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結婚式スピーチを成功させる!主賓・上司の挨拶文例集

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公式インスタグラムはじまりました!

主賓として招待されるゲストは、新郎新婦と深い関わりのある職場の上司などが選ばれることが多いもの。

主賓として招待されると、多くの場合スピーチという大役が待っています!

今回は、主賓や上司としてするスピーチの文例を、各ステップごとのポイントもあわせてご紹介します。

INDEX

自己紹介

まずは自己紹介をします。
自分が何者なのか、自分の名前や新郎新婦との関係を話しましょう。

自分の肩書が社長や代表取締役の場合、役職は言わず、会社名と名前だけを述べることが多いようです。

自己紹介する主賓の男性

文例

ただいまご紹介いただきました、松田君の勤務先上司にあたります、北川でございます

ポイント

司会者があなたの肩書や名前を紹介してくれているはずですから、ここは手短に簡単にすませましょう。

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挨拶・祝辞

次に新郎新婦やそのご両家・ご親族に挨拶とお祝いの言葉を述べます。
招待に対するお礼の言葉を添えてもいいですね。

文例

松田君、美樹さん、ご結婚おめでとうございます。そしてご両家ご親族の皆様、心よりお祝い申し上げます。本日はこの素晴らしい披露宴にお招きいただき、誠に光栄に存じます。
一礼する主賓の男性

ポイント

〇僭越(せんえつ)の意を伝える

基本的に、主賓にはゲストの代表として、社会的地位の高い人が選ばれることが多いもの。

ですが、会場のゲストの中には、主賓に選ばれた自分よりも年配者や、場合によっては社会的地位がもっと高い人がいるかもしれません。

その中で自分が代表することについて、

「諸先輩方を前に誠に僭越ではございますが、ご指名を賜りましたので、一言お祝い申し上げます」

恐縮する主賓の男性

などと僭越の意を述べましょう。


〇着席を促す

新郎新婦や両家の親族は、主賓の挨拶を立ちながら聞いています。

自己紹介と祝辞が終わったら、「皆さまどうぞご着席ください」と、着席を促しましょう。

新郎新婦に着席を促す主賓の男性

エピソード

新郎新婦の人柄が分かるようなエピソードを紹介します。

上司の場合は、主に新郎新婦の仕事ぶりを中心に話すといいでしょう。

文例

○新郎の上司

新郎松田君は、営業1課の一員として毎日取引先をかけまわっています。
営業活動に張り切る新郎
松田君は入社当時の研修から、何でも人一倍真面目に、一生懸命に取り組んでいる青年でした。
その実直な性格を活かし、松田君は、今では取引先でも厚い信頼を得るようになりました。別の担当者が出向いても、先方から松田君を指名されるほどです。新規取引先の開拓でも目覚ましい成果をあげ、我々上司はもちろん、後輩にとっても松田君はとても頼りになる存在です。これからの活躍も、おおいに期待しています。
主賓に一礼する新郎
そんな松田君から結婚の話を聞いた時、新婦美樹さんのことを「おだやかで優しい人」だと話してくれました。
今日初めてお目にかかりましたが、聞いていた通り、優しい笑顔の素敵な方で、幸せそうなお二人の様子を微笑ましく眺めております。

○新婦の上司

新婦美樹さんは4年前から、○○老人ホームで介護士として働いています。
車いすに座った女性を介護する新婦
この仕事は大変なことも多いのですが、美樹さんは強い志を持っており、入所者の方にうまく誠意が伝わらない時も、辛抱強く笑顔で接していました。
今では美樹さんの取り合いになってしまうくらいの人気者です。そもそも美樹さんが介護士を目指したのは、献身的におばあさまの介護をするお母様のお姿を見てきたことがきっかけだと聞いています。自分もいつか、手助けが必要なお年寄りをお母様のように優しく寄り添って介護できる人間になりたいと、そう思ったのだそうです。
涙を流す母親と祖母
その思いの通り、美樹さんはとても優しく、まるで家族のように人の心に寄り添うことのできる素敵な介護士になりました。
そんな美樹さんが、とても誠実な新郎松田さんと出会い、ご自分の幸せをつかまれたことを、心より嬉しく思っております。

