上品でクラシカルなウェディングドレス特集♡デザインや先輩花嫁のコーデ実例をご紹介
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格式高く、気品にあふれた花嫁姿を演出できる、クラシカルなウェディングドレス。
イギリス王妃のキャサリン妃や日本の有名芸能人が着用したことで、その魅力が再注目されています。
この記事では、クラシカルなウェディングドレス実例をたくさんご紹介!
「どんなドレスが“クラシカル”なの?」
「クラシカルドレスに合う髪型やブーケって?」
そんなギモンも解決します。
ドレス選びの参考に、ぜひ読んでみてくださいね。結婚スタイルマガジンは、ジュエリーブランドNIWAKA(ニワカ)のサポートで運営されています。一部NIWAKAの商品写真を使って解説していることをあらかじめご了承ください。
クラシカルなウェディングドレスの魅力は?
クラシカルなウェディングドレスとは、時代を超えて愛される、色あせない美しさを持った品格あるデザインのドレスのこと。
「クラシカル」という言葉には、「格式ある」「伝統的な」「古典的な」という意味があります。
クラシカルなウェディングドレスの魅力はこちらの3つ。
・まるでプリンセスのような気品
・可愛さと大人っぽさを兼ね備えたデザイン
・大聖堂やホテルなどの格式高い会場でも負けない圧倒的なオーラ
また、シンプルなデザインが多く、小物アイテムにまでこだわって、個性を発揮できるのも魅力のひとつです。
人と被りたくない!という花嫁にもおすすめですよ。
そんなクラシカルなウェディングドレスには、
・露出度が低い
・「袖あり」のものが多い
・レースや刺繍をあしらった繊細なデザイン
といった特徴があります。
さっそく、実例を見ていきましょう。
クラシカルなウェディングドレスってどんなの?
【素材】シルク/レース
先ほどお伝えしたように、クラシカルなウェディングドレスはシンプルなデザインのものが多いので、素材や生地選びが大切になってきます。
格式高く見えるウェディングドレスの素材といえば「シルク」。
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「エマリーエ」のウェディングドレス
シルクにはいくつか種類がありますが、その中でも「ミカドシルク」と呼ばれる最高級のシルクには、特有の光沢感とハリがあります。
優しくエレガントな雰囲気を演出したいなら、
・シルクオーガンジー
・シルクシフォン
などの柔らかい素材のシルクがぴったり。
もしくは、上質なレースのウェディングドレスを選ぶのがおすすめです。
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ドレスは素材によって表情を変えるので、勉強しておいてもいいですね!
【袖】長袖/七分袖/フレンチスリーブ
クラシカルなウェディングドレスの特徴は「袖あり」のものが多いことでしたね。
とはいえ、袖のデザインにも色々あるもの。
クラシカルな雰囲気を演出できるスリーブデザインを3つご紹介します。
ロングスリーブ(長袖)
手首まで覆われた「ロングスリーブ(フルレングス)」は、袖付きデザインの中で最も気品のある雰囲気になります。
イギリス王妃のキャサリン妃が着用していたことでも人気ですね。
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「A by Hatsuko Endo」のウェディングドレスにボレロを合わせて
長袖のウェディングドレスは年配ゲストにも好印象。
大聖堂などで行う厳かな挙式にもぴったりです。
レースなど透け感のある素材を選べば、ロングスリーブでも重くなりすぎず、エレガントな印象になりますよ。
七分丈スリーブ
「七分丈」とは、肘と手首の間ぐらいまでの袖丈のこと。
