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結婚のメリット・デメリットっていったい何?税金や扶養などお金の制度もFPが解説!

結婚のメリットを浮かべる新郎新婦

公式インスタグラムはじまりました!

結婚すると、どんなメリットがあるの?デメリットは?

そんな気になる結婚のメリット・デメリットを、先輩カップルへのアンケート結果とともにご紹介!

結婚することで受けられるお金に関する優遇措置についても、詳しく解説します。

INDEX

「結婚して良かった」と感じている人が9割!

結婚スタイルマガジン編集部がInstagramで実施したアンケートによると(※1)、既婚者の約9割が「結婚してとても良かった」「どちらかというと良かった」と回答していました

理由として多かったのは、

・好きな人と人生をともにできるのが幸せ
・一緒にすごす時間が増えて毎日が楽しい!
・楽しいことも辛いことも共有できる安心感
・常に味方になってくれる人がいることで精神的に安定したから

など。

「好きな人と家族になれる」「精神的な支えができる」といったことを結婚のメリットと考えている人が多いんですね。

こうした生活面・精神面のメリットのほか、結婚にはお金の面でもメリットがいくつかあります。

まずは、結婚の「お金」に関するメリットについて詳しく見ていきましょう。

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「お金」に関するメリット

家賃・生活費の負担が減る

お互いに一人暮らしをしていたカップルが結婚して一緒に住み始める場合は、結婚前よりも家賃や生活費の負担が軽くなる傾向にあります。

一人暮らしの時より広い家に住む必要がでてくるかもしれませんが、元々払っていた家賃の2倍よりも安いところに住めば、一人あたりの負担は少なくなります。

水道代や光熱費についても、それぞれ払うよりも共同生活のほうが合計額は安くなりやすいです。

結婚すれば家賃・生活費の負担が減る

食費も、一人分の材料を買うよりもまとめ買いをした方がお得な場合が多いですよね。

総合的な家賃・生活費を抑えられるのは大きなメリットといえそうです。

経済的に安定しやすい

共働きの場合は世帯の収入が大幅にアップ!
どちらかが病気などで働けなくなったとしても、一方が支えることができます。

どちらかが専業主婦(夫)の場合も、家事や育児の多くを担当してもらうことで、夫(妻)は仕事に集中できますよね。

仕事に集中して業績を上げる男性

その結果、長期的にみて世帯の収入アップにつながるともいえます。

無駄遣いをしにくくなる

結婚をすると、独身のときと比べて家の購入や子どものことなど将来をより現実的に考えるようになり、自然と無駄遣いが減る人も多いよう。

特に家計を一つにまとめる場合は、「家族のお金だから」という意識が芽生え、無駄な出費をしにくくなりそうです。

貯蓄がしやすくなる

これまで解説したように、世帯の収入が増えたり、総合的な生活費が抑えられたりした結果、貯蓄がしやすくなります。

二人で目標金額を決めて励ましあうこともできるので、独身のときより楽しく貯蓄ができそうですね。


以上のメリットに加えて、入籍をすると税金や社会保険などの優遇措置を受けられる場合があります。

「配偶者控除」や「家族手当」・・・なんとなく聞いたことがある人もいるかもしれませんね。

ここからは入籍すると利用できる「お金の制度」について解説します。

入籍すると受けられる「お金」の制度

「配偶者控除」と「配偶者特別控除」

控除額の表 詳細は以下

例えば夫が働いていて、妻が専業主婦かパートなどで収入が少ない場合、「配偶者控除」や「配偶者特別控除」を受けることができます。

「配偶者控除」とは、配偶者の年収が103万以下なら、納税者の所得から38万円控除されるという制度。

配偶者控除の額
納税者の年収 配偶者控除
900万円以下 38万円
900万円超950万円以下 26万円
950万円超1000万円以下 13万円

たとえば、夫の課税所得が500万円(所得税率20%)の場合、所得税の負担が年間7.6万円安くなります。

※控除額38万円×20%=7.6万円

もし収入が103万円を超えても、150万円以下なら同じく38万円、201万円までなら収入に応じて段階的に控除が受けられるというのが「配偶者特別控除」です。

このどちらかを受けることができれば、夫の手取りがアップして世帯収入が増えますね!

