ベールダウンに込められた意味って?やり方や美しくみせるコツ、母親がかける言葉もご紹介

「ベールダウン」は、数ある結婚式の演出の中でも人気が高い演出のひとつ。
今回は「ベールダウン」に込められた意味や具体的な流れ、行うタイミングなどを詳しく解説します。
ベールダウンを美しくみせるコツや母親がかける言葉についても紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ベールダウンってどんな演出?
「ベールダウン」とは、その名の通り挙式の前に花嫁のベールをおろす演出のこと。
取り入れる人も多く、結婚式でとても人気の演出です。
@h.s.weddinglog
まずはそんなベールダウンに込められた素敵な意味についてお話しします。
ベールダウンに込められた意味って?
ベールダウンに込められた意味として有名なのはこの2つ。
1.魔除け
ヨーロッパの一部地方では「結婚式の日、花嫁が教会へ向かう道中で悪魔にさらわれる」という言い伝えがあったそう。

そこで母親は、悪魔から見えないように、花嫁にベールをかぶせたと言われています。
ベールダウンは、母親が花嫁を守るための行動が由来だったんですね。
また「純白のベール」は、清浄の象徴とされているそう。

そんなベールを身につけることで身を清め、悪魔を遠ざけるという意味があるんですね。
2.母親が手伝う最後の身支度
母親は、娘が生まれてからずっと色々な手助けをし、成長を見守ってきた存在。
そんな母親が最後に手伝う身支度が、ベールダウンなんです。
親のもとから離れ、新郎と新しい家庭を築く娘に「幸せになってね」という願いを込めて、身支度を完成させます。

@anrmwedding 
@kei.chi.wedding 
@p.q__wd
とっても素敵な意味が込められていますね。
ベールダウンの意味を知っていると、より感動的なシーンになりそうです。
次は、ベールダウンを行うタイミングについて見ていきましょう。
ベールダウンを行うタイミングや場所は?
一般的にベールダウンを行う「タイミング・場所」には2パターンあります。
1. バージンロードを歩く直前にチャペルで
チャペルに入場し、バージンロードを歩きだすまでの間に行うパターンです。
ゲストと新郎が見守る中、母親が娘にベールをかけてあげます。
@zut_tan2525
ふたりはもちろん、新郎やゲストも一緒に感動を味わうことができますよ。
【メリット】
〇新郎やゲストにも見てもらえる
〇チャペルなのでより写真映えする
【デメリット】
〇ふたりでゆっくり感動を味わう時間はない
〇泣いてしまってもメイク直しはできない
2.支度後に控室などで
次は、控室などで着替えやメイクが済んだ後、家族だけで行うパターン。
挙式の前なのでそこまで長い時間は取れませんが、お互いに言葉をかけながらゆっくりと感動に浸ることができますよ。
@tmk__wd
まさに、最後の身支度のお手伝いという感じですね。
【メリット】
〇家族だけの特別な時間になる
〇泣いても多少はメイク直しができる
【デメリット】
〇ゲストには見てもらえない
それぞれのメリット・デメリットも参考に、自分にピッタリなタイミングを考えてみてくださいね。
では次に、ベールダウンの詳しい流れと、より美しくみせるためのポイントを見ていきましょう。
演出の流れと美しくみせるコツ
ベールダウンは、ベールを顔の前に持ってくるシンプルな演出なので、そこまで難易度は高くありませんが・・・
実際に行った先輩花嫁の中には
「もっとキレイにできると思っていた」
「ちょっと失敗だったかな」
と感じた人もいるようです。
そこでより満足度の高いシーンにするために、ベールダウンの具体的な流れと美しくみせるコツをおさえておきましょう。
ベールダウンの基本的な手順
1)母親と花嫁が向かい合う

この時、ふたりの距離が近すぎるとドレスの裾を踏んでしまったり、ベールダウンがしにくくなったりするため、少し離れて向かい合うのがポイントです。
2)花嫁が少し腰を落とす

3)母親がベールを持ち上げ、顔の前におろす

この手順をふまえて、美しいベールダウンにするコツをチェックしていきましょう!
美しいベールダウンにするコツ
花嫁はかがむ姿勢に気を付ける
ベールダウンをしてもらうとき、花嫁は少しかがんで母親に頭を差し出します。
この時、猫背になると見栄えが悪いもの。

少し辛いかもしれませんが、片足を少し後ろにずらし、腰を垂直に落とすと、キレイに中腰の姿勢を保つことができます。
あとは背筋を伸ばし、手はおへその辺りで重ね、目線は斜め前の床を見ましょう!
こんな美しい姿勢でのベールダウンなら、写真映えもバッチリですよ。
母親はベールをゆっくりおろす
ベールをサッとおろしてしまうと、少しあっさりし過ぎてしまうかも。
ベールをおろすときは「ゆっくり丁寧に」。
まずベールを持ち上げ、顔の前にまっすぐおろすようにします。
この時、ヘアアクセサリーや髪にひっかかったり、口紅に触れたりしないよう注意しながらおろしましょう。