クラシカルな雰囲気にしつつも、少し軽さを出してカジュアルにしたい人におすすめです。
手首が見えるので、手を細く華奢に見せられるのも嬉しいポイント。二の腕もカバーできますよ。
長袖のウェディングドレスについてはこちらの記事も参考になります。
長袖のウェディングドレスでクラシカルに♡魅力や着こなし方、デザインをご紹介
フレンチスリーブ
肩に切り替えがなく、肩を覆うくらいまでの短めの袖の「フレンチスリーブ」。
ロングスリーブや七分丈に比べるとカジュアルな印象になりますが、上品なかわいらしさを演出できますよ。
こちらの記事では他のスリーブデザインについても紹介しています。
【ウェディングドレスの基礎知識④】袖あり?袖なし?スリーブラインのデザインについて
【ネック】ハイネック/オフショルダー/ボートネック
続いては、クラシカルな印象を与えるネックラインを3つご紹介します。
ハイネック
クラシカルなイメージがあって、上品さが際立つネックラインと言えば「ハイネック」。
首元がつまっていて肌の露出が少ないので、正統派な教会式にもおすすめのネックラインです。
同じハイネックでも、レースやビジューのデザインによって可愛らしくもエレガントにもなります。
首元と胸元を隠せるので、肌が荒れてしまったときも安心ですよ。
オフショルダー
ハイネックは背が高くスリムな人向けのデザインなので、着こなすのがむずかしいという人も。
そんな人におすすめなのは「オフショルダー」。
オフショルダーは両肩が出るほど大きく開いているので、鎖骨がきれいに見え、小顔に見せることができます。
かつ、二の腕を覆うようなデザインなので、露出をおさえることができますよ。
正統派を目指すなら、襟腰が高く、巻くように折り返した襟の「ロールカラー」のオフショルダーもおすすめ。
まるでプリンセスのような気品漂う雰囲気にうっとりしてしまいますね。
肩から上腕までをケープのように覆う「ケープカラー」というものもありますよ。
ボートネック
鎖骨に沿って横長に広がっている「ボートネック」も鎖骨を見せることができるので、すっきりした印象に。
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「TADASHI SHOJI」のウェディングドレス
とはいえ、襟ぐりが浅めで首回りの露出は控えめなので、上品で清楚な印象を与えてくれますよ。
ビスチェタイプのドレス×レースで2WAYの着こなしをしても◎
「クラシカルなドレスに憧れるけど、定番のビスチェタイプも着てみたい・・・」
という人は、ビスチェタイプのドレスにレースのボレロなどを合わせてみてはいかがでしょう?
これなら、挙式ではデコルテをレースで覆って露出をおさえ、披露宴ではレース無しで印象を変えて・・・というように1着のドレスで2通りの着こなしができます。
透け感のないレースを選べばきちんと感がより増すので、厳かな教会式にも着ることができますよ。
こちらで紹介したほかにも、ウェディングドレスのネックラインには様々なデザインがあります。
気になる人はこちらを読んでみてくださいね。
【ウェディングドレスの基礎知識③】デコルテ・首回りのデザイン
以上、クラシカルなウェディングドレスのデザインをご紹介しました。
「ドレスのデザインをもっと見たい!」という人はこちらの関連記事をチェックしてくださいね。
レトロ好きの花嫁へ♡アンティーク&ヴィンテージ調のウェディングドレスをご紹介
続いて、先輩花嫁はクラシカルなドレスにどんな髪型や小物を合わせたのか、コーディネート例を見ていきましょう。
先輩花嫁はどんな髪型・小物を合わせた?
ヘアスタイル・ヘッドドレス7選
シニヨン・ギブソンタック
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髪をナチュラルにまとめたシニヨンや、
低い位置で結んだ毛束を内側に巻き込むギブソンタックは、クラシカルなドレスにぴったり!
