シンプルな結婚指輪が良い人必見!何に注目して決めたら良いの?
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シンプルな結婚指輪は個性的なデザインのように個々に強い特徴があるわけじゃないので、似たように見える人もいるかもしれませんね。
そこで今回は、シンプルな結婚指輪を選ぶときはどこに注目すれば良いのかご説明します。結婚スタイルマガジンは、ジュエリーブランドNIWAKA(ニワカ)のサポートで運営されています。一部NIWAKAの商品写真を使って解説していることをあらかじめご了承ください。
シンプルな指輪は品質の高さにも注目しよう
「シンプルな指輪は、違いがわかりにくくどれも同じに見える」
という人も多いかもしれませんが、実はシンプルなデザインだからこそクオリティの差がわかりやすかったりします。
シンプルなデザインはごまかしがきかないため、年を重ねてから自信をもってつけるには、ある程度の品質の指輪であるほうが良いですね。
それを念頭に置きつつ、シンプルな結婚指輪を選ぶときに注目したいポイントについてさっそく見ていきましょう!
カーブ具合や断面の形状で印象が異なる
カーブ具合でどれくらい印象は変わる?
同じ形状の指輪でもカーブの具合によって印象が変わります。
例えば、こちらの「月の雫(つきのしずく)」。
サイドから中央に向かうにつれてゆるやかに角度がついているU字デザインで、やわらかい印象があります。
一方、下の「上弦の月(じょうげんのつき)」も同じU字デザインですが、すっきりした印象があります。
U字に限らず他の曲線的なデザインでも同じようなことが言えます。
ことのは ウェーブライン5・・・やわらかい印象
ことのは ウェーブライン9・・・しっかりとしていて力強い印象
また、表面に切り替えしやひねりがあると印象が変わります。
こちらの「凛(りん)」という結婚指輪を使って説明しますね。
「凛」は、リングの左上と右下の部分に面の切り替えしがあり、中央の面と合せて三つの面で構成されています。
さらに、それぞれの面が流れるようなひねりを描いていて、シンプルに見える指輪の中に立体感を生み出しています。
全体のフォルムはゆるやかな曲線でも、面の切り替えしやひねりのデザインがあることで洗練された美しさを感じさせます。
断面の形状によって印象はどう変わる?
断面で見たときの形状によっても、つけたときの印象は大きく変わります。
指輪の断面の形には、
・甲丸
・平甲丸
・平打ち
などがあります。
「甲丸(こうまる)」は、アームの断面がかまぼこのようにカーブしている形状。
立体感のある丸みが特徴で、やわらかい印象を与えます。
「平打ち」は、表面がフラットで平らな断面形状をしています。
幅や厚みの違いでファッション性を持たせることもできますよ。
「平甲丸(ひらこうまる)」は、指輪の表面がゆるやかな曲面になっています。
甲丸と平打ちの間みたいなイメージですね。
柔らかさとすっきりさを兼ね備え、自然な印象を与えます。
「甲丸」や「平打ち」について詳しく知りたい人はこちらの記事もどうぞ。
結婚指輪は形状で見た目と着け心地が変わる?!「甲丸」や「平打ち」を解説
指輪の内側の形状
どれだけ見た目が良くても、つけ心地が悪いとつけたくなくなってしまいますよね。
つけ心地に影響するのは、側面から内側にかけての形状(「指なじみ」とも言います)。
この部分が角張っていると指輪をつけ外しするときに、関節や皮膚にひっかかって傷つけたり痛めたりすることも。
内側の角に丸みを持たせることで、引っ掛かりが少なくなり、指輪のつけ外しもスムーズになります。
指輪を試着するときは、隣り合う指へのあたりも大切ですが、指なじみもチェックすると良いですよ。
つけ心地がいい結婚指輪の選び方については、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
結婚指輪選びで重要なのは「つけ心地」「使い心地」!デザインのここに注目!
ちなみに、指輪の内側の形状は、指輪をつけたときの見え方にも影響します。
厚みがあってしっかりとしたボリュームの指輪の場合、つけたときに指の肉が盛り上がって、ムチっとして見えることがあります。
内側にかけて傾斜がやわらかくつけてあるデザインなら、指輪の上下にそれぞれお肉が逃げるため、すっきり見せることができますよ。
デザインだけでなく仕上げも肝心
デザインが良くても仕上げが良くないと残念な結果に・・・。
指輪の仕上げにもしっかりと注目してチェックしましょう!
