購入したウェディングドレス、その後どうする?挙式後の使い道や注意点を紹介
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ウェディングドレスを購入したら悩むのが「挙式後の使い道」ではないでしょうか。
家に置いておくにも場所がないし、友達にあげるわけにもいかず・・・
そこで、今回は挙式後のウェディングドレスの活用法をご紹介します!
ドレスを保管する場合に知っておいてほしい知識もお伝えします。
【その①】誰かにお譲りする・寄付する
挙式後のウェディングドレスの活用の仕方としてまず挙げられるのは、誰かにお譲りする・寄付するということです。
最近では、SNSを利用して、結婚式の予定を控える「プレ花嫁」と呼ばれる花嫁たちに譲るという人も。
「少しでも人の役に立つなら・・・」
とウェディングドレスを譲りたいと思う人も多くいるようです。
ただし、個人間の直接のやりとりになるので、トラブルが生じる可能性も・・・
受け取り相手へのメッセージや対応には細心の注意を払い、ドレスの状態などを詳しく相手方に説明するようにしましょう。
このほかにも、ウェディングドレスの寄付を受け付けている団体や業者もあるようです。
こうした場合では、保管で場所を取ることもなく、クリーニング代が不要なケースもあるため、ウェディグドレスを楽に手放せるというメリットがあります。
とはいえ、ウェディングドレスも大切な思い出のひとつ。
譲渡や寄付をする場合は、パートナーや親にしっかりと相談をするようにしましょう。
【その②】業者に買い取ってもらう or フリマに出品する
譲ったり寄付したりする先が見つからない場合は、ウェディングドレスを売るというのも一つの手。
ウェディングドレスを売る方法は、大きく分けて2つあります。
1つは、ウェディングドレスの買い取り専門業者に買い取ってもらう
もう1つは、オークションやフリマアプリに自分で出品する
という方法です。
それぞれ見ていきましょう。
専門業者に買い取ってもらう
ウェディングドレスを売る方法の1つ目は、ウェディングドレスの買い取り専門業者に買い取ってもらうという方法です。
専門業者とのやり取りなら、トラブルも少なく安心です。
近年、ウェディングドレスの買い取りを専門に行っている業者は増えてきています。
メールでのやり取りだけで査定してくれる業者も多く、査定してもらってから買い取ってもらうか決めることもできます。
自宅に無料で出張査定に来てくれるところもあるので、とりあえず試してみてもいいかもしれませんね。
ちなみに、次のようなウェディングドレスは査定額が低くなってしまう可能性があります。
・サイズが小さいもしくは大きい
・デザインが古い、需要がない
・シミや汚れ、黄ばみなどがある
・傷や破れなどのダメージがある
・中古で購入している
一方、ブランド物のドレスなどは高く買い取ってくれることもあるようです。
複数の業者に査定してもらい、一番高い査定が出たところに買い取ってもらうと良いですね。
オークションやフリマアプリに出品
ウェディングドレスを売る方法2つ目は、オークションやフリマアプリに自分で出品するということです。
買い取り業者の査定では買い取り価格は業者に決められてしまいますが・・・
自分で出品すれば、販売価格を自由に設定することができるので、納得のいく値段で自分のドレスを売ることができます。
気に入ったドレスが身近なショップなどで見つからず、オークションで探す人もいるので、思ったより高値がつくこともありますよ。
ただ、販売のやりとりを自分でする必要があるため手間がかかりますし、個人間の取引なのでトラブルが起きることも。
「手間を省きたい」
「トラブルが起きないか心配」
という場合は、業者に代理で販売してもらう「委託販売」という方法も。
あなたに代わって専門業者がドレスの販売をしてくれるので、手間がかからないですし、安心です。
ドレスを売る場合に気を付けること
ドレスを売るときに気を付けておきたいことが3つあります。
1 クリーニングを済ませておく
ドレスを着終えた後は、できるだけ早くクリーニングに出しましょう。
ドレスの価値が下がってしまわないようにするためです。
見た目はきれいに見えても、一日着用したウェディングドレスは、裾に汚れがついていたり、飲み物のシミがついていたり・・・
汚れは時間とともに酸化して黄ばみなどのダメージを与えます。
ドレスの価値が下がってしまわないよう、できるだけ早くクリーニングしてきれいにしておきましょう。
また、業者に買い取ってもらうときは、ドレスのクリーニングが済んでいるかも重要になってきます。
クリーニングが済んでいない状態で査定に出すと、査定額が下がってしまったり、クリーニング料金がかかったりすることもあるので早めに済ませておくとGOOD。
クリーニングに出すときに、ほつれなどのお直しも依頼しておくとカンペキです。
ウェディングドレスを購入した店と提携しているクリーニング店にクリーニングを依頼するのがおすすめ。
というのも、ドレスの種類次第ではお店によっては対応でいない場合もあります。
提携店ならそのような心配は必要ありませんし、ウェディングドレスの扱いにも精通しており、仕上がりも期待できます。
ウェディングドレスのクリーニングについては以下の記事でさらに詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ウェディングドレスはクリーニングできる?依頼先は?手順や相場もご紹介
2 挙式後なるべく早く売る
ドレスのコンディションは日が経つごとに悪くなり、価値が下がっていってしまいます。
時間の経過とともに、臭いがついてしまったり、虫食いにあったりするので、「売る」と決めたら一日でも早く売るのが吉です。
3 パートナーや親御さんに相談する
さきほどもお話ししたように、ウェディングドレスは結婚式の大切な思い出の一つ。
ドレスを売る場合も、譲ったり寄付したりする場合と同様、パートナーや親に相談することをお忘れなく!