頭がキュッと小さくまとまるので、スタイルアップもできますよ。
ハーフアップ
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耳から上の髪だけをまとめたハーフアップだと、女性らしく上品な印象に。
大き目のコテでゆるく大きなカールを作ると、よりクラシカルな雰囲気になるでしょう。
スカート部分のボリューム感が小さい、ストンとしたシルエットのドレスにもよく合います。
ティアラ
ヘッドドレスのなかでも代表的な「ティアラ」。
アップヘア×ティアラは王道の組み合わせです。
サイドまで高さのあるゴージャスなティアラなら、格式高い雰囲気のドレスとも相性ばっちりですよ。
ボンネ
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カチューシャを幅広くしたようなデザインの髪飾りを「ボンネ」といいます。
レースをあしらったものや、ビジューやパールがついた華やかなものなど種類も豊富。
シニヨンのトップにかぶせるようにつけるとエレガントな印象に、ななめにつけたりサイドにつけたりすると少しカジュアルな印象になります。
リボンボンネ
クラシカルな世界観をより高めたい人にはリボンボンネもおすすめです。
正面から見るとすっきりまとめられたヘアスタイルですが、後ろから見るととっても印象的。
大きなリボンが大人可愛いですね。
トーク帽
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ギブソンタック×トーク帽の組み合わせ!
レトロで個性的なコーディネートです。
網のようなデザインの小さいベール「バードケージベール」がついたものなら、より高貴な印象になりますよ。
花嫁のヘアスタイルについてさらに知りたい人はこちらの記事も参考にしてくださいね。
ウェディングドレスに合う花嫁の髪型が知りたい!ブライダルヘアの基礎知識【実例あり】
クラシカルな髪型にしたい花嫁必見!ティアラ・黒髪・前髪ありなどアレンジ実例20選
アクセサリー・ブーケ・小物7選
ネックレス・イヤリング
顔まわりを彩るネックレスやイヤリングは、パールのものを選ぶとGOOD!
上品なアイテムで、クラシカルな雰囲気を引き立てていますね。
また、せっかくウェディングドレスと合わせるなら高品質なパールジュエリーを身につけたいところ。
NIWAKAでは、無調色パールを使用したパールジュエリー「白澄花(しろすみか)」を取り扱っています。
人工的に色付けをしていないため、自然なままの透明感ある輝きが特徴。
上品でクラシカルな雰囲気を出したい花嫁にピッタリです。
ぜひチェックしてみてくださいね!
ブーケ
クラシカルなドレスにナチュラルなブーケを合わせる花嫁も増えてきているよう。
上品なドレスに、抜け感を与えるワンポイントアイテムになりますよ。
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アンティークな質感のドライフラワーブーケを合わせても可愛い!
ブーケにも種類がたくさんあるので、こちらの記事を確認してみてくださいね。
【ブーケ基礎知識】結婚式で花嫁が持つウェディングブーケの形、手配方法、相場まとめ
ドライフラワーブーケを結婚式に取り入れよう!ナチュラルでおしゃれな花嫁に♡
ネイル
@yu.___wed
お花モチーフをあしらった上品な「フレンチネイル」
淡いピンクやベージュ、白などのヌーディーカラーは上品でクラシカルなドレスにもぴったり!
シンプルな「フレンチネイル」も、上品ながら結婚式らしい華やかさがあっておすすめです。
ネイルのデザインを詳しく知りたい人はこちらをどうぞ。
誰でも上品な指先に。今人気のシンプルなブライダルネイル特集!【先輩花嫁の実例あり】
日傘(パラソル)
前撮りや後撮りなど、写真を撮るときにおすすめなのが日傘(パラソル)。
レース素材のものを選ぶとよりロマンチックになって、まるで物語の中のような世界感の写真が完成します。
最後に、ドレスのシルエット別の印象の違いと、クラシカルなカラードレスについて紹介します。
ドレス選びの参考にしてくださいね。
コラム:ドレス選びのお役立ち情報をチェック!
