親戚への結婚報告どうする?【結婚式を挙げる場合・挙げない場合】
音声で聴く!
「親戚への結婚報告」は、どのようにすればよいのでしょうか?
そもそも、自分から報告していいの?
報告するタイミングは?
どのくらいの間柄の親戚まで報告すればいいの?
この記事では、そんな「親戚への結婚報告」のギモンに答えます!
結婚式を挙げる・挙げない、それぞれの場合の報告の仕方も解説していきますよ。
親族への報告は、誰が行う?
家族や友達、職場の人への結婚報告は、自分からするのが基本ですが・・・
親族への報告は、親からするケースが多いようです。
結婚は、ふたりがするものであると同時に、家同士がつながることだ、というように考えている人もいます。
特に親戚付き合いでは、「家」が意識される傾向は強いもの。
だから、親戚への結婚報告では、「家」の代表である親から連絡をしてもらうのが、無難なんですね。
地域や家によっては、習慣として親がやるものと決まっていて、本人からの報告はいらない、という場合もあるようです。
「でも、やっぱり自分の結婚だし・・・自分からもきちんと挨拶をしておきたいな」
という人もいるでしょう。
そういう場合でも、親戚への結婚報告については、
「親に相談してから決める」
これは必ず覚えておきましょう!
続いて、結婚式を挙げる場合・挙げない場合、それぞれの結婚報告の仕方を具体的に見ていきましょう。
自分から伝えるという人や、親に伝えてもらったうえで自分からも報告をしたいという人は参考にしてみてくださいね。
報告の仕方【結婚式を挙げる場合】
伝えたい内容
結婚報告をするときは、次のような内容を伝えるといいでしょう。
・結婚(入籍)すること
・結婚相手の名前
・式への参加のお願い
・式の日時、場所
・後で招待状を送ること
余裕があれば、結婚相手の年齢や職業、出身地など、プロフィールを伝えておいてもいいかもしれません。
また、披露宴の祝辞や乾杯の音頭などをお願いしたい場合は、このタイミングで依頼を。
後日、招待状に書面を入れて、改めて「ご祝辞を賜りたく存じます」といったようにお願いをしましょう。
報告の方法
結婚式を挙げる場合、結婚報告の方法は、だいたい以下の3つ。
・直接会いに行って報告
・電話で報告
・はがきで報告
メールやLINEでの連絡は、軽い印象を持たれる場合もあるので、使いたい場合は親に確認しておくと安心です。
それでは、報告の方法について詳しく見ていきましょう。
直接会いに行って報告
近くに住んでいる親戚や、昔から今まで付き合いが続いているような親戚には、直接報告すると良さそうです。
直接会いに行くことで、喜んでもらえそうですし、礼儀正しい印象も持ってもらえそうですね。
電話で報告
遠くの親戚や、普段関わりのない親戚には、電話で報告するのも一つの方法。
電話での報告は、例えばこんな感じ。
この度、結婚することになりましたので、ご報告します。
相手は、職場で知り合った○○○○さんという方です。
△月×日に、結婚式をする予定です。また後日招待状をお送りします。
今度、帰省するときに、またお邪魔させてください。
はがきで報告
関係の薄い親戚であれば、結婚式の後にはがきで報告するという手もあります。
その場合は、年賀状や暑中見舞いなどの季節の挨拶状を使うと、自然に・さりげなく報告できます。
参考に、年賀状で報告するときの例文を紹介しますね。
謹んで新春のお慶びを申し上げます
ご報告が遅れましたが 私たちは昨年〇月〇日に結婚いたしました
未熟なふたりですが 今後ともご指導のほど よろしくお願い申し上げます
令和〇年 元旦
年賀状や暑中見舞いでの結婚報告については、こちらを読んでみてくださいね。
続いて、式を挙げない場合の結婚報告についてお届けします!
