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フォトウェディングのみでも後悔したくない!失敗談から学ぶ、充実のフォト婚を叶えるアイデア
結婚式を挙げずに、婚礼衣裳を着て写真撮影だけをする「フォトウェディング」。
「写真だけの結婚式」「フォト婚」とも呼ばれています。
結婚式をしない「ナシ婚」の増加により人気が高まっているウェディングスタイルですが、
写真撮影だけで、本当に後悔しないのでしょうか?
「先輩花嫁はどんな点に後悔しているの?」
「結婚式だからこそできることって?」
・・・気になるポイントを盛りだくさんでお届けします!
充実のフォトウェディングを叶えるためのアイデアも紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
“フォトウェディングのみ”で後悔したことは?
フォトウェディングのみを行って「後悔している」という先輩花嫁は、具体的にどんなところに後悔しているのでしょうか?
さっそく、体験談を見ていきましょう。
1 両親や友人に晴れ姿を直接見せたかった
両親にはあとで写真を見せれば良いかな~くらいに思っていたのですが、
いざ写真を見せるとお母さんから「ドレス姿、直接見たかったな」と一言。
晴れ姿を見せてあげればよかったと後悔しました
娘・息子の晴れ姿を楽しみにしている両親は多いもの。
表向きは結婚式を挙げないことに賛成してくれていても、本音では結婚式をしてほしかった・・・という場合もあるそうです。
また、結婚式は晴れ姿で家族や友人と一緒に写真を撮れる貴重な機会。
そういった意味でも、結婚式を挙げればよかったと後悔する人がいるようです。
2 結婚を直接祝福してもらいたかった
友人の結婚式に参列したとき、みんなに祝福されて幸せそうな友人を見て、ちょっと羨ましく思いました。夫と二人きりの撮影は楽しかったけど少し寂しかったです。ドレスを着てみんなにお祝いしてもらう・・・そんな特別な時間を味わってみたかったな
二人の結婚を直接祝福してもらいたかった、という意見も。
結婚は人生の一大イベントですから、多くの人に祝ってもらいたいと思うのも自然なことですよね。
3 結婚式への憧れが捨てきれない・・・
費用の問題で結婚式を断念し、フォトウェディングのみを行いました。納得して決めたことだけど、やっぱりバージンロードやチャペルでの挙式への憧れは捨てきれないです
何らかの事情があって結婚式ができなかった場合に、結婚式への未練がのこることがあるようです。
憧れの結婚式を断念したわけですから、「フォトウェディングをしたんだから結婚式はなくて良いよね!」と、割り切れないのももっともです。
結婚式だからこそ体験できることって?
ここで、結婚式だからこそ体験できることは何なのかについても、確認しておきましょう。
大勢のゲストにその場で祝福してもらえる
友人や親族、お世話になった人など、人生で関わった人が一堂に会することはなかなかありませんよね。
多くの人に直接、門出を祝福してもらえるのは、結婚式ならではの体験といえそうです。
両家の結びつきが強くなる
結婚式を挙げることで、両家の結びつきが強くなるという考えも。
お互いの両親から祖父母、いとこまでが顔を合わせる機会はあまりありません。
両家が集まり、歓談をすることができる結婚式は、お互いの家族がどんな人なのかを知る絶好の場なんですね。
お世話になった人に感謝の気持ちを伝えられる
普段なら照れくさくてなかなか伝えられないような感謝の気持ちも、結婚式ならスピーチや手紙など自然な形で伝えることができます。
また、料理や演出などのおもてなしからも二人の気持ちは伝わるはず。
言葉・行動の両方で感謝を伝えられることで、ゲストとの絆もより深くなりそうです。
結婚式ならではの大きな感動がある
やはり、結婚式にはそれならではの特別な雰囲気があるもの。
「チャペルの扉が開いた瞬間、大好きなみんなの顔が見えて胸がいっぱいになりました」
「ベールダウンの時にお母さんが『綺麗よ』と言ってくれて・・・思わず涙が出ました」
というように、実際に結婚式を挙げてみると、大事な人たちの笑顔や言葉を受けて感動がこみあげてくる、ということも多いようです。
ここまで読んで、
「やっぱりフォトウェディングのみだと後悔するんじゃ・・・」
と思った人もいるかもしれませんが、
フォトウェディングにはメリットも多いんです。
フォトウェディングのメリットはこちら。
・結婚式に比べ、費用が抑えられる
・準備が楽
・好きな場所・シチュエーションで撮影できる
こんな声もありました。
忙しいし、結婚式にはあんまり興味はないし、でも何もしないのは寂しいかなと思い、二人の休みの日にフォトウェディングをすることに。純白のウェディングドレスを着ることで、本当に結婚したんだなぁと実感でき、けじめがつきました。良い記念になりましたよ!
