ゲストと幸せをシェアする「シェアド婚(共有婚)」!おすすめのアイデアや演出例をお届け
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結婚式にはさまざまなスタイルがありますが・・・
そのなかに「シェアド婚(共有婚)」というスタイルがあるのは知っていますか?
実は、「ゲストと一緒に結婚式を盛り上げていきたい!」という人にオススメのスタイルなんですよ。
今回は「シェアド婚」の特徴やおすすめの演出、さらには気をつけたいポイントまでお届けします!
そもそも「シェアド婚」って?
シェアド婚(共有婚)とは、「新郎新婦とゲストが一緒に結婚式を作っていく」というもの。
結婚式と言えば、新郎新婦のふたりで計画するもので、当日の主役も新郎新婦。
一方、シェアド婚では友人と一緒に準備し、当日は演出にも参加してもらいます。
ゲストと一緒に結婚式を作り上げることで、
「会場にいるみんなで幸せをシェアしたい!」
「みんなで幸せをシェアすることで、お祝いしてくれる人たちへ、感謝を伝えたい」
そんなふたりの思いが込められていますよ。
アイテムや衣裳を他のカップルとシェア(共有)する、というものではなく・・・
「ゲストと喜びや幸せをシェアする」という意味が込められた結婚式スタイルなんですね!
では、そんなシェアド婚ならではのアイデアをいくつか紹介しましょう。
「シェアド婚」のアイデア4選
ムービーを共同制作
業者に任せがちな「プロフィールムービー」や「エンドロールムービー」を友人たちと一緒に作るのはいかがでしょうか。
自作するのはちょっと手間と時間がかかるかもしれませんが・・・
出来上がったムービーだけでなく、それまでの時間もシェアできるのはステキですよね!
かけがえのない思い出になりそうです。
結婚式のムービーを自作する方法については以下の記事でわかりやすくまとめています。
作り方のコツやアイデアも紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
【結婚式のムービー】どんな種類があるの?自作のコツや注意点、曲の選び方まで解説
フォトブースの飾りつけ
写真撮影のためにきれいに飾り付ける「フォトブース」を、ゲストと一緒に作り上げるのもアリ。
たとえば、ゲストにふたりとの思い出にまつわるアイテムを持ち込んでもらい、飾るのはどうでしょうか。
ウェルカムボードをゲストと一緒に手作りする・・・というのもステキですね!
ゲストと一緒に飾り付けや手作りをすれば、みんなにとって記憶に残る結婚式になりそうですね。
フォトブースの飾りつけのアイデアは以下の記事でたくさん紹介しています。
気になる人はぜひのぞいてみてくださいね!
結婚式フォトブースにおすすめ!映える写真が撮れるおしゃれアイデア集
ブライズメイド・アッシャー
友人に「ブライズメイド」や「アッシャー」をお願いすることで、幸せをシェアすることもできます。
ブライズメイドは新婦の、アッシャーとは新郎の付添いやサポートをする役割のことです。
新郎新婦のそれぞれの友人から数人が選ばれます。
一緒に衣裳や小物を考えて、ふたりとお揃いにしてもらったりすると、結婚式当日も盛り上がるのではないでしょうか。
写真を撮るのも楽しくなりそうですね!
ブライズメイドとアッシャーについて、さらに詳しく知りたい人はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
ブライズメイド・アッシャーは何をする?結婚式進行例から依頼の仕方、衣裳まで完全ガイド
フラッシュモブ
「フラッシュモブ」は知っている人もきっと多いはず。
披露宴や式が進む中、突然始まるダンスや歌などのパフォーマンス・・・見ごたえがありそうですね!
フラッシュモブは、余興としてゲストが新郎新婦に向けて行うこともありますが・・・
シェアド婚なら、新郎新婦と手伝ってくれるゲストで協力し、その他のゲストをビックリさせるとステキですね。
練習をしたり、サプライズしたい相手に見つからないよう気を配ったりするのは、少し大変かもしれませんが・・・
成功したときの感動はきっと素晴らしいものになるでしょう!
フラッシュモブの具体的なやり方・準備のポイントは以下の記事でチェックしてみてください。
プロポーズのサプライズ、「フラッシュモブ」のやり方、曲の選び方、費用は?
