結婚準備で親が意見しがちなポイントって?スムーズな対処法は?
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結婚した先輩カップルの中には、「結婚準備で親から意見されたことがある」という人もいるようです。
「結婚準備で親が意見しがちなポイント」にはどんなものがあるのか、まとめてみました。
ふたりと親、両方の希望を叶えつつスムーズに結婚準備を進めるための「対処法」もご紹介します!
ポイント1 結納、顔合わせ
婚約を正式なものとするための儀式である「結納」。
両家が食事をしながら親睦を深める「顔合わせ食事会」。
結納、顔合わせは結婚前に両家で集まって行う大切なイベントなので、
・結納と顔合わせどちらを行うのか
・両家での費用の負担はどうするのか
など、親からも意見されがちなようです。
結納、顔合わせについて知りたい人はこちらをどうぞ。
ポイント2 入籍や挙式の日取り
入籍や挙式の日取りで親が気にしがちなのが「縁起」のこと。
たとえば縁起が悪いとされる「仏滅」の日などは、入籍日や挙式日に選びたくないと反対する親もいるようです。
また挙式日については縁起以外にも、ゲストに負担がかかる「連休の中日」や「真夏、真冬」だと反対されがち。
結婚式の日取りについて詳しく知りたい人は、こちらを読んでみてくださいね。
【結婚式の日取り】どう決める?季節、お日柄、記念日…決め方のポイントを解説!
ポイント3 結婚式のゲスト
親にとって結婚式は「子供の結婚を周囲の人へお披露目する場」でもあります。
特に親族ゲストについては、ふたりが思っていたより多くの人数を親が希望して、会場の人数制限に収まらない・・・なんてことも。
また、「両家のゲスト数に差がありすぎると気になる」という親もいるようです。
ポイント4 式場の場所
結婚式場を選ぶときのポイントは「立地」。
ゲストに負担をかけないよう、「駅や空港からアクセスしやすいか」を気にする親は多いようです。
ふたりの希望の会場がアクセスしづらい場所にある場合は、ゲストのためにタクシーや送迎バスの手配を考えましょう。
ポイント5 料理、引き出物
ゲストへのおもてなしとなる披露宴の料理や引き出物も、親としては気になるポイント。
料理については、
「自分たちは洋食にしようと考えていたけれど、親からは年配のゲストでも食べられるよう、和食がいいと言われた」
引出物については、
「自分たちで品物を決めた後に、地元で『引出物には必ずコレを入れる』という風習があると親から知らされ、変更した」
といった声が上がっています。
ポイント6 新婦の衣裳
先輩花嫁の中には、「母親からドレスやアクセサリーに対して意見があった」という人もちらほら。
また、披露宴での「お色直し」(衣裳チェンジ)について意見されることもあるようです。
「ゲストを待たせることになるから、お色直しはしないでほしい」というパターンもあれば、
「せっかくだからお色直しの回数を増やしたら?」というパターンも。
事前の相談と報告が大事!
ここまで、「親から意見されがちなポイント」をご紹介しました。
結婚式のゲストに配慮するなど、口を出したくなる親の気持ちが分かる部分もあったのではないでしょうか。
とはいえ、準備が進んでから親に反対され、やり直し・・・!なんて事態は避けたいもの。
後で反対されないようにするためには、
「私たちはこうしたいんだけど、お父さん、お母さんはどう思う?」
という感じで、事前に相談しておくことが大切です。
また、実際に準備を始めてからも、進捗の報告を忘れずにしましょう。
こまめに報告すれば、親も「ちゃんと進んでいるんだな。必要以上に口出しはしないでおこう」という気持ちになるかもしれません。
「自立した姿を見せたい」
お金がかかりがちな結婚式では、親が資金の援助をしてくれるケースも多いようです。
でも先輩カップルの中には、こんな人も。
「親にお金を出してもらっていると、どうしても親の希望を叶えなきゃ・・・と思ってしまいそうなので、思い切って援助を断った」
これはたしかに有効な方法かもしれません。
ただ、ふたりの力になりたいという親の気持ちを考えると、断り方には気遣いが必要ですね。
次のような言い方なら受け入れてもらいやすいかもしれません。
「私も彼も『自分の自立した姿を見てほしい』と思ってるから、結婚式はふたりのお金だけで挙げたくて・・・」
「お父さんとお母さんも、ゲストとして『おもてなし』したいんだ」
一緒に準備を進めよう
後から親に意見されないよう、準備を親と一緒に進めたという人も。
たとえば結婚式場の見学や、衣裳の試着に付き合ってもらったり・・・。
自分では気づかなかった親ならではの視点でアドバイスをもらえて助かった、という声もあります。
特に、親族の誰を招待するか、遠方の親族の交通費はどうするかなど、親族に関する準備は親に手伝ってもらうとスムーズになりそうです。
最終期限を伝えよう
親と相談して一度はお互い納得して決めたことなのに、後になって親から
「やっぱりドレスはあっちの方がいいんじゃない・・・?」
と言われたりした人もいるようです。
後で変更したいと言われても困ってしまうでしょうから、親には
「○日以降の変更はできないって式場側から言われてるから、よろしくね」
とあらかじめ期限を伝えておきましょう。
意見が分かれてしまったときは?
親と意見が食い違ってしまったとき、すぐに親の意見を否定するのは喧嘩のもと。
親の意見は一旦受け止めて、ふたりと親の希望、両方を叶えられる可能性がないか考えてみましょう。
たとえば料理についてふたりは「洋食」、親は「和食」と分かれているなら、「和洋折衷」を提案するなど。
ふたりで良い案が思いつかなければ、式場のプランナーさんに相談してみましょう。
親を説得する際にも、「プランナーさんがこう言っていた」という言い方なら、納得してもらえる確率は上がりそう。
どうしても親が納得してくれないようであれば、自分がこだわりたい部分以外については親に譲ることも考えてみてくださいね。
まとめ
親から意見されがちなポイントとしては、
・結納や顔合わせをどうするか
・入籍や挙式の日取り
・その他、結婚式関連
などがあります。
結婚式関連では、
・誰を招待するか
・式場までのアクセスの良さ
・料理や引き出物
など、「ゲストに関わるポイント」での意見が多いようです。
準備が進んでから親に反対されないための方法としては、「事前に相談する」「親からの資金援助を断る」などがありました。
意見が分かれたときも、すぐに否定はせず、良い解決策がないかプランナーに相談してみるのがオススメです。
ふたりのためを思うからこそ意見したくなる親の気持ちを理解して、全員が納得できる形で結婚を迎えられると良いですね。
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