【ウェディングドレスの基礎知識④】袖あり?袖なし?スリーブラインのデザインについて
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ウェディングドレスの主流は袖や肩紐のないビスチェタイプ。
でも有名人が着たことから、最近は袖付きのデザインも注目されているんです。
袖の形によって印象はガラッと変わりますし、コンプレックスを隠してくれることも。
今回はウェディングドレスの代表的な「袖のデザイン」を先輩花嫁の画像と共にみていきましょう!
ロングスリーブ
手首まで袖のある長袖デザインのこと。
イギリスのウィリアム王子と結婚したキャサリン妃や芸能人が結婚式で着たことで注目され、人気が出てきました。
肌の露出が少なく、袖付きデザインの中で最も気品漂う雰囲気になります。
・正統派クラシカル
・上品
・高貴
などのイメージを目指したい花嫁にぴったり。
厳粛な大聖堂や大きなホテルでのウェディングにおすすめです。
大人らしく華やかな結婚式になりそうですね。
総レースのロングスリーブはエレガントな印象に。レースから少し肌が透けて見えてフェミニンな雰囲気も増しますよ。
また、ロングスリーブには華奢な腕をカバーしてくれる効果もあります。
レースで腕を覆ったロングスリーブドレスの背中が大きく開いていたら、そのギャップがとてもセクシーですよね。
可愛らしいイメージになりやすいプリンセスラインのドレスも、上品なレースをあしらったロングスリーブだと一気に大人っぽくなります。
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長袖のウェディングドレスでクラシカルに♡魅力や着こなし方、デザインをご紹介
七分丈スリーブ
肘と手首の間ぐらいまでの袖丈のこと。
手首が見えるので、重たい感じにはならず、華奢な印象になります。
七分丈とは言え、クラシカルな雰囲気もしっかりあります。
やわらかな雰囲気をうまく引き出してくれるので、大人っぽいかわいらしさを演出できます。
五分丈スリーブ
肘の少し上までの袖丈のこと。
二の腕が気になる人には、袖がゆったりしたものがおすすめです。
少しカジュアルな場所でのウェディングに向いています。
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ベルスリーブ
袖口にかけて広がっている、ベル(鐘)のような形をした袖のこと。
袖口が広がっているので、その対比で手首を細く見せる効果があります。
エレガントで優しい雰囲気を出せますよ。
パゴタスリーブ
ベルスリーブの一種で、袖の上部は腕にフィットしていて、肘のあたりから袖口にかけてラッパのように広がっています。
ゴージャスなラインが目を引きますよね。
よりエレガントにしたいなら、袖口にフリルやレースをあしらったデザインもありますよ。
腕にボリュームが出るので、腕の細さに悩んでいる人にもおすすめのデザインです。
パフスリーブ
袖の付け根や袖口にギャザーを寄せて、袖をふわっと膨らませたデザイン。
肩を隠すくらいの長さまである半袖部分がふんわりと膨らんでいます。
クラシカルなデザインで、ちょっぴり甘い雰囲気が出せます。
Aラインやプリンセスラインのドレスと合わせると、おとぎ話に出てくるプリンセス気分が味わえます。
シンプルなウェディングドレスでもかわいらしい印象になりますよ。
パフ部分が大きければ二の腕を隠してくれるので、腕が細く見える効果もあります。
ただ、二の腕の一番太い部分までの丈の短いパフスリーブは、逆に二の腕が目立ってしまうので要注意です。
キャップスリーブ
肩先が隠れる程度の短い袖のことを指します。
肩先に帽子(キャップ)をかぶせたように見えるので、こう呼ばれています。
肩に丸みをもったラインを作れます。
二の腕が華奢な人やなで肩の人におすすめです。
フレンチスリーブ
フレンチスリーブとは、肩の部分に切り替えがなく、肩が少しだけ隠れるくらいの特に短い袖のこと。
清楚でかわいらしいイメージになります。
レースのフレンチスリーブは甘すぎず大人っぽく決まりますね。
ゆったりとしたフレンチスリーブには上半身を細く見せてくれる効果があります。
ぽっちゃりさんや、肩の丸みをカバーしたい人におすすめです。
