結婚指輪の表面の仕上げ「つやあり」「つや消し」。それぞれの特徴とは?
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結婚指輪の印象を大きく左右する表面仕上げ。
指輪の表面仕上げには、大きく分けて「つやあり」と「つや消し」の二つがあります。
「表面仕上げ・・・?つやあり?つや消し?
いったい何のこと?」
そんな人のために、ここでは結婚指輪の表面仕上げについて詳しくお伝えします。結婚スタイルマガジンは、ジュエリーブランドNIWAKA(ニワカ)のサポートで運営されています。一部NIWAKAの商品写真を使って解説していることをあらかじめご了承ください。
つやありの結婚指輪とは?
まずは、つやあり仕上げについて見ていきましょう。
「つやあり」とは、指輪の表面に光が反射して鏡のように光沢がある状態に仕上げること。
表面がつるつるしていますね!
「鏡面仕上げ」や「グロス仕上げ」、「光沢仕上げ」などとも呼ばれています。
キラキラと光を反射することから多くの人に選ばれていて、特に女性に好まれる傾向にあります。
つやありの魅力や気を付けたいポイント
つやありの魅力は、何と言っても素材そのものの輝きが美しいこと。
プラチナやゴールドの色味がそのまま楽しめます。
長く使うと小傷がついて光沢を失うのでは・・・
という不安もあるかもしれませんが、購入したお店で磨き直してもらえば光沢のある状態に戻ります。
ですが、頻繁に磨き直しをすると表面を研磨するためリングの強度にも影響することがあります。
結婚指輪の小傷は、ふたりがそれだけ一緒に歩んできた道のりが続いている証として、そのままにしている人も多いです。
それでもやっぱり傷が気になるという人は、表面にダイヤモンドが入っていたり、デザインのある結婚指輪を選ぶと、傷が目立ちにくいですよ。
また、表面に凹凸のあるデザインならデザインがないものに比べて、へこんでいる部分は傷がつきにくいため、光沢感が損なわれにくいです。
続いて、つや消しのデザインについて見ていきましょう。
つや消しの結婚指輪ってどんなもの?
指輪の表面に加工を施してつやを消す仕上げを「つや消し」と言い、つやありに比べると落ち着いた印象になります。
つや消し加工には、ブランドによっても言い方や定義が異なりますが、「ヘアライン」や「マット」と呼ばれるものがあります。
「ヘアライン」は、一定方向に細い筋状の線を付けたつや消し仕上げ。
つやありのようなピカピカした光沢感が抑えられ、柔らかい輝きを放ちます。
「マット」は、ヘアライン仕上げよりもっと細かい凹凸を刻んで、ほとんど光を反射しないようにする仕上げ。
マット仕上げは落ち着きのある立体的な雰囲気になります。
つや消しの魅力や気を付けたいポイント
つや消しは、小さい傷が目立ちにくいという利点があります。
つや消しの指輪は光沢がない分、指輪自体が目立ちにくく、傷がついていてもわかりにくいですよ。
また、彫りのあるデザインの場合、つや消しのほうが彫り跡の輝きが目立ち、彫り模様を引き立たせます。
ただ、指輪は使用するにつれて表面が自然に磨かれて、つや消し部分も少しずつ光沢がでてきます。
その場合は、費用がかかることも多いですが、再度つや消し加工を施してくれたり、新しい指輪と交換してくれることもあるので、お店の人に聞いてみると良いでしょう。
つや消しをできるだけ維持したい人は、表面に凹凸があり、へこんでいる部分だけがつや消しになったデザインなどを選んでみてはいかがでしょう。
つや消し部分の変化も少なく、元のデザインを長く楽しめますよ。
まとめ
指輪の印象を左右する表面の仕上げ方法には、「つやあり」と「つや消し」の二つがあります。
つやありは表面が鏡のように光沢のある仕上げ、つや消しは表面を加工した光沢のない仕上げを指します。
ただ、結婚指輪は日常的に身につけるもの。
日常的に身につけていると、使用キズがついたり摩耗したりして、指輪の風合いも変わっていきます。
ふたりの歴史とともに指輪にも色々な特徴が刻み込まれ、他のどれとも違うふたりだけの結婚指輪になっていきます。
購入する際には、そのときの好みで選び、そのあとは自然な使用感を楽しむという気持ちでいると良いかもしれません。
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