結婚式に興味はないけど、ドレスだけは着たいなぁ・・・という人にもフォトウェディングはおすすめ!
また、結婚式を挙げる場合と比べて準備などの負担が少なく、たくさんのゲストを呼ぶこともないので、二人のペースで行いやすいのもメリットの1つ。
授かり婚や再婚のカップルも、フォトウェディングなら事情をあまり気にせずに行えそうですね。
メリットについてさらに知りたい方はこちら。
さらに最近では、フォトウェディングもプランやオプションが充実してきていて、できることが増えてきています。
写真の撮影だけではなく、本当に結婚式を挙げたような体験ができるものもあるんですよ。
では、具体的にはどんなものがあるのでしょうか?
充実したフォトウェディングを叶えるためのプランやアレンジ方法をご紹介します。
後悔しないフォト婚を叶えるアイデア集
両親や友達と一緒に撮影
フォトウェディングは二人だけで撮影するものと思っていませんか?
実は、家族や友人などゲストを呼んで撮影できるフォトスタジオがあるんです。
これなら、フォトウェディングのみでも大切な人たちに直接、晴れ姿を見せられますね。
撮影を見守ってもらえるだけでなく、一緒に写真が撮れる場合も。なかには、ペットと一緒に撮影ができるスタジオもあるんですよ。
家族や友人と楽しみながら、思い出を形に残せるんですね。
詳しく知りたい人はこちらをどうぞ。
家族とのフォトウェディングってどんなもの?魅力や費用、服装まで徹底解説
挙式風ショットを撮る
チャペルや神社、ビーチなどで挙式風ショットを撮影できるスタジオもあります。
バージンロードを歩いたり、指輪交換をしたり、実際に挙式をしたかのような写真を撮ることができるんです。
ナシ婚でも、結婚式を挙げたような体験ができるなんて、嬉しいですね。
一つのシーンを気に入るまで撮り直すことも可能なので、理想的なショットを残せそうです。
挙式も一緒に行う
「結婚式への憧れが捨てきれない・・・!」
という人は、いっそのこと挙式をしてしまうのもアリ。
最近では挙式つきのプランを用意しているフォトスタジオもあるんですよ。
挙式タイプも、キリスト教式・人前式・神前式など、フォトスタジオによって様々。
家族や友人の参列ができるところもあり、誓いの瞬間を見届けてもらえます。
会食やミニパーティーを行う
写真撮影のあとに少人数での会食がつくプランもあります。
なかには、婚礼衣裳を着たままで会食ができるところも・・・。
憧れの衣裳を着た喜びもそのままに、大切なゲストに結婚を祝福してもらえますよ。
ケーキ入刀や両親への手紙などの演出ができるところを選べば、披露宴さながらの会食も叶います。
また、プランを使わずに自分たちで少人数の食事会やミニパーティーを開くのも一つの方法です。
サプライズ演出を用意する
お互いや駆けつけてくれた両親などにサプライズ演出を用意するのも、特別感があって素敵です。
演出例を紹介しますね。
ファーストミートをする
結婚式当日まで衣裳を秘密にして、当日に初めてお互いの晴れ姿を見せ合う演出を「ファーストミート」といいます。
フォトウェディングでも、スタジオによっては実現可能!
感動的な瞬間を写真に残すこともできますよ。
手紙や花束を用意する
彼(彼女)に手紙や花束を渡すというサプライズ。
普段は言えないような感謝の気持ちを、この機会に伝えてしまいましょう!
撮影に両親も来る場合は、両親へ用意してもいいですね。
サプライズゲストに来てもらう
なかなか会えない友達や親族など、大切な人にサプライズ登場してもらうというアイデア。
二人だけの撮影のつもりで撮影場所に向かったら、そこには大親友が・・・!なんて、とっても喜ばれそうなサプライズです。
フォトウェディングのプランについて詳しく知りたい人はこちらをチェック!
