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【ウェディングドレスの基礎知識②】ドレスの素材

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ドレスに使われる生地

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ウェディングドレスにはどんな素材が使われているか知っていますか?

ドレスに使われる主な生地の種類とその特徴をご紹介します。

同じデザインのドレスでも、どんな生地でできているかによってその印象はかなり変わります。

あなたのイメージにぴったりの素材を見つけて、ドレス選びの参考にしてくださいね。

INDEX

シルク(絹)

シルク生地

シルクは、蚕の繭(かいこのまゆ)からとれた天然素材。

高級素材として有名ですね。

蚕の繭蚕の繭(かいこのまゆ)

ウェディングドレスでは定番の素材です。

とても美しい光沢があり、花嫁姿を優雅で上品に見せてくれますよ。

シンプルなドレスでも、その光沢で会場を華やかに。

また、シルクには
・軽い
・やわらかい
・手触りがなめらか
・吸湿性がいい
という特徴もあります。

天然素材なので、肌が弱い人でも安心して身に着けることができます。

シルクの布を顔に近づける女性

ただし、シルクは汗染みができやすく、日光でも黄ばんでしまうほど変色しやすい素材。

ドレスをレンタルではなく購入する人は、購入してから挙式当日までの保管方法を考えておくと良いですね。

シルクというのは絹糸のことを指しますが、実はその織り方にもいろんな種類があります。

織り方によって、まったく別の質感にもなるんです。

ここでは、最高級のシルクと言われている「ミカドシルク」をご紹介しますね。

ミカドシルク

ミカドシルクのウェディングドレス

独特の光沢とハリがあり、多くの女性が憧れる贅沢な生地。

サテンも光沢のある素材ですが、サテンとは異なり重厚感があって、品のある美しさです。

触り心地も格別。

中には一度着たらその魅力にとりつかれてしまう人もいるようです。

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レース

レース生地

レースは、ウェディングドレスには欠かせない生地です。

クラシカルで優雅な雰囲気になるので、レースに憧れがある女性も少なくありません。

例えば、胸元や背中、袖など一面にレースを使ったドレスは、繊細さと透け感が、豪華でもあり可憐な印象も与えます。

レースの模様によって、かわいいものも大人っぽいものもあるので、好きなレースを見つけてくださいね。

サテン

サテン生地

光沢があってツヤッとしているサテン。

こちらも、ドレスによく使われる素材です。

サテンは生地の織り方のひとつで、縦糸か横糸のどちらかをできるだけ織り込まないようにして、表面に糸を長く浮かせた織り方です。

サテンの織り方の比較表

「繻子織(しゅすおり)」とも呼ばれます。

光沢がある生地なので、生地の輝きが華やかさをプラス。

手触りは柔らかくなめらかです。

しなやかでドレープ性が高く、ドレスにするとラインが強調されてゴージャスですよ。

シンプルなデザインでも動きが出て、素材の良さが高級感を演出してくれます。

エレガントな生地なので、シンプルで大人っぽいドレスを好む人に人気があるみたい。

サテンのウェディングドレス

ポリエステルやナイロンだけでなくシルクもサテンの素材としてよく用いられます。

シルクを使ったサテン生地は特に光沢感が強く「シルクサテン」と呼ばれ、高級ドレスに使われることが多いようです。

チュール

チュール生地

チュールは六角形やひし形の網目模様をした薄手のメッシュ素材のこと。

亀の甲羅のように見えることから、日本では「亀甲紗(きっこうし)」とも呼ばれています。

軽くて透け感があり、ドレスの華やかさを出すのにぴったりの生地です。

チュールドレスの特徴は、全体的に透け感があるので柔らかい雰囲気になること。

チュールの裾は、裾がぼやっと透けるので美しいです。

また二重三重に重ねても、透ける素材なので重苦しい印象になりません。

チュールのウェディングドレスを着た女性

スカート部分にチュールを重ねてボリュームを出せば、とてもゴージャス。

ドレスにふくらみを持たせたら、下半身のコンプレックスもカバーできるので一石二鳥!

