結婚式の支払いはカードでもOK?カード払いのメリット、注意点は?
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お金の支払いに便利なクレジットカード。
「結婚式費用の支払いには使えるの?」と気になっている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、実際に結婚式費用の支払いでカードを使った人の割合を、カード払いのメリットとあわせてご紹介。
また、注意が必要なカードの「利用限度額」についても解説します!
カードで支払っている人はどれくらい?
結婚式を挙げる結婚式場へ、式の費用を払う方法はいくつかあります。
その中で「クレジットカード払い」を選んだ人はどれくらいいるのでしょうか?
先輩カップルへのアンケートでは、こんな結果に。
現金での振込 | 59.7% |
---|---|
現金での手渡し | 20.4% |
クレジットカード | 19.2% |
その他 | 0.7% |
※「結婚スタイルマガジン」トレンド調査2018より
一番多いのは、結婚式場の銀行口座への「現金振込」で、約60%。
「クレジットカード払い」も19%ほどいるので、じゅうぶん一般的な選択肢だと言えそうです。
ただ、式場によっては「クレジットカードは使えません」と規定で決まっているケースも。
また、「カード払いOK」の式場でも、「結婚式費用の『全額』ではなく、『一部』はカードでOK」なんてこともあるようです。
なので、カード払いを考えるなら、次の3点を式場に確認しておきましょう。
・そもそも式場側で、カード払いに対応しているのか
・どの会社のカードが使えるのか(JCB、VISA、MasterCardなど)
・全額カード払いできるのかor一部だけなのか
続いては、気になる「カード払いのメリット」を2つご紹介します。
カード払いのメリット その1
1つ目のメリットは「ポイントが貯まる」こと。
お買い物の金額が高ければ高いほど、カードのポイントはたくさん貯まりますよね。
「結婚スタイルマガジン」トレンド調査2018 によると、結婚式費用の平均額は308.3万円。
もしポイント還元率1%のカードで308万円の支払いをしたら・・・なんと3万円分ものポイントが貯まることに!
3万円もあれば、ふたりの新生活のために家電や家具を買うこともできそうですね。
また、カードによってはポイントを「マイル」に変換できるものもあります。
航空会社が提供している「マイル」は、飛行機のチケットに交換できる優れもの!
「結婚式の支払いで数万円のマイルを貯めて、新婚旅行の往復の航空券をゲットした」というカップルもいるようですよ。
カード払いのメリット その2
2つ目のメリットは「ご祝儀を支払いに充てられること」。
「結婚式でゲストからいただく『ご祝儀』を、結婚式費用の支払いに充てたい」
と考えている人もいるかもしれませんね。
しかし、結婚式場では「結婚式の前に費用を『前払い』してください」というところが多いんです。
前払いだとご祝儀を支払いに充てることができない・・・。
この問題もカードなら解決!
クレジットカードは、支払いをした翌月に口座からお金が引き落とされるものが多いですよね。
なので、たとえ「前払い」の式場でもカードなら・・・
1 結婚式の支払いは先にカードで済ませる
2 後日、引き落としまでにご祝儀を口座へ振り込んでおく
という方法でご祝儀を支払いに充てられるんです。
カードの「利用限度額」に気をつけて!
大きなメリットのあるクレジットカード払いですが、カードならではの注意点と言えるのが「利用限度額」。
「利用限度額」とは文字通り、「この額を超える支払いはできません」というカードごとに決められている金額のことですね。
普段のお買い物ではあまり意識することがないかもしれませんが・・・
数百万円という結婚式費用の支払いでは、限度額を超えてしまってカードが使えない!というケースも多いよう。
早めに式場で費用の「見積書」を出してもらって、限度額を超えそうかどうか、確認しておく必要があります。
「限度額を超えてしまう場合、カード払いはあきらめるしかないの?」
いえ、そんなことはありません。
限度額を超えるけれどカードで払いたい!という場合の対処法は3つ。
1 限度額を引き上げる
2 複数のカードで支払う
3 限度額までカードで払って、残りは現金で払う
「限度額の引き上げ」については、次の章で詳しく解説しています。
利用限度額の「引き上げ」について
「限度額の引き上げ」は、利用者がカード会社へ連絡して対応してもらいます。
多くのカード会社では、「結婚式のために高額の支払いが必要」と伝えれば、限度額の「一時増額」ができるようです。
「一時増額」は増額の期間が「○ヶ月以内」と決まっています。
あくまで結婚のための一時的な対応ということですね。
注意したいのが、限度額の引き上げのためにはカード会社での「審査」に通る必要がある、ということ。
結婚式のための引き上げであれば、審査の項目として
・結婚式費用の見積額
・式場名
・支払いの予定日
などを聞かれることが多いようです。
カード会社によっては、式場からの費用の見積書を提出しないといけないこともあります。
審査には数日~1週間はかかることが多いので、引き上げしてもらいたければ早めにカード会社へ連絡しましょう。
限度額の引き上げができなかった場合は?
限度額引き上げの「審査」は、必ず通るとは限りません。
カードを使い始めて半年も経っていなかったり、持っていてもこれまでほとんど使っていなかったり、支払いを滞納したことがあったり・・・
こういった場合は審査が通らないこともあるようです。
審査に落ちてしまったら・・・と心配な人にオススメしたいのが、「複数枚のカードでの支払い」。
利用限度額の引き上げができないのであれば、カード自体の枚数を増やして払おう!ということですね。
ただ、式場によっては複数枚のカード払いができないところもあるようなので、早めに確認しておきましょう。
複数枚のカードが使えない場合は、「1枚のカードで限度額まで払って、残りは現金で払う」という手も。
「●万円までカードで払って、残りは現金払いにしたいんですけど・・・」と式場に相談してみましょう。
※「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女で、挙式と披露宴を行った人
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
結婚式費用を「カード払い」した先輩カップルは、全体の約17%。
ポイントがたくさん貯まったり、ご祝儀を支払いに充てられたり・・・カードならではの嬉しいメリットがありましたね。
ただ、カード払いができるかどうかは式場によるので、早めに確認することが大切です。
また、高額になりがちな結婚式費用をカードで支払うためには、「利用限度額の引き上げ」が必要になることも。
限度額の引き上げには審査の時間がかかるので、こちらも早めにカード会社へ連絡しましょう。
審査に落ちたときのことを考えて、複数枚のカードで支払いができるかどうかも式場に確認しておくと安心ですね。
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