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結婚式で主賓・上司としてスピーチ!喜ばれるスピーチのコツとは?
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結婚式で、主賓・上司としてスピーチをすることになったあなた。
新郎新婦やゲストに喜ばれるスピーチって、どういうものなんでしょうか?
今回は、主賓のスピーチの基本構成、ステップごとのポイント、喜ばれるスピーチにするコツもあわせてご紹介します。
主賓のスピーチとは?
主賓のスピーチは、披露宴の始めのほうで行われるのが一般的です。
新郎新婦の上司や恩師など、ゲストの中でもメインとなる人が選ばれるもの。
ゲストが料理などに手をつける前のスピーチなので、厳粛なムードの中でスピーチすることになります。
ここはゲストの代表として、参列者の顔ぶれなども事前にチェックしたうえで、品格のあるスピーチがしたいところ!
そこでまずは、スピーチの基本的な構成を見ていきましょう。
1 自己紹介・祝辞
2 新郎新婦のエピソード
3 はなむけの言葉
4 結びの言葉
この4ステップが基本的な構成です。
でも構成に沿って淡々と決まり文句を並べるだけでは、いまいち心に響くスピーチにはならないかも・・・
そこで、みんなに喜ばれるスピーチにするために、各ステップでのポイントをチェックしましょう!
自己紹介・祝辞
自分がどういう立場の人間なのか、自己紹介をして、祝辞を述べます。
でもこの時点で、司会者からすでに簡単な紹介を受けてからスピーチを始めていることが多いですよね。
主役は新郎新婦なので、自分の話は簡単に、さっと済ませるのがポイントです!
起立している新郎新婦や親族に、着席を促すのも忘れないで。
新郎新婦のエピソード
スピーチの中心になるエピソード。
喜んでもらえるスピーチにするために、とても重要な部分です。
会社説明はほどほどに
あなたが新郎新婦の上司である場合、エピソードを語るためには多少の会社紹介が必要になる場合があります。
新郎新婦がどんな会社で、どんな仕事をしているのか、知らない人にもわかるように説明しましょう。
でも会社の話ばかりが長くなりすぎるのはちょっと・・・
ゲストが聞きたいのは新郎新婦自身の話で、会社の話ではありません。
会社説明は簡単に、新郎新婦のエピソードが中心になるように心がけましょう。
新郎新婦を褒める
新郎新婦の人柄がゲストに伝わるようなエピソードを選びましょう。
あなたが上司なら新郎新婦の仕事ぶり、恩師なら努力して成長していった姿など、あなただからこそ知っている新郎新婦のいいところを伝えて。
普段は厳しく指導する立場にある上司や恩師でも、この日ばかりはお説教のようにならないように気をつけましょう。
ただ、過剰に褒めすぎるとわざとらしくなるので注意。
新郎側の主賓なら新婦を、新婦側なら新郎を褒める言葉も入れると、なお好印象です。
タブーな話題
クスッと笑いを誘うような新郎新婦の失敗談を入れると、場がなごんでとてもいいスピーチになります。
でも、やりすぎて「悪口」になってしまうと、新郎新婦やゲストを嫌な気分にさせてしまうかも・・・
そんなつもりはなくても、新郎新婦をけなすような話題はタブーです。
下ネタや暴露話など、ウケを狙っての下品な話題もNG。
堅苦しすぎるスピーチも、聞いていて退屈なものです。
多少の笑いを入れるのはおすすめですが、主賓・上司のスピーチには「品格」が大切ということを、忘れないようにしましょう。
どんな会場での披露宴なのか、ゲストは何人くらい来るのか・・・
披露宴の雰囲気やゲストの顔ぶれを前もって新郎新婦に確認して、スピーチの雰囲気を決めるといいですよ。
はなむけ・結び
主賓、上司の立場の人は、新郎新婦にとって人生の先輩ですよね。
これからの2人のために、アドバイスや応援の言葉をかけてあげましょう。
名言やことわざを使うのもアリ。
ただ、ありふれた名言を並べるだけではなんだか決まり文句のようですよね。
人生の先輩として、自分の経験やエピソードをからめてアドバイスすると、より心に響くものになりますよ。
ただ、「早く子供をつくって・・・」など、ふたりのこれからの子供について語るのは、あまりオススメしません。
今は色々な夫婦の形がありますから、デリケートな話題にはふれずに、応援の言葉を贈るといいですよ。
最後には改めてお祝いの言葉を述べて、ビシッ!と締めましょう。
いいスピーチにするコツ
各ステップのポイントをふまえた上で、いいスピーチにするためのコツをいくつか見ていきましょう。
長すぎず短すぎず
主賓、上司のスピーチは3~5分程度が基本。
ゲストは料理も食べずに聞いている状態ですから、あまり長すぎると喜ばれません。
短すぎても味気ないものになりますので、基本の長さを参考にして原稿を作りましょう。
原稿用紙3、4枚程度を目安にするといいですよ。
品格が大切
主賓の品格を保つためにも、言葉遣いには気をつけましょう。
正しい敬語を使い、結婚式にふさわしくないとされる忌み言葉(いみことば)はなるべく避けます。
忌み言葉の例としては、「別れる」「切れる」といった縁起の悪い言葉や、「くれぐれも」「久々」といった重ね言葉など。
たくさんあるので、原稿を作る前に調べておきましょう。
こちらの記事でも詳しく紹介していますので参考にしてくださいね。
身だしなみも、だらしない格好になっていないかきちんとチェックしておくと良いですね。
原稿を読んでもOK?
原稿を読みながらのスピーチでもOKですが、ずっとうつむいているのはあまり良くありません。
主賓の威厳がなくなってしまいますよね。
基本的には暗記するくらい何度も練習して、堂々と話せるように心がけましょう。
でも当日緊張のあまり内容が飛んでパニック!なんてことにならないためにも、メモや原稿を持って臨むといいですよ。
まとめ
ゲストの代表として、披露宴の冒頭で行う主賓のスピーチ。
自己紹介や祝辞は簡単に、エピソードは新郎新婦を褒めるような内容にするのがポイント。
会社説明が長くならないように心がけましょう。
人生の先輩として新郎新婦への応援の言葉やアドバイスも添えます。
お決まりの名言だけでなく、自分の経験をまじえて話すのが温かみのあるスピーチにするコツです。
長さは3~5分程度、言葉遣いや身だしなみにも気をつけて。
原稿を読んでもOKですが、堂々と話せるようによく練習しましょう。
大切な役割である主賓のスピーチ。
人生の先輩として、新郎新婦に喜ばれるスピーチにしたいですね!
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