冬の結婚式、ボレロはどう選ぶ?お呼ばれドレスの羽織もの、おすすめを紹介!
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ドレスの上に羽織るボレロは、冬の結婚式に欠かせないアイテムですよね。
結婚式には、どんなボレロを選べばいいのでしょうか?
このページでは、冬の結婚式にふさわしいボレロの選び方とマナーについて、ご紹介します。
どうしてボレロが人気なの?
お気に入りのドレスがノースリーブだけど、挙式中は露出を控えたい・・・。
そんなときに役立つのが、ドレスの上の羽織ものです。
露出を控える目的だけでなく、羽織があると「ドレス1枚よりもコーディネートに締まりが出る!」なんてことも。
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まさに一石二鳥の羽織もの、結婚式で選ばれるものには、ボレロのほか、ストールやジャケットがあります。
ボレロはストールと比べて着崩れしにくく、またジャケットほどはカッチリせず、着心地の良さがポイント!
特に半袖ボレロは、すっきりとスタイルよく見えるので使いやすいアイテムです。
ボレロを1枚持っていれば、見た目に気をつかいながらも、動きやすく快適な一日を過ごせそうですね。
ボレロの素材に注目!
シフォンやシルク素材が◎
「フォーマルさ」が肝心!
フォーマルな場である結婚式には、ゲストも適度にドレスアップして出席するのがマナーとされています。
ボレロの素材も、シフォンやシルク、サテンなど、光沢や透け感があるものがおすすめ。
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コットンやニットといった、カジュアルな素材は、避けた方が無難です。
ドレスに合ったフォーマルな素材を意識するといいですね。
寒さ対策はコートで!
冬でも会場まではコートを着ているし、会場内は空調がきいていて、暖かいはず。
だからボレロを選ぶときに、そこまで防寒としての役割を考える必要はないよう。
寒さ対策を考えるあまり、カジュアルな素材を選ぶのは控えておいた方がよさそうですね。
ニットはカジュアルな印象に
防寒具としてのコートの選び方については、こちらの記事をご覧ください。
結婚式にはどんな「コート」を着ていく?選び方やマナー、男女別のおすすめコートをご紹介
季節感を出したいなら、ベロア素材のボレロがおすすめ。冬の結婚式によく合いますよ。
ベロア素材
ファーのボレロはNG?
あたたかくて冬にぴったりなファーのボレロですが、気をつけたい点もあるよう。
それは、毛が飛んで隣のゲストの服についたり、料理のお皿に入ったりしないよう心がけること。
また、「防寒着」の部類に入るような、もこもこのファーボレロはコートと同じような扱いになる場合も。
防寒着はクロークに預けることがマナーとされています。
かなり毛量のあるファーボレロを着て行く場合は「会場前まで」ということになりますね。
ファー素材には他にも配慮したい点があるので、結婚式で身に着ける予定の人はこちらもご覧ください。
ドレスの色と合わせたコーディネートを
素材だけでなく、ドレスとの色合わせも、ボレロを選ぶときに大切なポイントですよね。
基本的には、ボレロとドレスで色の濃淡をハッキリさせるコーディネートがオススメ。
黒ドレス×ゴールドのボレロ
サーモンピンクのドレス×黒ボレロ
・・・こんな風に濃淡をつけると、全体が引き締まってメリハリのあるコーディネートに!
ボレロの色選びに迷った時は、「ドレスと濃淡をつける」を思い出せば上手くいくはずです。
カラーコーディネートについてはこちらの記事にもくわしいので、参考にしてくださいね。
結婚式のお呼ばれドレス、カラーマナーと色別おすすめコーデって?
あえて濃淡をつけず、ドレスとボレロを同系色でそろえれば、落ち着いた大人の印象に。
でもその場合、気をつけたい組み合わせが2パターンあります。
要注意!淡い色のドレス×淡い色のボレロ
要注意!黒ドレス×黒ボレロ
淡い色同士の組み合わせは、写真を撮ったときに色が飛んで、真っ白に見えてしまうことも・・・。
白といえば、結婚式では花嫁の色。
被ってしまうのは避けたいところです。
ということで、ドレスが白に近い色味の場合は、ボレロは濃い色にするのがベスト。
また黒同士の組み合わせは、まるでお葬式に行くような暗い印象で、結婚式にはふさわしくないとされています。
ドレスが暗い色であれば、ベージュやシルバーなど明るい色のボレロを使いましょう。
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お呼ばれコーディネートの黒の取り入れ方については、こちらの記事もご覧ください。
結婚式お呼ばれの服装、黒コーディネートのOK・NGラインって?
多種多様、こんなボレロもある!
ボレロと言えば、丈はウエストより短く、胸元は留めずにひらいたまま、というのが典型的なイメージ。
しかし、実際にはさまざまな形やデザインのボレロがあるんですよ。
スタンダードなボレロがしっくりこない・・・という人にもオススメのボレロを紹介していきますね。
楽ちんだけどきっちり見え!ジャケットタイプ
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すっきりとしたシルエットに少し長めの丈。
ボレロのなかには、一見するとジャケットのようなものも。
ゆったりとした袖や柔らかな質感には、ボレロらしい魅力も感じます。
「ボレロは甘くなりすぎて苦手!」という人には、きちんと感を演出できるこのタイプがオススメです。
軽やかだけど着崩れしない!ストールタイプ
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軽やかで華やか、見た目はストールそのものなボレロもあるんですよ。
実は内側に腕をとおす袖がついていて、動かしてもズレないようになっています。
「ボレロよりもストールのデザインが好みだけど、着崩れが気になる・・・」という方にぴったりのボレロです。
長袖ボレロってアリ?ナシ?
結婚式の会場で見かける多くのボレロが、七分袖や半袖のものかと思います。
七分袖や半袖のボレロはドレスとのバランスもとりやすく、こちらを選ぶ人の方が多いようです。
「じゃあもしかして長袖のボレロってマナー違反なの・・・?」
いいえ、そんなことはありません!
長袖でも「失礼に当たる」なんてことはないんですね。
ただし肌を多く隠す長袖ボレロは、どちらかというと昼の結婚式向き。
夜のパーティーでは、適度に肌を露出し、華やかさを演出する人が多いようです。
昼と夜のドレスコードの違いについては、こちらの記事もご覧ください。
【女性の服装マナー】結婚式お呼ばれのOK・NGって?年代別の服装やゲスト実例もご紹介
もちろん、理由があって腕を出したくない人や、どうしても長袖がいい人は、長袖でも大丈夫。
長袖のボレロにも素敵なものがたくさんあるので、探してみるといいですね。
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まとめ
ボレロを選ぶときは、防寒はあまり意識しなくてOK。
フォーマルな素材のものを選びましょう。
ファー素材は冬でも避けた方が無難ということでした。
また色については、ドレスの色との組み合わせを意識し、濃淡のメリハリをつけるといいですね。
ジャケットやストールのような見た目のものから長袖のものまで、様々なタイプがあるボレロ。
結婚式にふさわしい、素敵な一着を見つけてくださいね。
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