肩幅があるように見えるので、肩幅が狭い人が着るとバランスが良いです。
短い袖が他のデザインに比べて上を向いているので、なで肩の人にもおすすめです。
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ノースリーブ
ノースリーブは袖がないデザインのこと。
これまで紹介してきた中で最も露出度が高く、二の腕が気になる人は避けたくなるデザインかもしれません。
しかし、二の腕は隠すよりもあえて潔く出した方がすっきり見えることもあります。
二の腕を隠そうとしてぴったりとした十分丈袖のドレスを着ると、パツパツに見えてしまうことも・・・。
気になったデザインがあれば試着してみてはいかがでしょう。
キャミソール
ビスチェに細いストラップが付いたようなデザインです。
華奢な印象になり、抜け感も演出できますよ。
アメリカンスリーブ
首元から肩が広く開き、斜めに大きくカットされたノースリーブ型のデザインのこと。
肩から腕を大胆に露出します。
シンプルでスタイリッシュなイメージになります。
アメリカンスリーブには、肩を華奢に見せてくれる効果があります。
斜めカットの視覚効果で、肩幅の広さやいかり肩を目立たなくしてくれるんです。
胸元がレースなら上品な印象に。
首元を隠すデザインなので、首が長い人の方が似合いやすいです。
デコルテや首を隠したい人にも人気があります。
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オフショルダー
肩を出して、二の腕あたりに袖がくるデザインのオフショルダー。
デコルテが強調されるので、胸元をすっきり綺麗に見せることができます。
また、二の腕部分に袖が来るため、二の腕の露出を控えたい人にもおすすめ!
気になる二の腕をカバーしてくれますよ。
袖部分の素材やデザインによって全く違う雰囲気に!
レースのオフショルダーだとクラシカルな印象に。
丸みを帯びたオフショルダーはプリンセスみたい!
ふわふわのチュール素材だととっても華やかですね。
最近トレンドのオフショルダーは、カラードレスでも人気です。
スリーブラインの選び方
袖ありのドレスは、気になる肩や二の腕をカバーできるのが最大のメリット。
袖ありのウェディングドレスはクラシカルな雰囲気で、最近人気のデザインです。
そんな袖ありウェディングドレスを選ぶポイントは結婚式のイメージに合わせること!
先ほど紹介したように、
長袖・・・クラシカルで上品な雰囲気に
七分丈・・・大人っぽい&かわいらしく
半袖・・・少しカジュアルな雰囲気に
と、袖の長さによって雰囲気は様々。
素材によっても印象が変わってくるので、ふたりの挙式や披露宴の雰囲気に合わせて選ぶとGOODです。
また、袖ありウェディングドレスを選ぶときはフィット感に注意!
二の腕のキツさや袖の長さが思っていたのと違った場合、気になって結婚式に集中できないかもしれません。
他にも、「隠そうと思った二の腕が逆に目立っちゃう!」なんでことも。
しっかり試着をして、自分にぴったりのドレスを選びたいですね。
まとめ
ウェディングドレスは袖のデザインにもこんなに種類があるんですね。
今回ご紹介したウェディングドレスの袖のデザインは次の7つ。
○ロングスリーブ
肌の露出が最も少なく、高貴な雰囲気になる
○ベルスリーブ(パゴタスリーブ)
袖口に向かって広がるデザインで、腕にボリュームを持たせたい人におすすめ
○パフスリーブ
ふわっと膨らんだ袖がおとぎ話のプリンセスみたいで、かわいらしい印象に
○キャップスリーブ
肩先にちょこんと袖が乗ったデザインで、二の腕が華奢な人におすすめ
○フレンチスリーブ
肩部分に切り替えのない短い袖で、肩幅の狭い人やなで肩の人におすすめ
○ノースリーブ
袖がないデザインには、あえて腕を出すことで二の腕をすっきり見せる効果あり
〇オフショルダー
二の腕カバーもばっちり。デコルテが強調されるので、胸元がきれいに見えます
袖のデザインで印象はガラッと変わります。
なりたいイメージや体型に合ったドレスを選ぶときの参考にしてくださいね。
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