少人数での挙式もできる?「フォト婚プラン」ってどんなものがある?
事前のリサーチ&打ち合わせが大切!
スタジオやプランの選び方、演出を工夫することで、フォトウェディングの後悔しがちなポイントをある程度カバーできることがわかりましたね。
事前のリサーチはもちろん、打ち合わせをしっかりすることは、フォトウェディングのみにしたことへの後悔だけでなく、費用や写真、サービスの質に対する後悔を減らすためにも重要になってきます。
先輩花嫁の体験談の中には、
リーズナブルなプランを選んだはずが、データや小物がなんと別料金!結局費用がかさんでしまいました
選べる衣裳が少なく、メイクも理想とは程遠い仕上がりに・・・。おまけにカメラマンさんとの相性も悪く、イメージと違った写真ばかりになりました
など、実施したフォトウェディングが想定していたものと違ったことに対する後悔の声もちらほら。
結婚式をしないからこそ「写真は納得がいくものを残したい」「思い出に残る撮影にしたい」という人も多いもの。
あとから「思っていたのと違う!」となってしまわないように、
・費用やプラン内容について気になることは事前に聞く
・好みの衣裳があるかチェックしておく
・ヘアメイクや写真の仕上がりへのこだわりをしっかり伝えておく
・不安な場合は、ヘアメイクリハーサルをしておく
・二人でどんな写真を撮りたいのかを話し合っておく
など、事前リサーチや打ち合わせを入念にして対策しましょう。
対策についてさらに知りたい方はこちらを参考にしてください。
フォトウェディングの失敗談!「こんなハズじゃ…」と後悔しないためのチェックポイントは?
そして、フォトスタジオの事前リサーチには、「結婚スタイルマガジン」が便利です!
全国各地にあるフォトスタジオの魅力を、豊富な写真とともに解説しています。
理想のフォトスタジオを見つけたい!という方は、こちらをのぞいてみてくださいね。
二人でよく話し合って決めよう
フォトウェディングのみでも後悔しないためには「二人が納得していること」が大前提。
お互いの気持ちをよく聞き、しっかり話し合うことが大切です。
近年では結婚式のカタチも多様化しています。
例えば、結婚式をしたくない理由が「人前に出るのが恥ずかしいから」というだけなら、親族のみ、または二人だけで結婚式を挙げる方法もあります。
また、「授かり婚だから結婚式は身体に負担がかかりそうで不安」という場合は、子どもが産まれてから一緒に「ファミリーウェディング(パパママ婚)」をするという選択肢も。
少しでも「結婚式を挙げたい」という気持ちがあるのなら、そうした方法を検討してみてもいいかもしれません。
こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
パパママ婚・ファミリーウェディングって?子どもと一緒に行う結婚式について徹底解説
親族のみの結婚式は魅力がいっぱい?気になる費用や進行例を分かりやすく解説します
【食事会のみの結婚式】親族メインの食事会の流れとは?おすすめの服装や演出も紹介!
「少人数結婚式」ってどんなスタイル?費用や演出、メリット・デメリットは?
「二人だけの結婚式」ってどんなことするの?費用やメリットは?
まとめ
フォトウェディングのみを行ったカップルの後悔エピソードと、充実したフォトウェディングを叶えるためのアレンジ方法をご紹介しました。
よくある後悔ポイントはこちら。
・両親や友人に晴れ姿を直接見せたかった
・結婚を直接祝福してもらいたかった
・結婚式への憧れが捨てきれない
そして、充実したフォトウェディングをするためのアイデアとしてはこんなものがありました。
・両親や友達と一緒に撮影する
・挙式風ショットを撮るor挙式をする
・会食やミニパーティーを行う
・サプライズ演出を用意する
満足のいくフォトウェディングをするには、スタジオ選びや事前リサーチをしっかりすることが大切です。
また、少しでも結婚式を挙げたい気持ちがあるなら、少人数婚や二人だけの結婚式、パパママ婚などを検討してみるのもアリ。
二人でよく話し合って、納得のいく選択をしてくださいね。
こちらの記事も参考になりますよ。
ナシ婚とは?結婚式をしないメリット・デメリットや後悔しない方法など一挙紹介!
こちらではフォトウェディングの魅力や相場、人気スポットなどについてまとめています。
フォトウェディングとは?費用からメリット、人気スポットやスタジオの探し方まで紹介!
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