必見!引き菓子の贈り分けのコツとポイントとは?
引き出物に添えて贈る「引き菓子」。
ゲスト当人だけでなく、その家族へのお土産という意味もある引き菓子ですが、ゲストごとに贈り分けする場合、どんなふうに分ければいいのでしょうか?
今回は、引き菓子を贈り分けるときのコツとポイントをご紹介します。
1 家族構成で贈り分け
引き菓子の贈り分けの代表例は、ゲストの家族構成ごとに分けるというもの。
例えば、引き菓子の定番でもあるバームクーヘンは、見栄えもよく、家族みんなで美味しく食べられる洋菓子ですよね。
子供や家族と一緒に暮らしているゲストには、丸ごとでもOK。
でも一人暮らしの人にとっては、大きなバームクーヘンを丸ごともらっても、持て余してしまって賞味期限のうちに食べきれないかも・・・。
そこで、ゲストの世帯構成に応じた「贈り分け」をします。
一人暮らしのゲストには小分けになって個包装されたものを贈れば、ちょうどいい大きさになりますね。
また、夫婦で参列しているゲストへの引き出物は、二人で一つが基本。
その場合、単身のゲストよりも少し引き菓子をランクアップするなど、ご祝儀に見合った贈り分けもアリですよ。
2 男女で贈り分け
男性と女性で引き菓子を贈り分ける方法もあります。
例えば女性ゲストには話のタネになりそうな有名店のおいしいスイーツ、男性には、甘いものが苦手でも楽しめるコーヒーギフトやお煎餅・・・なんていう贈り分け方も。
もちろん、甘いものの好き嫌いは男女問わずありますが、全員同じものを贈るよりも、よりゲストに寄り添った引き菓子になりそうですね。
3 世代や立場で贈り分け
結婚式には、さまざまな世代、立場のゲストが出席していますよね。
主賓を引き受けてくれた上司や年配の親族、友人や後輩、部下など・・・。
ゲストの年齢や新郎新婦との関係性によって、ご祝儀の額が違う場合も。
例えば目上の人には少しランクの高い引き菓子を用意するなど、その内容も世代に合わせて変えるのがおすすめ。
上司や親族には、引き菓子の定番であるバームクーヘンや上品な和菓子などを。
同世代の友人にはちょっとオシャレな話題のスイーツにするなど、それぞれ喜んでもらえそうなお菓子をチョイスするといいですね。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018 」調べによると、ゲスト1人あたりの引き菓子の平均金額は1,350円。
1,000円~1,500円と答えた人が40.2%と最も多いという結果になっています。
相手によって贈り分けをする場合も、1,000円~1,500円くらいを目安にすると考えやすいかもしれませんね。
引き菓子の相場や節約についてもっと知りたい方は、以下の記事をどうぞ。
4 新郎側・新婦側で贈り分け
新郎新婦の出身地が違う場合、それぞれ地元の銘菓を引き菓子にするのもステキ。
新婦の出身地の銘菓を新郎側のゲストへ、新郎の出身地の銘菓は新婦側のゲストへと贈り分けするのはいかがでしょうか?
それぞれの出身地の銘菓であることを説明したカードを添えたり、司会者に一言話してもらったりすると、よりゲストの印象に残りそう。
引き菓子を通して、ゲストにお互いの出身地を紹介することもできますね。
他にはどんな贈り分けがある?
家族でかぶらないように配慮
例えば二世帯で同居している親族などでも、それぞれ別々にご祝儀を用意してくれた場合、引き出物もそれぞれに用意しますよね。
そんな場合、同じ家に二つ同じお菓子がいかないよう、それぞれ違う引き菓子を入れておくという贈り分けもアリ。
家に帰ってみんなで引き出物を開けた時、それぞれ違う引き菓子が入っていたら、細やかな気遣いにちょっと嬉しくなりそうですね。
遠方からのゲストに配慮
遠方から出席してくれるゲストには、大きくて重い引き出物だと持ち帰りが大変。
そう思って引き出物を軽いカタログギフトなどにしても、引き菓子が大きくて重かったら意味がありませんよね。
長い持ち運びでも苦にならない、軽いクッキーの詰め合わせや紅茶のセットなど、持ち帰りやすく、くずれにくい引き菓子がおすすめです。
引き菓子には地域差もある
引き出物にも地域差があるのと同じで、引き菓子も地域によって特徴が異なります。
例えば引き出物が豪華な東海地方では、引き菓子も大きいものが良しとされる傾向が。
香川県では「おいり」といわれるカラフルな米菓子を引き菓子として添える習慣があります。
このように地域によって引き菓子の相場が違ったり、決まった引き菓子があったりするので、わからないときは親や年配の親族に相談して決めるといいですよ。
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
引き菓子を贈り分けする場合、家族構成、性別や立場、年代など、相手に合わせたセレクトがポイントです。
年配の親族や上司の引き菓子をランクアップするなど、ご祝儀の額に合わせての贈り分けも。
新郎新婦の出身地が違う場合、それぞれの郷土菓子を贈り合うのもいいですね。
他にも贈り分けの方法は人それぞれ。
ゲストのことを考えて、喜んでもらえそうなチョイスをするのが最大のポイントといえます。
引き菓子には地域による差もあるので、親や年配の親族に確認してから選ぶといいですよ。
引き菓子に関するさらに詳しい情報は、以下をチェックしてみてください。
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