海外挙式に招待された時のご祝儀ってどうしたらいい?金額相場や渡し方を紹介
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海外挙式に招待された!
そんなときの「ご祝儀」は、一体どのようにすればよいのでしょうか?
「金額は日本の結婚式と同じでいいの?」
「いつ、どこで渡せばいい?」
そんな海外挙式に出席するときのご祝儀のマナーについてご紹介します。
また、
「海外挙式に招待されたけど、欠席するのはどうなのかな・・・」
といった疑問についてもお話しするので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
海外挙式のご祝儀を考える前に押さえておきたいこと
大切な友人や親族から、
「海外で挙式するから、ぜひ出席してほしいんだ!」
なんて連絡が来たら、嬉しくてつい、二つ返事で「行く!行く!」と言ってしまいそうですね。
ただ、出席の返事をする前に、1つ確認しておきたいことがあるんです。
それは、「旅費を新郎新婦とゲストのどちらが負担するか」ということ。
「結婚式への招待」ではあるものの、誰が旅費を負担するのかは、新郎新婦の状況によってさまざまです。
そして旅費負担の話は、後ほどご紹介するご祝儀の金額にも深くかかわってきます。
気持ちよく新郎新婦を祝福するためにも、旅費を誰が負担するのかについては事前に確認しておきましょう。
特に、海外挙式の場合は現地への旅費が国内に比べると大きい金額になります。
確認をせずに、
「招待してくれるんだから、当然旅費も新郎新婦が出してくれるんだよね」
などと思っていたら、のちのちトラブルに発展してしまうかもしれません。
お金の話で気が引けるかもしれませんが、わだかまりを残さないようしっかり確認するようにしましょう。
海外挙式にご祝儀は必要?いくら包む?
海外挙式のご祝儀は、旅費の負担の仕方によって2パターンに分かれるとされています。
それぞれ詳しくご説明しますね。
旅費の一部or全額を新郎新婦が負担してくれる場合
新郎新婦が旅費を負担してくれる場合は、ご祝儀を用意するのが一般的です。
海外での挙式となると、ゲストにとっての負担も少なくないもの。
そんななかで、「はるばる来てくれるのだから旅費はこちらで出します」と言ってくれる新郎新婦の心遣いはありがたいですよね。
新郎新婦に旅費を負担してもらったのであれば、ゲストは「お祝いの気持ち」としてご祝儀を包むのがマナーと言われています。
ご祝儀の相場は、基本的に国内の結婚式に参加するときと大きく変わりません。
ご祝儀の相場として一般的な3万円をベースに、年上か年下か、友人や親族かなど、立場に合わせて決めましょう。
立場別のご祝儀相場についてはこちらの記事で紹介しています。
【結婚式ご祝儀の相場】いくら包む?会社・友人・親族などの立場やケース別のマナーを解説!
なお、行き先やシーズンによっては負担してもらう旅費が高額になるケースもあります。
新郎新婦の負担額が想定よりも高くなる場合は、相場に少しプラスして包むと気配りが感じられそうですね。
旅費をゲストが全額負担する場合
ゲストが旅費を全額負担する場合、基本的にご祝儀を用意する必要はないとされています。
新郎新婦としても、ゲストに旅費を負担してもらう代わりにご祝儀は辞退する、といった形をとることが多いよう。
この場合、招待状には「ご祝儀などのお心遣いは不要です」と記載するようです。
「ゲストが旅費を自己負担してまで出席してくれる」ということ自体が、新郎新婦にとってお祝いになります。
それでも、「何かお祝いを渡したい!」と思うのであれば、ちょっとしたプレゼントを贈るのが良いかもしれません。
お祝いのプレゼント選びについてはこちらの記事をチェックしてみてくださいね!
【結婚祝い】喜ばれるプレゼントって?選び方や相手別の金額相場、マナーも解説!
ご祝儀は国内で渡そう
先ほどご説明した通り、旅費を新郎新婦に負担してもらった場合はご祝儀を用意します。
ただし、そのご祝儀は海外挙式に持っていかず、結婚式の前後に国内で渡すようにしましょう。
国内の結婚式では、当日に受付でご祝儀を渡すのが一般的ですが・・・
海外挙式の場合は、そもそも受付が設けられていないことも少なくありません。
また、海外では場所によって日本ほど治安が良くないところもあります。
飛行機などでの移動が多い分、荷物をなくしてしまう、なんてことも。
新郎新婦は、
「ゲストからの大切なご祝儀に、もしものことがあったら大変」
「あまり現地で高額の現金を持ち運びたくないな・・・」
と思っているかもしれません。
ご祝儀は日本国内で渡した方が、新郎新婦に安心してもらえるでしょう。
欠席するのはどう?
海外挙式の場合、日本国内での結婚式に比べるとなかなか気軽には参加できないですよね。
ゲストにとってはご祝儀だけでなくまとまった休みを取る必要もあって、負担がかかりがち。
新郎新婦もそれを承知で海外挙式を望んで、
「できたら来てくれるとうれしいな・・・」
という気持ちでゲストに声をかけている場合もあるでしょう。
そのためスケジュールやお金の都合がつかなければ、無理をせずに欠席するという手もあります。
親族の場合はできるだけ出席するようにお願いされるかもしれませんが、友人として招待された場合ならお断りしても失礼にはなりません。
新郎新婦もゲストの負担を理解しているはずなので、丁重に伝えればきっと理解してもらえるでしょう。
式への参加をお断りする場合、ご祝儀は必ずしも贈る必要はありません。
でも「せっかく誘ってくれたのだから」とご祝儀やお祝いの品物を贈る人もいるようです。
結婚式を欠席する場合のご祝儀についてはこちらの記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
招待された結婚式を欠席…ご祝儀の金額や渡し方はどうする?【パターン別に解説】
まとめ
新郎新婦から海外挙式へ招待された場合。
確認しておきたいのは、「旅費を誰が負担するのか」ということ。
・新郎新婦の負担がある場合、ご祝儀が必要
・ゲストが全額負担する場合、ご祝儀は不要
というのが一般的なマナーになります。
ご祝儀が必要な場合、相場は日本国内の結婚式と同じでOK。
新郎新婦の負担額が大きくなってしまう場合は、相場に少しプラスして渡せると気配りが感じられますよ。
ご祝儀は、海外挙式をする現地ではなく、挙式の前後に日本国内で渡した方が新郎新婦にとって親切かもしれません。
また海外挙式のお誘いを断る場合、ご祝儀を包む必要はありませんが、お祝いの気持ちとしてご祝儀やプレゼントを贈ってもいいでしょう。
いずれにしても、お祝いの気持ちがしっかりと伝わるようにしたいですね。
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