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通い婚とは?メリット・デメリットから選んだ理由、夫婦円満のコツまで一挙紹介!

ドアの前で寄り添うカップル

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「通い婚」って聞いたことがありますか?

結婚のカタチが多様化している今、注目されている結婚スタイルのようです。

そこで今回は、通い婚の基礎知識や、通い婚を選ぶ理由、メリット・デメリットなどを詳しく解説!

円満な通い婚にするためのポイントもあわせてお話しします。

INDEX

「通い婚」ってどういうもの?

そもそも「通い婚」とは?

「通い婚」とは、結婚した夫婦が別々の場所に住みながら、定期的に相手の家を訪れて暮らすスタイルのこと。

結婚すると同居する人が多いですが、通い婚では、基本的には同居しないんですね。

妻の家に訪れる夫

特に決まったルールはないので、会う頻度も夫婦によってさまざま。

また、一緒に暮らさないので「別居婚」と呼ばれたり、毎週末に会う場合は、「週末婚」と呼ばれたりすることもあるようです。

最近では、「結婚=同居」とは言えないのかもしれません。
ライフスタイルも多様化しているので、結婚のカタチも人それぞれ、ということのようですね。

昔は「通い婚」が一般的だった?

平安時代では、「通い婚」が当たり前だったよう。

この時代は、夫が妻の家を訪れるのが主流だったため「妻問婚(つまどいこん)」とも呼ばれていたそうです。


平安貴族

ただ、平安時代の通い婚は、
・妻は夫がくるのを待つのみ
・子どもは妻の家で育てる
などの決まりがあったそうなので、現代の「通い婚」とは少し違うかもしれませんね。

昔の通い婚に比べると、現代の通い婚は、お互いの意思を尊重した自由なスタイルと言えそう。

そんな通い婚は、どんな理由で選ばれているのでしょうか。

次は、通い婚を選んだ理由を見てみましょう!

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通い婚を選ぶ理由

通い婚を選ぶ理由は人によってさまざまですが、大きく分けるとこの3つのようです。

・仕事の事情
・家庭の事情
・通い婚スタイルに魅力を感じる

ひとつずつ、詳しく見ていきましょう!

仕事の事情

元々お互いの住居も職場も離れている、というカップルもいますよね。

このようなケースで、結婚しても退職せず、ふたりとも仕事を続けたい場合は、同居が難しいことも。

職場

その場合、通い婚というスタイルをとることがあるようです。

また、どちらかが転勤族という場合、同居しようと思うと相手に合わせて何度も引っ越しを繰り返すことになります。

子どもが大きくなった場合などは、そのたびに転校など負担もかかるよう。

こういったケースでも、転勤するほうが単身赴任をして、残った家族は同じ場所で暮らし、お互いが定期的に行き来する「通い婚」を選ぶ夫婦もいるようです。

家庭の事情

結婚するのはふたりでも、家族はふたりだけではありませんよね。
例えば、お互いの両親が高齢になり、介護が必要になることもあります。

介護

そんな時、両親を自分たちの家に呼び寄せられたら問題ないかもしれませんが、そうはいかないパターンも。

「家が狭くて両親と同居できない」「両親が住み慣れた家や地元を離れたがらない」など、さまざまなケースがあるようです。

その場合、夫(妻)と別居して実家に戻り、親の介護が終わるまで「通い婚」になる、ということもありえますね。

通い婚スタイルに魅力を感じるから

この後詳しくお話ししますが、通い婚にはさまざまなメリットがあります。

そんな「通い婚」に魅力を感じ、特に通い婚にしなくてはいけない事情がなくても、「通い婚がいいから通い婚にする!」という夫婦もいるようです。

頷く女性

同じ「通い婚」を選んでいる夫婦でも、事情はそれぞれのようですね。

次は、気になる「通い婚」のメリット・デメリットを見ていきましょう。

通い婚のメリット・デメリット

メリット

自分の時間が持てる

通い婚では、同居婚と違って毎日相手と一緒に過ごすわけではありません。

基本的に今までの自分のライフスタイルと同じでOKなので、自分の時間を確保しやすいと言えそう。

コーヒーで寛ぐ女性

また、疲れて家に帰っても、夫(妻)がいればそれなりに気を遣ったり、家事分担でモヤモヤしたり・・・

なんてこともありそう。

通い婚なら、この辺りのストレスを感じることも少なそうですね。

仕事を続けやすい

一昔前は、「女性は結婚したら仕事を辞めて家庭に入る」というのが当たり前でした。
でも今では、結婚しても仕事を続けたい!という女性はたくさんいます。

働く女性

先ほどもお話ししましたが、ふたりの職場や住居が遠い場合、どちらかが退職しないと同居が難しいことも。
でも通い婚を選べば、ふたりとも仕事を続けることができそう。

独身時代に一生懸命築いたキャリアを、諦めなくていいのは嬉しいですね。

新鮮な気持ちでいられる

夫婦として同居していると、恋人時代と比べて「家族」感が強くなり、トキメキが薄れることもあるようです。

でも、たまにしか会わない「通い婚」なら、結婚しても恋人気分を保てるかもしれません。

ロマンチックなカップル

「明日は夫に会うからに美容院に行こう」
「今日は妻が来るから部屋をきれいにしよう」
など、お互いに気を遣いあえば、いつまでもトキメキを感じることができそうですね。