【その③】リメイクする
「手放すのはちょっと寂しい・・・」
「ダメージがあって買い取ってもらうのが難しい」
という人へ。
ウェディングドレスをリメイクするというのはいかがでしょう。
リメイク専門のショップもあるので、お願いして作ってもらうのも良いですね。
では、ウェディングドレスリメイクのアイデアを4つご紹介します。
1 小物
ドレスをポーチへリメイクして、結婚式の幸せな思い出を持ち歩くのはいかがでしょう。
ご祝儀袋などを入れるための「金封ふくさ」にするのもアリ。
フォトフレームやティッシュカバーへリメイクして、自分用としてはもちろん親へプレゼントする人もいるみたいですよ。
子育てで使う小物にウェディングドレスをリメイクするのも素敵ですね。
2 ベビーグッズ
赤ちゃんのおくるみやベビードレス、お宮参りのドレスにリメイクするのもかわいいですね。
ちなみに、「お宮参り」とは、地域の守り神に子どもの誕生を報告して、健やかに成長できるよう願うこと。
自分が結婚式で着たドレスをリメイクして、子どもに着せるのは、何だか感慨深いものがありそうですね。
リメイク専門店にお願いするなら、
・ベビードレスは約2万円
・お宮参りの服は約3~5万円
ほどの費用がかかります。
3 ミニチュアドレス
ウェディングドレスをそのまま形に残したい人には、「ミニチュアドレス」へのリメイクがおすすめ。
実際に着たドレスのデザインを再現でき、見えるところに飾っておくことができます。
ウェルカムドールとして活躍してもらったぬいぐるみのウェディングドレスとして作り替えてくれるサービスもありますよ。
4 リビンググッズ
クッションカバーやテーブルクロスなどのリビンググッズへ活かすこともできます。
ドレスについているリボンやビーズを付ければ、かわいらしさがアップしますよ。
ウェディングドレスはなんとカーテンにリメイクすることも可能!
一枚のウェディングドレスによって、リビングがかわいらしい空間に仕上がるなんて素敵ですね。
【その④】子どものために保管しておく
将来娘が結婚したときのために保管しておくというのもアリ。
お母さんが結婚式で着たウェディングドレスをリメイクして着ている花嫁もいますよね。
将来自分の娘に譲ることを考えて、きれいな状態で保管しておくのもいいかもしれません。
ただ置いておくだけだと、黄ばんだり虫に食われたりしてしまうので、長期保存できるよう「真空パック」をしてもらいましょう。
真空パックならボリュームのあるドレスでもコンパクトになるので、保管スペースの心配もなくなります。
ただ、真空パックはウェディングドレスがペシャンコに潰れてしまうので、大なり小なりシワができてしまいます。
ドレスの形を崩すことなく、ドレスの酸化や黄ばみを防ぎたいなら・・・
「無酸素パック」というウェディングドレスに適した真空パックがおすすめです。
「無酸素パック」なら、袋に窒素ガスを封入して膨らみをもたせることで型崩れやシワを防ぐことができます。
また、紫外線はドレスが痛む原因に。
直射日光はもちろん蛍光灯もできるだけ避けて、暗所で保管しましょう。
いつか日の目を見るまで、できるだけきれいな状態で保存しておきたいですね。
「娘が結婚する頃にはトレンドも過ぎているだろうしドレスを気に入ってくれるか不安」という人もいるかもしれません。
その場合はドレスをリメイクしてもらえば、娘さんの好みに合わせてドレスをアレンジしてもらえますし、安心ですね。
【その⑤】別の機会にもう一度着る
いつでも好きなタイミングでまた同じドレスを着ることができるというのはドレス購入のメリットの一つ。
・後撮りで着る
・二次会やその他のパーティーなどで着る
・バウリニューアルで着る
などなど。
ウェディングドレスを着る機会は結婚式以外にもたくさんありますよ。
ちなみに、「バウリニューアル」とは夫婦が節目となるタイミングで再度お互いの愛や絆を確かめ合うセレモニーのこと。
「バウリニューアル」には「誓いの更新」という意味があります。
子どもに結婚式でのドレス姿を見せるというのも素敵ですね。
まとめ
挙式後、手元に残ったウェディングドレスにはさまざまな活用法がありましたね!
友人や知人、結婚式を控えるプレ花嫁に譲ったり、他の誰かのために寄付をしたりするのもいいですね。
専門業者に買い取ってもらったり、オークションやフリマアプリに出品して売ったりすれば経済的です。
小物やベビーグッズにリメイクするのも素敵ですね。
自分でリメイクするのが難しいなら、専門のショップに依頼して作ってもらうこともできますよ。
自分の子どもに譲ることを考えて保管しておくなら、長期保存できるよう「真空パック」や「無酸素パック」をしてもらうことを忘れずに。
色々なタイミングでまたドレスを着るというのもアリ。
挙式後のウェディングドレスにはさまざまな活用法があると知っておけば、ドレス選びの選択肢が広がりそうですね。
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