挙式ナシ・入籍のみの場合、結婚報告はがきは必要?文例は?
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「結婚報告はがき」といえば、「結婚式をした人が出すもの」というイメージがあるかもしれません。
「じゃあ、『挙式ナシ・入籍のみ』の場合は、どうしたらいいんだろう?」
そんなギモンにお答えします。
はがきを出す場合の文例や、いつ出すか、写真についてもまとめました!
「入籍のみ」でもはがきは出すべき?
「挙式ナシ・入籍のみ」の場合に、結婚報告はがきを出すべきか。
答えは、場合によって変わります。
まず前提として、「入籍のみ」の場合でも、結婚報告はすべきです。
結婚は人生の一大事ですし、周りの人も、きっと知らせてほしいと思います。
ただ、報告の方法は1つではありません。
代表的なのは次の4つ。
・直接会って伝える
・電話
・はがき
・メール、SNS
職場で同じ部署の人や、定期的に会っている仲の良い友人であれば、顔を合わせて直接伝えた方が良さそうです。
親戚であれば、お盆など、実家へ帰ったタイミングで「挨拶回り」をすることも。
両親と相談した方が良いですね。
会う機会がない人には、できれば電話で報告するのがオススメ。
でも、相手によっては、
「入籍だけの報告でわざわざ電話するのはちょっと気が引ける・・・」
ということもあると思います。
そんなとき、はがきやメールを使うわけですね。
最近は、特に友人相手であれば、メールで報告をすることの方が多いようです。
SNSを使う人もいますね。
ただ、丁寧な印象なのは、はがきの方。
特に親戚や上司など目上の人へは、メールより手がかかっていて「きちんと感」のある、はがきの方がおすすめです。
また、結婚を機に引っ越した場合、「新居のお知らせ」ということではがきを出すケースも多いようですね。
まとめると、
「直接会って報告や、電話で報告をしない場合、はがきを使う」
「メールを使ってもいいが、はがきの方が丁寧な印象になる。
新居のお知らせにも使える」
ということですね。
では続いて、結婚報告はがきの文例を見ていきましょう。
結婚(入籍)報告はがきの文例
まず、はがきは縦書きと横書き、どちらが良いのでしょうか?
厳密な決まりはありませんが、一般的に縦書きの方がフォーマル、横書きの方がカジュアルだと言われています。
ですので、目上の人には縦書きがおすすめ。
友人相手であれば、横書きでも大丈夫です。
では、文例を見てみましょう。
※画像クリックで全体が見れます。
【A】~【D】それぞれご紹介します。
【A】挨拶言葉
「拝啓」「敬具」などの「頭語・結語」は、手紙のはじめと終わりの挨拶言葉。
改まった印象になるので、目上の人向けのはがきには入れたいところ。
友人向けなら省略しても良さそうです。
「頭語」の後には「時候の挨拶」と呼ばれる、季節の挨拶言葉が続きます。
例として挙げている「時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」は、どんな季節でも使える便利な表現。
その他、「新春の侯」「盛夏の候」といった、季節感のある表現を使っても素敵です。
各月の時候の挨拶については、下記の記事の「時候の挨拶(書き出し)の文例」という章で紹介しています。
気になる人は確認してみてくださいね。
【B】本文
結婚(入籍)報告、新居のお知らせ、今後の抱負やお付き合いのお願いなどを書きます。
○結婚(入籍)報告
「私たちは●月●日に入籍いたしました」
「昨年●月●日に結婚し 新たな人生の第一歩を踏み出しました」
など。
せっかくなので、婚姻届が役所で受理された「入籍日」を具体的に書くと良さそうです。
この他、結婚式はしなかったけれど、親族で集まって食事会などをした人であれば、
「挙式・披露宴は行わず 親族のみで食事会をいたしました
ご報告が遅れてしまい 申し訳ございません」
と付け加えてもOK。
○新居のお知らせ
「左記(下記)住所にて新生活を始めました
お近くまでお越しの際は ぜひお立ち寄りください」
○今後の抱負やお付き合いのお願い
「これまで皆様には大変お世話になりました
おかげさまで充実した結婚生活を送っております」
「未熟な二人ですが 助け合いながら頑張っていきたいと思います」
「今後ともご指導のほど よろしくお願い申し上げます」
「これからもどうぞよろしくお願いいたします」
【C】日付
縦書きの場合、「平成二十九年三月」という風に、年号・漢数字で書くと格式高い印象に。
横書きの場合は、年号でも西暦でも構いませんが、数字は1、2などの算用数字を使うのが基本です。
【D】差出人欄
ふたりの住所や名前を書く、差出人欄。
郵便番号、住所、氏名の順に書きますが、注意したいのは氏名。
結婚して夫婦になったのですから、ふたりの「連名」で
「花婿 松太郎
春子(旧姓 花嫁)」
といったように、結婚前の名字もあわせて書きましょう。
出す時期はいつ?
続いて、結婚報告はがきを「いつ出せばよいのか」ご紹介します。
目安としたいのは、「入籍から1~3ヶ月以内」。
なるべく早い方が良さそうです。
ただ、新居のお知らせも兼ねたいのであれば、引っ越してからでもOK。
入籍の時期が秋から冬であれば、年賀状と兼ねる人も多いようです。
年賀状では近況報告をすることがよくあるので、自然に結婚報告できるのが良いところ。
春から夏にかけて入籍した場合は、「暑中見舞い」や「残暑見舞い」を使うと、季節感が出ます。
「年賀状」「暑中・残暑見舞い」それぞれの結婚報告の仕方を知りたい人は、下記の記事を参考にしてみてください。
○年賀状
写真なしでもいい?「結婚報告」年賀状の作り方をご紹介!
○暑中・残暑見舞い
暑中見舞いや残暑見舞いでの結婚報告、時期や文例をチェック!
最後に、はがきに入れる写真について見ていきましょう。
写真はどうする?
「はがきを出す相手に彼(彼女)の顔を覚えてもらいたい」
といった理由で、はがきにふたりの顔が分かる写真を載せる人も。
写真を入れるなら、たとえばこんなものはいかがでしょうか?
・旅行先で撮った写真
・両家の顔合わせ食事会のときの写真
・新居での写真
ちょっと写真にこだわりたい人は、結婚式をせずに写真だけを撮る「フォトウェディング」を考えてみてもいいかもしれません。
素敵な衣裳を着て、プロのカメラマンにハイクオリティな写真を撮ってもらえます!
フォトスタジオ内での撮影から、教会・ビーチなど屋外での撮影まで、いろんな選択肢があって思い出づくりにもぴったりです。
フォトウェディングについては、こちらの記事を読んでみてくださいね。
まとめ
結婚(入籍)報告は、直接会うか、電話でした方が良いですが、それができない場合、はがきで報告すると丁寧な印象に。
引っ越しのお知らせにも使えます。
入籍から1~3ヶ月を目安に出すとGOODです!
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