デメリット

お金がかかる

生活拠点が2つに分かれるので、同居夫婦よりも生活費がかかる場合が多いよう。

単純計算すると、家賃や光熱費が2倍に!
さらに遠方の場合は、会いに行くための交通費もかかりますよね。

社内と貯金箱

そのため、ふたりとも経済的に自立している人が、通い婚に向いていると言えるかもしれませんね。

相手の心変わりに気づけない可能性も

離れて暮らしていると、独身気分が抜けない場合もあるよう。
心変わりや浮気の原因にもなりかねません。

同居していれば些細な変化に気づけるかもしれませんが、通い婚の場合は気づくのが遅れることも。

普段から、電話やメッセージ、定期的に会うなどコミュニケーションは欠かさないようにしたいですね。

子どもがさみしい思いをすることも

子どもがいる夫婦の場合、両親と一緒に暮らしていないことを、寂しいと感じる可能性もあります。

子どもがお互いの家を行き来することを楽しんでくれればいいのですが、そうはいかないケースもあるよう。

寂しそうな子供の背中

また、まだ通い婚というスタイルを選択する夫婦は多くないので、周囲や子どもの理解を得にくいこともあります。

そのため、両親が一緒に暮らしていないことを、不思議に思ってしまうかもしれません。子どもの気持ちに寄り添い、うまく説明できるといいですね。

このように通い婚には、メリットもデメリットもあることが分かりました。
大切なことなので、ふたりでよく話し合って決めてくださいね。

最後に、通い婚で円満な結婚生活をおくるためのポイントを見ていきましょう。

【通い婚】円満な結婚生活をおくるコツ

連絡や会う頻度を話し合っておく

通い婚は、同居婚に比べてコミュニケーション不足になりがち。

そのため、
「毎日寝る前には電話しよう」
「週末は交互に家に行こう」
など、連絡や会う頻度をあらかじめ話し合っておくとGOOD!

指切り

お互いが忙しくしている間に、気が付いたら1ヶ月以上会っていない・・・なんてことが続くと、心の距離も開いてしまうかもしれません。

通い婚だからこそ、同居婚よりもさらにコミュニケーションを大切にしたいですね。

生活費について話し合っておく

通い婚の場合、お互いに、家賃・光熱費・食費などがかかるとお伝えしましたね。

お互いが経済的に自立し、自分の生活費を賄える場合は問題ありませんが、次のようなケースもあります。

例えば、家庭の事情で通い婚にせざるを得ないけど、片方の収入が少ないという場合。
このような場合は特に、生活費を負担する割合について話し合っておく必要があります。

また、子供がいる場合は、養育費や教育費など子育ての費用についても相談する必要がありそうです。

学校の黒板

始めにしっかり話し合い、パートナーが困らないようにしておきましょう!

また、状況が変わることもあるので、定期的に話し合う機会を設けるのがベストです。

いつまで通い婚を続けるか話し合う

通い婚というスタイルを選んだふたりでも、ずっと続けるかどうかはまた別問題。

「仕事が落ち着いたら」
「子どもができたら」
など、通い婚に期限を設けて、同居婚へ切り替えるカップルもいます。

引越しするカップル

ずっと通い婚がいい!と思っていても、状況が変わると気持ちに変化があることも。

定期的にお互いの気持ちを話し合い、すり合わせておくようにしましょう。

育児について話し合う

子どもをのぞむ、もしくはすでにいる場合は、育児についての話し合いがとても重要。

特に子どもが小さいうちは、女性ひとりで生活しながら子育てをするのは大変です。

仕事中に子供の面倒も見る女性

・妻が実家に帰り、そこへ夫が通う
・夫が育休を取って、妻の家にしばらく住む
など、サポート体制を考えておくと安心です。

また、同居婚より父親の自覚が生まれにくかったり、子どもが父親を認識しにくかったりということもあるよう。

そうならないように、通い婚でも子供と父親が関われる工夫をするといいですね。

また、「月に3回は子どもと出かける」「毎日おはようとおやすみの電話をする」など、子どもとのコミュニケーションが取れるルールを決めておくのもおすすめです。

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まとめ

通い婚について、詳しくご紹介しました。

通い婚とは、夫婦が別々の家に住みながら、お互いの家を行き来する結婚のスタイル。

仕事の都合や、親の介護など家庭の事情によって通い婚を選ぶこともあれば、通い婚の自由なスタイルが好きで選ぶ夫婦もいるよう。

そんな通い婚のメリット・デメリットはこちら。

【メリット】
・自分の時間が持てる
・仕事を続けやすい
・新鮮な気持ちでいられる

【デメリット】
・お金がかかる
・相手の心変わりに気づけない可能性がある
・子どもがさみしい思いをすることもある

ただ、連絡頻度や会う頻度、生活費や通い婚の期限などについて話し合っておけば、デメリットはカバーできるかもしれません。

どんな結婚のスタイルであれ、ふたりが納得して選んでいることが大切なので、よく話し合ってふたりらしいスタイルを見つけてくださいね。

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