ふわふわした見た目で、花嫁からも人気のある素材です。

しかもシワになりにくいので、海外ウェディングでドレスを持って行く人などは、ドレスの畳みじわを気にしないでいいから安心。

2つのハート

チュールの種類

チュールには大きく分けて2種類あります。

・ソフトチュール
・ハードチュール

ソフトチュールは、薄手で見た目もさわり心地も柔らかいチュール。

ドレスの飾りやベールに使われることが多いです。

ハードチュールは厚手でハリがあり、格調高い印象。

ドレスのふくらみを出すためのパニエや、スカート部分の裏地と表地の間でよく使われます。

オーガンジー

オーガンジーの生地

オーガンジーはオーソドックスな平織りに特殊な加工を施した、透け感のある薄い生地のことです。

チュールとよく似ていますが、チュールのように網目状ではありません。

半透明で軽い光沢があり、エレガントなドレスには欠かせない生地です。

上品な透け感とシャリッとしたハリのある素材感が、繊細な雰囲気を演出してくれます。

ドレス全体に使っても上品な透明感のある素材です。

特にスカート部分に使われることが多く、生地をたくさん重ねてボリュームを出しても、透け感があるので重たい感じになりません。

オーガンジーのウェディングドレスを着た女性がヒールを履く様子

フリルにもよく使われているようです。

フェミニンさを醸し出しながら豪華さも出せる素材ですね。

オーガンジーの中でも、

・しっとりしてなめらかな生地感が特徴の「シルクオーガンジー」

・通常よりも透け感のある「グラスオーガンジー」

グラスオーガンジーのウェディングドレスを着る女性

と種類が分かれます。

シルクオーガンジーは、歩いたときに動きが出て、とても美しい生地です。

グラスオーガンジーはまるでガラスのように透け感があり、自然光で上品に輝くので、ガーデンウェディングにおすすめ!

シフォン

シフォンの生地

シフォンも一般的な平織りでできた薄くて軽い生地です。

オーガンジーとよく似ていますが、より柔らかく、透け感はオーガンジーほどありません。

とても軽いのでドレープ感がきれいで、サテンのような重みのある生地の上から重ねて使われることが多いです。

柔らかくて自然なドレープは、ボディラインを美しく魅せてくれますよ。

シルクでできた「シルクシフォン」がドレス素材としては有名です。

ジョーゼット

ジョーゼットの生地

表面がデコボコして、少しざらっとしたちりめん素材の一種です。

ちりめんは、高級な着物や風呂敷などによく使われる生地ですね。

ジョーゼットが使われたドレスは、身体の形によくフィットします。

適度な重みがあるので、動いたときにきれいなドレープができるのが特徴。

エンパイアラインのドレスに使用されることが多いようです。

エンパイアラインのドレスを着た女性エンパイアラインのドレス

シンプルなデザインの大人っぽいドレスによく合う素材ですね。

薄く透けていて柔らかい触感なので、フェミニンな雰囲気になります。

タフタ

タフタの生地

タフタは、パリッとしたハリ感と独特の光沢感がある生地です。

シワ感があって少し硬い印象があります。

もともとはシルクで織られていましたが、現在は化繊のものが多いです。

昔から高級婦人服に使われていた素材で、最近ドレスに使われることが増えてきたようです。

着心地がとても軽く動きやすいので、花嫁に優しいですね。

タフタのウェディングドレスを着た女性

生地に動きをつけて陰影を出しやすいので、ふんわりとしたプリンセスラインのドレスによく合います。

また、シルクでできた「シルクタフタ」はAラインのドレスに使われることが多いみたいですよ。

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まとめ

ウェディングドレスによく使われる素材についてまとめました。

○シルク
・天然素材で高級なドレスの定番素材
・最高級の「ミカドシルク」は独特の光沢がある

○レース
・クラシカルな雰囲気に
・模様によってかわいい雰囲気にも優雅な雰囲気にもなる

○サテン
・光沢があってゴージャス
・シンプルなデザインのドレスも華やかになる

○チュール
・軽さと透け感のあるメッシュ生地
・ベールなどの小物やパニエにも使われる

○オーガンジー
・チュールとよく似た、ハリのある生地
・フリルなどによく使われる

○シフォン
・オーガンジーと似ていてより柔らかい
・きれいなドレープがボディラインを美しく見せてくれる

○ジョーゼット
・ちりめん素材の一種
・エンパイアラインのドレスに使われることが多い

○タフタ
・パリッとしたハリ感と独特の光沢がある
・陰影が付きやすいので、プリンセスラインやAラインのドレスによく使われる

目指すイメージとドレスのラインに合った素材で、ばっちり決めましょう!

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