結婚式演出の花形!ケーキ入刀・ファーストバイトの演出アイデア集
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結婚式では定番の演出「ケーキ入刀・ファーストバイト」。
披露宴の序盤で行われることが多く、ゲストからの視線が特に集まるセレモニーです。
もちろん写真もいっぱい撮られます。
どんな風に演出すれば盛り上がるのでしょうか?
この記事では、ウェディングケーキに絡めた演出アイデアをご紹介します。
ケーキ入場
ウェディングケーキは、
・新郎新婦の入場前にメインテーブルの横に置かれている
または
・途中でスタッフがさりげなく持ってくる
ことがほとんど。
でも、ふたりでこだわって準備したウェディングケーキには、「演出」として登場してもらうのもオススメです。
たとえば、華やかなBGMとともにケーキ入場!
ゲストにより注目してもらえて、歓声も起きそう。
また、ケーキを運んでくる役割をちょっと特別な人に頼むというアイデアもあります。
・新婦の付添人であるブライズメイド
・新郎の付添人であるアッシャー
・子どもゲスト
・兄弟姉妹
・仲の良い友人
こんなゲストがケーキを運んできてくれたら、会場はさらに盛り上がりますね。
ケーキ入刀
ウェディングケーキが到着したら、次は「ケーキ入刀」です。
新郎新婦でナイフを持ち、新郎は片手を新婦の腰に回します。
「ウェディングケーキ入刀です」
という司会者の声に合わせて、ふたりでケーキへナイフを入れる、定番の演出ですね。
新郎新婦が初めて行う共同作業。
絶好のシャッターチャンスです。
では、「ケーキ入刀」でどんな工夫ができるのか見ていきましょう。
ダブルケーキ入刀
これは、ふたり以外のカップルも一緒にケーキ入刀を行う演出です。
もし、兄弟姉妹や親友などの親しい夫婦が結婚式を挙げていないなら、一緒に行ってみてはいかがでしょう。
両家の両親と一緒にトリプルケーキ入刀をする人もいますよ。
両親に前へ出てきてもらい、司会者からそれぞれの両親のプロポーズや出会いのエピソードなどを紹介してもらいます。
これだけでも十分盛り上がりそうですね。
両親とふたりの結婚記念日が近ければ、それを口実に出てきてもらうのもアリですよ。
各卓ケーキ入刀
ゲストテーブルそれぞれに小さなホールケーキを用意します。
そしてふたりが各テーブルを訪れて、ケーキをカットしていきます。
ゲスト1人ひとりと交流できるのが良いところです。
○○バイト
ケーキ入刀の後に行われる定番の演出と言えば「ファーストバイト」。
新郎新婦がウェディングケーキを食べさせ合う演出です。
新郎から新婦へは「一生食べ物に困らせない」
新婦から新郎へは「一生美味しい食事を作ります」
という意味が込められています。
新婦から新郎へは、大きなスプーンやしゃもじなど、普通のスプーン以外を使って盛り上げるのが人気です。
新郎が口のまわりにクリームをいっぱい付けた様子に笑いが起きて、盛り上がることも多いよう。
実はファーストバイト以外にもいろんな「○○バイト」があります。
どんな演出なのか順にみていきますね。
ラストバイト
こちらはファーストバイトから派生した演出です。
内容は、ケーキ入刀の後、両家の母親に前へ出てきてもらい、母親からふたりへ最後の一口を食べさせるというもの。
「もうこれが最後の一口だから、これからは自分たちでちゃんと食べていってね」
という母親の思いを汲んだ演出で、サプライズで行う場合が多いよう。
ファーストバイト同様、新郎用のスプーンだけ大きいスプーンなどにしてもおもしろいでしょう。
ラストバイトをしてもらうときは、
・ふたりの好きな食べ物
・母親の料理で好きな食べ物
・思い出の食べ物
でしてもらうのもアリですよ。
ふたりの子どもの頃の話をしてもらったり、子どもの頃のビデオを流したりすると、思い出に残りそうですね。
司会者からエピソードを紹介してもらっても良いでしょう。
母親にとっては特に感慨深いセレモニーになるはずです。
ゲストも温かい気持ちになりますね。
新婦は「花嫁からの手紙」で両親へ感謝の気持ちを伝えることができますが、新郎にはそういう機会があまりないので、おすすめです。
お手本バイト
ふたりがファーストバイトをする前に、お手本を見せてもらう演出です。
両家の両親に頼む人が多いですが、兄弟姉妹や憧れの夫婦などに頼むのもおもしろいですね。
お手本を見せてもらった夫婦には、夫婦円満の秘訣などを聞いてさらに盛り上がりましょう。
サンクスバイト
親しい友人や恩師など、ふたりがお世話になったゲストを指名して前へ出てきてもらい、その人にケーキを食べさせる演出です。
新郎新婦からそれぞれの両親へ、これまで育ててもらったことへの感謝の気持ちを込めて食べさせてあげるのも良いですね。
その場合、ラストバイトとサンクスバイトを両方するのもアリです。
他にも、当日誕生日のゲストをお祝いする「お祝いバイト」などもあります。
いくつか取り入れて、場を盛り上げてみてはいかがでしょうか?
