「婚約期間」っていつからいつまでのこと?一般的な長さやするべきことをチェックしよう
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二人が結婚に向けて動き出す「婚約期間」。
でも婚約期間って、いつからいつまでのことなのでしょうか?
「婚約期間」が長い場合・短い場合のメリット・デメリットをそれぞれ比較!
婚約期間にやるべきことなどについても、詳しくお話しします。
「婚約期間」っていつのこと?
「婚約期間」とは、プロポーズが済んで結婚の約束を交わしてから、入籍するまでの期間を指すことが一般的。
ただ、「いつからいつまでが婚約期間」と明確な決まりがあるわけではないんです。
プロポーズで結婚の口約束を交わしたら「婚約」と思う人もいれば、両親への挨拶や結納・顔合わせが済んだ段階で正式に「婚約した」と認識する人も。
婚約の定義は、二人次第なんですね。
法的に「婚約者」と認識されるためには、自分たちも周りも、「この二人は婚約者」と認識しているような状況が必要。
例えば、
・結納や顔合わせを行う
・婚約者として複数人に紹介される
・婚約指輪を一緒に買いに行く
などですね。
「結婚しようか」「うん」と口約束を交わしただけでは、法的に婚約中と認められるのは難しいんですね。
ただもちろん、二人にとっての「婚約」は、口約束でも問題ありません。
「婚約」とは、お互い相手と結婚するという「約束」。
婚約期間中に、正当な理由もなく一方的に婚約破棄をしたり、浮気など相手を傷つけて婚約を解消することになった場合、法的に損害賠償責任が発生することだってあるんだそう!
二人で真剣に、結婚へ向けて進んでいく期間が「婚約期間」なんですね。
では、「婚約期間」の長さはどれくらいあればいいのでしょうか?
一般的な婚約期間の長さや、長さによるメリット・デメリットを見ていきましょう。
婚約期間の長さについて
婚約期間の定義に明確な決まりがないのと同じく、婚約期間の長さもカップルによってさまざま。
詳しくはこの後ご紹介しますが、プロポーズから入籍まではやることがたくさん!
そのため、半年~1年くらい婚約期間をとる人が多いようです。
でも、最短ではプロポーズを受けてすぐ入籍!というカップルもいるでしょう。
反対に、2年以上という長い婚約期間を経て入籍するカップルもいます。
では、婚約期間が長いこと、短いことによるメリット・デメリットはあるのでしょうか?
見ていきましょう。
婚約期間が長い場合
メリット
・ゆっくり結婚準備ができる
・相手をじっくり見極めることができる
・残りの独身時代を楽しむことができる
ゆっくり結婚式準備を進められることで、結婚式の会場やこだわりなど、希望を叶えやすいうえ、二人で貯金をするなど結婚資金も貯めやすいですね。
また、もちろん婚約するまでに相手のことはよく見ていると思いますが、一緒に結婚準備を進めたり、同棲する場合などはさらに、相手の知らなかった部分が見えることも。
お互いの改善点が見つかるなど、結婚前に自分と相手を見つめ直す時間がとれそうです。
独身のうちにしておきたいことをするための期間が、十分にあるというのもうれしいメリットですね。
デメリット
・気持ちが冷めてしまうこともある
・結婚がずるずると延びることもある
あまり婚約期間が長すぎると、不安になったり、気持ちが冷めて婚約解消・・・なんてことにもなりかねません。
プロポーズをしたときの勢いが消え、ずるずると結婚が延びてしまうことも!
婚約期間が長い場合でも、まずやるべきことを一つ一つ進め、計画的に進んでいくことが大切。
結婚が決まったからといって安心しすぎて気を抜かないよう、相手への思いやりを大切にしましょう。
婚約期間が短い場合
メリット
・最高潮の気持ちで結婚できる
・結婚までがスピーディー
プロポーズが成功した時点では、お互い結婚に向けての気持ちが最高に高まっていますよね。
婚約期間が短いと、その高まった気持ちのままに結婚というゴールへ進むことができます。
結婚がずるずる延びることもなく、マリッジブルーになる暇もないくらいスピーディーに準備が進みそうですね!