ただし、「納税者(この場合夫)の収入が1000万円以下」という条件付きなので、収入がそれ以上の世帯は控除を受けることはできません。

国税庁 配偶者控除

国税庁 配偶者特別控除

社会保険の扶養に入ることができる

扶養に入っている女性のイラスト

結婚すると、社会保険の扶養に入ることができます。
例えば夫が会社員の場合、夫が加入している社会保険に妻も入れてもらうことができるんです。

つまり、社会保険料を支払わなくても、健康保険と厚生年金に加入できるということ。

年収が130万未満なら扶養に入ることができるので、専業主婦(夫)やパートなどの場合には嬉しい制度ですね。

ただし一方が自営業などで国民健康保険や国民年金に加入している場合、もう一方は年収に関係なく扶養に入ることができません。

不妊治療の支援事業

子どもを望んでいる夫婦を対象に、不妊治療の経済的負担を軽減する制度として、「特定不妊治療助成」があります。

病院

これを利用すると、1回あたり最大30万円の助成金を受け取ることができます。

最近では、入籍している夫婦だけでなく一部の事実婚の夫婦も対象とされるようになったそう。

詳しい支援内容や条件については、自治体のホームページを見てくださいね。

厚生労働省:不妊に悩む方への特定治療支援事業

新婚世帯に家賃補助を行う自治体も

自治体によっては、新婚世帯に向けて家賃や引っ越し費用の補助を行っています。

引越し

年齢や年収に制限がある場合もあるので、気になる人は「○○県 新婚 家賃補助」などのワードで調べてみてください。

家族手当

扶養している家族がいる場合は「扶養手当」が、結婚して家族がいる場合は「家族手当」が会社から毎月数千~数万円ほど支給される場合もあります。

これは会社によるので、勤め先に確認してみるといいでしょう。

以上、入籍すると受けられるお金の制度を紹介しました。

事実婚など、入籍をしない場合の控除や社会保障制度については、こちらの記事で解説しています。

入籍しなかったら何か問題ってあるの?入籍しないデメリットとは

子育てに関するお金の制度については、こちらの記事も読んでみてくださいね。

妊娠~出産でかかる費用・もらえるお金の制度を総まとめ!

続いては、結婚の生活面・精神面におけるメリットを、「結婚スタイルマガジンSNSアンケート(※2)」で集まった先輩カップルの声とともにご紹介します。

「生活面」のメリット

自分の家庭ができる

家庭を持ったことを実感し微笑み合う夫婦

結婚すれば、自分の家庭ができます。独身時代とは生活が大きく変わるといえるでしょう。

結婚をしてから責任感を感じるようになり、自分のためではなく家族のために行動するようになりました。家事や仕事も以前よりがんばれます

といった声もありました。

家庭を持つことで、心境の変化が起こったり行動に変化が出たりする人もいるようですね。

安心して子どもをもてる…!との声も

妊婦

結婚することで、安心して自分の子どもを望むことができるという意見もあります。

結婚をしなくても子どもを産み、育てることはできますが、結婚せずに一人で育てるのは、二人で育てるのに比べると、家事に育児と負担も多いもの。

やはり結婚して二人で力を合わせて育児ができれば、経済面でも精神面でも安心ですよね。

男性も、子どもをもてることは結婚の大きなメリットと考えている人が多いようです。

子供と遊ぶ父親

大好きな人との子どもに出会えたことがなによりの幸せです

・・・なんていう人も。

子どもがいることで楽しみや生き甲斐が増え、人生が豊かになったという声も聞かれます。

家事や健康管理が楽になる

家事を分担して喜ぶ男女の様子

実家暮らしだった人は別ですが、一人暮らしから結婚した場合、家事が二人で分担できるので負担が減ります。

二人で暮らすからといって家事が2倍というわけではないので、大人の手が二人分あると家事が楽になりそう!