他にもウェディングケーキに絡めた演出アイデアがあるので、3つご紹介します!
ケーキサーブ
新郎新婦が自らウェディングケーキをゲストに振る舞う演出です。
幸せのおすそ分けですね。
かわいいエプロンを着けて行う新婦が多いみたいですよ。
新郎はコック服を着たり、コック帽を被ったりしても良いですね。
ゲストみんなと触れあえるので、アットホームな雰囲気になります。
テーブルラウンドのついでに届けるのもアリですよ。
ただし結構時間がかかるので、こちらはゲストの人数が少なめの披露宴におすすめの演出になります。
ケーキをきれいに切り分けられるか不安・・・という人は、切り分けはスタッフに頼んでみてはいかがでしょう。
ケーキドラジェ
「ドラジェ」とは、アーモンドに砂糖ペーストをコーティングしたお菓子のこと。
アーモンドはたくさん実をつけるので、子孫繁栄の象徴なんです。
ケーキドラジェは、ウェディングケーキにいくつかドラジェを入れておきます。
そして、ドラジェが当たったゲストにプレゼントを贈ったりする演出です。
ドラジェの代わりに、
・デザート皿にソースで印を付ける
・お皿の裏にシールを貼る
などして「当たり」の皿を用意するという方法も。
ゲスト参加型なので、みんなわくわくです。
ケーキ飾り付け
こちらの演出は、誰が飾り付けをするのかによって2つの場合があります。
新郎新婦が飾り付ける
ケーキ入刀の前に、新郎新婦がチョコレートを使ってサインをしたり、生クリームを絞って仕上げをしたりします。
ふたりでウェディングケーキにソースをかける「カラードリップ」という演出もありますよ。
ケーキのてっぺんからとろっとソースがかかった「カラードリップケーキ」は、メルヘンチック。
ふたりでの共同作業にもなりますね。
ゲストに飾り付けてもらう
生クリームを塗っただけのシンプルなケーキに、フルーツやチョコレートなどでゲストに飾り付けてもらいます。
中座しているときの演出としても、ゲストが楽しめるので良いですね。
両家の親に飾り付けを頼むのもアリです。
各ゲストテーブルに小さなケーキを用意して、テーブルごとに仕上がりを競うのも良いですね。
ゲスト同士が話しやすくなるきっかけにもなります。
まとめ
ウェディングケーキにまつわる演出アイデアをまとめました。
こだわったウェディングケーキなら、「ケーキ入場」も演出になるんですね。
両親などと一緒に行うケーキ入刀も新鮮です。
「○○バイト」の演出は何種類もあるので、どれを取り入れるか考えるのも楽しそう。
他にも「ケーキドラジェ」などゲスト参加型の演出がいくつかありましたね。
ふたりの結婚式のイメージに合わせて取り入れて、披露宴を盛り上げてください!
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