以上、シェアド婚にぴったりなアイデアを紹介しましたが・・・
「ゲストと幸せをシェアする演出はしたいけど、忙しい人が多いから準備を手伝ってもらうのは申し訳ないなあ・・・」
そう思う人もいるかもしれませんね。
そこで、ゲストに手間をかけずに結婚式で一緒に楽しめる演出をご紹介します。
どれも気軽にできるものなので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
「シェアド婚」らしさUP!こんな演出もアリ
リングリレーで指輪交換
指輪の交換と言えば、基本的には新郎新婦のふたりだけで行う演出。
そこに、「ゲストと幸せをシェア」の要素をプラスしたのが「リングリレー」です。
ゲストに前もって準備してもらうことはなく、新郎新婦が長めのリボンを用意するだけでOKです。
一般的な流れはこちら。
まず、新郎側のゲスト、新婦側のゲストがそれぞれ1本の長いリボンを持ちます。
次に、それぞれのゲストの最後尾から指輪をリボンに通し、ゲストみんなで前へ前へと回していきます。
そして最後に、新郎新婦のもとへ。
準備はかんたんですが、まさに「シェアド婚」らしい演出。
リボンを華やかなものにしたり、赤い糸にするのもステキです。
参列者の人数によっては全員参加もできるのもうれしいポイントですね。
花を集めてブーケセレモニー
「ブーケ」の演出といえば、ブーケトスを思い浮かべる人が多いかもしれませんが・・・
「ブーケセレモニー」という、「ブーケトス」とは別物で、中世ヨーロッパの伝承に由来する演出があるのはご存じでしょうか。
ゲストが1輪ずつ花を持ち、新郎はその花を受け取って花束を作り上げます。
そして、出来上がった花束を新婦にプレゼントし、愛を誓います。
新婦はその花束から1輪だけ抜き取り、「ブートニア」として新郎の胸に差しますよ。
この演出も、ゲストみんなに気軽に参加してもらえそうですね。
こちらの記事では、「ブーケセレモニー」の由来やおすすめの花の種類を紹介しています。
ぜひあわせてどうぞ!
挙式や披露宴に気軽に取り入れられる!「ブーケ・ブートニアのセレモニー」って?
ケーキ入刀を一緒に
披露宴での「ケーキ入刀」を、ゲストと一緒に行うのもアリ!
ウェディングケーキをいくつか用意したり、小さなケーキを各テーブルに配ったりして、ゲストにもナイフを持ってもらいます。
そして、「せーの」などと掛け声をして、同じタイミングでケーキ入刀!
楽しい瞬間になりそうです。
また、ケーキ入刀は新郎新婦で行い、そのあと「サンクスバイト」として家族や親友を呼んで、ケーキを食べさせてあげるという演出もアリですよ。
サプライズで名前を呼べば、とても喜んでもらえそうです。
ほかにも、ケーキ入刀やケーキバイトの演出アイデアはこちらからチェックしてみてください。
結婚式演出の花形!ケーキ入刀・ファーストバイトの演出アイデア集
フォトプロップスを使って撮影
「フォトプロップス」とは、写真をより楽しく、華やかにするための小道具。
よく見かけるのは、棒の先に、厚紙で作ったヒゲやメガネ、メッセージボードなどをつけたもの。
フォトプロップスで顔にヒゲをつけて「ハイ、チーズ!」
ゲストと一体感バッチリの、お茶目な写真が残せますよ!
簡単に用意できますし、アイデア次第で個性も出せる人気の演出となっています。
新郎新婦がゲストのテーブルを回って一緒に写真を撮る、「フォトラウンド」で使われることが多いようですよ。
フォトプロップスのアイデアや作り方はこちらをどうぞ!
もはや結婚式の定番?!フォトプロップスの人気デザインや作り方をチェックしよう
高砂を工夫する
結婚式では一般的に、ふたりは「高砂」という新郎新婦のための席に座ります。
ただ、高砂はゲスト席より少し高いところにあったり、距離が離れていたりすることも。
そこで、高砂をソファーにしたり、あえて高砂を作らずに長テーブルにしたりしてみるのはどうでしょうか。
ふたりとゲストの距離も近くなり、より楽しく時間をシェアできるかもしれませんよ!
以上のほかにも、こちらの記事で紹介しているゲスト参加型の演出もおすすめ。
ゲストと幸せをシェアできる演出がそろっているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
シェアド婚で気をつけたいこと
最後に、シェアド婚で気を付けたいことについてお伝えしましょう。
みんなと幸せを共有できるシェアド婚にも、注意しないといけないことがあります。
具体的には、以下の2つ。
・演出を詰め込みすぎない
・準備を手伝ってもらう友人に配慮する
演出を詰め込みすぎない
シェアド婚では、ゲストを楽しませたいという気持ちから、演出がついつい多くなることも。
ただ、ゲストの中には、演出よりもゆっくり食事やおしゃべりを楽しみたい人がいるかもしれません。
式のプログラムを考えるときは、適度に歓談の時間も取れるよう、演出は詰め込みすぎないように気をつけましょう。
準備を手伝ってもらう友人に配慮する
演出の企画などで友人に協力してもらう場合、多くの時間を割いてもらうことになるかもしれません。
手伝ってくれる友人への配慮を忘れないようにしましょう。
友人に準備を頼みたい場合は、相手が忙しい時期でないか、負担がかたよっていないかなど、こまめに気を配るとベター。
急に頼んで慌てさせないよう、なるべく早めにお願いするようにしましょう。
また、結婚式の後に、きちんとお礼を伝えるのも忘れないようにしてくださいね。
まとめ
シェアド婚とは、新郎新婦とゲストが一緒に結婚式を作っていくもの。
ゲストとのつながりを大切にしたい、という思いが込められています。
喜びも感動もみんなで分け合えば、ふたりもゲストも幸せな気持ちになれそうですね。
ただ、ゲストに準備まで手伝ってもらうのは申し訳ない・・・という声もあるでしょう。
その場合は、リングリレーやフォトドロップスなど、ゲストが気軽に参加できる演出を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
手伝ってくれるゲストへの配慮も忘れずに、みんなで楽しめる結婚式にしましょう!
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