一人だとサボりがちな健康管理も、一緒に暮らす人がいれば、気をつけてもらえるという点もありがたいですよね。

もし病気になっても、そばに信頼する人がいるはとても心強いです。

「精神面」のメリット

親を安心させられる

両親

親を安心させられたのも、結婚してよかったと思う理由の一つです。私が幸せそうにしているとやっぱり親も嬉しいみたい 

なかなか結婚しないと、

「私たちがいなくなってから、この子はどうなるの?」
「早く身を固めてほしい」
など、親に心配されることも。

結婚して幸せな姿を見せることは、親孝行と言えそうです。親に安心してもらえたら、自分たちも少しほっとできそうですね。

周囲のプレッシャーからも解放される

結婚のプレッシャーから解放されて爽快な女性

「結婚はまだ?」「いい人いないの?」
独身で年頃の方なら、一度は言われたことのある言葉ではないでしょうか。

もちろん余計なお世話なのですが、この類の質問をいちいちかわすのも、面倒なものです。

結婚してしまえば、そんな周囲からの余計なプレッシャーともサヨナラできます。

将来の不安から解放される

男性から救いの手を差し伸べられている女性※この女性の個人的な悩みです

ずっと一人で生きていくのだろうか・・・老後はどうする?
結婚して家庭を持つことで、そんな不安や孤独感から解放される人も多いのではないでしょうか。

どんなときも味方になってくれる存在ができて心強いです。いつも楽しませてくれるし、悩んだときは支えてくれます

一生を共にする相手ができる。互いに支えられる味方がいる。それだけで、未来が明るくなる気がしますね。

居場所ができる

自宅で幸せそうに子供を見る夫婦

家庭という居場所があることで、精神的にも安定しそう。

嬉しいときは一緒に喜んで、つらいときは慰めてくれる・・・そんな相手の存在は安心感を与えてくれるでしょう。

楽しいことも辛いこともこの先ずっと共有できると思うと安心感があります

家に帰れば好きな人が待っていてくれる!二人でのんびり過ごす時間が心地よいです

自分の確固たる居場所があるということで、仕事もバリバリ頑張れるという人も多いようです。

好きな人と人生をともにできる

幸せそうなカップル

好きな人と一生一緒にいられることが、何よりのメリットと考える人も多いようでした。

結婚して良かったと思うことは色々あるけれど・・・やっぱり一番は、これからの人生をずっと大好きな人のそばで過ごせること!

ごはんを食べたり家事をしたり、どんなことも二人でできるのが嬉しいです。毎日が楽しくなりました

好きな人とお付き合いしても、いずれ心変わりなどでお別れすることがあるかもしれません。

結婚してももちろんそんな可能性はゼロではないですが、法的に「夫婦」になることで結びつきはより深いものになりますよね。

恋人時代とはまた違った結びつきの強さに、頼もしさと喜びを感じる人が多いようです。


以上、結婚のメリットをお金の面から生活面、精神面まで詳しくご紹介しました。

では、反対に結婚のデメリットはどんなものがあるのでしょうか?

結婚のデメリットってどんなこと?

