コスパを考えて婚約指輪を安くお手頃、リーズナブルに買う!
「給料の3か月分が目安」と言われた時代もあり、高価なイメージの婚約指輪。
「できればお手頃な価格で手に入れたいけど・・・安く買う方法ってないのかな?」
そんなお悩みに応えるべく、品質の良い婚約指輪をリーズナブルに購入する方法をご紹介。
コスパ重視で彼女にも喜んでもらえる指輪が欲しい!というあなたは必見です。結婚スタイルマガジンは、ジュエリーブランドNIWAKA(ニワカ)のサポートで運営されています。一部NIWAKAの商品写真を使って解説していることをあらかじめご了承ください。
婚約指輪って、平均いくら?
指輪にまつわるアンケート(※1)での既婚男性の回答によると、婚約指輪の平均額は34.4万円。
給料の3か月分というほど高くはないようです。
それでもちょっと高い・・・と思った人もいるかもしれませんが、女性にとって婚約指輪は、男性の愛情や誠意の証となるもの。
結婚後は知人の結婚式や子どもの入学式といったフォーマルな場にもつけて行ける、一生ものの記念品になります。
実際、結婚した男性の72.4%は婚約の記念品を贈っており、そのうち91.1%に選ばれているのが婚約指輪。
(「結婚スタイルマガジントレンド調査2019」より。既婚の男性3281人対象)
20万円台や10万円台で買えるものもあるので、簡単に購入をあきらめてしまうのはもったいないですね。
ただ、安く買うというときに心配なのが、指輪の品質。
品質の良くない指輪を買って後悔しないよう、「高品質かつリーズナブルに」購入する方法を見ていきましょう!
ダイヤモンドのグレードを下げる
婚約指輪には大きめのダイヤモンドが留められたデザインが多く、ダイヤの質や大きさが
価格を左右します。
ダイヤの価値を決めるのは、「4C(ヨンシー)」と呼ばれる世界的な評価基準。
次の「4つのC」を指します。
Carat(カラット)
Color(カラー)
Clarity(クラリティ)
Cut(カット)
このうち、カラットはダイヤの重さの単位で、基本的に重さが増えるとサイズも大きくなり、価格は上がります。
そのため、カラット数の小さいダイヤを選べば費用を抑えられることに。
他のカラー、クラリティ、カットは段階に分けてグレード(等級)が定められます。
たとえばカラーのグレードはこんな感じで、左に行くほど評価がアップ。
グレードを下げると価格も下がりますが、あまり低いグレードだと輝きが良くなかったり、色が黄色味を帯びて見えたりするので注意。
婚約指輪に留めるダイヤとして選ぶなら、G以上が安心です。
4Cや4Cの選び方について知りたい人は、まずこちらから読んでみてくださいね。
婚約指輪に使われるダイヤモンドについて絶対知っておくべきこと3つ
リングのデザインによっても値段は違う
婚約指輪はダイヤモンドが大きくなるほど華やかになりますが、その分、お値段も高くなってしまいます。
一方で、小さ目のダイヤモンドを選ぶと婚約指輪も購入しやすい価格に収まります。
小さ目のダイヤモンドを使った、シンプルな爪ありの婚約指輪は、控えめでかわいらしい印象になるのでおすすめです。
ことのは 3157・・・シンプルな一粒ダイヤの婚約指輪
価格を抑えながらもう少しだけ華やかなデザインにしたい場合には、小粒のメレダイヤをあしらったデザインという選択肢も。
ことのは 3158・・・サイドのアーム部分に小さなメレダイヤを控えめにあしらうことで、価格を抑えつつ全体の輝きが増します
中心のダイヤモンドの脇に大き目のメレダイヤモンドを添えるタイプ
白鈴(しろすず)・・・ダイヤモンドの左右に少し大きめのメレダイヤをひとつずつ配置したデザイン
婚約指輪のアーム部分にメレダイヤを多めに並べたデザイン
花麗(はなうらら)・・・中心のダイヤモンドに近いアーム部分に、メレダイヤを少し多めに埋め込んだデザイン
メレダイヤの数が多い分、価格は少し高くなりますが、複数のダイヤモンドが一体化して大きな輝きになります。
中心のダイヤモンドの周りにぐるっと一周メレダイヤモンドが取り巻いたデザイン
ブランシュ・・・中心のダイヤモンドの側面をメレダイヤが取り巻いたデザイン
複数のダイヤモンドが集まって大きな輝きになり、中心のダイヤモンド自体が大きく見えます。
いかがだったでしょう?
