ウェディングドレスは購入とレンタル、どっちがお得?それぞれの費用やメリットは?
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「結婚式で着るウェディングドレスは、購入するほうが高そうなイメージだけど・・・
レンタルと購入、どっちがお得なんだろう?」
そこで今回は、ウェディングドレスにかかる費用についてご紹介します。
レンタルと購入どちらを選ぶ花嫁が多いのか、それぞれの相場やメリット・デメリット、費用を抑える方法から選ぶ際の注意点まで、ふたりの「知りたい」を解決!
また先輩花嫁がウェディングドレスを購入orレンタルした事情も調査しました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
レンタルと購入、それぞれの平均費用は?
ウェディングドレスのレンタル・購入の平均費用はこちら。
「結婚スタイルマガジン トレンド調査2018」より。
以下データも同様
レンタル平均21.7万円、購入平均23.6万円。
ウェディングドレスを購入するとなると、費用もぐんと上がるイメージですが、費用は意外にそこまで変わらないようですね。
ブライダルフェアやドレスショップに行って、実際のドレスを見ながら相場を確認するのがおすすめです。
それでは、先輩花嫁がウェディングドレスにかけた費用を、購入とレンタルに分けて詳しくご紹介します!
レンタルする場合の費用相場
レンタル費用
1位 | 25~30万円未満 | 18.5% |
---|---|---|
2位 | 20~25万円未満 | 16.1% |
3位 | 15~20万円未満 | 12.5% |
4位 | 10~15万円未満 | 12.2% |
5位 | 5~10万円未満 | 10.9% |
6位 | 30~35万円未満 | 10.4% |
7位 | 5万円未満 | 7.3% |
8位 | 35~40万円未満 | 5.7% |
9位 | 45~50万円未満 | 2.6% |
10位 | 40~45万円未満 | 1.8% |
10位 | 50万円以上 | 1.8% |
「30万円未満」で手配した人が77.6%と、約8割を占めています。
「5万円未満」という低い価格でレンタルした人も7.3%いるようですね。
この費用に差がある秘密は主に3つ。
「素材」「デザイン」「ブランド」です。
【素材】
シルクやオーガンジーなど、高級な素材を使うとドレスも高額に!
一方で、化学繊維のサテンやポリエステルだと低価格で抑えられます。
【デザイン】
レースや装飾が多い凝ったデザインだと高額になる傾向にあります。
生地の使用量の少ないシンプルなデザインだと低価格なものが多いですよ。
【ブランド】
インポートブランドや国内ブランドの物は、高級素材をふんだんに使用しているため高額です。
特にイタリアのブランドは高級な素材や縫製にこだわったものが多いんだとか。
また、有名デザイナーのブランドには、ブランドの知名度などの付加価値もありますよ。
レンタルのメリット・デメリット
続いてレンタルする場合のメリット・デメリットについてご紹介します。
レンタルのメリット
レンタルに決めた理由で最も多かったのが、「高くて質の良いドレスを、リーズナブルに借りることができる」というもの。
高価なブランドドレスも、購入はできなくてもレンタルなら手が届くことがあります。
また、レンタルなら会場ごとの割引サービスがあることも!
成約特典や特別セールを利用するとお得にレンタルが可能です。
他にも、結婚式のパックプラン内のドレスを選ぶと費用を抑えることができますよ。
パック内の最も安いドレスでも、小物にこだわってオリジナリティを出すと素敵です。
さらにレンタルなら、自分でクリーニングしなくて済むのもポイント。
結婚式が終わった後、保管場所の確保も不要です。
レンタルのデメリット
人気のデザインはほかの花嫁とかぶってしまい、予約ができない可能性があります。
既製品から選ぶので、ドレスに強いこだわりがある人はオーダーで購入した方が早いかも。
また、レンタルしたドレスを汚してしまった場合、クリーニング代が発生することも・・・。
クリーニング代は、ドレスの価格やレンタルした衣裳店によりけり。
大体、1~2万円ほどするようです。
レンタルする場合のポイント
理想のイメージを決めておく
レンタルする際は、事前に理想のウェディングドレスのイメージを決めておきましょう。
試着予約の際にイメージを伝えておくとスムーズです。
また試着の際には、できれば彼や家族についてきてもらうのがおすすめ。
第三者目線での意見が聞けます。
追加料金に注意
パックのプラン内で費用を抑えたい場合は、どんなドレスがあるかしっかりチェック!
プラン外のドレスを選ぶと、追加料金がかかることもありますよ。
費用面ではさらに小物の代金もポイント。
プランに含まれているのか、レンタル代金はいくらか、確認しておくと安心です。
購入する場合の費用相場
購入費用
1位 | 20~25万円未満 | 16.2% |
---|---|---|
2位 | 10~15万円未満 | 13.5% |
3位 | 15~20万円未満 | 13.5% |
4位 | 25~30万円未満 | 13.5% |
5位 | 5~10万円未満 | 10.8% |
6位 | 5万円未満 | 8.1% |
7位 | 35~40万円未満 | 8.1% |
8位 | 40~45万円未満 | 8.1% |
9位 | 50万円以上 | 5.4% |
10位 | 30~35万円未満 | 2.7% |
ウェディングドレスを購入した人も、「30万円未満」で購入した人が75.7%を占めています。
購入した場合の費用の差は、素材やブランドに加えて、購入方法に秘密が!