イメージ別!ドレスラインの選び方
上品でクラシカルなイメージに合うドレスラインを見ていきましょう。
上品ならお任せ!王道のAライン
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上半身がコンパクトで、ウエストから裾に向かってアルファベットの「A」のように広がっている「Aライン」。
Aラインのウェディングドレスは、身体を美しく見せてくれるだけでなく、上品な印象を与えてくれます。
縦のラインがすらっとした印象を与えてくれるので、背を高く見せたい花嫁には特におすすめ。
トレーン(ドレスの引き裾)が長いデザインなら、よりエレガントな雰囲気を醸し出せますよ。
プリンセスラインで可愛らしさと上品さを両立
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Aラインよりもスカート部分のふくらみが大きく、その名の通りお姫様のドレスのようなライン。
ウエスト上下でメリハリのあるデザインです。
「日本人の体型に一番合うライン」と言われていて、ボリュームのあるスカートが下半身をカバーしてくれます。
華やかでかわいらしいイメージがありながら、クラシカルな雰囲気も醸し出せます。
大人っぽい上品さならスレンダーライン
「スレンダーライン」は、腰から裾にかけてスカートが流れるようなデザインで、身体にフィットしたシルエットのドレス。
スカートにボリュームがなくすっきりして見えるので、大人っぽい上品さが際立ちます。
シルエットが細身なので、特に背が高くほっそりした花嫁さんにぴったり。
ウエスト部分にビジューなどをあしらえば華やかさもUPします。
ベルラインならスタイルアップ効果も
ベル(鐘)のようにウエストから裾にかけてふんわりと丸く広がった「ベルライン」なら、クラシカルな印象に。
中世のヨーロッパの貴族が舞踏会の衣裳として着用していたデザインがもとになっています。
どんな体型の人にも合いやすいデザインで、ウエストに切り替えがあるので、スタイルアップの効果も期待できます。
ベルラインはプリンセスラインよりもスカートの広がりが少なく落ち着いた雰囲気に。
上品なイメージを叶えつつ華やかさもほしい花嫁にぴったりのドレスデザインです。
マーメイドラインも選び方次第でクラシカルに
最近人気のマーメイドライン。
ドレスの膝までは身体にフィットしていて、膝から下は裾が広がっている、まるで人魚のようなデザインです。
大人っぽくエレガントな雰囲気で、とくに背が高くてスリムな人や、メリハリのある体型の人に良く似合います。
トレンド感ある印象のマーメイドラインですが、袖や首元のデザインや、ドレスの素材を選べばクラシカルに着こなすことも可能。
マーメイドラインのドレスが気になる人はこちらを読んでみてくださいね。
【実例あり】マーメイドラインのウェディングドレス特集!似合う髪型やブーケ、着こなし方も紹介
ドレスラインについて詳しく知りたい人はこちらをどうぞ。
【ウェディングドレスの基礎知識①】ドレスの種類・シルエットデザイン(ライン)
クラシカルなカラードレス集
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カラードレスも落ち着いた色合いを選ぶとクラシカルな雰囲気に。
サッシュベルトでしめると、より大人可愛くなりますよ。
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こちらのカラードレスもオフショルダー。
艶々した重厚感のある素材で、上品な印象ですね。
@wd_gypsophila 「A by Hatsuko Endo」のカラードレス
オフショルダー×少し暗めのシックな赤色はクラシカルな雰囲気にぴったり!
秋冬の結婚式におすすめです。
まとめ
クラシカルなウェディングドレスとは、時代を超えて愛される、品格あるデザインのドレスのこと。
デザインには以下の特徴がありました。
・露出度が低い
・「袖あり」のものが多い
・レースや刺繍をあしらった繊細なデザイン
ロングスリーブなどの袖ありのドレスを選べば、上品さが格段に上がります。
ネックラインは、ハイネック、オフショルダー、ボートネックなどを選んで露出を控えるのがクラシカルな印象への近道。
ビスチェを選ぶなら、デコルテ部分をレースなどでカバーすると露出がおさえられ、気品のあるイメージになりますよ。
クラシカルで上品な雰囲気を醸し出すドレスはシンプルなデザインが多いので、素材にもこだわってみてくださいね。
クラシカルなウェディングドレスが決まったら、髪型やアクセサリーまでこだわって!
シニヨンなどのアップスタイルやハーフアップ、パールのアクセサリーなどがおすすめでした。
着たいドレスに合わせて会場を選ぶのもいいかも。
こちらのページでは、クラシカルなウェディングドレスにぴったりな格式高いホテルやチャペルなど、たくさんの式場を紹介しています。
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