婚約指輪の中心に小さいダイヤモンドを選んだ場合でも、メレダイヤの使い方によって、ずいぶん印象が変わりますね。
細かなメレダイヤがキラキラと輝くと、テンションも上がってきます。
また他には、中心に一粒のダイヤモンドを留める一般的な婚約指輪のデザインにこだわらないという手も。
小さなダイヤモンドを並べたエタニティタイプのデザイン
小さなダイヤが連なった「エタニティ」タイプを婚約指輪として選ぶ人もいます。
この場合、さらにリーズナブルになる可能性が。
特にリングの半周だけにダイヤモンドをあしらった「ハーフエタニティ」は、一周ぐるっとダイヤがついた「フルエタニティ」より安く買えることがほとんど。
ことほぎ(ナチュラルタイプ メレ・ハーフ)・・・結婚指輪としても、婚約指輪としても使えるデザイン
ぎっしりと隙間なく詰まったメレダイヤがひとつなぎの輝きを放ちます。
パニエ・・・ハーフエタニティの中でも大き目のメレダイヤを使用。華やかで婚約指輪として人気のデザインです
エタニティタイプのデザインは、メレダイヤの1粒1粒は小ぶりですが、数を集めることで華やかな印象になります。
また、結婚指輪との重ねづけによってさらに華やかになるのも大きなメリットです。
中心にパールを留めたデザイン
ダイヤではなくパールを留めたリングを選ぶ手も。
リング 白澄花(しろすみか)・・・やわらかな色合いのピンクゴールドが純白のパールに映える上品なリング
ダイヤの婚約指輪と比べると、価格はぐっとお手頃になります。
パールはダイヤと同じく、結婚後も長くさまざまなシーンで活躍してくれるジュエリー。
ダイヤにこだわらないのであれば、おすすめですよ。
婚約指輪のデザインについてもっと知りたい人は、こちらの記事も読んでみてくださいね。
婚約指輪(エンゲージリング)のデザインってどんなの?選ぶポイントを解説!
リングの素材をゴールドにする?
リング部分の素材の選び方でも婚約指輪の値段は変わってきます。
婚約指輪の素材ではプラチナが人気ですが、実はプラチナの配合によっても価格は変わってくるんです。
たとえば、Pt950という素材には、プラチナが95%配合されています。
一方、Pt900にはプラチナが90%配合されていて、値段はプラチナの割合が少ないPt900のほうが少しお手頃です。
また、もしプラチナにこだわりがなければ、ゴールドの指輪を検討してみるのもいいかもしれませんね。
プラチナよりもゴールドの指輪を選ぶほうが、少しお手頃な価格で購入できる場合が多いようです。
ゴールドの場合、プラチナと同じような見かけのホワイトゴールドが選ばれることが多いのですが、注意点も。
ホワイトゴールドのリングは、メッキ加工されているものがよく流通しています。
メッキがされている場合、使用頻度が高くなると、使っているうちにメッキがはがれてムラが表面に出てきます。
「ホワイトゴールドにしたいけど、メッキが気になる・・・」
という人には、メッキ加工していないホワイトゴールドがおすすめ。
たとえば、ブランドNIWAKAのプラチナゴールドは、ゴールドに希少なプラチナを配合し、メッキなしで美しい白色を実現した素材。
安心して使うことができます。
同じゴールドでもさらに値段を抑えたい場合は、ゴールドの純度を大きく下げるという手も。
通常、婚約指輪には金の純度が75%の「18金」が使用されることが多いです(18金は18Kや750と表記されることもあります)。
さらに「12金(12K)」や「10金(10K)」などの、18金よりも金が含まれている割合を大きく下げた素材を選べば、その分費用を抑えられます。
・12金・・・金の配合が50%
・10金・・・金の配合が41.6%
これらの素材は、アクセサリーに多く使用される素材ですね。
ただ、純度の低い12金や10金の指輪は、純度を下げるために混ぜられる金属の種類によっては、変色しやすかったり、割れやすかったりするもことも・・・。
お値段も気になるところではありますが、できれば婚約指輪は安定した品質の18金を選んだほうが安心できるかもしれませんね。
婚約指輪や結婚指輪の素材については、こちらの記事で詳しく解説しています。
婚約・結婚指輪の素材「プラチナ」「ゴールド」「ピンクゴールド」って何?
リングのボリュームにも注目
リングの素材そのものに加え、素材(金属)の使用量にも注目してみましょう。
高価なプラチナやゴールドなどの素材をたくさん使うほど、当然価格は上がります。
そのため、リングにボリュームや厚みがある指輪と比べると、細身の指輪のほうが価格は抑えやすいのは当然のこと。
ただし、細すぎたり薄すぎたりすると、変形しやすくなるおそれも・・・。
力仕事をしなければそれほど大きな問題ではないのですが、やっぱり変形は気になりますよね。
ただ安さを追い求めるのではなく、強度についてもしっかりと考えられている、信頼できるブランドから選ぶと安心できますね。
結婚指輪を婚約指輪として購入する人も
一般的に、結婚指輪は婚約指輪よりも価格が安いことが多いです。
そこで、結婚指輪として販売されている指輪を、婚約指輪として購入することで費用を抑える方法もあります。
結婚指輪の中でも次のように、婚約指輪っぽさのある一粒ダイヤのデザインを選べば、婚約指輪としても使いやすいですよ。
「ロズレ」は一粒ではありませんが、3つのダイヤを並べることで華やかさが出ていますね。
ただ、結婚指輪を婚約指輪として購入したい場合は、前もって彼女に確認しておいた方が良さそうです。
彼女が「やっぱり婚約指輪として売られているものにしてほしい」と思う可能性もありますからね。
鑑定書なしのダイヤを選ぶのはアリ?