ゆっくりとした動作でおろすだけで、優雅で美しい動きに見えるかも。
母と娘、ふたりの大切な時間でもあるので「幸せになってね」の思いを込め、丁寧にベールダウンしてくださいね。
ベールをおろした後はもう一度チェックを
ベールをおろした後は
・肩や髪にベールが引っ掛かっていないか
・ベールが折れ曲がっているところはないか
など、細部までチェックするとGOOD。
控室でのベールダウンなら大丈夫ですが、チャペルで行う場合、そのままバージンロードを歩くことになります。
どこから見てもおかしなところがないように、ベールをおろした後は、細かくチェックしてあげるといいですよ。

美しいベールダウンにするポイントは、こんな感じです。
前もってお母さんにも、ポイントを教えておくと安心ですね。
母親にポイントを伝える時は、ベールダウンの持つ意味についても話しておくのがおすすめ。
というのも意味を知らないと、ただの演出だと思ってあっさり済ませてしまう可能性もあります。
「悪いものから娘を守る」「母親が娘にする最後の身支度」という意味を知っていれば、セレモニーにも一層気持ちが込もるはず。
ぜひ親子で共有してみてくださいね。
【Q&A】ベールダウンにまつわる疑問を解決
最後は、ベールダウンに関するギモンにQ&A形式でお答えしていきます。
Q.ベールダウンは母親じゃないとダメ?
A.母親でなくてもOKです。花嫁にとって大切な人であれば誰でも大丈夫です。
一般的には母親が行うことが多いですが、決まりがあるわけではありません。
実際に兄弟姉妹、祖父母などの親族にお願いした人もいますよ。
@ym_reve_ 姉にベールダウンをしてもらう花嫁
もちろん花嫁にとって大切な人であれば、たとえ身内でなくても大丈夫。親友などでもOKですよ。
Q.母親と言葉を交わしてもいい?
A.もちろんOKです。お互いに言葉をかければより感動的な瞬間になりますよ。
例えば、母から娘へ
「幸せになってね」
「いってらっしゃい!」
「きれいだよ」
など、どんな言葉でもかまいません。
今までの成長、そして目の前にいる花嫁姿の娘を見て、感じた言葉をそのまま伝えるといいでしょう。
また、娘から母親へ
「いままでありがとう」
「大好きだよ」
「幸せになるね」
と返すのも素敵です。
こちらも、素直な気持ちを伝えるのがベスト。

きっと、ふたりにとってかけがえのない時間になりますよ。
もちろん、言葉はなしでもOK。
ベールダウンの後にふたりで抱き合う演出「ラストハグ」をするのもいいかもしれません。
@am_wedding10
Q.母親が参加できる演出はベールダウン以外にもある?
A.あります。
例えば、「紅差しの儀」。
紅差しの儀とは母親が花嫁に口紅を塗ってあげる演出。
ベールダウンと同じように、魔除けや最後の身支度といった意味があります。
和装で行うイメージがあるかもしれませんが、和装・洋装のどちらでもOKです。

@liho__wd 洋装での紅差しの儀 
@kanaetty 和装での紅差しの儀
そのほか、
・母親にアクセサリーをつけてもらう
・母親からブーケを受け取る
といった演出もあります。
ベールダウンの代わりや、ベールダウンの演出に加えて取り入れることもできそうです。
また和装の場合は、和装ならではの小物を使った「筥迫の儀」や「末広の儀」もありますよ。
@achan_wed 花嫁の胸元に筥迫を差し込む「筥迫の儀」
Q.マリアベールの場合はできないの?
A.基本的にできませんが、ベールを加工すればできる場合もあります。
ベールには大きく分けて次の2種類があります。
・途中で折り返し、コームで髪に留める「フェイスアップベール」
・折り返しがなく、すっぽりとかぶる「マリアベール」
このうち、折り返さずにつける「マリアベール」は、基本的にベールダウンができません。
マリアベール
でも、どうしてもマリアベールでベールダウンがしたい場合は、ベールダウンができるように加工するという手もあるようです。
気になる人は、プランナーや衣裳の担当者に相談してみるといいでしょう。
こちらの記事でも加工方法を簡単に紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
憧れのマリアベールで神秘的な花嫁に!つけ方や似合う髪型・ドレスなどを実例つきで紹介
ベールの種類について詳しく知りたい人はこちら。
「ウェディングベール」ってどんな種類・デザインがあるの?先輩花嫁の実例写真つきでご紹介
まとめ
結婚式の定番演出「ベールダウン」について詳しくお話ししました。
「ベールダウン」とは、挙式前に花嫁のベールをおろしてあげる演出のこと。
「魔除け」や「母から娘へ最後にする身支度のお手伝い」という意味が込められています。
バージンロードを歩く直前にゲストの前で行うか、控室で家族だけで行うのが一般的です。
美しくみせるためには、
・花嫁は姿勢よく腰をおとす
・母親はゆっくりとベールをおろす
のが大事なポイント。
大切な人との貴重な時間、ご紹介した内容を参考に、ぜひ素敵な思い出にしてくださいね。
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