ポイント

〇会社説明はサラッと

新郎新婦の仕事ぶりを紹介するにあたって、どんな会社でどんな仕事をしているのか説明する必要がありますよね。

会社

でもそこを長くしてしまうと、なんだか会社のPRをしているみたいな印象に。
聞いている方も退屈してしまいます。

会社説明は最低限に留め、新郎新婦のエピソードをメインにしましょう。


〇相手側にも褒め言葉を

新郎側なら新婦に対して、新婦側なら新郎に対して、ひとこと誉め言葉を入れておくと、なお好印象ですよ。

新婦を褒める主賓の男性


〇当日の話を盛り込んでもOK

たとえば会社の社長など、普段あまり新郎新婦と仕事上で接点がない場合もありますよね。

そんな時はエピソードが薄くならないように、うまく当日の話を盛り込んでもOK。

「幸せそうに見つめ合う姿を見て、本当にお似合いの二人だと感じました」

新郎新婦と主賓の男性

など、結婚式当日のエピソードを足して内容をふくらませましょう。

はなむけ・締め

新郎新婦への励ましの言葉、人生の先輩としてのアドバイスを贈ります。

名言・格言・ことわざなどを使ってもいいですね。

一冊の本

その後は、改めてお祝いの言葉を述べて挨拶を締めましょう。

文例

○自分の経験から

私自身、まだまだ未熟者ではございますが、この20年という結婚生活で得た夫婦円満の秘訣をお伝えします。それは、「あたたかい食卓を一緒に囲むこと」です。
妻の前で美味しそうにご飯を食べる男性
仕事柄、帰りが遅くなることも多いかもしれませんが、たまには二人で顔を合わせ、おいしいものを食べながらゆっくりと過ごす時間をぜひ持ってください。
そうして、あたたかい家庭を築いていってほしいと願っています。少々長くなりましたが、これをもちましてお祝いの言葉とかえさせていただきます。
本日は誠におめでとうございます。


○名言・格言を使って

これからお二人が夫婦として歩んでいくにあたっては、幸せはもちろん、困難なことも待ち受けているでしょう。ドイツの哲学者、ニーチェの言葉に、「夫婦生活は、長い会話である」というものがございます。
立派な髭を生やした男性
楽しいときはもちろん、何か困難があったときにも、常に二人の会話を大切にし、共に乗り越えていけるような夫婦になって下さい。
つたない挨拶ではございましたが、お二人へのはなむけの言葉とさせていただきます。松田君、美樹さん、本日は誠におめでとうございます。

ポイント

名言はいくつも使わず、一つにしぼりましょう。

人差し指を挙げる男性

ムリに名言を引用する必要はなく、自分の経験に基づいてのアドバイスも心に響きますよ。

文例全文

では最後に、スピーチの文例全文を通してみていきましょう。

ただいまご紹介いただきました、松田君の勤務先上司にあたります、北川でございます。松田君、美樹さん、本日はご結婚誠におめでとうございます。ご両家ならびにご親族の皆様におかれましても、心よりお祝い申し上げます。
一礼する主賓の男性
諸先輩方を前に誠に僭越ではございますが、ご指名を賜りましたので、一言お祝い申し上げます。
皆さまどうぞご着席ください。新郎松田君は、営業1課の一員として毎日取引先をかけまわっています。松田君は入社当時の研修から、何でも人一倍真面目に、一生懸命に取り組んでいる青年でした。その実直な性格を活かし、松田君は、今では取引先でも厚い信頼を得るようになりました。
取引先からゴルフに誘われる新郎
別の担当者が出向いても、先方から松田君を指名されるほどです。
新規取引先の開拓でも目覚ましい成果をあげ、我々上司はもちろん、後輩にとっても松田君はとても頼りになる存在です。
これからの活躍も、おおいに期待しています。
そんな松田君から結婚の話を聞いた時、新婦美樹さんのことを「おだやかで優しい人」だと話してくれました。今日初めてお目にかかりましたが、聞いていた通り、優しい笑顔の素敵な方で、幸せそうなお二人の様子を微笑ましく眺めております。
見つめ合う新郎新婦
これからお二人が夫婦として歩んでいくにあたっては、幸せはもちろん、困難なことも待ち受けているでしょう。
ドイツの哲学者、ニーチェの言葉に、「夫婦生活は、長い会話である」というものがございます。楽しいときはもちろん、何か困難があったときにも、常に二人の会話を大切にし、共に乗り越えていけるような夫婦になって下さい。つたない挨拶ではございましたが、お二人へのはなむけの言葉とさせていただきます。
挨拶を締める主賓の男性
松田君、美樹さん、本日は誠におめでとうございます。

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まとめ

主賓スピーチの、ポイントと文例をご紹介しました。

自己紹介は簡潔にし、エピソードでは新郎新婦の仕事ぶりを中心に、人柄のわかるような話で新郎新婦を褒めましょう。

はなむけでは、名言や自身の経験をうまく取り入れてアドバイスを贈り、改めてお祝いの言葉で締めます。

主賓のスピーチという大役を任せてくれた期待に応えて、人生の先輩として素敵なスピーチを贈りたいですね!

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