自由が減る

家事や育児が足かせとなり、自由を制限されている夫婦

結婚したらどうしても自分のことにかける時間は減ってしまいます。

子どもがいればなおさら、家事や育児に割く時間や労力はかなりのもの。

気ままに友人と遊びに行ったり、ゆったりと自分の時間を楽しんだりすることは難しいかもしれません。

酔っ払って玄関で寝ている夫を見て怒る妻

もちろん、結婚相手以外との恋愛はもってのほかです。

でもその分、愛する家族と過ごす喜びがありますよね。
パートナーや子どもと過ごす時間は特別で、かけがえのないものです。

独身のときのように自由はなくても、別の幸福感がきっとあるはず。

疲れたときは二人で協力して、お互い順番に自分の時間を確保できるようにするなど、工夫するといいですね。

お金が自由に使えなくなる

子供に散財を諭されている様子

結婚して経済的に安定しても、好きなことに好きなだけお金を使ったり、いつでも遊びに行ったりするのは難しくなります。

二人の将来にむけた貯金や、子どもを育てる場合には子どものための教育費・養育費も必要です。

結婚したら、自分の給料をすべて自分で使う・・・というわけにはいかないんですね。

でも家族のために働くということは、一人のときよりとてもやりがいを感じられそう。
自分を必要としている家族がいる・・・そう思うと、モチベーションもあがりそうです。

どうしても欲しいもの、したいことがある場合は、二人で相談して家計に負担がかからない程度にお金を使うのもアリですよ。

責任が増える

責任の重みに苦しむ男性

特に男性のなかには、「自分が家庭を守っていかなければ」と、責任の重さをずっしりと感じる人もいます。

責任があるからこそ頑張れる!というときもあれば、その重さがプレッシャーになるときもありますよね。

例えばもし仕事がつらかったとしても、「家族が路頭に迷う」と思い簡単には辞められなかったり、「自分がしっかりしなければ」と頑張りすぎてしまったり。

確かに家庭をもつことは責任が増えることでもありますが、責任は男性だけが持つものではありません。

つらいときは妻に相談し、二人で家庭を維持していくことが大切です。
二人一緒なら、きっと責任も心地よく背負っていけますね。

子育ての負担が増える

子どもを育てることは幸せを与えてくれますが、それでも育児の負担は重いもの。

もちろん夫婦で分担するとはいえ、子どもがいたら仕事で疲れて帰った日でも、あとは寝るだけ・・・というわけにはいきませんよね。

特に女性は、妊娠・出産をするには仕事を休む必要があり、その場合ブランクも生まれてしまいます。

女性にとって仕事と育児の両立は、結構大変なことなんですね。

専業主婦の場合でも、家事や初めての育児が自分一人にのしかかってきたら、それはとてもヘビーです。


最近では、男性の育児休業制度も充実してきています。

パパと赤ちゃん

「産後パパ育休」や、育休時の就業制限、育休の分割取得など、育児休業の取得や子育てをしやすい制度はどんどん拡大しています。

こうした制度も活用しながら、
「二人の結婚生活」「二人の子ども」という意識を持って、夫婦で一緒に楽しめるといいですね。

育児休業制度について(厚生労働省)

親戚付き合いが増える

夫の実家から帰省の予定を聞かれて困惑している妻

結婚すると、義両親をはじめお互いの親戚ともお付き合いが始まります。

節目節目の挨拶や帰省など・・・。
慣れない人にとっては、煩わしく感じることも。

子どものころから親しみのある自分の親族とは違い、気を遣うことも多いですよね。
でも家族・親族が増えるのは幸せなことでもあります。

礼儀を欠くことのないようにふるまい、適度な距離で接するうちに、新しい家族の中でも自分の居場所ができるかもしれませんよ。

簡単に別れることはできない

結婚したら簡単には別れられない男女

付き合っているだけなら、「さよなら」と言うだけで別れることができます。
でも結婚したら、そこまで簡単ではありません。

お互いの家族も巻き込んでしまいますし、子どもがいればなおさら大変。
離婚届を出したあとも、名義変更などさまざまな手続きが必要になってきます。

考えるだけでもすごく体力・精神力がいりそうですね。

でもそもそも、始めから「いつか別れる」と思って結婚する人はいませんよね。
「一生一緒にいたい」と思って結婚するのですから、これは考えておかなくてもいいデメリットかもしれませんね。


※2023年1月時点の情報を基にご紹介しています。

※1「結婚スタイルマガジン」SNSアンケート
調査時期:2023年1月
回答人数:373人
※2「結婚スタイルマガジン」SNSアンケート
調査時期:2022年5月(1回目)、2023年1月(2回目)
回答人数:48人(1回目)、27人(2回目)

【お金の制度についての監修】宮本 亮太朗
ファイナンシャルプランニング技能士2級

結婚スタイルマガジンって日本NO.1の式場予約サイトだって知ってた?

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まとめ

結婚のメリット・デメリットについてご紹介しました。

お金に関するメリットは

・家賃・生活費の負担が減る
・経済的に安定しやすい
・配偶者控除などの税制優遇などを利用できる

などがありましたね。

生活面・精神面のメリットは

・安心して子どもをもてる
・家事や経済面の負担が減ることも
・親を安心させられる
・孤独や将来の不安から解放される
・好きな人と生活ができる

など。長い人生をともにする相手ができることで、安心感や幸せを得られるんですね。

一方でデメリットについてはこんな声がありました。

・自由が減る
・お金が自由に使えなくなる
・親戚付き合いがふえる
・簡単に別れることはできない

でもメリット・デメリットばかりで測れないのが結婚生活。
メリットは最大限に活かし、デメリットは二人で解消して、楽しい結婚生活にしたいですね!

事実婚のメリット・デメリットについて知りたい方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。

事実婚とは【わかりやすく】入籍しないメリット・デメリット、手続きや決めておくべきこと

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