デメリット
・結婚準備が忙しい
・貯蓄がない場合は結婚資金不足になる場合も
・残りの独身時代を楽しむ暇がない
プロポーズから結婚までにすることは、案外たくさんあります。
婚約期間が短いと、準備に追われてあっという間に結婚!という感じになるかもしれません。
また、結婚資金についても、前もって貯蓄をしていない場合は貯めるための期間がなさそう。
資金面で、あきらめなければならないことがあるかもしれません。
残りの独身時代を謳歌・・・という時間も少なくなりますね。
このように、婚約期間は長くても短くても、それぞれメリット・デメリットがあります。
例えば二人の大切な記念日に入籍したいなど、入籍の希望日が決まっている場合もありますよね。
プロポーズから希望日までの期間によって、婚約期間が短くなったり、逆に長くなったりということもあります。
他にも、仕事で海外へ数年間行く前に婚約し、帰ってきたら結婚しようと約束するケースなどは、婚約期間が長くなりますよね。
二人によって婚約期間はさまざまなので、目安にしばられず、二人が結婚へ向けて安心して進んでいける婚約期間を設けましょう。
では最後に、婚約期間にやっておくべきこと、婚約期間の過ごし方について見ていきましょう。
婚約期間にやるべきことや過ごし方
まずは、婚約期間に二人がするべきことを見ていきましょう。
婚約期間にするべきこと
両親への挨拶
プロポーズが成功したら、まずはお互いの両親へ結婚の挨拶へ行きます。
まずは女性の両親、次に男性の両親に挨拶へ行く順番が一般的ですよ。
職場や周囲への報告
職場や親戚、友人などにも、時期をみて報告しておきましょう。
職場へは、結婚式や結婚準備で欠勤など迷惑をかける可能性があるので、早めに伝えておけるといいでしょう。
婚約指輪・婚約記念品の購入
プロポーズの時点で婚約指輪を受け渡ししている場合は別ですが、そうでない場合、プロポーズ後に二人で買いに行くことも多いよう。
婚約指輪や婚約記念品は、一生の記念になるのでじっくり選ぶといいですね。
結納・顔合わせ
正式に婚約を取り交わす「結納」や、両家が食事をしながら親睦を深める「顔合わせ食事会」。
その両方、もしくは片方を行います。
最近では顔合わせ食事会が主流になっているようですが、由緒正しい結納を行うカップルもいますよ。
入籍日や結婚式場・新居の決定
具体的にいつ入籍するのか、日取りを決めておくと安心。
二人ともその日に向かって、準備を進めることができますね。
結婚式をする場合は、結婚式場の検討も始めましょう。
二人で住む新居探しも必要ですね。
結婚指輪の購入
結婚指輪は、二人で選びに行くことが多いでしょう。
日常的につける人も多い指輪なので、こちらもよく考えて選べるといいですね。
結婚式で指輪交換をすることもあるので、早めの手配を心がけましょう。
新居への引っ越し
入籍前に同棲する場合は、新居への引っ越しも必要。
引っ越しの前後は忙しくて大変ですが、一緒に住んでしまえば結婚準備も円滑に進められそうですね。
入籍
いよいよ入籍!
結婚式は入籍前にする人もいれば、入籍後という人も多いよう。
これで、婚約期間の終了です。
婚約期間の結婚準備についてもっとくわしく知りたい人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
結婚準備って何するの?プロポーズから入籍・結婚式までの基本的な流れ
婚約期間の過ごし方は?
独身時代を楽しむ!
結婚すれば幸せな結婚生活が待っていますが、家族ができるということは、独身時代とはまた違った制約もあります。
例えば夜遅くまで友人と飲みに行ったり、気ままに旅行したり・・・
結婚してもできないわけではありませんが、一緒に暮らす配偶者への配慮も必要ですよね。
何でも自分の自由にできる独身時代のうちに、やりたいことをたくさん満喫しておくのもおすすめです。
また、結婚すればお金も、すべてが自分のために使えるわけではありません。
もし子どもを授かったらなおさら、家計にかかるお金も増えるでしょう。
どうしても欲しいものがある場合などは、独身のうちに購入しておくのもいいかもしれませんね。
結婚式に向けて自分磨きをする
結婚式をする場合、きれいな花嫁姿を見せたいですよね。
そのために規則正しい生活を心がけたり、ダイエット・ブライダルエステに通って自分磨きをするのもおすすめ。
男性の中にも、結婚式に向けてシェイプアップに励んだという人も!
結婚という目標があれば、自分磨きも楽しくできそうですね。
結婚資金を貯める
二人で「結婚貯金」を始めるのもアリ!
すでに貯めているという人もいるかもしれませんが、そうでない場合、結婚に向けて「月〇〇円」と二人で決め、貯金していくといいでしょう。
結婚には色々とお金もかかるので、貯金しておけば安心です。
同棲を始める
一緒に住んでいない二人の場合、婚約期間中に同棲するという選択肢も。
二人で結婚準備をする場合、一緒に住んでいるとちょっとした時間でも話し合うことができ、スムーズに進みます。
また、一緒に住むことで見えるお互いの知らない一面があるかもしれません。
お互い不満に思うことは伝え合い、改善していければ、結婚生活も円満に過ごせそうですね。
他にも結婚前にやっておきたいことを、こちらの記事でも紹介しています。
あわせてチェックしてみてください!
まとめ
「婚約期間」とは、一般的にプロポーズが成功してから、入籍するまでの期間です。
婚約期間の長さは、半年~1年くらいという人が多いよう。
でもカップルによってもっと短い人、数年にわたる人などさまざまです。
婚約期間の長さによるメリット・デメリットはこちら。
〇婚約期間が長い場合
メリット
・ゆっくり結婚準備ができる
・相手をじっくり見極めることができる
・残りの独身時代を楽しむことができる
デメリット
・気持ちが冷めてしまうこともある
・結婚がずるずると延びることもある
〇婚約期間が短い場合
メリット
・最高潮の気持ちで結婚できる
・結婚までがスピーディー
デメリット
・結婚準備が忙しい
・貯蓄がない場合は結婚資金不足になる場合も
・残りの独身時代を楽しむ暇がない
婚約期間にやるべきこともたくさんありましたね。
婚約期間を楽しみつつ二人の絆をより深め、結婚へと進んでいければいいですね!
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