結婚式で人気のサプライズムービー！相手別の演出アイデアや作成する時の注意点をご紹介

サプライズムービーは喜ばれる！

「ムービー上映」は、結婚式によく取り入れられる演出の1つ。見たことがある人も多いですよね。

その中でも相手に内緒で行う「サプライズムービー」は、特に人気の高い演出となっています。

例えば、こんな喜びの声がありますよ。

披露宴中にいきなりスクリーンが下りてきてびっくり！高校時代の友人からのメッセージムービーでした。
お世話になった先生や部活の後輩など大好きな人たちが次々に登場して・・・
こんなにたくさんの人がお祝いしてくれるなんて私は幸せ者だなぁと涙が止まりませんでした

結婚式では、妻がサプライズでムービーを上映してくれました！
ムービーには、結婚式に来られなかった僕のおばあちゃんからのメッセージもありました。
僕のためにたくさん考えてくれたその気持ちがとっても嬉しかったです。ゲストにも感動してもらえました

新郎新婦だけでなく、ゲストも感動を共有できるのもサプライズムービーの魅力。

ムービーの内容はもちろん、多くの人が参加してくれたという事実や、作り手の気持ちが感動を呼ぶんですね。

作る側にもメリットがある！

サプライズムービーに限った話ではありませんが、ムービー上映には次のようなメリットがあります。

・ハプニングの心配が少ない
・当日の準備が少なく、ゆったり披露宴を楽しめる

ムービー上映は、事前の準備や確認をしっかりすれば、基本的には失敗やトラブルのリスクは低いと言われています。

また当日の準備も、ほかの余興と比べて少なめなので、バタバタすることなく結婚式を満喫できそうです。

作る側にとっても嬉しいサプライズムービー。どんな内容で作ればいいのか、アイデアを早速みていきましょう！

相手別！おすすめ演出アイデア7選

一口にサプライズムービーといっても、

・友人から新郎新婦へ
・新郎（新婦）から新婦（新郎）へ
・新郎新婦から両親へ

・・・と、パターンは様々。
ここからはパターン別に演出アイデアをご紹介します！

友人から新郎新婦へ

メッセージムービー

メッセージムービーは、お祝いの気持ちがストレートに伝わる、鉄板の演出です。

カメラに向かって「おめでとう」の気持ちを伝えたり、スケッチブックに書いたメッセージを写したり・・・

最近では、手書きの文字を動画にのせる方法もあるようです。

結婚式に来られない人や遠方の人も参加しやすいのが、嬉しいポイントですね。

取扱説明書

新郎・新婦の人柄や特徴を、取扱説明書風に紹介するムービーも人気。

・この製品の特長は「明るい笑顔」です
・故障の場合は、温泉に連れていきましょう
・返品・交換は受け付けておりません

・・・などなど！

新郎新婦の魅力をユーモアたっぷりに伝えられますよ。

インタビューリレー

新郎新婦の家族や友人などに、インタビュー形式でエピソードや想いを語ってもらうアイデアもあります。

懐かしい話やクスっと笑えるエピソードを披露すれば、会場もあたたかい雰囲気になりそう。

思い出の場所で撮影したり、恩師や遠方の人など意外な人に登場してもらったりしたら、サプライズ感満載ですね。

その他にも、有名な映画やテレビ番組のパロディムービー、ダンスムービーなど、アイデアはいろいろあります。

「ムービーの演出アイデアをもっと知りたい！」という人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

コレは真似したい！結婚式余興ムービーの演出アイデア！

新郎（新婦）から新婦（新郎）へ

思い出の場所巡りムービー

新婦（新郎）が産まれた場所や通っていた学校、ふたりが出会った場所などを巡って、その生い立ちを振り返るムービーです。

ゆかりのある場所を巡るムービーは、新婦（新郎）だけでなく両親や友人も盛り上がるはず。

学校の先生や昔のバイト先の店長など、お世話になった人に登場してもらう、というのも素敵です。

ムービー終了後に花束を渡す

「メッセージムービーかな？」と思いきや、動画の最後には披露宴会場に向かう新郎の姿が・・・。

すると、披露宴会場の扉が開いて花束を持った新郎が登場！

・・・なんていう、動画と現実の結婚式をつなげたサプライズムービーもステキ。

先ほど紹介した「思い出の場所巡りムービー」と組み合わせてもロマンチックです。

新郎新婦から両親へ

感謝の手紙ムービー

両親への感謝の手紙を、ビデオレター形式にして流すアイデア。

心をこめたメッセージと思い出の写真を合わせてムービーにすれば、感動もひとしおです。

