまでに済ませておくと安心。
実施が挙式の直前すぎると、
「化粧品が肌に合わなくて荒れてしまった・・・」
といったトラブルが起こっても、治療にあてる時間がありません。
受け慣れた施術であっても、1週間前くらいまでには済ませておくと安心です。
ネイルの施術も1週間前を目安に行っておくと、万が一ネイルにトラブルがあってもやり直すことができますよ。
現地へ到着してから挙式当日までの流れ
次は、現地に到着してから当日までの流れを確認しておきましょう!
到着~挙式前日
式場やプランによって異なりますが、到着してから挙式の前日までに
・挙式の打ち合わせ
・ウェディングドレスの最終フィッティング
・メイクリハーサル
などの準備があるようです。
これに加え、長距離移動の疲れをとったり、時差ぼけ対策をしたりする時間を確保できると◎。
日本から遠く離れた場所の場合は、少なくとも挙式の2日前には到着できると良さそうです。
準備が終わったら、観光や買い物などを楽しみつつ、挙式当日までゆったりと過ごすのがいいでしょう。
挙式当日
挙式当日は、まずヘアメイクや着替えからスタート。
ヘアメイクの担当スタッフに、ホテルの部屋まで来てもらうようにお願いしておくと良さそうです。
その後は、いよいよ挙式のリハーサル~本番という流れに。
海外挙式をめいっぱいエンジョイしましょう!
ハネムーンを兼ねている場合、挙式後~帰国までは観光やアクティビティを楽しんで。
ゲストがいる場合、家族と過ごす時間や友人ゲストと過ごす時間も考えておくと、いい思い出になりますよ。
到着日~式当日までの流れを詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてくださいね。
【海外挙式】到着日~式当日、挙式後までの流れ・スケジュールをご紹介!
海外挙式で注意しておきたいポイント
最後は、海外挙式で注意しておきたいポイントをチェックしておきましょう。
会場探しは実例写真や口コミもチェック!
国内の式場なら、実際の会場を見学して選ぶことができますが、海外挙式の場合は基本的に会場の写真を見るしかありません。
しかし、会場のホームページにあるようなプロが撮った写真はとっても綺麗に映るもの。
実際に会場を訪れてみると、
「思っていたより狭い・・・」
「イメージと違う!」
なんてこともあるようです。
そのため挙式会場を選ぶときには、会場のホームページの写真だけでなく、実際にその会場で結婚式を挙げた人が撮った写真や動画を見るのがおすすめ。
また、口コミや体験レポなどもきちんとチェックしておくといいですよ。
日本語のできるスタッフがいるか確認を
宿泊するホテルには日本語のできるスタッフがいるから・・・と安心していたら、式場ではまったく言葉が通じなくて困った!という体験談も。
ふたりが現地の言葉を話せる場合は別ですが、そうでない場合は日本語ができるスタッフがいたほうが安心。
会場を選ぶときに確認しておくといいですよ。
チップが必要かチェックしておく
国によっては、受けたサービスに対して「チップ」を渡す文化がある場合も。
その場合、式場スタッフなどのお世話になる人にはチップが必要になります。
チップなしの場合、サービスの質が下がってしまうということもあるようです。
チップが必要かどうか、相場はどれくらいかなど、前もって国内で担当してくれるプランナーさんや旅行会社に聞いておくと安心ですね。
パスポートの用意を忘れずに!
パスポートを持っていない場合は、もちろん早めに発行して手に入れておく必要があります。
ただ既にパスポートを持っていても、有効期限には要注意!
期限が近い場合は、必ず出国前に更新しておきましょう。
また気をつけたいのは、出国前に入籍を済ませてどちらかの名字が変わった場合。
この場合は、パスポートの名義も変更する必要があります。
旧姓のパスポートでも出国自体はできるようですが、海外旅行保険やホテルの予約、海外旅行保険の名義など、新姓と旧姓が混ざると厄介な場合も。
先に入籍を済ませた場合は、余裕を持ってパスポートやクレジットカードなどの名義変更を済ませておきましょう。
名義変更などの、入籍後に必要な手続きについてはこちらの記事で詳しく紹介しています!
【入籍後の手続きまとめ】1日で完了スケジュール&やることリスト
現地での過ごし方に気をつける
日頃から睡眠を十分にとるなど、海外挙式前の体調管理はもちろん大切。
加えて気をつけたいのは、現地での過ごし方です。
慣れない土地で、かつ気候も日本と異なる場合は体調を崩しやすくなります。
特に挙式前日は、生ものを避けたり食べなれた料理にしたりと食べ物にも気をつけて、体調をケアしておきましょう。
また、日差しの強い土地なら過度な日焼けにもご用心。
ビーチリゾートなどだと海水浴を楽しみたくなる気持ちもわかりますが、日焼けによる疲労や肌トラブルは花嫁の大敵。
紫外線対策はきちんとしておきましょう。
このほか、海外挙式での失敗談やその対策はこちらの記事でもご紹介しています。
海外挙式ならではの失敗談8選!失敗しないためには?対策もあわせて紹介
まとめ
海外挙式の準備スケジュールや注意点について、お話ししました。
挙式の日程やエリア・会場などの大切なことは、半年前には決定。
その次は、招待するゲストを選んで出席の打診をします。
そこまで終わったら、後は衣裳や演出などの打ち合わせや必要書類の準備などを進めましょう。
出国前は、持ち物の最終チェックやゲストへの連絡、ブライダルエステなどをしつつ、体調を整えることも大切です。
国内挙式とは色々段取りが違う海外挙式。
ぬかりなく準備して、当日は思いっきり楽しみたいですね!
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