式直前!リハーサルで教会式の流れを最終チェック
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教会や結婚式場の中には、挙式の流れを把握するためにリハーサルを行うところもあります。
教会式の流れは、どのようなものでしょうか?またどんな点に気をつければいいのでしょうか?
ここでは、リハーサルで注意したい点と併せてご紹介します。
教会式はどのような流れで行われる?
教会式は、どのようにして進行するのでしょうか?
ここでは、プロテスタント系の教会で行う一般的な挙式の流れを見ていきましょう。
1 列席者入場
まずは、列席者が入場します。
祭壇に向かって右に新郎、左に新婦の列席者が入場して着席。
前の座席から父母、兄弟姉妹、親族、友人の順です。
2 開式の辞
司式者である牧師が、結婚式の開式を宣言します。
3 新郎入場
主役の一人である新郎の入場。
列席者は一同起立して、新郎を迎え入れます。
新郎は、祭壇の前で花嫁を待ちます。
4 新婦入場
いよいよ新婦の登場です。
新婦が父親と腕を組んで入場します。
祭壇の前で、父親から新郎へとパートナーが代わります。
5 讃美歌斉唱
出席者全員で讃美歌を斉唱します。
6 聖書の朗読・祈祷
牧師が、聖書の中から一節を選んで朗読します。
その後、神に祈りを捧げます。
7 誓約
牧師の問いかけに対し、まずは新郎、次に新婦が応えて結婚の誓約を行います。
8 指輪の交換
ここでは、二人の誓約の証として結婚指輪を交換します。
指輪の交換は、新郎から新婦、新婦から新郎の順に行います。
9 誓いのキス
神聖なキスは、教会式では欠かせない儀式です。
新婦はベールを降ろしているので、まずは新郎がベールを上げます。
ベールアップには、「二人の間の障壁を取り払う」という意味も込められています。
そして、口・頬・おでこのいずれかにキスをします。
10 結婚を宣言
誓いのキスが終わったら、牧師が神の名のもとに二人の結婚を宣言します。
11 結婚証明書にサイン
新郎新婦、証人もしくは牧師が結婚証明書に署名します。
12閉式の辞
牧師が二人の結婚成立を列席者に報告します。
これで、閉式となります。
13新郎新婦の退場
出席者全員でもう一度讃美歌を斉唱します。
その後、新郎新婦は腕を組んで、バージンロードを歩いて退場します。
以上が一般的な教会式の流れです。
儀式がたくさんあるので、覚えられるかな、と不安に思っている人もいるかもしれません。
でも安心してください。
ほとんどの場合、挙式の本番前にはリハーサルがあります。
また、牧師や式場のスタッフがサポートしてくれるので、挙式の流れを完璧に覚えなくても大丈夫です。
ただ、不安や緊張を少なくするために、ある程度は流れを覚えておくといいですね。
参考までに、神前式の流れについてはこちらをどうぞ。
リハーサルはいつするの?
挙式のリハーサルは、結婚式当日に行う人がほとんど。
会場のセッティングが整った段階で、挙式の進行を確認するのが一番効率的なようです。
リハーサルの時間はどれくらい?
リハーサルの時間は、式場によって異なります。
牧師との顔合わせとともに、じっくりリハーサルするケースもあれば、リハーサルの時間があまり取れず、簡易的に行うケースもあります。
リハーサルがいつ・どのように行われるかは、事前に必ず確認しておくようにしましょう。
以下の記事では、当日午前にリハーサルをおこなう場合のスケジュールを紹介していますよ。
出かける前から二次会終わりまで!結婚式当日の流れ、スケジュール
リハーサル中に確認しておきたいことは?
それでは、リハーサル中に確認しておきたいことを3つご紹介します。
結婚式の流れを把握する
リハーサルの主な目的は、結婚式の流れを把握することです。
式場のスタッフが、どのように進行していくのか、儀式ではどのように振る舞えばよいのか、丁寧にレクチャーしてくれます。
父と一緒にバージンロードの歩き方を確認
リハーサルでは、指輪の交換や誓いのキスなどの儀式の練習を行います。
儀式には、新郎新婦だけではなく、両親が参加するものも。
その代表的なシーンが、バージンロードを歩くことです。
新婦の父にとって、愛娘とバージンロードを歩くことは、大役であると同時に緊張してしまう場面でもあります。
足並みを揃えるタイミングや、歩く速さなど動作をしっかり確かめるようにしましょう。
二人であらかじめルールを決める
リハーサルを行う前には、あらかじめ二人のルールを決めておきましょう。
例えば、
・ベールアップする時は、新婦は中腰になる
・誓いのキスはおでこにする
など。
二人が事前に各シーンでの振る舞い方を決めておくことで、リハーサルがスムーズに進みます。
余裕をもってリハーサルが終われば、本番も安心。
ゆったりした気持ちで迎えられますね。
以上、リハーサル中に確認したい事3つでした。
挙式中に気をつけたいことは?
最後に、挙式中に気をつけたいことをご紹介します。
儀式は一つひとつ、しっかりと行う
結婚式では、一つひとつの儀式をしっかりと行うことが、優雅で上品な姿をつくることにつながります。
結婚式は、一生に一度の大事なセレモニー。
「人前でキスをするって、やっぱり恥ずかしい」
という気持ちがあるかもしれませんが、ここはぐっと抑えて、ひとつの儀式として丁寧に行いましょう。
「おもてなし」の気持ちも忘れずに
結婚式の主役は新郎新婦です。
しかし二人は、ゲストをおもてなしする立場でもあることを忘れずに。
たとえば、挙式の開始時刻に遅刻するなんてことは、おもてなしする立場としてはNGですよね。
予定の時刻より早めの行動を心がけましょう。
挙式が始まってからは、緊張するかもしれませんが、できるだけ笑顔でいたいところ。
二人で力を合わせて、ゲストに快くお祝いしてもらえるような挙式にできると良いですね。
まとめ
教会式の一般的な流れと、リハーサル・挙式本番で気を付けたいポイントを紹介しました。
どれだけ念入りにリハーサルをしていても、本番では、花嫁のベールが上手くあがらない、指輪がすんなり入らないなどのハプニングがあるかもしれません。
ですが、当日は牧師やスタッフがアシストしてくれるので、心配しすぎず余裕をもって式に臨みましょう。
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