購入方法には「フルオーダー」「セミオーダー」「中古」の3つがあるんです。
フルオーダーだと、自分の理想を形にして世界に一つのドレスの作成が可能。
セミオーダーだと好みの既製ドレスをあなた専用のサイズに調整できます。
セミオーダーは、フルオーダーに比べると費用を抑えられるのがポイント。
レンタルと同じぐらいの価格で揃えられます。
また購入する方法で一番費用が抑えられるのは中古ドレスの購入。
「手元に残しておきたいけど費用は抑えたい!」
という人におすすめです。
購入のメリット・デメリット
続いて購入する場合のメリット・デメリットについてご紹介します。
購入のメリット
購入のメリットは、なんといっても自分だけのドレスを着ることができること!
特別な一日に、特別なウェディングドレスを用意できます。
また、多少の汚れを気にしなくていいことも挙げられます。
レンタルドレスだと汚さないよう気を付けないといけませんが、購入すれば問題ありませんね。
浜辺などさまざまな場所で、汚れを気にせず写真を撮ることができます。
また、ウェディングドレスを何回も着る予定がある人にも購入がおすすめ。
挙式は海外で行い、別日に日本で披露宴をする・・・といった場合、レンタルであれば料金を2回支払うことになります。
このような場合は、購入したほうがお得ですね。
購入したドレスは、シンプルなものならパーティードレスなどに再利用できます。
もし娘が生まれたら、娘の結婚式のときに自分のドレスを仕立て直して、着てもらうこともできますね。
購入のデメリット
ウェディングドレスを購入して一番大変なのは保管。
保管しておくとなると、まず保管場所を確保しなければなりません。
加えて、維持費がかかるという問題点がありますね。
また、ウェディングドレスにも流行りが!
子どもに譲るために保管しておくというのは、現実的ではないという意見も・・・。
購入する場合のポイント
ウェディングドレスを購入する場合、特にフルオーダーの場合はスケジュール管理に気を付けましょう。
オーダーするとなると、生地選びやデザイン決めなど、やることがたくさん!
ドレスのデザインが決まってからも、発注から完成まで6か月ほどかかります。
また、ヘッドドレスやアクセサリーなどの小物選びも、レンタルの場合に比べると時間がかかります。
というのも、レンタルの場合は同じショップ内にドレスのデザインに合った小物が用意されていることが多いですが・・・
購入する場合は、ドレスに合った小物を自分で探す必要があるためです。
購入の場合は、レンタルの場合よりも余裕をもったスケジュールを組めるといいですね。
ウェディングドレスのオーダーについて気になる人は、こちらの記事も参考にしてください。
ウェディングドレスをオーダーするのって実際どう?相場やメリットをご紹介
それでは、先輩花嫁は購入したウェディングドレスをどうしたのでしょうか?
ドレスの行く末を見てみましょう。
購入したドレスはその後どうなった?
先輩花嫁に聞いてみると、こんな回答が。
保管できなくなったためネットオークションなどで売ってしまった
娘のお宮参りのベビードレスに作り直してもらいました
お宮参りとは、近くにある神社などにお参りに行くこと。
子どもが生まれてから1ヶ月を目安に、健やかな成長を祈って行います。
ウェディングドレスを見事に有効活用していますね!
29年間保管してあった母のウェディングドレスを着て挙式しました
という先輩花嫁も!
たんすの肥やしになっているドレスも、ゆくゆくは、日の目を見る日が来るかもしれませんよ。
もっと詳しくウェディングドレスの扱い方について知りたい人は、こちらの記事をどうぞ。
購入したウェディングドレス、その後どうする?挙式後の使い道や注意点を紹介
「結婚スタイルマガジントレンド調査2018」
結婚に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍3年以内の男女
調査時期:2018年7月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
ウェディングドレスの購入もしくはレンタルの相場は、
レンタルが「21.7万円」
購入が「23.6万円」
と、費用について両者にそこまで差はないようです。
レンタルと購入それぞれのメリット・デメリットは
●レンタルのメリット
質のいいドレスを低価格で着ることができる
クリーニングの手間が省ける
●レンタルのデメリット
ドレスの種類に制限がある
汚してしまった際に追加料がかかる可能性がある
●購入のメリット
自分だけのドレスが着れる
汚してしまっても安心
保管しておいて再利用が可能
●購入のデメリット
保管が大変
将来の利用については流行りに注意が必要
といったことでした。
その他、
レンタルの際は主にプランの内容の確認、
購入の際にはスケジュールの確認
に注意が必要でしたね。
それぞれの特徴をよく見比べて、納得のいく手配方法を決めてくださいね。
ウェディングドレスは納得できるドレス選びをすることが一番!
早めの準備を心がけましょう。
1年前から半年前に情報収集をすると安心。
3か月前までには実際にショップや会場で試着をしてみて!
ウェディングドレス選びのスケジュールについては、こちらの記事も併せてチェックしてみてくださいね!
挙式何ヶ月前から始める?納得のいくウェディングドレス選びのスケジュール
こだわり、予算、理想の結婚式などをふまえた上で運命の1着を見つけてください。
「ドレスの相場は分かったけど、結婚式全体の費用はいくらなんだろう?」
という人はこちらの記事も参考にしてみてください。
結婚式費用はゲストの人数でどう変わる?人数別の費用相場や費用が変わるポイントを解説
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