「両親の前でお手紙を読むのは照れくさい」
「当日、泣いてしまってうまく読めなかったらどうしよう・・・」

という人にもおすすめですよ。

新郎新婦の成長記録ムービー

生まれた時から現在までの写真を音楽とともに流し、成長を振り返るというのも素敵なアイデアです。

懐かしい写真に感謝の言葉をそえれば、両親もきっと喜んでくれるでしょう。

以上、サプライズムービーの演出アイデアをご紹介しました。

次は、手配方法についてお話しします。

サプライズムービーはどうやって用意する？

ムービーの手配方法には大きく分けて3種類あります。

それぞれ詳しく見ていきましょう！

結婚式場or式場提携の業者に頼む

新郎新婦自身がサプライズムービーを作る場合に便利なのがこちらの方法。

これなら、自分でムービー制作会社を探したり、映像編集をしたりする手間がありません。

結婚準備で忙しい新郎新婦にぴったりですね。

希望する人は、打ち合わせの際などに、相談してみましょう！

外部（式場提携外）の業者に頼む

「ムービーを作れる自信がない・・・」
「クオリティの高いムービーで驚かせたい！」

という人は、専門業者に頼むのもひとつの手。

式場提携の業者に頼む場合と比べて、ムービーの自由度が高いのもポイントです。

公式サイトでサンプル映像を見て、イメージに近いところを選ぶといいですね。

自作する

動画編集ソフトやカメラがあれば、ムービーを自作することもできます。

最近ではスマホアプリでも気軽に作れるんだとか。

業者に頼むよりも安く済み、こだわりたい点に納得がいくまでこだわれますよ。

自分で作る場合の製作手順についてはこちらの記事で解説しています。

結婚式余興ムービーの制作手順まとめ

最後に、ムービーを作る時の注意点について解説します。

サプライズムービーを作るときの注意点

1 結婚式にふさわしい内容を

いくらサプライズとは言っても、結婚式にふさわしくない内容は避けた方が無難。

こんなガッカリエピソードもありますよ。

サプライズムービーは、会場にいるみんなが気分よく楽しめるものがベストです。

暴露話や内輪ネタなどは、避けた方がよさそうですね。

また、感動的なサプライズムービーを作るためには、内容はもちろんBGM選びも大切です。

BGMはムービー全体の印象を左右するものでもあるんですよ！

作りたいムービーの雰囲気に合った、BGMを選んでくださいね。

余興におすすめのBGMについてはこちらの記事をどうぞ。

結婚式や披露宴の余興で使える定番曲と言えば？

2 指示出しは明確に

新郎新婦に伝わらないよう内緒にしてもらう

サプライズムービーでありがちな失敗は、「バレる」こと。

多くの友人や新郎新婦の両親に協力してもらった場合、悪気なく「この前、結婚式で流す動画を撮影したよ～」などと報告されてしまうことがあります。

協力者にはあらかじめ、「サプライズだから新郎新婦には内緒にね」と伝えておきましょう。

撮影方法や内容は細かく指定しておく

メッセージムービーのように大勢から動画を集めてムービーを作る場合は、事前の指示だしが大切です。

・動画は縦で撮る？それとも横？
・動画の長さは何秒くらい？
・動き出しの前後は3秒の余裕をもつ

などなど、編集の負担を軽くするためにも、時間や撮影方法の指定をあらかじめしておきましょう。

また、大画面で上映するサプライズムービーは、画質の良さも重要。

スマホで撮影する場合は、内カメラより高画質の外カメラで撮ってもらうのがおすすめですよ。

また、内容が「おめでとう」ばかりになってしまいがちなのも、メッセージムービーでよくある悩み。

「○○くんとの思い出」
「○○ちゃんの好きなところ」

など、テーマを決めておくと、メッセージにバリエーションを持たせられますよ。

3 最終チェックも抜かりなく

しっかり確認すれば失敗のリスクが少ないとお伝えしたサプライズムービーですが、

確認を怠ってしまうと、「当日に上手く再生ができなかった・・・」なんて悲劇がおこってしまうことも。

具体的には、こんな失敗談がありました。

そんな悲しいことにならないためにも、ぶっつけ本番ではなく、事前に式場で再生できるかを確認しておきましょう。

また、サプライズとはいえ、プランナーや司会者などと打ち合わせしておくと安心です。

・新郎新婦から担当者の名前を上手く聞き出す
・結婚式場に直接電話をして担当者を確認する

などの方法で、担当者と連絡をとるようにしましょう。

ムービーの形式や納品の仕方、流すタイミングなど、きちんと打合せをして完璧な状態で当日をむかえられるといいですね。