最近では、曲線でひねりのあるS字ラインの指輪を取り扱うブランドも多いです。
実はこのデザインは、面と面が合わさってできる「稜線(りょうせん)」という山なりのラインが、美しさの決め手となります。
NIWAKA(ニワカ)の「朝葉(あさは)」で説明しますね。
「朝葉」はS字ラインの結婚指輪ですが、稜線がしっかりと現れています。
中央の面とその上下の面が際まで丁寧に磨かれることで、面が合わさる部分つまり稜線がしっかりと現れるんですね。
リング全体の曲線とこの稜線によるひねりが強調しあい、躍動感を感じるしなやかなフォルムを生み出しています。
もし熟練の技術で磨かれていない場合、この面が合わさる部分も磨かれてしまいラインがぼやけ、稜線がだれて見えます。
つまり、全体の印象もすっきりとせず、美しさに欠けるフォルムとなってしまうんですね。
ダイヤの留め方によって完成度に差が出る
シンプルながらさりげなくダイヤモンドが入ったデザインもステキですよね。
ダイヤモンドの留め方も指輪の美しさに大きな影響を与える注目ポイントです。
チェックポイント1
隣り合うダイヤモンドの距離
ダイヤモンドとダイヤモンドの間に大きな隙間が空いていると、輝きが途切れ途切れになってしまいます。
ダイヤモンド同士がきちんと詰まって留められていると、ダイヤのきらめきが途切れることなく美しい光のラインとなります。
同じように見えるデザインでも、隙間を作ってダイヤの数を少なくして価格を下げているブランドもあるので注意をしてチェックしてみると良いですね。
チェックポイント2
ダイヤモンドを留める爪の大きさや並び
ダイヤを留める爪の大きさにバラつきがあったり、爪同士が一列にならずガタついていたりすると、指輪全体の美しさが半減します。
爪の大きさが揃っていて、一列にきれいに並んでいると、完成度が高く見た目の印象もすっきりとします。
また、直線でない形にダイヤが留められたデザインの場合。
アームラインの曲面に沿ってきれいに留められていないと、表面がポコポコしてなだらかではなく、美しいものではありません。
曲面に沿ってきれいにダイヤモンドが留められていると、指輪そのもののフォルムやデザインの美しさをより引き出します。
最後に素材についてです。
シンプルなデザインであれば素材の色味や品質もダイレクトに伝わるためこだわりたいところ。
素材の純度や色味はブランドによって異なります。
結婚指輪の代表的な素材と言えばプラチナですが、純度の高いプラチナであれば色の見た目はほぼ変わりません。
プラチナ以外では、ゴールドも代表的な素材です。
ジュエリーに用いられるゴールドの純度は75%(18K)が一般的。
ゴールドの中でもホワイトゴールドには、白く見せるためにロジウムというコーティング(メッキ)が施されることがほとんどです。
一方、NIWAKA(ニワカ)のプラチナゴールドは、ゴールド以外の25%の素材の一部に、希少なプラチナを配合。
コーティングも施していないため、はく離の心配がありませんよ。
結婚指輪の素材についてはこちらで詳しくまとめているので、参考にしてみてください。
婚約・結婚指輪の素材「プラチナ」「ゴールド」「ピンクゴールド」って何?
また、ダイヤの品質も結婚指輪の完成度に大きな差を与えます。
小さめのダイヤの品質にまでこだわっているブランドで選ぶと間違いがないですよ。
品質の良いメレダイヤの選び方について詳しく知りたい人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
小粒なメレダイヤも品質で差が付く!メレ入りの婚約・結婚指輪を選ぶコツ
まとめ
いかがでしたか。
シンプルな結婚指輪はどれも似て見えがちですが、カーブの具合や断面の形状によって印象は変わります。
シンプルなデザインであればあるほど、細部までのクオリティにこだわると後悔がありません。
デザインの完成度が高く、クオリティの高い指輪であれば、どんなシーンでも自信を持ってつけることができますね。
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