婚約指輪のダイヤモンドには、「鑑定書」という書類が付属する場合と、しない場合があります。
「鑑定書」とはプロの宝石鑑定士によるダイヤの品質評価が記された書類です。
鑑定には手間暇やコストがかかり、そのコストはダイヤの価格に含まれます。
それもあって、鑑定書が付いているダイヤより、付いていないもののほうが価格は少しだけ安めなんですね。
かといって、費用を抑えるために鑑定書なしのダイヤを選ぶのは、あまりオススメできません。
鑑定書がないということは、ダイヤの品質を証明するものがないということ。
たとえば低いグレードのダイヤを高いグレードに見せかけて、不当な高値で売っていたりしても、鑑定書がないと買う側は気づかないかもしれません。
一生ものの婚約指輪のダイヤですから、信頼できる第三者の鑑定機関が発行した鑑定書つきのものの方が、安心ですよ。
鑑定書について詳しくは、こちらをどうぞ。
婚約指輪のダイヤモンドにつく鑑別書や鑑定書って何?ついてる方が良いの?
お手頃な指輪って、女性はどう思うの…?
ここまで、婚約指輪をリーズナブルに購入する方法をいろいろお届けしました。
なんとかなりそう!と安心感が出てきた人もいると思いますが、一方で
「お手頃な価格の婚約指輪って、贈られる女性からすると気になるのかな・・・?」
とちょっぴり不安な人もいるのではないでしょうか。
Q. 彼からもらう婚約指輪の金額は、いくらくらいを期待しますか?
という未婚女性へのアンケートでは、「金額はいくらでもいい」との回答が48.2%で、一番多くなっていました(※2)。
この結果から分かる通り、指輪の値段自体はあまり重視されていないようです。
かといって、一生ものの大事な婚約指輪ですから、婚約指輪なら何でもいいというわけではありません。
大切なのは、良いものをきちんと選ぶこと。
品質が良く、彼女に合ったデザインの指輪であれば、きっと喜んでもらえます。
そのためにも、ご紹介した情報を活かしてみてくださいね。
また、彼女に満足してもらいたければ、指輪の「渡し方」も大事です。
女性にとって婚約指輪は、「憧れ」や「一生に一度の記念」といった、特別な想いを込めるもの。
だからこそ、渡すときのシチュエーションにもこだわって、特別な思い出という付加価値を与えましょう。
そうすれば、価格的にはリーズナブルでも、「私のために手間暇かけて贈ってくれたんだ」と気持ちが伝わるはずですよ。
渡し方のアイデアはこちらで紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
婚約指輪の渡し方、アイデアまとめ!渡すタイミングはいつがいい?
「結婚スタイルマガジントレンド調査2019」
婚約指輪・結婚指輪に関するWEBアンケート調査
調査対象:入籍5年以内の男女(※1)、未婚の男女(※2)
調査時期:2019年1月
対象人数:男性500人 女性500人
まとめ
婚約指輪の平均価格は34.4万円ですが、工夫すれば価格を抑えつつ、品質の良い指輪を買うこともできます。
リーズナブルに購入する方法としては、次のようなものがありました。
・ダイヤモンドのグレードを下げる
・小さ目のダイヤモンドを使ったデザインや、ハーフエタニティのデザインにする
・ダイヤではなくパールの婚約指輪にする
・ゴールドなど、プラチナ以外の金属を選ぶ
・ボリュームや厚みが控えめなデザインにする
・結婚指輪を婚約指輪として購入する
リーズナブルな指輪を選ぶときは注意も必要です。
安心して永く使えるよう、品質のしっかりとした、安心できるブランドで購入すると良いですね。
「婚約指輪」の他の記事
「婚約指輪の価格」
の次に知っておきたいこと
- 結婚に関する疑問を解決したい方へお役立ち記事2100本!「結婚ラジオ」
- 結婚のあれこれ、スキマ時間に楽しく読みたい方へイメージ膨らむ♪「結婚準備の基礎知識」
- 結婚式場を決めたい、お得に結婚式を挙げたい方へ全国約2000式場をご紹介「結婚式場を探す」