報告の仕方【結婚式を挙げない場合】
伝えたい内容
報告のときに伝えておきたい内容はだいたいこんな感じです。
・結婚(入籍)すること
・結婚相手の名前
・式はしないということ
報告の方法
結婚式を挙げない場合のよくある結婚報告の方法はこちら。
・挨拶回りをする
・親族だけの食事会を開く
・はがきで報告
くわしく見ていきましょう。
挨拶回りをする
結婚式を挙げない場合は、「結婚の挨拶回り」ということで、親戚の家を1軒1軒訪れて、挨拶をして回った、という人も多いよう。
近くに住んでいる親戚であれば、電話やはがきを使うより、挨拶回りで直接報告した方が、好印象かもしれませんね。
ただ、「挨拶回りのために、わざわざ時間を取ってもらうのも申し訳ない」という考えもあります。
挨拶回りについては、地域や家によって考えが違うこともしばしば。
親に相談してから決めましょう。
挨拶回りについては、こちらの記事も読んでみてくださいね。
「結婚の挨拶回り」って必要?誰にするの?手土産や服装など挨拶回りの基礎知識を解説
親族だけの食事会を開く
「親族だけの食事会」を開くという方法も。
結婚式や披露宴ほど盛大ではなく、あくまでささやかな食事会。
基本的に、結婚式よりはお金や手間もかからないはずです。
きれいな景色の見えるお店を選び、美味しい料理でもてなせば、親戚にも喜んでもらえそうですね。
両家の交流の場にもなり、家同士のつながりも深まるかもしれません。
はがきで報告
これまで付き合いがなく、今後もあまり関わることがなさそう・・・といった親戚であれば、はがきで入籍のお知らせをしてもOK。
ただ、親戚付き合いの深さについては、ふたりだけで判断するのも難しいでしょうから、「はがきでも大丈夫かな?」と親に確認してみてください。
結婚式を挙げない場合の結婚報告はがきについては、こちらを参考にどうぞ!
最後に、親戚への結婚報告にありがちなギモンについて、解説していきます。
親戚への結婚報告のギモンを解決!
どのくらいの間柄の親戚まで報告する?
親戚といっても、どこまで連絡するべきか、迷いますよね。
慣習や親の意向などもあるため、相談して決めるのが前提ですが・・・
一般的に、
・祖父母
・おじ(叔父、伯父)、おば(叔母、伯母)
までは連絡したほうがいいとされます。
結婚式に招待しない場合や、式をしない場合でも、近しい親族には結婚の報告をしたほうがよいでしょう。
報告をするタイミングは?
報告をするタイミングは、結婚式の有無によって変わってきます。
結婚式を挙げる場合
結婚式をする人であれば、「式の日時・場所が決まった時点で」報告するのがおすすめ。
遅くても、式の3ヶ月前までには報告しましょう。
自分が報告される立場だとしたら・・・「結婚式に招待されるのかどうか」が気になりますよね。
招待される親戚は、式の日の予定をあけておかないといけません。
それに結婚式では、親戚は新郎新婦と一緒にゲストをお迎えする側なので、格式高い着物を準備・・・なんてことも。
予定をおさえてもらったり、出席の準備をしてもらったりすることを考えると、早めの報告が大切なんですね。
結婚式を挙げない場合
結婚式をしない場合は、ふたりでお互いの親へ結婚挨拶をした後、または両家で結納や顔合わせ食事会をした後に報告した方が、きちんとした印象になりそうです。
式を挙げない場合は、挙げる場合ほど厳密に考えなくても良いかもしれません。
ただ、最初にお伝えした通り、結婚は家同士のつながり、という考えもあります。
ですから、結婚を親に認めてもらった後には報告しておきたいところです。
まとめ
親戚への結婚報告は、親からすることが多いようです。
自分から報告する場合や、親に報告してもらったうえで自分からも伝えたい場合は、以下のような方法がありました。
【結婚式を挙げる場合】
・直接会いに行って報告
・電話またははがきで報告
【結婚式を挙げない場合】
・挨拶回りをする
・親族だけの食事会を開く
・はがきで報告
報告では、結婚する相手の名前、結婚式の有無、開催する場合はその日程と招待状を後で送ることについて連絡するとよさそうです。
家同士のつながりでもある結婚。
今後の親戚付き合いにも影響があるかもしれませんから、親との相談が大切です。
親と協力しながら、親戚とより良い関係を築いていけるような結婚報告にしましょう!
親や職場、友人への結婚報告については、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
結婚報告のキホン!親、職場、友人別に、タイミング・内容・方法を文例付きで紹介
「結婚報告・挨拶」の他の記事
「結婚報告・挨拶」
の次に知っておきたいこと
- 結婚に関する疑問を解決したい方へお役立ち記事2100本!「結婚ラジオ」
- 結婚のあれこれ、スキマ時間に楽しく読みたい方へイメージ膨らむ♪「結婚準備の基礎知識」
- 結婚式場を決めたい、お得に結婚式を挙げたい方へ全国約2000式場をご紹介「結婚式場を探す」